2-33 メディア出演(1987年末~1988年初)

某処の情報によると、11月の横浜TMライブに続いて、
小室哲哉が12月にも大きいライブを控えているとのこと
(9/8大分放送「かぼすタイム」より)
もしやTMライブ第二弾でしょうか?


ちなみにTMと全然関係ないですけど、
Dragon Ashの「Let yourself go, Let myself go」はいいですねー
ベスト版出たんで、改めて聞いて思いました
「陽はまたのぼりくりかえす」とかも名曲です
関係ない話題すいません
では本題に入ります


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TM NETWORKは1987年9月頃から、
「Kiss You」「humansystem」のプロモーションのために、
しばしばTVに出演した
ツアーの規模が大きくなったこと、人気も高まったこともあり、
ツアーで各地を訪れた先の楽屋でインタビューを受けるというパターンが多い
そのため出演数は多いのだが、
地方局で演奏することはなくなった
1987年9~12月に演奏した例は、以下の通りである


・1987/9/23「夜のヒットスタジオDX」(フジテレビ)
  「Kiss You」
・1987/10/2「Music Station」(テレビ朝日)
  「Kiss You」
・1987/10/22「ザ・ベストテン」(TBS、10位)
  「Kiss You」
・1987/12/6「ヤングスタジオ101」(NHK)
  「Self Control」「Children of the New Century」


衣装はそれぞれ異なるが、
「Kiss You」のイメージに合わせて、白・黒が多い
特に「夜ヒット」「Music Station」で着ている衣装は、
ツアーの微妙な宇宙服とは違い、普通にかっこいい


両番組出演時、「Kiss You」では、
オリジナルにはないサンプリングボイスが入れられている
また「夜ヒット」はシングルリリース前の出演で、
シングルのプロモーションとして出演したのだが、
なぜかアルバムの「More Rock」バージョンで演奏された


「ベストテン」はなかなか見られないリハーサル会場(合歓の郷)での演奏である
この時の衣装は「夜ヒット」「Music Station」ともツアーとも別だが、
これはこれで微妙過ぎる出で立ちだ
特に小室は赤のジャケットに花柄の装飾みたいなものが付いていて、正直どうかと思う
(違うのかもしれないが、そう見える)


注目すべきはなんといっても「ヤングスタジオ」だろう
完全演奏の「Children of the New Century」の映像は、
2015年「30th Final」が商品化されるまで、これしか存在しなかった
さらに貴重なのは、「Self Control」も含め、
映像未商品化の「Kiss Japan Tour」のアレンジと同じという点である
(しかもサポートメンバーもいる)
多分フリも同じなのだと思う


「ヤングスタジオ」はNHKで深夜に放送された番組だが、
当時TMはNHKの受けが良く、
「ヤングスタジオ」の後継番組「JUST POP UP」も含め、
しばしば出演しており、貴重な映像も多い


「humansystem」発売日の11/11、テレビ東京で放送された、
「TM NETWORK in HUMAN SYSTEM since 1984」という一時間の特番も注目される
その内容は、デビュー以来のPVやライブ映像をまとめて放送したものである
EPIC/SONYがプロモーションの方針をビデオコンサートからテレビに移してきた頃であり、
翌年4月からは「eZ」という音楽番組を継続的に放映するようになる


「TM NETWORK in HUMAN SYSTEM since 1984」で使用された映像は、
現在ではほとんどが商品として入手可能だが、
ダイジェストとしてはなかなか見ごたえがある
当時はほとんど商品化されていない映像でもあったため、
その意味でも貴重だった
1986年初めに放送された「TM NETWORK in THE VISION」の続編のような位置づけだろうか


「TM NETWORK in HUMAN SYSTEM since 1984」の放送内容は以下の通りである
(●は未商品化映像、全部と明記されないものは一部のみ)

「Get Wild」 in 「Fanks Cry-Max」(全部)
「Rainbow Rainbow」 in 「Electric Prophet」
「1974」 in 「Electric Prophet」
「アクシデント」PV(「TM VISION Ⅲ」バージョン)
「Dragon The Festival」PV(「TM VISION Ⅱ」バージョン)
「Your Song」PV(非ドラマ版、全部)
・●「Electric Prophet」 in 「Dragon The Festival Tour」
「Come on Let's Dance」PV(全部)
「You Can Dance」 in 「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」
「Self Control」PV
「All-Right All-Night」PV
「Get Wild」PV
「Human System」 (「Self Control and the Scenes from “the Shooting”」Opening映像)
・●「Resistance」(メンバー写真撮影シーン)
「Maria Club」 in 「Fanks Cry-Max」(全部)
「Self Control」 in 「Fanks Cry-Max」(全部)
「Kiss You」PV(全部)


1988年に入ると、TMは「Resitance」「Beyond The Time」のプロモーションでTVに出演した
以下に番組で演奏したもののみ挙げる
別章ですでに触れたが、他に何度かライブ映像も放送されている

・1988/1/21「ザ・ベストテン」(TBS、7位)
 「Resistance」
・1988/2/1「歌のトップテン」(日本テレビ、7位)
 「Resisance」
・1988/2/24「夜のヒットスタジオDX」(フジテレビ)
 「Beyond The Time」
・1988/4/7「ザ・ベストテン」(TBS、10位)
 「Beyond The Time」


1/21の「ベストテン」は、
ライブ終了後の宮城県民会館の会場で演奏したものである
ライブアレンジを短く編集したもので、衣装はツアーそのままである


「トップテン」では小室が赤、
ウツ・木根が白のジャケットをはおっている
「痛快!ロックンロール通り」オープニングと同じく爆発音で終わるアレンジだが、
正直ダサい


「夜ヒット」は、宇宙服的イメージの黒の衣装である
「Kiss Japan Tour」とは別の衣装だが、
それよりもむしろすごい服かもしれない
4/7「ベストテン」「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」の衣装である
ただし小室はライブビデオ化されていない公演で使った白い衣装を着ている
ウツがズボンのポケットに両手を入れて歌う姿は印象的である


夜ヒット出演時


最後に、以前も1987年のところで紹介した「LIVE TOMATO」に触れよう
1988/3/10に放送されたもので、おそらく2月末頃に収録したのだろう
この映像も1987年の「LIVE TOMATO」と同様に、
貴重な映像となっている
本番組のライブ映像は2015年に、
「TIMEMACHINE BOX」として限定販売された


衣装は「ヤングスタジオ」の時に使用したものである
まず番組オープニングで、
サビの部分だけ「Get Wild」が流れる
「TIMEMACHINE BOX」未収録)
「humansystem」期の唯一の「Get Wild」の映像である
なお本ライブでは「Self Control」も演奏されたが、
これは番組では放送されていない


いよいよライブ本編の映像
前半は「Kiss You」「Resistance」「Beyond The Time」と、
最新シングル3曲が続く
特にこの時期の「Beyond The Time」の完全版演奏は、
これ以外に存在しない
(5分以上ある曲のため、TVではフルコーラス演奏していない)


「Come on Let's Dance」はFANKS期ライブバージョン
このアレンジでの映像の中では、もっとも魅力的なものと思う
長いアウトロで、大変激しく動き回るウツには目を奪われる
会場にも下りてきて、観客の目の前であおったりしている
「Kiss Japan Tour」でもこのようなパフォーマンスが見られたのだろう


「Dragon The Festival」
9分に及ぶ「Kiss Japan Tour」のアレンジ
実はこのライブで一番貴重な映像はこれかもしれない
定番曲だったにもかかわらず、
FANKS期ライブの完全版映像はこれ以外に存在しない
「Fanks “Fantasy” Dyna-Mix」も途中でカット)


間奏のサンプリングボイスの嵐の中、
メンバー・観客が頭上で手拍子を取り続ける様子は、
実に楽しそうだ
ウツは日詰と一緒に遊んでいる


トークコーナーでは、サポートメンバーも近況を語っている
松本孝弘は、
ソロデビューアルバム「Thousand Waves」のことに触れている
小室と平山雄一のトークも、なかなか興味深いものがある
今後のTMの方向性について、小室がどのように考えていたかが如実に分かる


具体的には、1986年のFANKSが成功した後、
そこを基礎として音楽活動を続けてきたが、
次の作品からは新しい方向性を提示したいということのようである
これは言うまでも無く、
T-Mue-Needsの構想を念頭に置いたものに違いない
すでにロンドン移住をほのめかす発言も見られる
以下でこれについて引用して、本章を終わりにしたい


平山「爆発的に触れなきゃいけないというか、自分たちが**でる世界が広がったでしょ、すごい勢いで。そのことってのがバンドそのものに、何らかの影響を与えてるかな」
小室「まあね、やっぱり次だと思うんですよね。今まではさぐりながら来たでしょ。広がってるなあとか、いろんなものがね。それに平行して作っていたというのが大きいから」
平山「その広がり方に合わせてだったり、さぐりたいことをさぐってみようとかだったり」
小室「そうね。だから、対象となる人たちとかね、まだどのくらいなのかとかちょっとわかんなくて来てたから、やっと次くらいでね、ターゲットをばっちり分かって、やってあげる感じだと思う」
平山「前話した時は、そういう人たちに合わせて色々さぐりながら来て、アクションとか見ながら作ってきたんだけど、で、とどめみたいなさ、集大成みたいなLPをこの間作ったと思うんだけど、今度はその次に行くと言う、もうちょっと自分たちの主張みたいなのをもっと前に出てくる…」
小室「そうですね。やっと出来るんじゃないかと思って。ずっとなんとなると、新しいものとかね、ちょっと今までのをくずしてとか壊してとかしようとしようと思ってやってきたんだけど、ついつい集大成集大成って、こうなんか、家がどんどん大きくなってって」
平山「増築みたいな感じ」
小室「なかなか引っ越せないって感じ。だからだんだん足していった感じになってるからね。やっと次くらい、もう一回新しくできるかなと思って」
平山「たとえば今年のこの三人のバランスってのは、どんなものになりそうなんですか」
小室「今までとはちょっとね、動きが変わると思うんで」
平山「活動のスタイル?」
小室「活動のスタイルがね。とりあえず僕がレコーディングの準備っていうか、うちで、イギリスの方に先にちょっと行ったりとかして、その間はとりあえず日本には2人しか残んないし、そういうわけで木根とか、結構コメンテーターというか、TMの情報源というかね、そういう役割とかもっと増えるような気がするし」
平山「CIAみたいなね。情報源」
小室「窓口になりますね」
平山「窓口? 区役所みたいな人(笑)」
小室「窓口に座ってくれてる人ですね(笑)。ウツもね、やっぱり今までの、単なる表現者って部分からね、もう一歩くらい、自分を出してくような形になると思う。今まではどうしても、TM NETWORKってものをを紹介したり、代表したり、顔となったり、自分の体を使って表現するというものだったと思うんだけど、もうちょっと自分のキャラクターってのが出てくるんじゃないかと思うしね。まあ、もっと明確にしたいですね」
平山「今年はもうちょっと違うというか」
小室「うん、そうですね。とにかく今年変わらないと、また、もういわゆる一般のローテーションを回るだけになっちゃうとね、それが怖いです」

(2007/9/11執筆 2008/11/21・2014/3/31・2017/5/26加筆)

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