3-6 メディア出演(1988年夏)

R&Cのサイトで、「SPEEDWAY」の曲目が発表されました!
01. ACTION (小室/小室/小室)
02. DIVING (小室/木根/小室&木根)
03. PRIDE IN THE WIND (小室/木根/小室)
04. RED CARPET (小室/小室/小室)
05. TEENAGE (小室/木根/小室)
06. WELCOME BACK 2 -1983 Edit- (小室/小室/小室)
07. 夏の終わり (小室/木根/小室&木根)
08. N43 -1983 Edit- (木根/木根/小室)
09. ELECTRIC MUSIC (-/小室/小室)
10. YOU CAN FIND (小室/小室/小室)
11. MALIBU (-/小室/小室)
(歌詞/作曲/編曲)


曲名だけなので中身はまだ分かりませんが、
今回は普段と比べて木根作曲が大変多いことが特徴です
今までは木根が3曲担当、残りを小室が担当というのが普通でした
またアレンジに木根が加わっているというのも、大変珍しいです
ソロアルバムでもほとんどなかったんじゃないでしょうか
(できたんだ… 失礼^^;)


小室さんが横浜のライブで、
今回はウツと木根にがんばってもらったと言ってましたが、
木根さんに関しては納得ですね


曲目については、シンプルなものが多いですね
中でも「Diving」「Electridc Music」「You Can Find」などは、
意図的に昔の曲を思い出させる曲名にしているのではと思わせます
曲名は割とかっこいいかなぁと思います


11曲という曲数や、
「Green Days」「Memories」など、
アルバム未収録曲を敢えて入れていないことなど、
間に合わせで曲数をそろえて作ったアルバムではないことを感じさせます
ほぼ全曲小室作詞の点も含め、
今回は小室さんもなかなかやる気を出してたんじゃないでしょうか
まあ作曲数は少ないですけども


「Welcome Back 2」「N43」「1983 Edit」というニューアレンジのようです
TM結成の1983年頃をイメージしたアレンジなんでしょうか
「Welcome Back 2」もライブではまあまあだったし、
アルバムで化けることを期待します


「Welcome Back 2」といえば、
PVがMySpaceで公開されました
レコーディング風景を撮影しただけの、お金のかかっていないビデオですが、
ともかくPVを作ってくれただけでも嬉しいです
実はTMが出演したPVって、
「Happiness×3 Loneliness×3」以来8年ぶり(!)なんですよね
あと注目すべきは、
草稿段階での「Welcome Back 2」の歌詞が途中で出るのですが、
最初の「Self Control Human System Love The Earth」のところに、
レジスタンス
アクシデント
kiss you
wild
Heaven
Time2
Count down
Just one victory
と書き込んであって、
使われる候補になっていた曲名が分かります
「Resistance」「Kiss You」はともかく、「アクシデント」
使われていたら面白かったですけどね


あとさらについでに
11/14、GT Musicから「POP meets JAZZ」という企画アルバムが出ます
歌い文句を引用すると、
あのヒット曲がジャズ・アレンジで甦る!
毎回、バラエティに富んだアーティストが出演し、イベントを重ねてきた大好評の「Pop meets Jazz」。遂にCD化され、全国のファンに届きます。80~90年代のヒット曲を、そのアーティストがJazzアレンジによってセルフカバーする、オムニバス・アルバムです。「えっ!この曲がジャズに!?」と驚かれるような曲も多数収録!イベント「Pop meets Jazz」で聴く印象とはまた違った楽しみの多いアルバムです。秋の夜長の必需品!
ということのようです


で、これに、ウツが「Self Control」、木根が「Time Passed Me By」で参加しています
「Self Control」SONY Musicのサイトで試聴できますが、
正直「ウーン」という感じ
どうせジャズなら「Time Passed Me By」の方を聞いてみたいですね


そういえば、
11/14「POP meets JAZZ」
11/21「Gift for Fanks (DVD付き)」
11/26-27「TM NETWORK -Remaster-」C.C.Lemonホールライブ
12/3「TM NETWORK -Remaster-」武道館ライブ
12/5「SPEEDWAY」
と、一応TM関係の商品リリースやライブが毎週ありますね
まあ自分は最初の二個はいらないけどね…


ともかく話題が多いのは良いことです
来週には「SPEEDWAY」試聴もできるようになってるかな?
さて、やっと本編に入ります


-----------------------------------
小室は渡英直後から1988年6月初めまで、
「Seven Days War」サントラの作成にたずさわった


この間、5月のシングルレコーディング時には、ウツ・木根も渡英した
外国嫌いのウツは、英語が大変だったらしい
シングルのレコーディングが終わると、3人はまた別れ、
木根は日本へ、ウツはニューヨークへ向かった


木根は「SF Rock Station」のDJを小室から引き継ぎ、
4月から日本でDJを務めていた
木根はロンドンでの「CAROL」レコーディング終了後、
11/1からNACK FIVEで「えんぴつを削って」のパーソナリティも務める
木根のトーク担当としての役割が明確化するのはこの頃である


一方ウツは、短編小説集「彼女」の写真撮影を目的に、
7月下旬までの2ヶ月間アメリカに滞在した
「彼女」は1988/10/25に発売された
雑誌「PATI-PATI」で連載された、ウツを主人公とした小説である
今見ると痛い企画だが、なかなか売れたようで、
1989/7/31には増補版が刊行されている


ちなみに12/24には小室のパーソナルブックとして、
「Vis-age」も発売された
ロンドンでの写真・対談や小室のインタビューなどを収録している


さて、小室は6/4に「Seven Days War」のレコーディングが終わると、
確認される限り大きな仕事はしばらくなかったようである
小室はおそらくこの間、ロンドンでミュージカルやライブの鑑賞など、
イギリスの音楽を吸収していたものと思う


なお7/13には、憧れのKeith Emersonに会う約束もあったのだが、
当日熱を出して寝込んでしまい、この企画は流れてしまった
小室としては、さぞかし残念だっただろう


6月の終わりからは、「CAROL」の音作りに入った
別章で触れるが、いわゆる「CAROL」組曲の原型は、
7月中に出来上がっていた(木根曲除く)
7月には木根が再渡英し、14日小室と合流し、
「CAROL」のストーリーを詰めながら小説執筆を始める
7/25にはウツと松本孝弘も合流した


8月は「STARCAMP TOKYO」の準備にかかりっきりとなった
8/13にはメンバーとサポートが日本に戻るが、これは小室3ヶ月半ぶりの帰国だった
これ以後8/23までは、「STARCAMP TOKYO」のゲネプロと併せ、
新曲「Seven Days War」プロモーションのために積極的にメディアに出演した


「Seven Days War」は7/21リリースだったが、
その頃はメンバーが全員ロンドンにおり、プロモーションができなかった
そのためこの時期、メンバーは集中的にラジオ・テレビに出演した
大変な過密スケジュールだったようである
さらにライブ前日の8/24には次のシングル「Come On Everybody」のジャケット撮影までしていた
なおアルバム「CAROL」の写真も同じ時に撮影したものと思われる


8/25にはライブが開催された
様々な問題点が表出したライブだったが、
メンバーはこれを踏まえて「CAROL Tour」に臨むことになる
一日休憩を挟んで、8/27には再びメンバー全員でロンドンへ向かった
以後は一ヶ月、「CAROL」のレコーディングが続く
「CAROL」完成は10/8のことだった
この間、10/5にPamelaに代るキャロル役のオーディションも行なった
木根は10/7、ウツは10/8、小室は10/19に日本帰国
10月終わりからは「CAROL Tour」の準備に入った


以上が小室渡英後半年間のTMのスケジュールである
「CAROL Tour」開始は12/9で、当初4月に終わる予定だったが、
諸般の事情で翌年8/30まで続く長期ツアーと化した
ここに小室のロンドン在住は有名無実化し、
拠点を日本に戻す(戻さざるをえない)ことになる
この頃にはTMインターナショナル構想も立ち消えになっていたと思われ、
ロンドンにこだわる理由もなかったのだろう
結局小室のロンドンでの日々は、5ヶ月程度で終わってしまった


この5ヶ月間で作られたのが、
1988年発表の「Seven Days War」「CAROL」である
これらは日本で考えたアイデアをもとにロンドンで制作されたアルバムである
逆に1989年に発表される「Dive Into Your Body」「Digitalian is eating breakfast」は、
ロンドン時代に触れた音を吸収して日本で制作したものだった
第三部に当たる1988~89年の作品は、
小室の5ヶ月のロンドン滞在が何らかの形で影響しているということができるだろう


さて、結果的には小室のロンドン滞在は短期で終わったのだが、
当時のファンは「永住」と聞いていたのであり、
3人が集まった姿がほとんど見られなくなると不安視していた者も少なくなかっただろう
実際に4~7月には3人はほとんどバラバラに動いていた
そのような中で、8月中下旬に3人が揃って日本に来たことは、
非常に重要なことだったに違いない(当時としては)
この時期のTMのメディア出演事例を以下にまとめよう


・1988/8/17「夜のヒットスタジオDX」(フジテレビ)
 「Seven Days War」
・1988/8/18「ザ・ベストテン」(TBS。6位)
 「Seven Days War」
・1988/8/19「Music Station」(テレビ朝日)
 「Seven Days War」
・1988/8/20「オールナイトフジ」(フジテレビ)
 「Seven Days War」「Be Together」
・1988/9/1「ザ・ベストテン」(TBS。5位)
 「Seven Days War」
・1988/9/3「Just Pop Up」(NHK。8/14収録)
 「Seven Days War」「Be Together」


衣装はそれぞれ異なるが、
小室が茶色、ウツ・木根が青系、
もしくは黒系のジャケットを着ている
TMにしては落ち着いた風貌である
ただし「オールナイトフジ」や9/1「ザ・ベストテン」の小室は、
帽子姿で、若い雰囲気を出している
このファッションは1989年にしばしば見るものだが、この頃からのものである


ウツは「Seven Days War」を歌う時、
まっすぐ立って歌い、間奏でダンスを入れる
このダンスに入るところ、結構好きだ
なおテレビでは、なぜか間奏の「ラーラー」のコーラスは入らない
生演奏ではないようだが、オケはCD音源とも別らしい


「夜ヒット」「オールナイトフジ」では、
「ぼくらの七日間戦争」の出演者の中学生と菅原比呂志監督も登場した
宮沢りえファンにはお宝映像だっただろう
8/18「ザ・ベストテン」は、伊勢崎文化会館のリハーサル会場からの生中継で、
「STARCAMP TOKYO」のステージが組まれているところでの演奏である


9/1「ザ・ベストテン」は、ロンドンのCovent Gardenから中継という、
番組としても珍しいケースだった
松本・Nickもいるが、ショッピングモールの中ということもあり、CD音源・口パクである





この時のインタビューでは、小室がCovent Gardenの話に触れて、
「この帽子とかもここで買ったりして」
と、自分の衣装を話題に出している
すると司会の黒柳徹子はこれを受けて、
「木根さんか宇都宮さんは何かお買いになりました? 面白いもの見つけた?」
と話題をあとの二人に振った


ところが木根はこの時、
「このメガネ(サングラス)をCovent Bargain…Covent Gardenで、あの、拾いました」
と「拾いました」でボケようとしたのに、
Covent Gardenでとちって台無しにしてしまい、その挙句、
「拾ったの!? えーそうですか。宇都宮さんは何か面白いもの見つけた?」
と、ボケたところはスルーされて、
しかも事実として受け取られてしまうという一幕もあった


「オールナイトフジ」「Just Pop Up」では、
「Seven Days War」以外に「Be Together」も演奏している
意外な選曲だが、最新アルバムから非シングル曲の紹介ということだろうか
「Just Pop Up」では松本・Nickもいる
「Be Together」は、テレビ用にオリジナルバージョンで演奏しているが、
ダンスは「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」のものである


(2007/11/11執筆 2008/12/2加筆)


SEVEN DAYS WAR
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1988-07-21
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