FANKS!×TM NETWORK intelligence Days 開催決定!

TM NETWORKデビュー38周年の2022/4/21に、待望のライブblu-ray「How Do You Crash It?」が発売されました!
そしてblu-rayの限定版封入のチラシで、待望のTM NETWORKのツアー情報が告知されました!
チラシはアップできないので、とりあえずmagneticaのサイトにリンクを貼っておきます。


ツアータイトルは、magneticaのサイトには「TM NETWORK TOUR 2022 FANKS intelligence Days」とあり、TMのオフィシャルtwitterでは「FANKS intelligence Days」とありますが、youtubeで使われているツアータイトルロゴでは、

FANKS! × TM NETWORK
intelligence Days
TM NETWORK TOUR 2022


となっています。
「FANKS! × TM NETWORK intelligence Days」が正式名称で、略して「FANKS intelligence Days」というところでしょうか。
ちなみにblu-rayのチラシには「TM NETWORK LIVE TOUR 2022」としか書いてありません。
印刷所に原稿を入れる頃にはまだツアータイトルが決まっていなかったのでしょう。


ライブタイトルに「FANKS」が入っているのは、実に1989年の「Camp Fanks!! '89」以来となります。
これについては賛否あろうかと思いますが、嬉しい方も多いでしょう。


今回キーワードになりそうなのは「intelligence」です。
「TK Friday」での小室さんの発言によれば、「諜報」的な意味で使っているようです。
2012年の「incubation Period」開催時も、ライブタイトルにこの言葉を入れる考えがあったものの、その時はスタッフから反対されて封印していました(もともと「intelligence Period」みたいなものを考えていたらしいです)。
いろんな世界にいるFANKS=潜伏者をインテリジェント(ここでは諜報員の意味でしょうか)として見なし、その情報を集めるシステムをライブで作り、情報を増殖させるというコンセプトだそうです。


何を言っているのかよく分かりませんが、小室さんがやってみたいことが出てきた感じなので、そこは良かったです。
情報を集める演出などでは、「How Do You Crash It?」に続いてまたドット・イメージを使うかもしれません。
今回のコンセプトは、小室さんがfaniconを通じて会員からいろんな情報をもらっていることから発想したものだったようで、その点ではfaniconを始めたのは良かったのかもしれません(最近は会員数が減って寂しがっていますが)。


今回発表された「intelligence Days」のライブスケジュールは、以下の通りです。

7月29日(金) Day1 埼玉三郷市文化会館 大ホール
8月2日(火) Day2 東京国際フォーラム ホールA
8月3日(水) Day3 東京国際フォーラム ホールA
8月10日(水) Day4 大阪オリックス劇場
8月11日(木・祝) Day5 大阪オリックス劇場
8月19日(金) Day6 名古屋国際会議場センチュリーホール
8月20日(土) Day7 名古屋国際会議場センチュリーホール


当初は単発ライブかと思っていたのですが、事実上東名阪限定とは言え、まさかの全国ツアーです!
(実は少し前に「TK Friday」で、スタッフが「ツアー」とか口走ってしまっていたのですが)
ただ久々のライブにしては、会場のサイズが小さいです。
あまり集客できないという控え目な予想があるのかもしれませんが、名古屋公演が終わった後に大規模な会場で追加公演が控えているのかもしれません。


なお初日の三郷市文化会館は、私も聞いたことがない会場なのですが(失礼)、1200人くらいしか入らないようで、他の会場と比べても規模は小さいです。
こちらはblu-ray購入者の先行予約でも1人1枚の予約制限があり(他会場は4枚まで)、blu-ray購入者特典以外には会場のサイトのみでチケットを販売するとのことです。
事実上ゲネプロみたいな位置付けなのでしょう。


おそらくこのツアーの規模では、ライブのチケットを取れないファンも多いことでしょう。
blu-ray限定版購入者が圧倒的に有利になることは間違いないのですが、amazonでも楽天ブックスでも、すでに限定盤は高額転売品を除いて売り切れております。
まあ一部公演は配信される可能性もあるとは思いますが。


なおmagneticaおよびTetsuya Komuro Studio(GOLD会員)でも先行予約を行なうそうです。
magneticaは会員限定で5/9~23に受け付けます。
Tetsuya Komuro Studioも5/9から受付開始と言っており、おそらく同じ期間となります。
blu-ray購入者先行予約は5/16で締め切り、5/20に当選発表となるので、これに外れた後でmageneticaおよびTetsuya Komuro Studioに申し込むことも可能です。
(ちなみにmagnetica・Tetsuya Komuro Studio・ROOTS OF THE TREEはいずれもblu-ray購入者予約締切を5/15と書いていますが、実際には5/16の23:59までです)


ちょっと心配なのが、コロナの感染状況です。
ここ2年、8~9月は感染のピークになっていることを考えると、最悪の場合はライブの中止・延期もないとは言い切れません。
というか、感染サイクルの問題があるから、夏はないと思っていたんですけどね。


もちろん私としては、夏のライブが実現することを祈っています。
せっかくライブ先行予約の権利を買ったわけですし。
夏のライブとなれば、「Dive Into Your Body」「8月の長い夜」あたりが演奏曲の候補に挙がってくるかもしれません。
もっと古い曲なら、「カリビアーナ・ハイ」「イパネマ'84」「Dragon The Festival」なんかもありと思います。
つうか、やって欲しいなあ、ここらへん。


また4/22の「TK Friday」での小室さんの発言によれば、TMのライブをあと何回やれるか分からないけど、「次期ライブで」「アクシデント」をやりたいと言っていました。
「intelligence Days」でやるかは分からないですが、可能性はありそうです。


ついでBlu-rayについて触れましょう。
実はこのたびブログのアップが少し遅くなってしまったのは、このblu-rayの問題がありました。
商品は無事発売日に届いたのですが、肝心のblu-rayプレイヤーが壊れてしまったのです。
そこで急遽4/22に新しいプレイヤーを買いに行き、12年ぶりに我が家に新たなプレイヤーをお迎えしたのですが、設定完了の時点で深夜になっており、結局見ることができたのは4/23の今日となってしまいました。
いや、そんなこと皆さんにはどうでも良いですね。


ライブの内容については以前配信の時に言及したので改めては触れませんが、今回は曲順が配信版から大きく変更になりました。
おおまかには「How Do You Crash It? one」の曲が冒頭に、「two」の曲が中盤に、「three」の曲が終盤に多い配置にはなっていますが、続けて見て不自然にならないように組み替えられています。
なお各ライブ映像のカットや音は、まだ厳密には比較検討していませんが、配信と大きくは変わっていないように思います。
もちろん画質はかなりよくなっています。


曲順以上に大きく変わったのは、オープニング・エンディング映像や曲間の演出用映像の順番で、こちらはおおまかには「three」「two」「one」の順番になっています。
これによってストーリーの理解が少し変わるところも出て来るかもしれませんが、個人的には配信版よりもしっくりくる流れになったように思います。
なお配信版とBlu-rayの演出用映像の対応関係は以下のようになります。

blu-rayセクション名配信順序内容
1Overtureone-1少女がTMにバトンを送る
2The far distancethree-3船内の少女、タブレットで危機の警告を知る
three-1川べりの少女と港の小室
3The footsteps of the crisisthree-2危機に瀕した世界
4The far distance continuestwo-4船内の少女、タブレットで世界の様子を見る
5Invetigator andthree-4-1ウツ、バーでレコードをかける
6Investigator warnstwo-3過ちを犯す人類を監視するTM
7The footsteps of the mistakestwo-1モニターで各地の様子を観察する小室
8Parallel and serialtwo-2人類の分断を打破するTMの使命
9And investigatorthree-4-2木根、カフェでバトンを受け取る
10Investigator appears from nowhereone-3少女の前に現れた小室
11Investigators go back in timeone-2過去の情報を得る木根
12He was looking from the futurethree-4-3(エンディング)
13Where is our baton's destination新録NFTショップでバトンを出しチェスの駒を得る少女


エンディング曲について、配信時には「How Do You Crash It? three」では5分の長さで聞くことができましたが、Blu-rayではこれが前半と後半に分けられ、前半が「Investigator and」「And Investigator」(同じ曲の長さを変えたもの)、後半が「He was looking from the future」となりました。
これは「three」のエンディングの映像が、ウツ(「Investigator and」)・木根さん(「And Investigator」)・小室さん(「He was looking from the future」)の登場シーンに即して三分割され、BGMとしてはウツと木根さんのシーンで旧エンディング曲の前半部分が、小室さんのシーンで後半部分が使われたからです。
この結果この曲は、二つに分割されてしまいました。


今回のエンディングでは、地球を観察する小室さんの映像と、バトンを持って横浜中華街を歩く少女の姿が映されますが、この内で後者は配信版になかったもので、Blu-rayリリースに当たり新録されました。
少女は中華街を抜けてあるNFTショップにたどり着きます。
これは横浜関内のBAR BAR BARというお店に「NFTショップ」の看板を付けたものです。
つうか「NFTショップ」、さらに出て来るとは思いませんでしたよ…


店のカウンターには「WALHALLA」「NFT marketplace」の張り紙が見え、店名はWALHALLAという設定のようです。
ここで少女が店員にバトンを渡すと、店員はチェスのキングの駒を3つ渡します。
多分この駒はTM3人に関わるものなのでしょうが、具体的なことは分かりません。
おそらく「intelligence Days」でも登場して、何らかの役割を果たすのでしょう。


Blu-rayの映像は最後に「OUR FUTURES HAVE ALREADY BEGUN.」のメッセージが出て終わります。
TM3人はすでに地球に戻って未来に向けて動き出していると、ファンに伝えているわけです。
次は我々が夏の「intelligence Days」で集結し、彼らに情報を提供して活動に協力することになります。


以上がBlu-ray本体の情報ですが、限定版のみの付属品としては、まず箱があります。
古びた洋書ぽいデザインで、なかなか素敵です。
今回英語のナレーションを務めたSascha Boeckieさんは発売日前に商品をもらったようで、4/19にブログで「もはや本です!」と言って紹介してくれています。
ちなみに裏表紙に挟まっている体でプリントされている写真は、風貌から見て1985年頃のものでしょうか?

HowDoYouCrashIt封入写真 001 (2).jpg

箱の中にはblu-rayの他、ブックレット、クリアファイル、ライブCD(配信された順に収録したCD3枚)、「How Crash?」のシングルCDが入っています。
ブックレットはライブの写真が入っているだけです。
クリアファイルは「TM NETWORK How Do You Crash It?」の文字がプリントされているだけのものです。
中にはライブ先行予約の情報を書いた紙と、ライブの3人の様子をプリントしたカードが入っています。
ライブCDは、音をじっくりと分析したわけではないですが、配信の通りの内容です。
ただ演出用映像についていた音楽(オープニング・エンディングも含む)は入っていません。


シングルCDには、「How Crash?」のDave Fordのミックスによるスタジオ音源とそのインスト音源が入っています。
ただこの曲名は「How Crash?-Studio Recording Ver.-」と告知されていましたが、CD本体およびそのパッケージには「How Crash?」としか書かれていません。
「Studio Recording Ver.」というのはライブ音源とは別ということを強調するためにスタッフが呼んでいただけで、正式なバージョン名ではないのかもしれません。


なおこのCD、2曲目としてインストが入っていることは書かれてもおらず、そのアレンジ名も明らかでありません。
つまらないことかもしれませんが、「(Instrumental)」「(Instrumental Mix)」「(カラオケ)」などいろいろな書き方があるわけなので、そこはちゃんとプリントして欲しかったです(まあ今世紀に入ってからのTMのパターンを考えれば「(Instrumental)」なのでしょうけど)。
さらにこだわる方ならば、「-Instrumental-」なのか「(Instrumental)」なのかはっきりしろとか言うかもしれませんし。


ライブ音源とスタジオ音源を聞き比べると、当然ながら音は違います。
まずイントロが増えています。
この増えた分は、「How Do You Crash It?」の小室さんのソロで冒頭に弾いたフレーズになります。
Dave Fordにミックスの依頼を出す前に加えておいたのでしょうね。
ちなみにイントロが増えた分アウトロが短くなり、ライブ版とスタジオ版の時間は結局同じくらいになりました。
小室さんが、ライブ版のアウトロはCDで聞くには長すぎると感じたのかもしれません。


また事前に告知されていたように、ドラムパターンが4つ打ちに変わっています。
これは聞いた印象が結構違いますね。
あとギターの音がより前面に出ていて、これについてはスタジオ版の方が好きです。
おお、木根っちか!と思ったら、残念ながら(?)松尾和博さんでした。


今回のBlu-rayリリースに合わせて、4/20からTOWER RECORDがTM NETWORK POP UP SHOPを開催しています(5/1まで)。
会場は渋谷店・名古屋パルコ店・難波店の3店舗です。
「How Do You Crash It?」の衣装の展示とグッズの販売を行なっており、Blu-rayと3000円以上のグッズを購入した方は特典ステッカーがもらえるとのことです。
私としてはどうとも思わない話ですが、こういう話に乗ってくれるところがまだあるとは、嬉しい限りです。


このblu-ray、4/21付けのデイリーチャートで1位を取りました。
多くの作品がオリコンの集計日を意識して水曜日リリースにしている中で、TMは記念日を意識して木曜日の4/21リリースにしたので、前日4/20リリースのONE OK ROCKやA.B.C-Zのblu-rayを押さえて1位となりました。
しかも音楽blu-rayチャートだけでなく、blu-ray総合チャートでも1位です。
4/22付けチャートでも、Blu-ray総合で3位、音楽Blu-rayで2位を保っています。
さすがに週間でも1位とはならないでしょうが、まあまあの成果を上げているみたいです。


以上が「今」のTM NETWORKに関する動向ですが、もう一つ、SONYによる「Get Wild EXPO 2022」企画も全貌が明らかになりました。
まず「Get Wild」リリース35周年の4/8には、「劇場版シティーハンター」制作が発表されました。
前作「新宿プライベート・アイズ」が好評だったため、次回作の話も出ていることはすでに情報がありましたが、それが正式に発表された形です。


今回はオリジナルの「シティーハンター」と同じ声優を採用し、エンディングテーマも「Get Wild」となるそうです。
公開は多分来年でしょうか。
TMの活動がこれに関わる形で盛り上げることができればよいですが、どうなるでしょうか。
そういや本当は前作もTM35周年に連動した上映になるはずだったんですよね…。


これに関連して、「Get Wild EXPO 2022」のサイトも4/8から大幅にリニューアルされました。
今は消えてしまいましたが、4/22までは小室さんのメッセージ動画が上げられていた他、「CELEBRATION PAVILION」「SOUND PAVILION」「VISUAL PAVILION」「REVIVAL PAVILION」「XYZ PAVILION」「SPECIAL PAVILION」「COVERS PAVILION」「ELECTION PAVILION」など多くのパビリオン(コーナー)も設けられました。


「REVIVAL PAVILION」は2017年の「Get Wild Song Mafia」リリースに当たりotonanoのサイトで公開された木根さん・浅倉さんのウェブラジオの再アップですが、そういやこれ、続編もやるとか言っていたのにうやむやになりましたね…。
多分小室さんの引退で吹っ飛んでしまった企画の一つが絡んでいたのでしょう。


「CELEBRATION PAVILION」は関係者(および特に関係のない人)からのお祝いメッセージ、「SOUND PAVILION」「VISUAL PAVILION」は過去のスタジオ音源やライブ映像を公開したもの、「XYZ PAVILION」はオリジナルの「シティーハンター」のエンディングシーンを5話分公開したもの、「COVERS PAVILION」はyoutube上の「Get Wild」カバー動画を集めたものです。


「SPECIAL PAVILION」はまあまあ貴重で、1987年当時の読売テレビディレクターの諏訪道彦さん、サンライズの植田益朗さん、EPIC/SONY広報担当の西岡明芳さんによって、「シティーハンター」の制作話や「Get Wild」の採用に関する話などが1時間以上に渡って語られています。
信じられないような急なスケジュールで作られたアニメだったことが分かりました。
これってアニメ史的にも貴重なトークなのかな? その方面はよく分からないのですが。


「ELECTION PAVILION」は投票結果の発表企画で、4/22に生配信で発表されることが前日になって発表されました。
なんでこんな直前になって発表したのでしょう?
なおこちらは、現時点ではアーカイブ動画は公開されていません。


番組では久保こーじさんと藤井徹貫さんがTetsuya Komuro Studioで雑談をしながらランキングを発表しました。
トークの内容とランキングは割とどうでもよかったですが、とりあえず1位はオリジナルの「Get Wild」でした。
ランキングは現在otonanoのサイトで発表されています。
投票数は約5万だったらしいので、1人3票であることをふまえると、約1.7万人が投票したことになります。


番組では2位の「Get Wild '89」の発表中に、徹貫さんに代わり小室さんが現れましたが、あまり大した発言はなかったです。
そもそも曲へのコメントもほとんどなく、全然盛り上がらずに終わりました。
企画を引き受けたPavilionsの進行の悪さが際立った印象です。


なお「Get Wild EXPO 2022」のサイトは、4/23から「TM NETWORK Get Wild STATION to 2024」に名を変え、期間限定コンテンツを削除して再編成された状態で公開されています。
この「to 2024」はどう考えればよいのでしょうか。
「Get Wild」に関するイベント(「劇場版シティーハンター」公開)が2024年に予定されているのか、TMの活動が2024年まで(40周年まで)予定されているのか。


以上でTM NETWORKの話は終わります。
ソロではウツの「それゆけ歌酔曲‼」が始まりました。
木根さんは、前回触れた神谷えりさんおよび佐藤竹善さんとのコラボライブのチケットが発売中です。
3/30には文化放送「くにまるジャパン極」の最終回にゲスト出演しました。


なお木根さんは3/23にyoutubeで、「木根尚登の勝手にルポタージュ」という企画を始めたそうです(前回更新時には気付いていませんでした)。
自分が見に行った公演について、公演後に軽いコメントを寄せるというものみたいです。
第2回はウツの「それゆけ!!歌酔曲」の感想でした。


また4/22には、木根さんから「ユンカースプロジェクト」の始動が発表されました。
具体的な企画は3つあり、①既刊の「ユンカース・カム・ヒア Ⅰ・Ⅱ」を合冊した「完全版」の刊行、②完全新作書下ろしの絵本版「ユンカース・カム・ヒア」の発売(挿絵mariuri)、③CD+BOOK形式のリーディングKAMISHIBAI「ユンカース・カム・ヒア 終わらない詩」の発売となります。
③には劇中歌として作成した新曲2曲と「ホントの君 ウソの君」の新録音源も収録されるそうです。
①は6月、③は7/15の発売で、②は明言されていませんが、おそらく①③の前後、夏頃でしょう。


小室さんは、4/19にJ-WAVEの「ONE STEP」に出演しました。
私は聞いていませんが、スタジオバージョンの「How Crash?」を初オンエアしたそうです。
また3月から延期された「Hit Factory #1」billboard yokohama公演が、5/2・3に迫ってきました。
こちらの延期に伴うチケット追加販売も行なわれました。
5/24・25には大阪公演です。
これらは配信されるのでしょうか。


「TK Friday」では、4/1にNHKのプロデューサーの神原一光さんがゲスト出演しました。
神原さんは先月に放送された「令和ネット論」を担当した方で、かなりのFANKSであることから、番組に招いたとのことです。
twitterのアカウント名にも「TM FANKS」とか付けています。


実際に番組が始まると、熱い思いを小室さんにぶつけており、ホントにこの人TMが大好きなんだなあと感じました。
まず最初から、小室さんに向けている目線がただ事ではありませんでした。
小室さんも嬉しそうにしゃべっていました。
なお「令和ネット論」のスタッフにはあと2人FANKSがいるらしく、番組でのマニアックな選曲もその二人で決めたそうです。


4/1には小室さんが最後にmini moogを演奏し、そこから「The Point of Lovers' Night」を演奏しました。
4/15には、オープニングでTM NETWORKのデモ曲を流しました。
「How Crash?」と同じ頃に作ったものとのことです。
小室さんは先日の「B-PASS ALL AREA」で、「How Crash?」の時に他に2曲ほど作っていたことを言っていました。
その内の1曲は「How Do You Crash It?」のエンディング曲ですが、ここでもう1曲がfanicon限定とはいえ公開されたわけです。
これは貴重な機会でした。


4/22は通常の配信時間の21:00~22:00に「Get Wild EXPO 2022」のランキング発表企画がかぶったため、22:30から少し時間を縮小しての配信となり、「intelligence Days」のコンセプトの解説や「How Do You Crash It?」のBlu-rayの感想へのコメントなどをしました。
オープニングは「Rhythm Red Tour」のアレンジを意識したっぽい「All-Right All-Night」、エンディングは「アクシデント」でした。


以上、ツアーとblu-rayを中心に、近況の整理を行ないましたが、その他の情報も意外とあったので長くなりました。
ではまた来月。よきGWを!

TM NETWORK How Do You Crash It? (通常盤) (Blu-ray) (特典なし) - TM NETWORK
TM NETWORK How Do You Crash It? (通常盤) (Blu-ray) (特典なし) - TM NETWORK

近況整理(2022年3月)

前回まで週1回ペースになっていた本ブログの更新頻度が元のペースに戻り、一ヶ月ぶりの更新となりました。
特に今どうしても更新しないといけないわけでもないのですが、そこそこ言及すべき近況が増えてきたので、整理しておきます。


まず先月発売された「Live Historia」ですが、T盤は6661枚、M盤は6544枚となりました。
売上、あまり伸びませんでしたね。
音質はとてもよかったのですが、所詮はディープなファン向けのアイテムだったということでしょうか。


そしてSONYは、早くも次の企画を出してきました。
「Get Wild EXPO 2022」です。
1987/4/8の「Get Wild」リリースからの35周年に当たっての企画で、4/8~22に「Get Wild」に関連する音・映像・画像、期間限定コンテンツ、お祝いメッセージ等が公開されるそうです。
またそのプレ企画として、3/25~4/7に「Get Wild」54バージョン(よく探しましたね)の人気投票企画が開催中です。
まあ私はまったく関心がないので見物するにとどめておきますが…。
またニコ生特番などをやるのかもしれませんが、その先には何かあるんでしょうかね。


3/9には、森口博子さんのカヴァーアルバム「GUNDAM SONG COVERS 3」がリリースされました。
小室さんがリアレンジしTM3人のコーラスが入った「Beyond The Time」も収録されています。
こちら初動3位で、3万枚を売っています。
TM本体よりも売れています。


森口さんの発売記念配信番組では、「Beyond The Time」にまつわるエピソードに触れられた上、番組の最後は「Beyond The Time」で締められました。
番組中盤では、木根さんのコメント動画も入っています。
こちらの映像は公式にyoutubeにアップされました。
なお本番組中でも触れられていますが、森口さんはTOKYO FM「Friday Night Party」の3月のマンスリーパーソナリティを務め、木根さんも3/4・11にゲストとして出演しました。


3/25にはリットーミュージックより、「How Do You Crash It? three」のアフターパンフレットが発売されました。
これにて「How Do You Crash It?」シリーズのパンフは完結です。
ただこの本、通常のネットショップや店頭では購入可能なようですが、去年10月にウツのオフィシャルオンラインショップでセット予約した分は、3/30の時点でも私の手元に届いていません。
何かトラブルがあったようですが、人によっては発送通知が来ているようなので、そろそろ届くのかなと思います。


現在予約受付中のBlu-ray「How Do You Crash It?」については、3/24発売の「B-PASS ALL AREA」vol.12に、小室さんのインタビュー記事が掲載されました。
12頁におよぶ分量です。
twitterでは3/12にインタビュー時の写真が公開されているので、これ以前に受けたインタビューのようです。


本インタビューからいくつかの新出情報を見るに、Blu-rayには配信ライブにはなかった映像が追加されるとのことです。
もっともそれは演出用の映像の類のようで(「インサート映像」「ドラマパート」とのこと)、TM3人の映像は多分増えません。


「Blu-rayの価格表記にも深い意味が…」ともありますが、これはよく分かりません。
限定盤の税抜き価格の14199円は、4001をTMN「終了」の1994/5/19として換算すれば、Blu-rayリリース前日の日付2022/4/20になるのですが、それが何の意味があるのかも不明です。
ただ小室さんによれば、この手の暗号は「まあ、楽しんでもらえたらと」と言う趣旨だそうで、大した意味はないようです。


「How Do You Crash It?」を配信ライブにした事情についても言及がありました。
小室さんがスタッフと相談したところ、「安全を取ろうよ」ということになったそうで、コロナ禍がその後どうなるか予想がつかないという判断があったようです。
そこでライブではこの不安を、表現に差し支えない範囲で最大限に表現したのだということです。
それはライブの演出や新曲「How Crash?」の内容はもちろん、過去の楽曲の選曲やアレンジについても関わっているのでしょう。


4月に発表される次のライブは、(今さらではありますが)「How Do You Crash It?」の物語が継続するようです。
小室さんは「シーズン1から2へつながっていく」と言っています。
前々から言われていましたが、次のライブは再起動TM NETWORKの「Season 2」という位置づけになるようです。


小室さんは今度のライブでは、2時間の仮想の現実に浸ってもらいたいとのことです。
インタビューの別の個所では「AIも含め、メタバースもTM NETWORKがエンターテインメントとしてやるべきものだと思うので」とも述べていることを考えると、この「仮想の現実」はメタバースを意識しているのでしょう。
これまでのライブも(特に30周年は)メタバースというべき内実を備えていましたが、こうした最近はやりの言葉は、いかにもTMにぴったりのコンセプトです。
メタバースは今後のTMのキーワードになるかもしれません。


「How Do You Crash It?」で発表された「How Crash?」およびエンディングテーマについても言及がありました。
「去年の最初の緊急事態宣言の頃」に3曲ほどの楽曲のモチーフを作っており、エンディングテーマは2曲目か3曲目だったそうです。
あと2曲の内1曲が「How Crash?」で、もう1曲は温存中というところでしょうか。


「去年の最初の緊急事態宣言の頃」は、文字通りには2021/1/8~3/21となります。
「Running To Horizon」のリミックスを急遽作ってニコ生で放送したのが2/6のことですが、この後だとすれば、2月中旬から3月中旬のこととなります。
一方で去年の情報では、小室さんが「How Crash?」の歌詞に2~3ヶ月悩んだというのがありましたが、これを「How Do You Crash It?」収録の8月までと考えれば、6~8月頃の話となります。
となれば、曲の原型は歌詞を作るかなり前の段階でできていたことになります。


ただ小室さんが緊急事態宣言期間について「去年の最初の」とするのは、必ずしも正確な記憶ではないかもしれないので、2度目の緊急事態宣言期間(4/20~6/20)も候補に入れておいてよいかもしれません。
タイミングから言えばその頃の方が自然な気もします。


またエンディングテーマについては、歌詞も付けたいので正式な発表は遅くなりそうとのことです。
「nuworld」で同じことを言っていた時は、結局そのまま放置されましたが、エンディングテーマはファンの間で評判が良いことを本人も分かっているようなので、今回はちゃんとやるかもしれません。


さらに木根さんの曲もあり、アレンジは小室さんがしたとのことです。
この音源にウツが歌を入れれば完成するそうです。
これに関連する話として、3/11の「TK Friday」があります。
この時小室さんが、Tetsuya Komuro Studioに集まったTM3人の写真を見せてくれました。
この前日(3/10)に3人がスタジオに集まり、新曲のレコーディングをしたそうです。
曲は木根さんの作曲で、作詞は小室みつ子さん、タイトルは日本語とのことです。
これまで木根さんが作った曲を3回聞き、3曲目で小室さんがGOサインを出したそうです。


この2つの木根曲話は、同じ曲について言っている可能性が高そうです。
スタジオにはウツもいたので、歌入れも行なったのかもしれません。
「B-PASS ALL AREA」のインタビューが3/9以前ならば(多分そうでしょう)、インタビューの時点で音源の制作まで済んでいたものに、3/10に歌入れを行なったと考えることが可能です。
もっともウツの歌入れも、3/10は仮歌段階の可能性はありますが、いずれにしろ色々準備をしていることは分かります。


こうなると、ライブで公開済みの「How Crash?」のスタジオ音源はどうなるのか、気になる方も多いでしょう。
これについては意外な形で一部が公開されました。
3/19にNHK Eテレで放送された「令和ネット論」で、主題歌として「How Crash?」が使われたのです。
番組の放送に当たっては、TM3人からのコメントも出ています。


なお番組中では「How Do You Crash It?」のエンディングテーマや、その他過去のTM曲もBGMで使われていました。
選曲も「Just Like Paradise」「Get Wild (techno overdub mix)」などマニアックなものが含まれており、結構なFANKSがスタッフにいる疑いがあります。
年齢的にも、番組編成に意見を出せる立場につくファンが出てきていてもおかしくないですし。
特に初回のテーマは小室さんが今関心を示しているNFTで、番組でも録画で出演してくれました。


TMのオフィシャルtwitterによれば、主題歌に使われた音源は「How Crash?20220320 version」というらしいです。
「令和ネット論」の放送日は2022年3月19日深夜の24:30からで、日付の上では20日になるので、バージョン名が「20220320」になったのだと思います。


この音源を元にしたものが、来月にはCDで聞くことができるようになりそうです。
3/25の新情報によれば、初回限定盤のみ、「How Crash? -Studio Recording Ver.-」のCDが追加封入されるというのです。
magneticaのサイトによれば、「MIXはDave Ford、ロックなLIVE Ver.の雰囲気から、四つ打ちでダンスなアプローチにリアレンジ」とのことで、ライブとはアレンジが違うようです。
10月に発表されてから半年以上を経て、ようやくの商品化ということになります。


私としては、これってシングルとしてリリースするんだろ?と思っていたので、特典としての商品化はかなり意外な告知でした。
おそらく通常盤を予約している方に、限定盤への予約変更を促しているのでしょう。
これについては喜んでいる方も多いようですし、私も聞くことができること自体は嬉しいのですが、この発表については批判的に見ています。
限定盤のみの封入となれば、後に聞きたいと思ったファンが聞くことは不可能となってしまうからです。


限定盤なわけですから、何らかの特典音源や映像を付けるのは分かります。
ただライブBlu-rayのアウトテイクとか既発表音源の別アレンジ音源とかなら、限定盤のみでの発表でもかまわないと思いますが、今回の「How Crash?」は、TMの活動再開第一弾の記念となる新曲です。
これは一部のファンのみが触れられる特典音源という扱いで済まされるべき音源なのでしょうか。
「How Crash?」のCDを入れるにしても、せめてラフミックスとかデモトラックとかに留めるべきです。


多分Blu-rayリリース後には、別バージョンでの音源リリースが予定されているのでしょうが、それにしても今回の発表は残念です。
「TK Friday」の運営についても思うのですが、太客優遇の態度をあまりにも露骨に出し過ぎな気がするんですよね。


なお木根さんの新曲が今レコーディングされているのは、多分「How Crash?」のカップリングとするつもりなのだと思われます。
「TK Friday」での小室さんの発言によれば、木根さんはレコーディングの時、カップリング曲とかアルバムの何曲目なんだよねと言われると気が楽で、いい曲が作れると言っていたそうです。
木根さんがこのような発言をしたのは、この曲が何かのおまけ(というと感じが悪いですが)でリリースされるからでしょう。
どうせカップリングまで作るのですから、リリース形態は配信のみにするのではなく、CDも出して欲しいです。


以上がTMに関する近況でした。
他にソロ関連の情報もあるので、以下で整理しておきます。
まずウツは、4/1に「LIVE UTSU BAR TOUR 2022 「それゆけ歌酔曲!!」ギア-レイワ4」が始まります。
すでにリハーサルに入っている模様です。
4/6にはBlu-ray「U Mix」が一般発売されますが、FC盤は数日前に発送されたようです。


これらの宣伝企画として、3月にはニコ生特番が2回設けられました。
3/8はBlu-ray「U Mix」の視聴会、3/12は「LIVE UTSU BAR 2021」の振り返り特番で、それぞれのライブ映像を見ながらウツがコメントしました。
前者ではnishi-kenさんが、後者では野村義男さんが一緒に出演してくれました。


木根さんは、冒頭で触れた森口博子さん関係のお仕事の他に、2本のジョイントライブ開催の情報が出ました。
どちらも恒例のものですが、5/27には中野サンプラザで佐藤竹善さんと「My Favorite Songs」、6/24には渋谷のJZ Bratで神谷えりさんと「Eri Kamiya meets Naoto Kine」を開催します。


小室さんは3/17・18にbillboard Live Yokohamaで「Hit Factory #1」の追加公演が予定されていましたが、まん延防止等重点措置の延長によって5/2・3に延期になりました(日程不明と書いたところ、muSHIMaruさんから日程の情報を戴きました)。
また5/24・25にはbillboard Live Osakaで再演が行なわれることが発表されました。
大阪公演については、Tetsuya Komuro StudioのGOLD会員向けのチケット先行販売はすでに終わっています。
この後はSTANDARD会員・billboard Live会員向けの先行があり、一般販売となります。


「TK Friday」は、(私の)予想外なことに、7月開始以来毎回休まず放送が続けられてきましたが、3/18は小室さんの体調不良によりお休みとなりました。
ただ過労とかではなく、ワクチン接種によるもののようです。


最近の「TK Friday」は、毎回視聴者への電話コーナーを設けるようになりました。
小室さんもファンと話すのが楽しいのかもしれませんが、1時間の放送時間を持たせるのが難しいのかもしれません。
TM時代の演奏曲としては、3/11には卒業シーズンということで渡辺美里さんの「卒業」が演奏されました。
3/25には上記「Get Wild EXPO 2022」に因んで、新アレンジの「Get Wild」が演奏され、さらに「Get Wild」のレコーディングの頃のエピソードなども話されました。


最近小室さんのお仕事の予定が次々と明かされています。
3/2には浜崎あゆみさんがインスタグラムで、「そしてナント、待ち望んだTK @tk19581127_official からのデモが届きましたーーー!!!」と書き込んでおり、小室さんが浜崎さんに楽曲提供を行なったようです。


3/24には、5/28に始まるSKE48のチームSの新公演「愛を君に、愛を僕に」のプロデュースを小室さんが行なうことが発表されました。
小室さんがSKE48に関わることは去年の段階でほのめかされていたのですが、ようやく正式に発表されました。
秋元康さんがプロデュースを続けてきた48グループの公演の一つを、このたび丸ごと任されたということになります。
これはかなりの抜擢に感じます。


公演用の楽曲は全部で16曲あり、すべて小室さんと木根さんで担当します。
6/8には、その楽曲をまとめたアルバムがリリースされます。
公演のタイトル曲「愛を君に、愛を僕に」の一部は、youtubeで視聴することができます。


本件に対するSKE48ファンの反応はどうなんでしょうか。
個人的にはこっちで16曲も使っちゃうならTMも…と思ってしまうのですが。
まあ小室さんがこちらの仕事で刺激を得られれば、TMの活動にもプラスになるかもしれません。
最後に小室さんのコメントを以下に引用しておきます。

SKE48チームS オリジナル新公演に「愛を君に、愛を僕に」含め全16曲を、僕と木根尚登(TM NETWORK)で書き下ろしました。チームSメンバーの皆さんとファンの皆さまに気に入ってもらえたら嬉しいです。
コロナ禍の時代に、チームSが明るい光をともしてくれる、そんな願いを込めて公演タイトル曲「愛を君に、愛を僕に」を作りました。メンバーとファンの皆さまが感動を共有し、夢を繋げて行く、少しでもその手助けになれば、音楽家として幸せです。
僕は、昨年秋、TM NETWORKを再起動させ、音楽活動を本格的に再開しました。たった三人ですが、SKE48と同じ、グループで音楽を作る楽しさを久しぶりに満喫しています。高いハードルの向こう側には大きな喜びがあるものです。公演初日までチームSの皆さんにご苦労をおかけしますが、素晴らしい公演になるよう一丸となって頑張って、ファンの皆さまへ感動を届けましょう!
今回、こうしてSKE48の歴史に加われたことに感謝いたします。5月から始まる新公演をファンの皆さまとともに僕も楽しみにしています。


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番外編:歴代ライブの公開状況

最近風向きが変わってきたように思います。
何の話かというと、過去のライブ音源・映像に関してです。


私がこのブログを始めたのは2006年のことでした。
20周年の活動の後、2年間沈黙したままのTM NETWORKを見て、今後新しい活動はないと判断したため、それまでのTMの歴史を整理しようと思い、始めたブログでした。


当時のネットには、ファンの作ったサイトが今よりもたくさんありました。
その中には本当によく知っているなあと感心する方がたくさんいる一方で、なんでこんなことがまことしやかに語られているんだ?と疑問を感じるものも少なくありませんでした。


その中で考えさせられたのは、SONY時代のライブに関する認識です。
後追いの情報からも分かる程度の事実とまったく異なる話が各処で共有されているのを見た時、「TMの歴史が終わった今(*当時はそう思っていました)、こんな語りが定着して歴史となってしまうのか」と危惧を覚えました。


その原因の一つは、もとになるライブ情報の公開状況でした。
SONY時代のTMのライブは音源・映像とも極めて断片的にしか商品化されていないため、そこから彼らの活動の実態を把握することが困難なのです。
ライブの全貌を伝える商品を作る動きが出たのは、実にTMが「終了」した1994年になってからのことです。
この年に発売された「終了」記念BOX「Groove Gear」に、1992年の「EXPO Arena "Crazy 4 You"」の映像の大部分を収めたビデオ「TMN EXPO Arena Final」が収められ、また「終了」記念ライブとなった「TMN 4001 Days Groove」の映像をほぼ全部収めた「final live LAST GROOVE」がリリースされました。


このことはTMのライブ映像史上で極めて大きなことでしたが、同時に情報の偏りも生みます。
「EXPO Arena」の映像は、高額の限定販売BOXを購入したファンしか見ることができなかったため、一般の方が全貌を把握できるライブは「TMN 4001 Days Groove」のみとなってしまったのです。


「TMN 4001 Days Groove」はTMN「終了」の時に開催されたこともあり、ファンの間では非常に重要なメモリアルライブとなりました。
あらゆる時期から選曲されたというバランスの良さや、3人の見た目の良さもあり、TMを代表するライブといえばこれだという評価は、「終了」後によく聞かれるようになります。


しかし過去の情報を集めれば集めるほど、このライブはTM史上で極めて例外的で特殊なライブだったという評価は、私の中で固まっていきました。
これ以前のTMのライブは、小室さんが目指すライブのコンセプトに合わせた演出・選曲・アレンジで行なわれましたが、TMN最後の記念ライブでは、そもそも基づくべきコンセプトなどは存在しませんでした。
そのため選曲はスタッフが原案を作成し、ライブ用のデータも久保こーじさんが中心となって制作しており、演奏はほぼオリジナルに準じたアレンジで行なわれました。


たしかに「4001 Days Groove」は、記念ライブとしては良いライブでした。
しかしこれはTMのライブの歴史では特殊なもので、これを以てTMのライブを論じることには非常な違和感があります。
結局我々は1994年以後も、過去のTMの活動の全貌を知るための情報を、ほとんど与えられていないままでした。
このブログではこの違和感も踏まえて、これまでも意識的に歴代のライブに関する記述の分量を多くするとともに、機会があるたびにSONY時代のライブ映像の商品化の希望を発言してきました。
しかしファンの間でも、得てしてこれに対する反応は薄く(非常に強く同意して下さる方も一部にはいらっしゃいましたが)、未公開ライブ映像は意外と関心が持たれていないという印象を受けました。


ところが最近は、ファンの間でも未公開ライブ映像を求める声を見かけることが多くなってきた気がします。
それに加えて注目すべきは、かつてはSONYの大本営発表同然だった広報番組やウェブニュースなどでも、同様の意見をおおっぴらに掲げる方が増えてきたことです。
これはSONYの中で、そうした意見が通る空気が生まれているためなのかしれません。


SONYとしても過去の遺産を使いまわすに当たり、既発表商品の使いまわしだけでは限界が来ており、そろそろ未公開のライブ音源・映像を蔵出ししないと立ち行かない段階になっているのではないかとも思われます。
またこれからの数年がTMで稼ぐ最後のチャンスになる可能性が高くなってきたので、もはや温存している場合ではないと判断しているのかもしれません。


SONYが先日リリースした「Live Historia T」「Electric Prophet」から「17 to 19」「Time Machine」を収録したのは、そうした判断に基づくものとも考えられます。
もちろんこれはSONYが隠しているものの中ではごくごく一部に過ぎませんが、ファンの様子を見ながら次の商品を用意するつもりなのかもしれません。
SONYは2018年、従来のDVD「Fanks Cry-Max」に2曲増補したバージョンのBlu-rayをリリースし、その翌年に「Dragon The Festival Tour」「T-Mue-Needs STARCAMP TOKYO」のディスクを初収録したBlu-ray BOX「TM NETWORK The Videos」をリリースしています。
このように観測気球を上げた後に本丸が来る可能性は、今後も考えて良いと思われます。


それではSONY時代のTM NETWORKの現時点での音源・映像の公開状況は、どのようになっているのでしょうか。
ライブの公開状況については全体が公表されているものがある一方で、まったく公開されていないものも少なくありません。
前者の例としては、1994年に大部分がビデオ化された「TMN 4001 Days Groove」があります。
2019年には、唯一未収録だった1994/5/19の「Get Wild '89」も収録した完全版DVD/Blu-rayが商品化されました。
実際には5/18・19のオープニングや、5/19のゲスト浅倉大介・松本孝弘の紹介シーンが含まれておらず、その点ではまだ不完全ではありますが、大部分は商品化されていると言えます。


1999年の再始動後のライブについては、多くがDVD/Blu-ray化されるようになり、しかもそれらはほぼ完全収録されるようになっています。
また1994年以前のライブについても、近年「Dragon The Festival Tour」「Camp Fanks!! '89」の完全版映像が公開されました。


まったく公開されていないものとしては、ホールツアーがあります。
TMはブレイクした1987年以後になると、通常のホールツアーの後に大規模な特別ライブやアリーナツアーが別メニューで開催されるようになりますが、商品化の対象としては見栄えのする後者が選ばれ、前者はまったく扱われなくなってしまうのです。


具体的には、1987年にはホールツアー「Fanks! Bang The Gong」の後に特別ライブ「Fanks Cry-Max」が開催され、1987~88年のホールツアー「Kiss Japan Tour」の後にはアリーナツアー「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」が開催され、1988~89年のホールツアー「CAROL Tour」の後は追加公演として「Camp Fanks!! '89」が開催され、1991~92年のホールツアー「Tour TMN EXPO」の後にはアリーナツアー「EXPO Arena "Crazy 4 You"」が開催されました(1990~91年「Rhythm Red Tour」の後には別メニューライブは行なわれず)。
これらの中で「Fanks! Bang The Gong」「Kiss Japan Tour」「CAROL Tour」「Tour TMN EXPO」は、まったく商品化されていません。


しかし私が見る限り、大規模ライブよりもホールツアーの方が、むしろ当時の目指していたものが先鋭的に現れている上、珍しい演奏曲も多くなっています。
私が未公開ライブ音源・映像公開を要求するのは、端的に言ってこれらのライブを強く念頭に置いています。
「Fanks! Bang The Gong」「Kiss Japan Tour」「CAROL Tour」「Tour TMN EXPO」の完全版映像が公開された時、私はようやく成仏できると思います。
しかしこれらはこれまでまったく商品化されていないことから見て、もっとも守りが固い部分とも言えるでしょう。


なお再始動後のライブの多くは完全商品化されていますが、「Log-on to 21st Century」「Double-Decade Tour」はまったく商品化していません。
特に前者については、記念的なライブということもあり、商品化を希望する方は少なくありませんが、それが実現する雰囲気は現状でまったく見られません。


以上で挙げた完全公開済みライブと完全未公開ライブの両極の間には、一部分だけが商品化されているライブがあります。
次に新規のライブ音源・映像が出されるとすれば、現実的にはここから出る可能性が高いと思われます。
ただSONYは「Live Historia」を含めて、これまで極めて小出しにライブ音源・映像を出し続けているため、全体でどれくらい出ているのか、把握できている方はあまり多くないかもしれません。
そこで今回は、今後SONYに要求を叩きつけるための基礎情報として、これまで一部分だけ商品化されているライブの公開状況を整理してみたいと思います。


以下では、ライブの公開状況を表にして示します。
「〇」は映像、「△」は音源が公開されているもの、「※」は映像が部分的に収録されているもの、「×」は未収録です。
表では商品ごとの公開状況を一覧するとともに、それらを総合した公開状況を曲名の右に示しています。
総合的な公開状況について、映像(〇)と音源(△)両方公開されている場合は「〇」、完全な映像(〇)と一部分の映像(※)が公開されている場合は「〇」、一部分の映像(※)と完全な音源(△)が公開されている場合は「△」としています。
以下では「〇」「△」を「公開」、「※」「×」を「非公開」と見なし、非公開楽曲については表の背景を灰色とします。


なおテレビ・ラジオで放送されたものについては、当時のファン以外にアクセス不可能であることから「公開」と見なしません。
今回取り上げるのは、商品化されている音源・映像に限ります。
商品については現在も購入可能なもの、絶版のもの、初回限定版のみ収録されているもの、期間限定販売のもの、予約販売限定のものなど、様々なものがありますが、これらについては一括して公開されているものとして扱います。


TM NETWORKは1984年4月にデビューした後、6・7月にデビューコンサートを行ないました。
これは公式には記録もされておらず、商品化された音源・映像もありません。
今後もこれが発表される可能性は極めて低いと思われます。
「Decade」「フレッシュサウンズコンテスト」の映像のように、記念的なものとして出される可能性もなくはないですが)。


ついで12月に渋谷PARCO PART Ⅲと札幌教育会館で開催された「Electric Prophet」があります。
(翌年2月にも広島県安佐南区民会館で同一メニューのライブを開催)
これは当初よりビデオ化を前提に開催され、その素材とするために、渋谷では無観客ライブと有観客ライブの両方を撮影しています。
このライブの公開状況は以下の通りです。

Electric ProphetVison
Festival
TM
Vison
MovieSingles1Historia
205X
Quatro
パノラマジック
イパネマ '84×
クロコダイル・ラップ×
17 to 19
Time Machine
永遠のパスポート
Rainbow Rainbow
Fantasctic Vision×
1/2の助走
クリストファー×
カリビアーナ・ハイ
金曜日のライオン
1974
Electric Prophet

TM Vison:「TM Vision Ⅰ・Ⅱ」「World Heritage」
Movie:「TM NETWORK The Movie」
Singles1:「TM NETWORK The Singles 1」(限定版)
Historia:「Live Historia」



このライブに関する商品はビデオ「Vision Festival」が中心となりますが、「TM VISION」(2004)、「The Singles 1」(2008)、「Live Historia」(2022)で少しずつ公開範囲が広がり、現時点で未公開分は16曲中5曲(約31%)のみとなっています。
気がついてみればすでに大半が公開されていますので、今後完全版映像が出る可能性もあるかもしれません。


「Electric Prophet」の後は、1985年9~11月に初の全国ツアー「Dragon The Festival Tour」が開催されました。
これは長らくほとんど商品化されず、幻のライブでしたが、2019年リリースの「TM NETWORK The Videos」の特典ディスクで驚きの完全版映像が公開され、限定生産品ながら懸案の商品化が一気に実現しました。
これは、今後我々が目指すべきモデルケースです。


1986年には、6~7月の全国ツアー「Fanks Dyna-Mix」と、8月の特別ライブ「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」が開催されました。
その内「Fanks Dyna-Mix」の公開状況は、以下の通りです。

Fanks Dyna-MixFantasyTM VisonMovie
Come on Let's Dance
Give You A Beat×
Passenger
Rainbow Rainbow×
金曜日のライオン×
Girl×
Sad Emotion×
1974×
パノラマジック×
アクシデント
Confession×
8月の長い夜
クロコダイル・ラップ×
Keyboard Solo×
雨に誓って
Nervous×
You Can Dance×
Dragon The Festival
Elecrric Prophet×

Fantasy:「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」
TM Vison:「TM Vision Ⅴ・Ⅵ」「World Heritage」
Movie:「TM NETWORK The Movie」



ビデオ「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」は、「Fanks Dyna-Mix」「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」の映像を収録していますが、中心となるのは後者であり、前者は「アクシデント」「雨に誓って」「Dragon The Festival」の一部を収めるのみです。
むしろ2004年に商品化された「TM VISION Ⅴ・Ⅵ」に収録される3曲の方が、曲数としては多いくらいです。
しかしいずれにしろ、大した曲数ではありません。
未商品化の曲は19曲中14曲(74%)で、ほとんどが未商品化です。
全体を撮影した映像が存在するという情報もあるので、是非公開して欲しいところです。


Fanks "Fantasy" Dyna-MixFantasyTM VisonMovie
Over The Rainbow
All-Right All-Night×
パノラマジック×
Faire La Vise
クロコダイル・ラップ×
Time Machine×
Girl×
1974×
Come on Let's Dance
Rainbow Rainbow
雨に誓って×
Give You A Beat
Nervous
Passenger×
You Can Dance
Dragon The Festival
Electric Prophet
Over The Rainbow

Fantasy:「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」
TM Vison:「TM Vision Ⅴ」「World Heritage」
Movie:「TM NETWORK The Movie」


「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」の未公開曲は18曲中9曲(50%)です。
公開されているのは、事実上ライブビデオ「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」に収録されたものだけになります。
なお「All-Right All-Night」「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」の収録曲リストに含まれていますが、これはシングルのスタジオ音源をBGMにライブ中で演奏された様々な楽曲のダイジェスト映像が流れるだけなので、ライブ映像としては含めませんでした。


1986年のライブはなぜか音源の商品化がまったく行なわれておらず、そのことが公開率の低さにも関わっています。
かつて最大のブラックボックスだった1985年の「Dragon The Festival Tour」が一挙に明らかになった今、TM史上でもっとも公開状況が悪いのがこの時期になっています。


なお「Fanks Dyna-Mix」「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」のアレンジは似たものが多く、「Come on Let's Dance」「Rainbow Rainbow」「Girl」「パノラマジック」「雨に誓って」「Nervous」「You Can Dance」「Dragon The Festival」などは基本的に同じアレンジで演奏されましたが、「Give You A Beat」「Passenger」「1974」「クロコダイル・ラップ」「Electric Prophet」は別アレンジとなっています。
したがって、たとえば「Fanks Dyna-Mix」「Passenger」「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」「Give You A Beat」「Electric Prophet」が商品化しているから、もう一方のライブ映像は不要であるという話にはなりません。


1987年3~5月には、全国ツアー「Fanks! Bang The Gong」が開催されます。
これまでのライブを見るに、デビューコンサートを除けば、「Electric Prophet」「Dragon The Festival」「Fanks Dyna-Mix」「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」は、部分的にしろ音源・映像が公開されてきました。
しかし「Fanks! Bang The Gong」は公開されているところがまったく存在しません。
(厳密には「Get Wild」のPVの冒頭で映像のみが断片的に使われていますが、ライブの音は入っていません)
これは先に述べたように、商品化の対象としては6月の「Fanks Cry-Max」が選ばれたためです。
個人的にはもっとも映像を見たいライブであるため、この現状は大変残念ですが、今後も公開は難しいかもしれません。

Fanks
Cry-Max
BDFanks4
MovieColosseumGroove
Gear
Historia
Opening×
Get Wild
Passenger×
Don't Let
Me Cry
イパネマ
'87
Spanish
Blue
×
Rainbow
Rainbow
Fighting×
8月の
長い夜
×
Dawn
Valley
×
Maria
Club
Come on
Let's Dance
Dragon
The Festival
Nervous
You Can
Dance
Self
Control
Electric
Prophet
Fool on
the Planet

BD:「Fanks Cry-Max」(2018年版)
Fanks4:「Fanks The Live 4 The Fanks」
Movie:「TM NETWORK The Movie」
Colosseum:「TMN ColosseumⅠ」
Groove Gear:「Groove Gear 1」
Historia:「Live Historia」



1987年6月の「Fanks Cry-Max」は、TM初の武道館単独ライブとなります。
このライブはビデオ「Fanks The Live 1」で初めて商品化されましたが、収録時間はわずか40分で、事実上6曲しか収録されていませんでした。
しかしその後は少しずつ音源・映像が公開され、また2018年には「Fanks The Live 1」に2曲を加えたライブBlu-rayがリリースされます。
その結果、現状で未公開曲は18曲中8曲(約44%)まで減っています。
未公開曲の1曲はオープニングのインスト曲で、2曲はすでに一部分が公開されていることを考えると、公開範囲はかなり広がってきたと言えそうです。
いい加減に「Spanish Blue」「Fighting」を見たいぞ!


1987年11月から1988年2月の「Kiss Japan Tour」は、一切商品化されていないライブです。
厳密には「Kiss Japan Tour」は、「Fanks The Live 2 Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」のエンディングで、ダイジェスト映像が少しだけ流れますが、音はありません。
この時期のライブで公開されているのは、3・4月の「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」となります。


Kiss Japan
Dancing
Dyna-Mix
Fanks2Fanks4MovieColosseumGroove
Gear
Historia
Opening
Be
Together
Come on
Let's
Dance
Kiss You
Resistance
Fool on
the Planet
Time
Passed
Me By
Telephone
Line
Don't Let
Me Cry
Children
of the
New
Century
Get Wild×
Self
Control
Nervous
All-Right
All-Night
You Can
Dance
Dragon
The
Festival
×
Beyond
The Time
Human
System
Ending

Fanks2:「Fanks The Live 2 Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」
Fanks4:「Fanks The Live 4 The Fanks」
Movie:「TM NETWORK The Movie」
Colosseum:「TMN Colosseum Ⅰ・Ⅱ」
Groove Gear:「Groove Gear 1」
Historia:「Live Historia」


表を見れば分かる通り、「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」は、音源も含めれば大部分が公開されています。
未公開なのは19曲中3曲(約16%)ですが、その中の1曲は「Fanks The Live 2」に1部収録されているので、まったく未公開なのは2曲だけです。
ここまでくれば、早く完全版をリリースしてくれればと思います。

STARCAMP TOKYOTM NETWORK The Videos
STARCAMP
Rainbow Rainbow
雨に誓って×
8月の長い夜
金曜日のライオン×
Girl Friend×
A Day in the Girl's Life
CAROL (Carol's Theme Ⅰ)
In The Forest×
CAROL (Carol's Theme Ⅱ)
Passenger×
Kiss You
Come on Let's Dance
Get Wild
You Can Dance×
Be Together
Self Control
Seven Days War
Human System


「CAROL」関連では、まず1988年8月に一日だけ開催された「STARCAMP TOKYO」が挙げられます。
これは長らく商品化は行なわれてきませんでしたが、2019年の「TM NETWORK The Videos」に当時NHKで放送されたものがBlu-ray化して収録されました。
「CAROL」組曲が編集されていることもあり、完全な形では収録されていない曲が19曲中8曲(約42%)もあります。


Blu-ray版は当時NHKで放送されたものですが、実はBSで放送されたものでは「Passenger」「You Can Dance」も放送されています。
NHK版を商品化したことについて、善意を前提とした理解は難しく、BS版は今後もファンから金をひっぱるためのネタとして取ってあるのだと思います。


この後は1988年12月から1989年8月にかけて「CAROL Tour」が開催され、1989年8月末には「Camp Fanks!! '89」が開催されました。
この内で前者は、「Decade」に一瞬だけ収録される映像(音無し)を除いて商品化されていない一方で、後者は2004年の「CAROL The Live」で1曲を除いてすべてが商品化されました。
さらに2014年の「CAROL Deluxe Editon」および2019年の「TM NETWORK The Videos」に収録されたディスクで、完全版が公開されています。


TM NETWORKは1990年8月のリニューアル宣言で名称をTMNと改め、それまでのライブスタイルを大きく改めた「Rhythm Red Tour」を開催しました(1990年12月~1991年3月)。
次の表はツアーファイナルとなる3月の代々木体育館公演に準じていますが、本ツアーでは公演ごとにセットリストが変わったため、最後の3曲には代々木で演奏しなかった曲を入れてあります(「Burnin' Street」「Tender is the Night」「Dreams of Christmas」)。


Rhythm Red
TMN Tour
DVDMovieColosseumGroove
Gear
Historia
69/99
クロコダイル
・ラップ
Tomorrow
Made New
Reasonless×
Rhythm Red
Beat Black
Come On
Everybody
Kiss You
World's End
Secret Rhythm
Thrill Mad
Natural
Good Morning
Yesterday
Be Together×
Get Wild
All-Right
All-Night
Time To
Count Down
Looking
At You
Rhythm Red
Beat Black
version 2.0
×
The Point of
Lovers' Night
Burnin' Street
Tender is
the Night
×
Dreams of
Christmas
×

DVD:「Rhythm Red Live World's End」
Movie:「TM NETWORK The Movie」
Colosseum:「TMN Colosseum Ⅱ」
Groove Gear:「Groove Gear 2」
Historia:「Live Historia」



このツアーについては、当時「World's End Ⅰ」「World's End Ⅱ」の2本のライブビデオがリリースされたこともあり、演奏曲の過半を見ることができます。
未公開曲は21曲中6曲(約29%)で、しかも「Tender is the Night」「Dreams of Christmas」は収録日には演奏されなかった曲、「Thrill Mad Natural」は一部分は公開されています(ここでは商品化済みのシンセ・ドラムの競演部分だけでなく、それを含む長時間のインスト演奏全体を指すものとして扱ったため、「※」(不完全)としています)。
これらを除けば、まったく商品化されていないのは3曲だけで、商品化の割合はかなり高いと言えます。


1991年9月から1992年2月に開催されたホールツアー「Tour TMN EXPO」は、まったく商品化されていません。
ただ12月に別枠で開催された特別ライブ「TMN Wild Heaven」については、「Groove Gear 3」に5曲の音源が収録されています(全13曲中)。
これらはおおむね「Tour TMN EXPO」のアレンジに準じています(木根のピアノがキーボードに変わった「大地の物語」は少し変わっていますが)。


次いで1992年3~4月には、「EXPO Arena "Crazy 4 You"」が開催されました。
その公開状況は以下の通りです。


EXPO Arena
"Crazy 4 You"
DVDMovieColosseumHistoria
Crazy For You
Just Like Paradise
Don't Let Me Cry
Rhythm Red Beat Black
Jean Was Lonely
Piano Solo
月はピアノに誘われて
永遠と名づけて
デイドリーム
×
Human System
フォークパビリオン
メタルパビリオン×
Crazy For You
Self Control
The Point of
Lovers' Night
Love Train
Get Wild
Wild Heaven
Crazy For You×
Electric Prophet

DVD:「TMN EXPO Arena Final」
Movie:「TM NETWORK The Movie」
Colosseum:「TMN Colosseum Ⅰ・Ⅱ」
Historia:「Live Historia」



先に述べたように、「EXPO Arena」はライブビデオ「TMN EXPO Arena Final」に大部分が収録されました。
「Rhythm Red Tour」も大部分が商品化してはいますが、映像は2本のビデオに分割され、曲順が変更されたりイメージ映像が加わったりしているので、全体の流れをつかむことは難しいです。
その点で「EXPO Arena」は、全体像が把握できるTM初のライブ映像だったということができます。


「EXPO Arena」は19曲中5曲(約26%)が未商品化です。
ただしフォークパビリオンと2回目の「Crazy For You」は、部分的に「TMN EXPO Arena Final」に収録されています。
まったく収録されていない3曲中、メタルパビリオンは洋楽のナンバーを演奏したものです(厳密には収録日にはこのコーナーで3曲が演奏)。
これが収録されなかったのは版権の問題もあると考えられますが、収録に必要となる費用と映像自体の価値を考えれば、それほど需要があるものとも思えません。
さらに3回目の「Crazy For You」は、ライブのエンディングテーマとして演奏されたものに過ぎず、時間も1分半程度の短いものです。
実際のところ、「永遠と名づけてデイドリーム」とフォークパビリオンのカット箇所(「Rainbow Rainbow」)が収録されれば、だいたいのファンにとっては満足な内容になると思います。


なお「EXPO Arena Final」のDVDのパッケージには、3回目の「Crazy For You」「Crazy For You Ⅲ」)が収録されていることになっていますが、実際にこれを演奏した箇所は収録されていません。
これはどういうことなのか確認するために、DVDのチャプター機能で「Crazy For You Ⅲ」とされているところを再生してみました。
すると映像は、ウツが「Wild Heaven」の歌を歌い終わった直後(「Just Wild Heaven You and I Live」と歌った直後)の箇所に飛ばされました。


ここには「Crazy For You」のフレーズは含まれておらず、「Wild Heaven」のアウトロと考えるべきです。
実際に「Tour TMN EXPO」の末期数公演では、ライブ1曲目の「Wild Heaven」の最後にこのフレーズが演奏され、次の「Just Like Paradise」につながりました。


以上で「終了」前のTMの活動は、事実上終わりを告げました。
次のライブは1994年5月の「終了」ライブ「TMN 4001 Days Groove」ですが、これは先に述べたように、すでに全体の映像が商品化されています。


再始動後のライブも簡単に見ておきましょう。
まず2000年7月開催の再始動ライブ「Log-on to 21st Century」は、まったく商品化されていません。
2000年12月から2001年1月の「Tour Major Turn-Round」は、ほぼ全体がDVD化されています。
アンコールで設けられた雑談コーナーは商品化されていませんが、これは今後も商品化の可能性はないと思います。


2003年9月には、フルライブではありませんが、ファンイベントとして「Fan Event in Naeba」が開催されました。
その様子は翌年リリースのDVD「Live in Naeba」に、トークのシーンを除く全曲の演奏シーンが収録されました。


2004年には4月から6月にかけて、「Double-Decade "NETWORK" in YOKOHAMA Arena」「Double-Decade Tour "NETWORK"」「Double-Decade Tour Final "NETWORK" in NIPPON BUDOKAN」が開催されます。
その内で横浜アリーナと武道館で開催された1つ目と3つ目のライブはDVD化しています。
2つ目の全国ツアーは一切商品化していませんが、これは横浜公演と演奏曲が多く重複することもあるのでしょう。
(全国ツアーのみで演奏されたのは、「Come On Everybody」「All-Right All-Night」「Fool on the Planet」の3曲)


横浜公演のDVDは、ライブの全体を完全収録しています。
武道館公演は、2日目のみアンコールで演奏された「Beyond The Time」「Human System」が未収録ですが、これはおそらく事務所側との交渉が面倒な松本孝弘のゲスト参加があったためです。
この時期の未商品化映像は、今後も商品化しないでしょう。


2007年に活動を再開したTM NETWORKは、11月にパシフィコ横浜と渋谷C.C.レモンホール、12月に日本武道館で、「TM NETWORK -REMASTER-」を開催しました。
現状では最後の武道館公演の全体がDVD化しています。
3会場では曲順が大きく異なりますが、演奏された曲目はほとんど同じです(ライブSEとインスト演奏を除けば、DVD未収録の曲は横浜公演の「Here, There & Everywhere」のみ)。
理想をいえば全公演のDVD化が望ましいところですが、他のライブと比べると優先度はあまり高くないと思われます。
なお渋谷公演の「Action」のみは、武道館ライブDVDのFC版付録で見ることができます。


2008年3~5月には、全国ツアー「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK Hits!!」が開催されました。
これは「REMASTER」から3ヶ月後の開催でしたが、演奏曲は半分近く入れ替わっています。
この半年後には小室さんが逮捕されたため、映像の商品化はしばらく行なわれませんでしたが、2012年の復活ライブ「incubation Period」のパンフレットの付録DVDとして、映像がファンに届けられました。
しかしこのDVDは「Members Selection!」と題されたように、収録されたのはライブ映像の抜粋でした。

TM NETWORK play
SPEEDWAY and TK Hits!!
DVD
Come On Everybody×
Action
All-Right All-Night×
Teenage
Pride in the Wind
Close Your Eyes
Girl Friend
Seven Days War
Together Now×
Kiss You
Resistance×
Be Together
CAROL×
Malibu
Love Train
Welcome Back 2
Beyond The Time×
Get Wild×
Diving×
Red Carpet×
Speed TK-Remix×
Self Control×

DVD:「TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!! Members Selection!」


この表はDVD収録日(ツアーファイナル)の曲順に準じて作成しましたが、「Diving」以下の4曲は別日程で演奏された日替わり曲です。
なお別日程ではオープニングSEとして、サウンドトラック「Seven Days War」収録の「War Teachers」が流れましたが、生演奏ではないので表には入れませんでした。


未収録曲は22曲中の11曲(50%)ですが、収録日に演奏されなかった日替わり曲を除けば、実質的には18曲中の11曲(約61%)です。
おそらく収録日に演奏された18曲については全体を撮影しているはずなので、全体の商品化も可能なはずです。
DVDの版元がM-TRESであることを見るに、版権がSONY・吉本・avexにあるライブ映像と比べて商品化のハードルは低いと思われます。
ただ一般にはあまり関心が寄せられていないライブなので、M-TRESが動くかどうかは、これを求めるファン声がカギになるでしょう。


この後は2012~15年に30周年の活動が行なわれました。
この時期に行なわれたフルライブ「Incubation Period」「START investigation」「the beginning of the end」「Quit30」「Quit30 Huge Data」「30th Final」は、日替わり曲も含めてすべてDVD/Blu-ray化しています。
この時期にはライブフェスの出演もあり、2014年12月の「COUNTDOWN JAPAN 14/15」はBlu-ray BOX「TM NETWORK 2012-2015」に収録されています。
もう一つ、復活後最初のTMのステージとなった2012年3月の「All That Love」がありますが、現在まで商品化されていません。
TMの歴史上でも重要なライブなので、商品化してもらえればと願っています。


以上がTMの過去ライブの商品化状況の整理となります。
結論などは特にないのですが、部分的に公開されているライブについては、多くの音源・映像を見聞きできるようになっていると言えると思います(1986年を除く)。
もっとも音源のみが公開されているものについては、やはり映像でも見てみたいですし、そろそろここらへんは一気に完全版を出して決着をつけて欲しいものです。
そしてその上で、次の段階(完全未公開ライブの公開)に進んでいただければと思います。


今回の記事のメインは以上で終わりますが、近況についても以下でまとめておきます。
まず2/23にリリースされた「Live Historia」の成績は、オリコンで13位・5801枚(T盤)、14位・5717枚(M盤)となりました。
まだ初動なので今後の展開次第でどうなるかは分かりませんが、2020年の「Gift from FANKS T」(初動10位・7975枚)・「Gift from FANKS M」(初動13位・7721枚)には及んでいません。


ライト層だとライブ音源まで手を出そうといういう動機は薄いのかもしれませんし、ボーナストラックを数曲混ぜた過去音源の再版商法にいい加減うんざりしている層もそれなりにいるのかもしれません。
ちなみに「Gift from FANKS」は2週目以後それぞれ2000枚超売れ、最終的に1万枚超売れましたので、「Live Historia」は8000枚程度の売上となるのでしょうか。


ライブ関係商品で比較すると、初動販売数では2019年発売の高額Blu-ray BOX「TM NETWORK The Videos」は5914セットでした。
一般には売り上げがかなり限定される高額BOXと今回のCDの売上が変わらず、むしろ今回の方が微妙に低いのは、購買層の高齢化によって商品単価があまり問題にならなくなってきたということかもしれませんが、やはり根本的な問題は商品価値の違いなのだろうと思います(前回は数曲の初公開音源追加などではなく、完全初公開ライブのディスクが2枚も入っていましたから)。


もちろん「Live Historia」はこれまでのライブ音源よりも高音質で、購入した方々からはその点で高評価を得ているのですが、これもおおむ購入後の感想として表明されたものでした。
既発表音源に新規リミックスを施したというSONYの宣伝について、期待する声はリリース前にはほとんど聞きませんでした。
この点は、これまで繰り返されたリマスター商法によってSONYが歴史的に蓄積してきた不信感の、必然的な帰結だったのだと思います。
今後のSONYには、顧客満足度を意識した商品を継続的に出し続けてもらいたいです。
それは結果的には、定期的にリリースされる寄せ集め商品の売上にも、いくらか影響してくるはずです。


なお2/25には「Live Historia」の販促のために、歴代のライブ映像を編集した動画が、SONYによってyoutubeにアップされました。
3/6までの期間限定公開です。
過去の映像は商品化済み映像の切り貼りなので意味はありませんが、冒頭に「How Do You Crash It?」のダイジェスト映像、最後に同ライブの「We love the EARTH」の映像が収録されています。
これらは現状で見ることができないものなので(2ヶ月後には見られますが)、振り返りたい方は御覧ください。


ソロについて、ウツと木根さんについては新出情報はないです。
小室さんは、2/25に「TK Friday」の放送がありましたが、特に取り上げるべき情報はありませんでした。


また小室さんは、3/1から理化学研究所革新知能総合研究センターの音楽情報知能チームに、客員主管研究員として着任したそうです。
何をするのか具体的にはよく分からないのですが、「AIによる音楽制作支援のあり方について探求していく」ということです。
3/17には、大手町の日経ホールで開催される「日経メタバースシンポジウム」に、小室さんが事前収録映像で出演します。
参加は無料ですが、日経IDを取得の上で事前申し込みをする必要があります(現地聴講は抽選で3/10締切)。


最近5回続けて、1週間程度での更新が続いていましたが、今回のような衝動的な更新がない限り、次回は1ヶ月後くらいに更新を行なうと思います。
それではまた。

LIVE HISTORIA T 〜TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015〜 (特典なし) - TM NETWORK
LIVE HISTORIA T 〜TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015〜 (特典なし) - TM NETWORK
LIVE HISTORIA M ~TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015~(Blu-spec CD2 2枚組) - TM NETWORK
LIVE HISTORIA M ~TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015~(Blu-spec CD2 2枚組) - TM NETWORK

TM NETWORKの本格的再起動へ向けて

2/14にMagneticaより、FC会報の発送が完了したとの告知がありました。
これ自体は別にどうということはない話なのですが、注目すべきは会報の本文ではなく、会報の宣伝ページでした。
そこには去年のウツのソロツアー「U Mix」のライブBlu-rayの一般発売日決定のお知らせ(4/6)とともに、以下の文章が掲載されていたのです。

2021年に再起動を果たした
TM NETWORK
2月21日(月)重大発表!!

詳しくは、Magnetica ホームページにてお知らせ。乞うご期待。


2月21日といえば、配信ライブ完結編「How Do You Crash It? three」のアーカイブ視聴期限が終わる日の翌日です。
「How Do You Crash It? three」ではその後の告知が全然なかったなあと思っていましたが、配信が完了してから次の告知を出すという日程だったようです。


アーカイブ配信中に告知をかぶせないのは、先に告知をするとアーカイブの視聴者数が減少する恐れがあったためと考えられます。
ということはこの告知は、「How Do You Crash It?」シリーズのライブBlu-rayリリースの話ではないか?と、多く方が推測していたと思います。


そして来ました。21日に日付が変わると同時に、その告知が!!
Magneticaのウェブサイトより引用します。

2021年10月より隔月3回に渡って配信されたTM NETWORK「How Do You Crash It?」のLIVE Blu-rayの発売が決定!!
極秘に無観客で収録され、6年ぶりの新曲「How Crash?」や、「Get Wild」「BE TOGETHER」「SEVEN DAYS WAR」「Self Control」などヒット曲を中心としたライブパフォーマンスと、TM NETWORKならではのサイバーパンクなストーリーが絡み合う内容となっている。
初回限定版には特典としてone,two,threeのライブ音源を収録したLIVE CD3枚組と、さらに4月21日に明らかになるLIVE先行申込カードも封入!!
また、初回盤/通常盤ともにオプションとして、自分自身で好みの曲順が作れる「MY PLAY LIST」機能が搭載。


ということで告知内容は、やはりTMのライブBlu-rayリリースだったわけですが、実はここではそれよりも重要な情報が、さらりと書かれています。
保存
「初回限定版には特典として(中略)4月21日に明らかになるLIVE先行申込カードも封入!!」

4/21に明らかになるライブ!!!
これは、ついに来ました! 有観客ライブ!!


ちなみになぜ4/21なのかといえば、このBlu-rayのリリース日が4/21だからです。
TMのデビュー記念日に何かしてくると思っていましたが、Blu-rayを入れてきましたね。


おそらくコロナ禍第6波の動向が不透明なので、Blu-rayリリース前まで様子を見て日程を検討しようということなのでしょう。
多分すでに会場は仮押さえしているんでしょうし、ライブの内容も検討を始めてはいるんだと思いますが、そもそも大型ライブの開催がいつ可能なのかは、まだ予断を許しませんからね。


ウツは「それゆけ!!歌酔曲!」を4/1~6/4に開催する予定です。
ということは、どんなに早くてもTMのライブは6/5以降になるでしょう。
また平時ならばライブの開催は、告知から3~4ヶ月後になることもありえますが、昨今は日を空けるとコロナ情勢が見通しづらくなりますから、多分あまり遅い時期には開催しない気がします。


そこで私は、ライブの開催は6~7月頃になるのではないかと予想します(*外れていても責任は負いかねます)。
2004/4/21開催の「Double-Decade "NETWORK" in YOKOHAMA ARENA」のライブ会場で、6/24・25の武道館公演の告知があった先例もありますから、割とあり得る線ではないかと思います。
そういや、もしも6/24に武道館となったら、「Fanks Cry-Max」からちょうど35周年になります。


これまでの小室さんの発言によれば、「How Do You Crash It?」シリーズはepisode 1(またはseason 1)に当たり、その後にはepisode 2も控えているとのことです。
episode 1では、潜伏者から地球の現状を知らされたTM NETWORKがまた地球に降りたって、任務遂行の準備に入りました。
episode 2では、いよいよ彼らがファンの前に現れて、メッセージを発することになるはずです。
それは果たして一回のライブで終わるのか、あるいはまたone,two,threeの三部作のようになるのか。
妄想すると楽しいですね!


Blu-rayの方に話題を移します。
今回は通常盤はBlu-ray1枚のみで、「How Do You Crash It?」シリーズ3本の映像を収録します。
気になるのは、配信された順番に曲が配列されていないことです。
そもそも「one」「two」「three」のまとまりもなくなっています。
先に掲げた告知文によれば、曲順を変えられる「MY PLAY LIST」機能が付いているそうなので、これでお好みの曲順を考えてねということでしょう。
「CAROL」のリリース時に、CDは曲順を自分で変えられると言って、LP盤と異なる曲順にしたのと近い発想でしょうか。


しかしBlu-rayの収録順の根拠は何なのでしょうか。
本来の撮影の順番に従っているのか?とも思いましたが、Blu-rayの曲順だと衣装の変化が配信映像よりもむしろ頻繁になるので、そういうわけでもなさそうです。
後述の「Live Historia」に封入されていた「How Do You Crash It?」のBlu-rayの宣伝では、収録曲がABC順に並べられており、「*順不同」の注記がありました。
宣伝を印刷した頃には曲順が決まっていなかったことをうかがわせますが、これはおそらくスタッフの間で曲順が検討中だったからでしょう。
曲順が自動的に決まる方針が取られていたら、こういう暫定的な形にはならなかったでしょうから、やはりBlu-rayの曲順は単純な撮影順というわけではないように思います、


もう一つ気になるのは、曲順を変えて3回の配信映像を1つにまとめてしまう場合、「one」「two」「three」の所々に挿入された演出用映像はどうなるのだろうかということです。
物語として矛盾が起こらない位置を選んで入れるのでしょうか。
もしかしたらオープニングやエンディングの映像の一部は、Blu-rayに入らないものや改変されるものも出るかもしれません。


ただいずれにしろ、ライブ映像で曲順が変更になるというのは、通常のライブBlu-rayではありえないことであり、なかなか面白いです。
これを「ライブ」と言ってよいのかという定義の問題も含め、一つの挑戦的な試みと言えるでしょう。
ライブというよりは、音楽作品として作られている、と考えるべきなのでしょうか。


今回のBlu-rayは、初回限定版(税込定価15619円)通常版(税込定価10780円)の2パターンで発売されます。
DVDでのリリースは発表されておらず、ウツFCの限定版などもないようです。
リリースはM-tresのインディーズ版となりました。


ライブ先行予約カードが付くのは限定版のみです。
また限定版には、LIVE CDも3枚付いてきます。
これは配信された「one」「two」「three」の音源を収めたものになります。
要するにBlu-rayの音を配信時と同じ順番で並べたCDということです。


初回限定盤はこれが付くだけで、通常版よりも5000円高くなります。
うーん、余計な水増し感がすごいですね。
個人的には撮影時のオフショット映像とかの方がよかったかな。
私はライブ先行受付カードがあるから、仕方なく初回限定版を買いますが、ライブに行かない方は通常版で十分と思います。


なお今回は、予約した店舗ごとに特典があります。
SonyMusicShopはミニタオル、TSUTAYAはアクリルキーホルダー、amazonはトートバッグ、楽天はアクリルコースターです。
またHMVでは、限定Tシャツとのセット販売を行ないます。


特典のない他店舗でも、Yahoo!ショッピングやセブンネットショッピングなどでは、値下げして販売されています。
HMVや楽天でも、特典を付けなければ値引き価格で買えます。
私がざっと見た限りでは、限定版では楽天ブックス(12182円+送料無料)・タワーレコードPayPayモール店(ウェブクーポン適用で12257円+送料220円)・セブンネットショッピング(12494円+コンビニ受取で送料無料)あたりが安そうです。
特典グッズを付けず12000円で買うか、特典付きで15000円出すか、Tシャツ付けて18000円出すか、皆さまはよくお考えください。
なおウツのオフィシャルグッズオンラインショップでも少し安く購入できますが、値引き率はあまりよくないので、ウツにお布施をしたい方以外はあまりメリットはなさそうです。


以上が今回のTM NETWORKの告知に関するまとめでした。
ただ私、実は告知予告があった時点で想定していたのは、Blu-rayと新曲「How Crash?」のCDリリースでした(ライブはもしかしたらあるかも、くらいの予測でした)。
TM再起動の始まりとなる「How Crash?」は、まだリリースはお預けとなるようです。
あるいはライブに合わせてリリースすることになるのでしょうか。
そういえばavexでの活動開始の狼煙となった「I am」も、復活ライブ「Incubation Period」の開催に合わせて発売しましたし。


Blu-rayリリースとライブ開催の告知があった21日の2日後、2/23にはライブ音源集「Live Historia」のT盤・M盤がリリースされました。
量が量だけに、私もまだじっくりと聞いたわけではないのですが、音がすばらしく良いです。


私は過去に出したものにわずかな新出音源を追加したり、VHS→DVD→Blu-rayとアップコンバートしたり、リマスターを繰り返して何度も再リリースし続ける商法には本当に辟易させられており、その点で本商品のリリースには当初から大変印象が悪かったのですが、いざ聞いてみると、「Colloseum」などのライブ盤はもちろん、SONY時代のDVDなどと比べても音の迫力や解像度が大幅に改善されております。
今回のライブ音源集は、(主にエンジニアを)評価せざるをえません。
今後こうした切り張り商品ではない形でライブ音源・映像を出す時には、基準として欲しい仕事でした。


特に1984年渋谷PARCOの「Electric Prophet」の音源は、元テープの状態もあるのでしょうが、ウツの声が大変生々しく聞こえ、息遣いまで感じられるようでした。
今回の目玉である「17 to 19」「Time Machine」も、聞けるならば劣悪な音源でも良いと思っていましたが、こんな良好な形で聞けるとは感激しきりです。
こんな良い状態のものをこんなに長い間隠しておくんじゃねえよと言って怒るべきところである気もするのですが、なんか音の良さのあまり、そんなつっこみが封じられてしまいました。
私はあまりこだわらない方なんですが、やはり商品の質て大事ですね…。


残念なところを個別に挙げるとすれば、「Rhythm Red Tour」「Time To Count Down」のイントロのシンセソロが丸ごとカットされていたことがあります。
一方で「Camp Fanks!! '89」「Dive Into Your Body」は、演奏の後に続くライブのエンディングテーマも収録されており、これは良い判断だったと思います。
ただ「Dive Into Your Body」の後には、ウツがダンサーの紹介をして「Thank You Fanks! Good Night!」と言って退場するのですが、ダンサーの紹介の部分は30秒ほどまるっとカットされています。


また「TMN 4001 Days Groove」はウツのミスが隠蔽されてきたことで有名ですが、今回その点で「Dragon The Festival」「Seven Days War」がどうなっているのか(真のライブ音源が収録されているのか)注目されるところでした。
しかし結果としては、どちらもDVD/Blu-rayの修正が反映されたボーカルになっていました。
ちなみに「Seven Days War」で「つぶれたシューズ ちぎれたシャツ」と歌った後に歓声が起こるのは、会場では「ちぎれたシューズ ※△れたシャツ」と間違えたためです(DVDでは微妙な表情を隠すためか、この前後のウツは一切映っていません)。


これに限らず詳細に聞き比べれば、過去の音源に施されている操作が明らかになったり、今回加えられている操作に気付くところがあると思います。
正直これを語る準備はまだありませんが、もしも余裕があれば、次回軽く言及するかもしれません。
まあそこらへんは私がしなくても、誰かがやってくれそうですけどね。


全体に関わることとして一点だけ指摘しておけば、「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」「Beyond The Time」は1988/3/16の公演の音源が使われていますが、もとになったのは「Colloseum Ⅱ」収録のものと同じと思われます(つまり「Colloseum Ⅱ」も3/16収録音源がベース)。
販促映像でnishi-kenさんが言及していた通り、この音源では2番冒頭の歌の入りでウツが盛大に失敗しています(「Colloseum Ⅱ」は別の音源を上からかぶせて修正)。
これ自体は余計な操作をしなかった点で、私は高く評価したいのですが、一方で疑問なのは、なぜ他の日程の音源を使わなかったのかということです。


「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」は、公式には3/15のものとされる映像が「Fanks The Live 2」として商品化されています。
実際には他の日程の映像・音源も使われているようですが、3/15にも収録を行なっていたことは間違いないと思われます。
ならば「Beyond The Time」については3/15の音源を使えば良いのではないかという気もするのですが…(これは「Colloseum Ⅱ」についても言える疑問です)。
商品のベース用に使えるマルチテープは限られるということでしょうか。
ここらへんはSONYの素材管理の問題とも関わるので、気になるところです。


ちなみに「17 to 19」は、木根さんも小室さんも誰が作詞作曲したか分からないと言っていましたが、商品化に当たって小室さんの作詞・作曲ということになったようです(なお木根さんは、自分は作った記憶がないから小室さん作曲ではないかとか言っていました)。
木根さん・小室さんが作詞作曲者問題に言及していたのは、SONYから問い合わせがあったからかな?とも推測できます(前回「グリニッジの光を離れて」の作曲者が間違えてクレジットされていた問題があったこともあり)。
作詞作曲者については、私も多分それで正解な気がしますが、なんかモヤるところはありますね。


今回はライブ盤だったため、せっかくの「17 to 19」初公開なのに歌詞が出なかったことは残念です。
以前木根さんが「真・電気じかけの予言者たち」の中でサビの歌詞だけは書いていましたが、全体の翻刻案を以下に示しておきます。
■■の部分(「キャッシ」と聞こえる)がよく分からないので、どなたか分かった方、教えてください。
少女のトラウマとなるものを指しているのだと思うのですが。

GAUZEさんのご指摘で、「One ■■」を「Akashic」(akashic record=元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶)と修正しました。
*2/26微修正しました。

You Cry 遠すぎて I Can't 届かない
夢のパズル解けるまで 深くさまようYou Dream
Hundred きっと今 Your Sight 君の目に
僕らの Story 二人のDiary
砂に埋まるAkashic Flash Back
見ないでおくれ

Tonight もしも 17 to 19 君の時が消えても
Good Morning Babe 僕だけが 夜の嘘を壊せる
Feel Like a Knight 君の時を奪う 魔物達現れても
Cry Babe Queen 守る夢を 瞳閉じず見ている

eighteen 知り合えた とても大切な時だもの
何もかも消していく 闇から逃げて You Still Dream
離れたくない そばにいて欲しい
寂しげなGood Night Call 僕の声聞こえない
Over The Night

Tonight もしも 17 to 19 君の時が消えたら
I Love You いつもは言えない言葉 今すぐ伝えられるよ
Feel Like a Knight 君の愛を襲う 魔法の雨降り出しても
Cry Babe Queen 守る僕は 昨日より強くなれるよ

You Cry 遠すぎて I Can't 届かない
さみし気な明日の朝 何もかも Good Bye, Night Dream
I Can 泣きながら 君は目を覚ます
一秒も使わずに解けるよ Magic Good Morning
Good Bye, Night Dream

Tonight もしも 17 to 19 君の時が消えても
Good Morning Babe 僕だけが 夜の嘘を壊せる
Feel Like a Knight 君の時を奪う 魔物達現れても
Cry Babe Queen 守る夢を 瞳閉じず見ている

Tonight もしも 17 to 19 君の時が消えたら
I Love You いつもは言えない言葉 今すぐ伝えられるよ
Feel Like a Knight 君の愛を襲う 魔法の雨降り出しても
Cry Babe Queen 守る僕は 昨日より強くなれるよ


なお、ちまたに出回っている別日程(1984/12/27札幌教育会館)の音源を、「Live Historia T」収録の渋谷音源と聞き比べると、歌詞が一部違います。
ウツの歌い間違いの可能性もあるので何とも言えないのですが、1番Aメロ「Your Sight 君の目に」(渋谷)が「君の嘘だよ」(札幌)に、2番Aメロ「離れたくない」(渋谷)が「I Love 行くなよ」(札幌)に、3番Aメロの「さみし気な明日の朝」(渋谷)が「待ちわびた明日の朝」(札幌)になっているのは、無視できない違いな気がします。


最後にソロの近況についてまとめます。
2/19にはラドンナ原宿で「木根尚登&丸山圭子ジョイントライブ」が開催されました。
また2/20にはZepp DiverCity Tokyoで、ウツの「U Mix」追加公演が開催されました。
ウツについては、特にサプライズなどはなかったようです。


この後は、3/17・18にbillboard Live Yokohamaで小室さんの「Hit Factory #1」追加公演があり、4/1からはウツの「それゆけ!!歌酔曲!」が始まります。
また3/15には、木根さんが広島綾子さんの三軒茶屋GrapeFruitMoonでのライブに出演します。


テレビでは、木根さんがBSテレビ東京の「辰己琢郎の葡萄酒浪漫」に出演します。
2/20・27と、3/20・27に出演予定で、初回はすでに終わってしまいました。
私は見ていませんが、ワインを飲みながらトークをする番組みたいです。


2/18には小室さんの「TK Friday」の配信がありました。
「How Do You Crash It? three」の配信中のタイミングだったので、配信ライブの話をしてくれるかと思っていましたが、ゲストとしてBeverlyさんが来ていたので、TM話はちょっとだけでした。


Beverlyさんは新曲を出すようで、その宣伝活動の一環で来ていたようです。
小室さんとは結構久しぶりだったようです(多分引退後初めて?)。
番組冒頭で「Guardian」、中盤で「Faces Places」、終わりに「Be The One」を、小室さんの演奏に合わせて歌ってくれました。
ちゃんとした歌い手のゲストて、この番組では初めてですよね。


「Guardian」は小室さん引退後に発表されたこともあり、この演奏はなかなか貴重な機会だったと思います。
「Faces Places」はなんで?と思いましたが、avexの企画盤デジタルアルバム「90S & NEW REVIVAL」の中で歌っており、ライブでもこの曲を披露したことがあるようです。
たしかにBeverlyさんが歌うには良い選曲だと思います。


以上、近況の整理でした。
ここ最近は1週間~10日間隔くらいでのブログ更新が続きましたが、今回のBlu-rayリリース告知とライブ音源集リリースの後は、しばらく緊急の更新の機会もなくなると思うので、ゆっくりしようと思います。
また3月にお会いしましょう。

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