20 Years After -TMN通史-

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<<   作成日時 : 2014/08/29 23:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 23 / トラックバック 0 / コメント 19

毎年のことですが、夏で更新が遅れました
そんな中、50万ヒット達成しました!
30周年の間に50万行くかな…とか思っていましたが、存外早かったです
アクセスいただいている皆さん、どうもありがとうございます


そして! 皆さん待望の! ニューアルバムリリースが! 8/22に!
正式告知されました!


タイトルは未定ですが、リリースは10/29、「Tour Quit30」初日です
mumo特典次第ですが、ツアー初日に参加する方は、
一番早く確実に入手できるのはツアー会場かもしれません
会場購入特典もあるでしょうし


ただ今回は、来ました、avex商法!
A(CD1枚3240円)・B(CD2枚3780円)・C(CD2枚+DVD4320円)の3種類がリリースされます
B・Cの2枚目のCDは「特典CD」なので、インストとか別バージョンを集めたおまけ音源でしょう
Cのみに付くDVDは、インタビュー映像かメイキングでも入るのでしょうか
心配なのはBとCに付くCDが別の内容という場合ですが…大丈夫と信じています
avexならマジでよくやる手なので心配ではありますが


それとmumoで購入すると、予約特典が付きます
ところがこれがまたやらしくて、A・B・C全部別の特典のようです
つまり全パターンコンプリートしたい方は、
同じCDを3枚購入しないといけません
しかもこの特典がまだ発表されていない上、
10/7正午までに予約しないと発売当日に届かないそうです


このパターン、「START investigation」の時、
発売日郵送保証期限を過ぎると同時にゴミ特典の内容(BD収録の音源を1曲抜き出したCD)を発表するとともに解約不可にした悪魔の所業を思い出させますよね…
さてどうするか…
きっとどうでもよいものだとは思うんだけど、これが特典音源とかだったらどうしよう…
ポスターとかステッカーなら要らないんだけど


特典とか全然気にしない方は、送料無料のamazonをお勧めします
Cは3639円に値引きされており、mumoで送料払ってAを買うよりも安いです
(なおamazonでA・Bを買うと値引きはありませんが10%のポイントがつきます)


SONYの再発版CD「Colosseum T・U」「Classix 1・2」「Groove Gear Sound Selection」「final live LAST GROOVE 5.18/5.19」
SONYのサイトで4枚セット購入すると、特典でバッグがつくそうです
相変わらずのSONYクォリティで、特典自体は本当にどうでもよいものですが、
どうせCD購入予定の方はどうぞ
しかし今こんな特典を発表しててこ入れて、よほど予約が少ないのかな…?


あとSONYサイト、再発版アルバムのジャケットが出ていますね
「Classix 1」のジャケのタイトルの部分が「Classix 1・2」になっているとか、
その程度ですけども


8/27にはTM NETWORKオフィシャルサイトで、
BD/DVD「the beginning of the end」の内容が発表されました
5/20ファイナルの全曲が入る他、5/19の日替わり曲「Accident 2014」も収録されます
またBD限定版の小室さんコメントは、ライブと今後の構想を語るインタビューとのことです
多分すでに収録は終わっているんでしょう


さらにこれに合わせて、BD収録の「Rainbow Rainbow 2014」公開されました
「Get Wild」でも「Self Control」でも「Be Together」でもなくこの曲とは、良いですねえ
きっとリリースまでにあと2曲くらいはアップされると思います


そういえば9/24のBD/DVDリリースまで1ヶ月切ったんですね
さらにその1ヶ月後はニューアルバムとツアー開始
いよいよSeason2開始です!


「Tour Quit30」、各プレイガイドでのプレオーダーが始まっています
ローソンなどすでに一度当落発表を出したところも、
チケット一般販売日の9/24まではまだ時間があるので、
まだしばらく先行予約は行なわれると思います
なかなか希望のチケットが当選しないという方、
今しばらくがんばってみて下さい


9/10発売の「Keyboard magazine」2014年ATUTMN号では、
TM NETWORK特集が組まれます
小室さんや坂本美雨さんのインタビューがあるそうですが、
「the beginning of the end」「Tour Quit30」や新譜の話もあると思います


ソロについて
もう結構経ちましたが、8/13「FNSうたの夏まつり」小室さんが出演しました
E-girls×TRF「EZ Do Dance」、E-girls「Feel Like Dance」、華原朋美「恋しさとせつなさと心強さと」、郷ひろみ×高見沢俊彦×氣志團×小室哲哉×浅倉大介「One Night Carnival」あたりは、以前「ぼくらの音楽」などでやったものの再演や発展版ですが、
渡辺美里さんとのコラボ「My Revolution」は目玉でしたね


あと今年の「EDM TOKYO」での玉置浩二さんとのコラボが影響しているのか、
玉置浩二×高見沢俊彦×小室哲哉×森山直太朗×WaT×miwa「田園」にも参加しました
この曲では全員でギターを弾きながら、
WaT・森山さん・miwaさん・玉置さんが順番に歌いましたが、
ギターのみの高見沢さんはともかく、ギターのみの小室さん…
意味はあるんでしょうか(一応コーラスもしていましたが)


9/24(東京)10/4(大阪)の小室さん・坂本美雨さんのbillboardコラボライブ、
8/18にチケットが売り出されました
8/28現在でまだチケット購入可です
多分10/4頃にはアルバムレコーディングも終わっていて、
このライブの後はTMツアーの音源作りとリハーサルが始まるんでしょう


その他、すでに決まっていた9/14「The Big Parade 2014」に加え、
9/12「ASOBINITE!!!」への出演も決まりました
いずれもチケットは発売中です
ちなみに「The Big Parade」はライブではなくトークでの出演なんですね


木根さんは9/3「ナカイの窓」に出演します
DVDの宣伝してくれるかな…
木根さん、今回は即興で作曲して歌うそうです
TM NETWORK木根尚登が即興作曲を披露!
中居とゲストが考えた歌詞に木根のメロディーが合わさり・・・
まさかの短時間で名曲が誕生!!
木根尚登生歌は必見!



以上、近況でした
次回はアルバム情報とか出ているかな?
では本題に入ります

--------------------------------------------

小室が2000年に拠点としたのはROJAMだった
小室はこれ以前、
1996年末にRupert Murdochと共同で香港にTK NEWSを設立したが、
Murdochが手を引くことを決定したことを受け、
1998年に社名をROJAMに改めた


社名は「MAJOR」の5文字を逆から並べたもので、
つまりメジャーの対極=マイナーな存在としての命名だった
メジャーなものも最初はアマチュアだという意味が込められていた
これは2000年のTMのアルバム「Major Turn-Round」のタイトルにも反映される


ROJAM創設の時点で小室が目指していたのはアジア市場への進出であり、
1998年には台湾や香港でRingやgrace.ipをデビューさせ、
1999年にはアルバム「Teen’s Ring」「RPG」をリリースしている
実際に台湾や香港では、小室楽曲はある程度売れていたらしい
(具体的な数字は知らないが)


その後ROJAMは目立った動きがなかったが、
2000年1月にSONYから距離を取ることを決意した小室は、
TM NETWORKやKiss Destinationなど個人的に関わりの深いミュージシャンについて、
ROJAMからCDをリリースするようになる
木根の書いていることを信じれば、
TMは6/9にSONY系列のTRUE KISS DiSCからの撤退を正式に決定したらしい


ただしROJAMからのCDリリースは
SONYとの決別の上で強行されたわけではなく、
一応SONYの同意の下で行なわれたものである
(ネット限定で独自の音楽ソフト販売を承認)


ウツ・木根についてはよく分からないが、
小室は2000年度いっぱいはSONYとの専属契約も継続していた
2000年12月「Major Turn-Round」ライナーでは小室のみSONY所属になっている
9月発売の「日経エンタテインメント」では、
TMが戻ってくることを期待してSONYがネット販売を許可したと推測している


しかしそれでもSONYを介さずにCD作品のリリースを行なうようになったことは、
TMの歴史上大きな意味を持つものである
事実として、これ以後TMがSONYに戻ることは現在までなく、
ROJAM移籍はSONYという制約からTMを解放する契機となった
(それが戦略的に良かったのか否かは別にして)


SONYもしばらくTM NETWORKのサイトを続け、ROJAM作品の情報も掲載していたが、
8月終わりにはTM NETWORKのBBS、11月終わりにはTMサイト自体が閉鎖された
おそらくここらへんの複雑な関係が、
2000年のライブ映像が商品化されなかったことと絡んでいるのだろう
「Tour White Room」「Log-on to 21st Century」


ROJAMについて話を進めると、
私は会社関係の話は疎いのでよく分からないのだが、
(ここらへん、詳しい方、補足お願いします)
この時にROJAMはかなりの改組をしたようである


もともとディスコ経営やCD出版など、
アジアでの音楽ビジネスを展開していたROJAMだったが、
小室は2000年にそのグループ会社として、
IT事業を視野に入れたROJAM.COMを設立した


この構想自体は以前からあったものかもしれないが、
本格化したのはSONYと小室がもめた1月以後だろう
3月にはROJAM.COMの準備は佳境に入っていたらしい
出資者にはTK NEWS以来の出資者だったNTTの他、
当初からかは不明だが、2000年末には小室との関係を修復したavexも名を連ねていた


小室は4/18に香港の海逸酒店で会社設立に関わる記者会見を開いた
この時は木根尚登・Marc Panther・DJ Dragonも同席している
小室は当初エグゼクティブプロデューサーとして、
この3人を含むプロデューサーたちにROJAM作品の制作を任せるという構想を持っていた


不安しか感じない会見


小室のIT事業参入は、おそらく取り巻きの誰人からか、
うまい話に乗せられてしまったところもあるのだろう
時に1999年から2000年にかけては、
いわゆるITバブルが急速に進んだ時期でもあり、
確実に儲かるなどと言われてその気になってしまったのではないか


ITバブルは実際には2000年3月を頂点に急速に収束した
その中で1〜2月頃から準備を始め4月にIT事業に参入というのは、
これ以上はない最悪のタイミングだったと言える
(そもそもバブル状況が進行した後に参入を考える時点でアウトだと思う)


小室はこれ以後数年かけて、
儲けを出すどころかTKブーム期の稼ぎを根こそぎ吸い取られ、
まもなく借金生活に転落することになる
かつてマリックブーム収束の頃にマリックとタッグを組んだり、
バンドブーム収束の直前にハードロックを試みたりしたことを彷彿させるが、
この時のミスのダメージはそんなものと比較にならないほど大きかった


ただ小室としては必ずしも儲け話に目がくらんだというだけではなく、
ROJAMでやろうとしていたこともたしかにあった
新技術への関心や未来志向の強い小室としては、
インターネットの可能性は早くから注目していたところでもある
その長い構想の具体化と実行を試みたのがROJAM.COMだったともいえる


ROJAM.COMの一つ目の眼目としては、
レコード会社や広告代理店を使わずネットで広告し、
音源・映像の配信を行なうことがあった
いわば音楽ビジネスのあり方自体を変える試みでもあった
これは以前述べた通り、1995年頃から小室が考えていたことだった


特にネット配信については、
TM NETWORKで大々的に展開させようと考えていたようである
小室は春頃からTM inter-NETWORKというコンセプトを用い始め、
7月の「Log-on to 21st Century」のパンフレットでは、
1990年頃にTM-INTERNET-WORKに改称する案があったものの時機早尚として見送られたと言う、
藤井徹貫のしょうもない文章が載せられるに至る(ドン引き)
「電脳伝説」とかのたまわっているが、正直電脳というより電波である

電脳伝説起動。
TM NETWORK覚醒、再結成発表から1年を費やし、伝説は現実になった。
日本の音楽を変えたギガ・ユニット誕生。それは10年以上をかけた構想の最終章の開幕を意味する。つまり、TM NETWORKに秘められた最後の謎解きでもある。
構想の発端は87年4月29日のこと。「Get Wild」のビデオ・クリップを撮影するため、彼らは英国領香港にいた。そこは東洋と西洋が交錯する黄金郷だ。いうなれば地球規模の情報が集約するインテリジェント・サーバーだ。まさにINTERNATIONALの縮図である。
その驚異の地で出会ったのがコンピューター・ネットワーク。(中略)
香港が与えた、この2つの衝撃から、TM-INTERNATIONAL-NETWORK構想が誕生したのである。
日本でのコンピュータ・ネットワーク(JUnet)発足は1984年。偶然か必然か、TM NETWORKのデビューと同時である。
米国で事態が大きく動いたのは90年のことだった。政府および学術機関に限定されていたコンピュータの使用制限が撤廃されたのだ。その影響力に注目した小室哲哉は、ユニット名のTM-INTERNET-WORKへの変更を提案。しかし、時期尚早を理由に断念。それでも時代はTM-INTERNET-WORK構想を追認するかのように動いた。
93年、日本でもインターネットが一般に解禁。
また、ヨーロッパ原子核研究所が開発したWWW(World Wide Web)と米国イリノイ大学スーパー・コンピュータ応用センターが開発したWWWブラウザ(Mosaic)が出揃った。(中略)
それらの大変動を受け、TMinternetWORKへのシフトを含み、TMNを終了。小室哲哉は自らの構想を具現化するタイミングを窺った。(中略)
音楽のネット配信の可能性が現実のものとなった99年、TMinternetWORK構想を再提案。
「Get Wild」から始まった構想を具体化するため、「GET WILD DECADE RUN」で動き始めたのである。同時に、香港で生まれた構想を実現するため、ROJAM.COMを構想誕生の地に設立。遂に準備は整った。
圧倒的なデジタル・エンタテインメントTM NETWORK起動。
「今世紀最後にして最大の発明」であるインターネットをも掌握したSFユニットがリボーンし、時代よりも早く新世紀を開門。現実はかつての伝説を凌駕する。
電脳新世紀到来。



木根の「続・電気じかけの予言者たち」によれば、
小室から初めてTM inter-NETWORKの話を聞いたのを2月8日としている
だが「Log-on to 21st Century」パンフレット所載の木根メールでは、
1/7に「前々から、あなたが言っていたとおり、TM-INTERNET-WORKの時代かも」と小室に言っており、
明らかに「続・電気じかけの予言者たち」と矛盾する
以前触れた通り、このメールの文章は改変されていると見るべきだろう


一方2/8木根が小室からTM inter-NETWORK構想を聞かされたというのは、
実際に本で語られているほど具体的な構想が語られたかはともかくとして、
前後関係から考えれば、時期的に十分ありえる話である


その後小室は2/29にtk56のBBSで、
「Tmは3人からまた実験的な発表をさせてもらいます」と書き込んでいる
「実験的な発表」とは楽曲のネット販売とともに、ネット配信の構想も含むだろう


小室の構想では、完成した楽曲を配信する以外に、
クリック音のみ、リズムトラックだけ、
ギターやシンセが加わったトラックなども順次配信することにより、
楽曲ができあがる過程をリスナーにも伝えるという構想を持っていた
小室が3月終わり頃のインタビューで述べていた、
TM新曲のバックトラックのバラ売り計画も、
おそらくこれと関わるものだろう


このようなものを求めるのは一部のよほど重度のファンだけだろうし、
CDの形で店頭販売するにはあまりにも需要が限定的だが、
パッケージにするコストがかからないネット配信ならば問題はない
またネット配信ならば、楽曲が出来てすぐに公開することも可能であり、
リアルタイムの反応を知りたい小室としては、この点も魅力だった
2010年代の今ではそれほど違和感なく聞こえるが、
当時はかなり実験的な試みだったと言える


ただし完成楽曲の音源配信は後に実現したものの、
制作過程のトラックの配信・販売が行なわれることはなかった
その上、当時のリスナーは、
必ずしも気楽にネットショッピングができる環境にあったわけではなかった
そのような中でTM NETWORKのニューシングルは、
3枚いずれもネット限定で販売された
これは一部のファンから非常な反発を買った


CDのネット販売は2000/8/10TMのシングル「MESSaGE」から始まった
通販サイトはROJAM POPSHOPと言った
9月からは「ショッピングモール」も開く予定だった
CD・楽器・機材・洋服・自動車・関連出版物なども販売する計画で、
品目は2万点を目標に掲げていた


しかしCDや楽器はともかく、自動車をネット購入することがあるのかは疑問だろう
(ここらへんの金銭感覚のおかしさは、ビジネスには決定的に不向きである)
小室が現実的な感覚を失い、取り巻きのうまい話に乗せられていた様子がうかがわれる
結局CDとTMのツアーグッズ以外の販売は実現しなかった
当然2万点の商品販売も実現していない


それどころか11月には、年末発売のアルバム「Major Turn-Round」を、
新星堂・TSUTAYA限定で店舗販売する方針を発表する
これはネット通販戦略の一つの挫折とも見られる
ただこれはネット限定販売のみ承認していたSONYとの交渉の結果、
SONYとの交渉で、店舗を限定して販売することが承認されたためかもしれない


なお小室とSONYの関係が切れた2001年には、
ROJAMから発売されたウツの「LOVE-iCE」や木根の「浮雲」「徒然」が店舗でも一般販売される
ROJAM POP SHOPでの販売も行なわれたが、その意味はほとんどなくなった
さらに2002年以後のウツ・木根・TM作品は吉本R&Cからのリリースとなり、ROJAMの通販はなくなった
早い話、ネット通販構想は失敗に終わったのである


話を戻すと、ROJAM.COM第二の眼目は、アジア規模での人材発掘である
ここでもネットを前面に出し、
まずは中国でネット上でのオーディションを行ない、
選ばれた歌手を実際にデビューさせるという企画が行なわれた
2000年3月、ROJAMウェブサイト上で行なわれたClick Auditionである


この結果、香港での盧靖珊と譚凱hのデビューが決定した(ともに女性)
それぞれCeina Jade、Zoie Tamの名前でデビューし、
2000/7/25Celina「Good News, Bad News」以後、数枚のCDがリリースされている
日本ではほとんど知られていないが、
香港ではAEONグループによって大々的にCMが流されたらしい


ただ彼女らの歌唱力はかなり悲惨なものだったようで、
レコーディングは大変苦労したようである
本当に思いつきで動いてしまった企画だったのだろう
Click AuditionはROJAMの目玉企画とされ、
当初は日本でもZoieを大々的に押すとともに、
次のClick Auditionも2001年2月に行なう予定だったのだが、
実現した形跡はない


もう一点、ほとんど実を結ばなかったものの、
コンビニを拠点とした商品流通という試みもあった
これも目の付けどころとしては悪くなかったと思う
ただネット販売の件も含めて時期尚早な発想でもあり、
悪く言えば実現性を無視した思い付きだった印象も拭えない


2000年4月からはTMのレギュラーラジオ番組として、
サークルKをスポンサーにつけて、
「Beat Club それゆけ! TM NETWORK」が、
全国FM各局で放送された
(もう少しましなタイトルはなかったのだろうか…)
サークルKのタイアップは、
おそらくコンビニ流通を視野に入れたものだろう


この番組ではサークルK限定のTM関連商品として、
2000年9月にTM NATWORK(納豆)が、
2001年1月にTM熱湯WORK(入浴剤)が発売された
音楽ソフト販売の構想もあったが、結局実現しなかった
SONYからの承認を得られなかったということもあるようである


なおTM NETWORK名義のレギュラー番組は、
実に1993〜94年の「TMN United」以来6年ぶりのことである
放送は2001年9月まで1年半続いた
ちょうど2000年3月に「コムロ式」が終わったため、
TMの主な情報源は以後「Beat Club」となる
ただしこの番組に出演するのは毎回木根とウツのみだった
(数回の例外はあったが)


小室はこの番組に毎回コメントで登場することになっていたが、
やがてそのコメントも来ないことが増えてきた
3人のトークを期待したファンには、
むしろウツ・木根と小室の距離を感じさせる番組だったかもしれない


ファンのフラストレーションも、この頃にはかなり高まっていた
彼らの多くは、再始動TM NETWORKは期待はずれだったと思って、
TMを見限ってファンから足を洗ったが、
一方でネット上には小室への不満を書き込むファンも現れる
木根はこれに対してフォロー役に回ることが多かったが、
この関係は以後2008年の小室逮捕まで長く続く


もっともファンの怒り・失望も仕方ないところがある

「Yes To Life Festival」開催による木根ソロライブの日程変更
「Happiness×3 Loneliness×3」リリース延期(1999年11月→12月)
・1999年12月のハワイイベント中止
・2000年1月ファンクラブ発足の予告うやむやに
・2000年3月のアルバムリリース予告実行されず
・春のTMライブ実行されず
・tk56で延々とTMの新曲レコーディング中発言(2000年1月〜7月)


私もTM再結成には初めから冷めて接していたが、
この頃には気にもしなくなっており、脳内にTMのことはなくなっていた


ただし小室がROJAMに拠点を移すきっかけがTMの問題だったことから見ても、
この時点の小室がもっとも重点を置いていたのはTMだったように見える
(それゆえ小室の「先進的」な試みのど真ん中に入れられてしまったのだが)
その点で小室にとっての2000年は、TMの年ではあったのだと思う
7月のROJAM.COMグランドオープンイベントがTMメインで企画されていたのも、
それがファンの望む形に合致していたかはともかくとして、
この頃の小室にとってTMがやはり第一だったのだろう


ともかくも小室は2000年、1983年以来の古巣だったSONYと距離を取り、
ROJAM.COMに拠点を置くことになる
この動向の最終的決着は2001年TMの吉本移籍だったが、
第六部の残りの章では吉本移籍以前のTM NETWORKの動向を見ていくことにしたい


Major Turn-Round
ROJAM
2001-06-15
TM NETWORK
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Major Turn-Round の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


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コメント(19件)

内 容 ニックネーム/日時
CD2枚だから曲頑張ってたくさん作ったんだね、なんて思っていましたが、2枚目はおまけでしたか・・・。もしかして、ボーカルトラックだけ抜いて「サウンドトラック」(CAROL時代にリリースはしていませんが、小室ソロビデオとアニメCAROL2点購入者特典として当時配付された)の再現でしょうか。まあ、アイテムがたくさん増えるのは歓迎ですが。

「熱湯わーく」探してわざわざ買いに行きましたよ。しょうもなかったですが・・・。当時、我が県はセブンとローソンばっかりでしてね。この商品は、結局未開封で使用しないまま、どこかに埋もれています。まあ、この頃は本当の意味で「ファンを裏切るTM NETWORK」(昔は、よい意味での「期待を裏切る」だったはずなんですが・・・)を突き進んでいましたね。インターネット配信というわけではないですが、当時、ホームページ上にログオンのライブ全曲30秒ぐらいずつダイジェストでアップしてあって、それだけでも嬉しかったんですけどね。あと、ツイッターのない時代にログオンライブの直前に、ライブ5分前にホームページ上の書き込み機能を利用して、「いよいよライブです。1曲目はKISS YOU」みたいなライブ行けない人向けのつぶやきをするなど、ネットを使ったトライは、なにかと頑張っていたんですよね。
kuri566
2014/08/30 02:30
こんにちは。記事読ませていただきました。配信については小室さんは元々自分のサイトで公開していた時期もあり、以前にここにも書かせてもらいましたがNTTがバックアップして貢献してもいます。ただ電話回線を通してのコンテンツは2001年には早くも崩壊し無線によるものに変わりました。このタイミングで、というのもおかしいですが曲を仲介する業者が届くまでに異常に多くて、それに辟易したことによる配信ビジネスが小室さんの目指す最初だったはずが、たとえるなら空中に浮かんだままのような音楽一曲を先に取ったもんがちのように利権や権利にまみれさせた誰かはきっといるでしょう。たとえばリキッドルームの失敗とか。ロジャム自体は純粋なんでしょうが、いかんせん内部は真っ黒でしょう。その失敗を小室さんにだけ背負わせてたのは、さて一体誰なのでしょうね。
M
2014/08/30 14:03
こんばんわ
今回も 濃い内容だね〜
通販のみの販売ではファンに対してメンバーが怒っている書き込みもあったな〜
ミューモの特典は発表されてから申し込もうかな〜
多分 3枚買わせようとするだろうけど みんなは買うのでしょうかね〜?

次回の更新では MAJOR TURN-ROUND -SLOWDOWN MIX- について 教えてください。
これだけは 聴いたことないんだよね〜
おわり
まかろん
2014/08/30 22:23
こんばんは。
この時期は完全に離脱してしまっていたので、何だかTMではない全く別の人達の話を読んでるみたいです。プロデューサーとしてのTKは日々メディアで見かけていましたが、既に時の人ではなくなっていたし。
乗せられて突き進むてっちゃんを、周りは止められなかったんですねぇ。いい意味で、ウツも木根さんも商売っ気なかったから、てっちゃんがそう言うなら...ってなっちゃったんだろうか。
今に続く過去だから、冷静に読むことができてます。次の更新も楽しみにしてますね。


まかろんさん
SLOWDOWN MIXって何ですか?初めて聞きました!
ava
2014/08/31 21:32
avaさんへ こんばんわ
MAJOR TURN-ROUND -SLOWDOWN MIX- とは
Major Turn-Roundのアナログレコードに収録された曲ですよ〜
いつの日か 配信でいいから聴けるようにしてもらうとありがたいな〜
まかろん
2014/08/31 22:37
はじめまして。今年の3月からこちらのプログを見つけて、コツコツ夜な夜な読みふけっていた出戻りFANKSです。
やっと今日ここまでたどり着きましたε-(´o`;A
あれだけ熱心だった十代〜二十代、ラスグルで燃え尽き症候群になりTMから遠ざかってました。知らない事がたくさんあって、とても参考になると同時に30thまでの穴埋めが出来てとても嬉しく思っています。管理人さんの並々ならぬFANKS力の結晶ですね!! season2からTMライブに復帰します。こちらも引き続き拝見させていただきますね(´▽`) 
Major Turn-Roundはすごくいいアルバムだと思います!!この時期の背景がまた違っていたらって残念に思います。
ことこ
2014/09/02 00:27
リキッドルームはオーディオリキッドの間違いかもしれません。申し訳ありません
M
2014/09/02 15:06
>kuri566さん
CD2枚目は、さすがにデモとかインストではひどいので、1枚目に入っている曲のリミックスとかじゃないかなあと思い始めています
そういや今思い出したけど、Green days 2013、ネット配信するって言っていたのに、結局やらずじまいでしたね!(怒
納豆ワークと熱湯ワーク、私は探しもしていないから、見たこともないです…
ログオンのライブ映像、DVD化されなかったことを考えれば、断片的とはいえ貴重ですよね
誰か保管している人いないかなぁ…

>Mさん
小室さんの自分のサイトて、planet TKですよね?
電話回線は、私は当時ISDNだったので、動画はもちろん音声ファイルもきつかったです
だからサーフィンする気も起きなかったんですよね
小室さんはいつも最高のネット環境にいただろうから、そこらへんの感覚分からなかっただろうけど

>まかろんさん
mumoは、私はDVD付きのやつを一つだけ買うつもりです
どこで買うかは未定ですが
mumo特典は、きっとしょうもないヤツだと思うんですよね(思いたい)
3枚のシングルとか(存在忘れているかもしれないけど)まだ色々あるんで、Major Turn-Roundの話はもう少しお待ち下さい
多分Season2が終わった頃には言及できるかと…
でもSlowdown mixは、正直私もあまりよく分かっていません(笑
丁寧にミックスダウンしたということでしょうけど、あれをじっくり聴き比べるのはなかなかきついです
オリジナルと両方聞いたら、1回ずつで1時間ですから!
ただ1st Impressionでは、最後の方で一部オリジナルとアレンジが変わっているところがありますよ
青い惑星の愚か者
2014/09/03 00:52

>avaさん
この頃の歴史は知っていてもあまり嬉しくないから、作品だけ聞いていた方が幸せかもしれません
ROJAM時代は、作品はホントすばらしいので…
考えてみるとこのブログ、TMが最悪だった時代は幸せだった時代の歴史書いて、TMが良い感じになった時には暗黒の時代の歴史を書いてますよね(笑

>ことこさん
おお、この無駄に長いブログをコツコツと読んでくださったのですか!
時間の浪費をさせてしまってすみません!
私もラスグル燃え尽き組で、ROJAM期はまともに追っていなかったです
だから物知り顔で書いていますが、資料を見ながら情報を再構成して書いている感じです
まあリアルタイムで熱心に追っていたファンも、この頃は何が起こっているか分かっていなかったと思いますが…
Major Turn-Roundの曲はずっとライブで無視されてきたんですが、START investigationでIgnition〜、beginning of the endでCUBEをやったんで、QUIT30でも何かやってくれるかもと思っています
自分としてMESSaGEが聞きたい!
青い惑星の愚か者
2014/09/03 00:53
すいません、あらぬ誤解を。全曲30秒というのは動画ではなく音声ファイルです。私も当時は、線の細いネット環境でしたから音声ファイル30秒を再生するのに、めちゃめちゃ時間かかってました。

今こそMESSaGEですよね。名曲です。あれ、MTRライブでは、途中からメンバー姿消して、きちんと最後まで演奏してませんからねえ。ちゃんとやるとなるとログオン以来になりますね。
kuri566
2014/09/03 21:32
お久しぶりです。アルバム発売まで暫くありますが楽しみです。アルバムはAmazonでCをポチる予定です。mu-moで特典を見ておくのも悪くはないかもと思いながら結局価格優先でAmazonにしました。内容は全部オリジナルなのかどうか気になります。既存曲のアレンジだの寄せ集めだのばかりじゃなくオリジナルも聴きたいです。
ROJAM時代はFANKSではなくガラケーで読んでいるからざっとしか理解できないですが黒さ満載な時代だったことだけは分かりました(笑)それにしても小室さんと一緒に写っている人達って…
ワイン好き
2014/09/05 08:20
 12月10日に「CAROL DELUXE EDITON」という完全限定生産盤がリリースされます。

 詳細は↓のHPに。

http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=MHCL000030270
haru
2014/09/10 17:53
>kuri566さん
音声ファイルでしたか
でも、それでも貴重ですよね
一切放送されなかったChildren〜とかパノラマジックとか
誰か保存していないかなあ
たしかMTRツアーも音声ファイルを少しずつ公開していたような気がするんだけど、してたっけ?

>ワイン好きさん
ROJAM時代は本当の仕掛け人とかは闇に包まれたままですが、なんつうか、マネージメントできない人が大金をもっちゃいけないなあと思います
まあ構想は雄大だし新しかったと思います
やり方がダメだったのは、小室さんの思い付きがそのまま通っちゃう体制だったからか、スタッフがダメすぎたのか…

>haruさん
ファッ!?
なんですかいったい…amazonからキーマガ発送のお知らせが来てうきうきしているところに、そんなうららかなキモチを打ち破るこのゴミクズは!!??

今ここで思いのたけをぶつけると、激高のあまりSONY企画部のヤツコ○スとかやばいこと書いちゃいそうなので、○ロスとか書かないですむように、ちょっとお風呂で水浴びして頭冷やしてきます!!!
ゴメン!
青い惑星の愚か者
2014/09/10 22:43
「あの伝説のライブビデオ、fanks the liveが、抽選でしか手に入らなかった幻のアイテムfanks the live 4 fanksの映像を加え、『完全版』としてブルーレイbox で登場! 」←私の勝手な想像です。
・・・・・とか、やりそう。お願いですからsonyさん、管理人さんを怒らせないで下さいね!
NT
2014/09/13 16:10
Fanks The Live 4はたしかにいずれ何かで使われそうです
たとえば既発売DVDのBlu-ray版BOXの特典とか…
まあ、そんなものは買いませんけども
つうか、Fanks The Liveシリーズを出した後に4としてアウトテイクを出せたんだから、絶対にSONYはまだ映像は持っているはずなんですよね

青い惑星の愚か者
2014/09/15 06:05
読み返して気づいたのですが、最初は徹貫の気色悪い文章のあとに、管理人さまの「電脳というより電波」との所感がありませんでしたでしょうか。
自分は笑ってしまってとても好きだったんですが……。
ちなみに徹貫は容姿も見苦しく、好感度がどうしても上がりません……。
ケイティ
2015/11/15 23:20
あ、その一文、パンフの文章の引用を長くした際に削っちゃったんですよ
気に入って下さっていたのならば、せっかくなので復活させておきますね(笑
青い惑星の愚か者
2015/11/26 03:26
ここにも大変今更なんですがコメントをさせていただきます。
ハードロック収束の頃にハードロック路線に走るというのは僕は割と好意的に見ているのですが。
というのも、TMNに改名して何も無くなってしまった三人が(特に小室さんが)学生の頃に好きだった音楽を好きにやるというのも一応理由として挙げていましたのであながちズレてはないかなと考えているのですが。

以前にマリックさんとの記事の件でも触れておられましたが、あんなに持て囃されたマリックさんの人気が急激に落ちて少し胡散臭いものとして奇異なものとして世間に見られて時期に小室さんが好意的に見てくれてそれに力を貸したようにも僕は見ているのですが。
では小室さん個人での活動は協力者がいるかといえばやはりいないのかもしれません。そこで弱みを出して協力を促してしまうと悪い方向に傾いてしまうのですね。
弱みを見せられないのはプライドよりも見せてしまうと堕ちてしまうからかもしれません。
周囲が全て悪いというつもりはありませんがやはり金のなる樹が小室さんならそれをむしり取るような輩が多いのかもしれません。
エイベックスが協力者として名を連ねた理由は小室さんを自分達側、監視下に置くことで安全に制作活動させることかもしれません。
もっと両者の心、気持ちが歩み寄ればよかったかもしれません。
M
2016/11/12 12:31
ハードロックの方針について、小室さんの音楽的嗜好と関わるものだったとする点は私も同意しますが、あのタイミングでハードロックに着手したのは意図的なものではなく、単に時機を逸しただけと思っています
TMNがRhythm Redを発表した1990年秋は確かにバンドブーム収束が見え始めていた時期でしたが、その構想の発表は夏、レコーディング開始は春です
準備が冬頃から始まっていたと考えれば、まさにバンドブームのバブル的様相の中で提起された構想だったと考えざるを得ません
つまり小室さんがロックを前面に出したのが自らの音楽的ルーツの発露だったとしても、それを1990年後半に行なったのは、やはり目先のブームに後乗りした(そして成果を出した頃にはブームが収束傾向にあった)ということになるのではないでしょうか
もちろんこの時に大胆な方針転換をしたことの背景に、TMを模倣したB'zが1989年末にブレイクしたことへの対抗心があったこともあったでしょう
また若手バンドよりも洋楽志向の音を追求した点などにTMNの独自性もありましたが、それにしてもブームを前提とした方針転換であり、そしてそのタイミングは誤っていたという感はぬぐえません

マリックとのコラボについても同様の印象で、その成果が発表された1990年夏はマリックブームがすでに収束していましたが、コラボ企画は遅くても1990年1月のdigitalian tourにマリックがゲスト出演した頃には固まっていたはずで、おそらく着想はブーム全盛期の1989年に遡ります
この点でも、マリックのようなイロモノのブームが1年以上続くと判断した小室さんの見識の甘さは否定できないと思います
青い惑星の愚か者
2016/12/09 00:56

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