4-26 Tour TMN EXPO ③

一ヶ月半、更新をさぼっていてすみませんでした
まじでブログに手をつけることができませんでして…


近況を言いますと、
ここしばらく清竜人「WORLD」にはまっています
一部で評判の「痛いよ」が気になって買ったのですが、
なんだかすごい曲です
男心を表現しすぎていて、聞いていて恥ずかしさを覚えるくらいです
他にもいい曲が入っているので、
関心がある方は聞いてみて下さい
TM NETWORKとはまったく接点のない音楽ですが…


TM絡みの話題では、
2/5にニコニコ動画で小室みつ子さんが、
生放送「小室みつ子のGet Wild」に出演しました
ニコニコ動画管理人のひろゆきさんと、木根さんも出演しました
みつ子さんの日記にも、この件が色々と書いています
みつ子さん、全然司会できていませんでしたが(笑)、
こんなかわいい50歳はいないと思いました
80年代、TMと一緒に仕事をしていた頃は、
さぞかし楽しい職場だったんだろうと思います


木根さんは最後、みつ子さんと一緒に、
TMの「Winter Comes Around」と、
Carole Kingの「You've Got A Friend」を演奏しました
「Winter Comes Around」って、
木根さんもみつ子さんもカバーしているんですよね
みつ子さんはハモリで大失敗しましたけど(笑)
それとCarole Kingカバーを歌ったのは、
「CAROL」つながりなんでしょうか?(違うか)


トークは、やはりTM NETWORKの話題が中心になりました
みつ子さんにとって今まで一番きつかった歌詞は「Kiss You」だったらしいです
あと木根さん、TM NETWORK再開はあるかというリスナーの質問に、
あると思うと答えていました
まあ、ありませんとは答えないでしょうけどね…


みつ子さんが本来考えていた形だったのかはともかく、
番組はグダグダの雰囲気も含めて、とても楽しかったです
要望があればまたやるとのことですが、是非やって欲しいです
でも生放送に慣れてしまわない方が面白そうだから、
慣れないくらいの頻度で(笑)


それと、小室さんのピアノライブ、熊本公演が終わりましたね
スポーツ報知の記事を引用しておきます
 音楽プロデューサーの小室哲哉(51)が18日、熊本・崇城大学市民ホールで「コンサート ピアノ&トーク」を行った。著作権譲渡をめぐり5億円をだましとったとして、執行猶予5年の有罪判決を受けた事件から復帰後、初の単独ステージ。「globe」や安室奈美恵(32)に提供した代表曲「CAN YOU CELEBRATE?」などを演奏したほか、新曲の一部も披露。早ければ4月に復帰作が発売される見込みだ。

 逮捕から1年3か月。一度はどん底に落ちた小室は、妻・KEIKO(37)の故郷・大分からもほど近い熊本の、わずか1000人の観客を前に、新たな道のりを歩み始めた。

 1人でステージに現れると、ファンに無言の一礼。バッハの「トッカータとフーガ」を弾き始め、globeの「Feel Like dance」を披露。歓迎の拍手を浴びて「今のように演奏ができて本当に感謝」と復帰を実感した。「My Revolution」(渡辺美里)、「I’m proud」(華原朋美)など栄光を築いた楽曲を、ピアノで16曲を響かせた。

 昨年8月、globeとして「a―nation」で復帰ステージに立ち、今回は初めてソロの本格ステージ。イベント会社の熱烈なオファーに応えた。「ブランクはあった。プレーは及第点には届かない40点」と手厳しかったが「こういう職業はほめてもらうのがエネルギー。『良かった』って言ってもらえると全身の力になる」と満足の一日を振り返った。

 ステージでの完全復帰は果たした。次は復帰作。現在、新人から人気アーティストまで楽曲を提供するため、目標50曲を制作中で現在は47曲目という。ファンの要望で、その中の1曲の一部も披露。東京から来た女性ファン(32)は「小室テイストで、ずっと作り続けてほしい」と願った。終演後の握手会には800人が参加した。

 新曲発売は未定。ただ、昨年9月に発売した著書「罪と音楽」で復帰作の時期について言及していて、4月ごろが見込まれる。「努力を惜しまずやっていく。小室哲哉がどうとかじゃなく『この曲いいね』と言ってもらえる音楽にしたい」。自ら犯した罪は消えることはないが、信頼を取り戻すのは音楽しかない。


なんと、握手会があったみたいですね
セットリストは、ブログ「咲花林」のライブレポによれば、以下のような内容でした

・トッカータとフーガ (バッハ)
・Feel Like dance (globe)
[MC]
・My Revolution (渡辺美里)
[MC~藤井徹貫さん登場]
・Self Control (方舟に曳かれて) (TM NETWORK)
・Get Wild (TM NETWORK)
・TIME TO COUNT DOWN (TMN)
・Carol (TM NETWORK)
・SEVEN DAYS WAR (TM NETWORK)
・STILL LOVE HER (TM NETWORK)
・DEPARTURES (globe)
・I'm proud (華原朋美)
・I BELIEVE (華原朋美)
・SWEET 19 BLUES (安室奈美恵)
・Don't wanna cry (安室奈美恵)
・恋しさと せつなさと 心強さと(篠原涼子)
・CAN YOU CELEBRATE? (安室奈美恵)
[MC~藤井徹貫さん]
・WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント (H Jungle with t)
・Precious Memories (globe)


TMからは6曲で、一番多かったみたいです
あと咲花林によれば、50曲作曲のノルマは、47曲までできたそうです
ていうか、本当にやってたんですね


翌日にはニコニコ動画生放送にもちょびっと出演して、
熊本ライブについても少しだけ触れていました
福岡・鹿児島ライブでは内容は変わるのでしょうか
楽しみですね(行けませんけど)


では本題に入ります
今回で二ヶ月続いた「Tour TMN EXPO」は(やっと)終わりです

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「Tour TMN EXPO」の一つの目玉となったものに、
フォークパビリオンとメタルパビリオンがある
本章ではこれについて、一章を割いて触れておきたい


フォークパビリオンは、
ウツ・木根のアコギと木根のハーモニカで、
フォークソングを歌うコーナーである
高校時代にウツ・木根が二人で組んでいた「おん・ざ・ろっく」は、
このようなスタイルだったのだろう


1991/9/23以降は浅倉大介もピアニカで参加するようになった
なおWOWOWで放映された「EXPO Arena」横浜アリーナ公演では、
このコーナーはウツ・木根二人になり、浅倉は抜けた


このコーナーでは、3人ともYシャツやオーバーオール姿で登場し、
前に譜面台を置いた椅子に並んで座り、
観客との会話もはさみながら、
アットホームな雰囲気でコーナーを進行した
新潟の「コシヒカリ」、名古屋の「ういろう」「手羽先」など、
毎回会場ご当地にちなむグループ名を二人で名乗った


楽しそうな二人



TM NETWORK・TMNのライブは、
観客に有無を言わせぬ勢いでステージを進行させるのが通常の形で、
こうした和気藹々としたコーナーを設けることは無かった
FANKS時代にはライブの中盤に、
MCをはさみながら3人のみで演奏することとはあったが、
それとは比較にならないほどのアットホームさである


これはファンの間でもかなり好評だった
ウツ・木根を身近に感じられたのが新鮮だったのだろう
またもう一つ、選曲も大きかったのだと思う


フォークパビリオンでは、
最初に過去のフォーク名曲を1曲歌い、
TM NETWORK・TMNの楽曲を2曲前後演奏して、
最後は「月の河」で締めた


この中で、特にTMの過去曲の演奏が注目された
「Tour TMN EXPO」は、
徹底してリニューアル以後の楽曲を中心としており、
リニューアル以前の楽曲2~3曲も、
すべて原曲と隔たる新アレンジとなっていた


だがファンには過去の名曲を聞いてみたいと思う者も多く、
それがフォークアレンジとは言え、
このコーナーで実現したのである
本編では今のTMN、フォークでは過去の曲ということで、
分担していたのかもしれない


TMの楽曲はシンセメインの派手な演奏が多く、
ギター・ハーモニカ・ピアニカによるシンプルな構成によるアレンジは、
むしろ新鮮に聞こえる面もあった


たとえば初期によく演奏された「8月の長い夜」「Girl」の前奏などは、
木根のハーモニカが活躍した
アコギによる「イパネマ '84」「Rainbow Rainbow」のイントロも、
なかなかインパクトがある


シンプルな演奏のため、
ウツのボーカルや木根のはもりがはっきりと聞こえたことは、
楽曲の隠れた魅力を再認識する機会にもなったと思う
たとえば「Beyond The Time」「1974」などでは、
特に木根のはもりを堪能できる


演奏された楽曲は日替わりで、
一度きりしか演奏されないものも多かった
演奏曲はシングルに限らず、
ブレイク前のライブでしか演奏されなかった曲も含め、
かなりのレア曲が披露された


フォークで歌いやすい曲としてバラードが選ばれやすかったが、
バラードは一般にアルバム直後のツアーでのみ演奏されることが多いので、
結果としてレア曲を多く演奏することになった
その中には、未CD化曲「Time Machine」もあった


演奏曲は実に36曲に及んでいる
「EXPO Arena “Crazy 4 You”」を含む)
当時TMが発表していた歌入りの楽曲は88曲あり、
その内21曲は「Tour TMN EXPO」「EXPO Arena」本編で演奏されたから、
本編とフォークパビリオンを合わせれば、
持ち歌の半分以上が演奏されたことになる
「Electric Prophet」「Self Control」「Get Wild」「Human System」「The Point of Lovers' Night」の5曲は本編でも演奏されたので、36+21-5=52曲)


具体的な演奏曲は、以下に挙げる通りである

「1/2の助走」「1974」「クリストファー」「イパネマ'84」「Rainbow Rainbow」「パノラマジック」「アクシデント」「Fantastic Vision」「TIME」「8月の長い夜」「Dragon The Festival」「さよならの準備」「Twinkle Night」「Electric Prophet」「Girl」「Sad Emotion」「Self Control」「Time Passed Me By」「Spanish Blue」「Fool on the Planet」「Here, There & Everywhere」「Get Wild」「Human System」「Telephone Line」「Leprechaun Christmas」「Resistance」「Come Back To Asia」「This Night」「Beyond The Time」「Seven Days War」「Girl Friend」「Winter Comes Around」「Just One Victory」「The Point of Lovers' Night」「Tender Is The Night」「月の河」「Time Machine」


バラード系で演奏されなかった曲はむしろ少数派に属し、
かなり不運な曲だということになる
本編でも演奏されなかったバラード・ミディアムテンポ系楽曲で、
単独では演奏されがたい「CAROL」組曲を除くと、
以下の10曲となる

「永遠のパスポート」「Innocent Boy」「愛をそのままに」「Your Song」「Confession」「I Want TV」「Fighting」「You're The Best」「Still Love Her」「Reasonless」「Looking At You」



フォークパビリオンコーナーは、
細かく見ると内容が少しずつ変わっている
たとえば1991/9/9~18の初期4公演の演奏曲は、
TM過去曲2曲と「月の河」のみだった
まだ本編の準備も十分ではなく、
他人の曲まで用意する余裕がなかったのかもしれない


9月の間は、大部分の会場で「8月の長い夜」が演奏された
これは季節柄の選曲であろう
そしてもう一曲が日替わりになった


最初の一ヶ月は「Girl」「パノラマジック」もよく演奏された
片やウツが好きな曲、
片や木根がTMで最初に作った思い出の曲である
あるいは当初は、数曲の候補曲の中で回す方針だったのかもしれない
だが10月頃になると余裕が出てきたのか、
毎回別の曲を演奏するようになってくる


9/19以降はTM曲の前にもう一曲、
他ミュージシャンの過去曲を演奏するようになった
これらはウツ・木根が学生時代になじんできた曲であり、
二人にとっては楽しい時間だっただろう
二人は毎回ライブの前に本をめくりながら、
その日に何を演奏するか楽しそうに話し合っていたという
ただ基本的に選曲はウツがやっていたようだ


以上は「Tour TMN EXPO」のフォークパビリオンであるが、
1992年3~4月の「EXPO Arena」でも、
フォークパビリオンのコーナーは設けられた
「Tour TMN EXPO」では各曲を1番しか演奏しなかったが、
「EXPO Arena」ではフルコーラス演奏されることが多くなった


アットホームに行なわれたフォークパビリオンの最後は、
必ず「月の河」を演奏した
だがその演奏が終わる前に、阿部・葛城・小室が乱入し、
「月の河」をさえぎってメタルパビリオンを無理やり始めてしまうという演出が行なわれた


一応この部分は「I Hate Folk」に当たるようで、
「月の河」がメタル曲「I Hate Folk」にさえぎられるという、
「EXPO」での演出を反映している
木根によれば、小室がここでドラムを叩きたかったため、
「月の河」「I Hate Folk」の掛け合いをライブでも再現することになったという


メタルパビリオンメンバーは、
ボーカル阿部、ギター葛城、ドラム小室、ベースウツという構成だった
木根はメタルパビリオンの間、フォークのセットにぽつんと座っていた
ちなみにウツは裏切って、メタル組に合流してしまう(笑)
だが時には木根がメタルパビリオンの最後に「月の河」をまた演奏し、
「一人でもやるぞ~」といいながら、
メタルに対抗するという場面もあった


ただし以上は「Tour TMN EXPO」の様子である
「EXPO Arena」ではメタル組と木根の掛け合いは特になく、
フォークコーナーが終わると木根が引っ込むととともに、
ロン毛カツラをかぶった小室の(弱弱しい)ドラムプレイが始まり、
さらに阿部・葛城・ウツも登場して、演奏がスタートした
「EXPO Arena」の小室は、このカツラをライブ最後まで着用する


メタルパビリオンで、各メンバーが普段と別のパートをやったのは、
かつてのハンバーグ&カニクリームコロッケと同様である
長く音楽をやっていると、他のパートもやってみたくなるものなのだろう
小室も楽しみにしていたコーナーだった


だがギターはちゃんとした人がやらないとしまらないということで、
葛城だけは他のパートをやらせてもらえず、残念がっていたようである
このコーナーでは阿部がとにかく切れており、
異常なテンションのMCで、やけくそ気味の歌を披露した


このコーナーでは、洋楽のハードロック・メタルの曲を2曲程度演奏した
演奏曲は日によって違ったが、以下の11曲から選ばれた
「Highway Star」「Jailhouse Rock」など古典的な楽曲から、
当時流行っていたGuns N' RosesやMotley Crueまでをカバーしている
葛城が曲を色々と提案したが、
阿部が歌えないと言って断ることが多々あったという

・Guns N' Roses「Paradise City」「You Could Be Mine」「Welcome to the Jungle」
・KISS「Rock'n Roll All Night」「Detroit Rock City」
・Elvis Presley「Jailhouse Rock(監獄ロック)」
・Aerosmith「Walk This Way」「Train Kept Rollin'」
・Queen「Keep Yourself Alive(炎のロックンロール)」
・Motley Crue「Kickstart My Heart」
・Deep Purple「Highway Star」


なお未確認だが、以上の他に、
メタルパビリオンでTMの「Be Together」を演奏したこともあるとの情報がある
あるいは日によっては、例外的な曲の演奏もあったのかもしれない


以上がフォークパビリオンとメタルパビリオンの概要である
フォークパビリオンでは日によって、様々な趣向の演出が行なわれたので、
これについても以下に列挙していこう


まずしばしば登場したゲストについて触れる
9/26にはローディーの久保こーじが登場して、
なにかのギャグをかましたらしい(内容不明)
この日は木根34歳の誕生日なので、
ウツが会場を煽って「ハッピーバースディトゥーユー」を合唱した
木根の誕生日を祝うクス球も用意された
10/25のウツの誕生日にも、同様の演出があった


9/29は石山博士がゲストで、パントマイムを披露した
石山は「CAROL Tour」のダンサーだが、
この頃はコントグループU2 Rocketを結成して活動していた


10/9には吉田栄作がゲストに来た
「誘惑」「キモチいい恋したい!」での共演以来、ウツの飲み仲間である
この日は吉田栄作ボーカルで「心の旅」が演奏された
本来はチューリップの曲だが、
1990年に吉田がカバーしてオリコン15位を記録し、
吉田はこの曲で「紅白歌合戦」にも出演した


10/26は林選がゲストに来て、
青い三角定規の「太陽がくれた季節」を歌った
この日が林の誕生日なので、そのお祝いということである
林は直前までこのことを聞かされておらず、
ぶっつけ本番で歌ったという
その後、ケーキと花束の贈呈があった


11/25・27は小室が病身だったため、
メタルパビリオンが休みになり、
フォークパビリオンを通常よりも長く行なった
TMコーナーでは客席から希望曲を募り、3曲を演奏した


1992/2/14・15も同様に小室が病身で、
メタルを中止したので、フォークが長くなった
特に2/14は、
「襟裳岬」「天使の誘惑」「Here, There & Everywhere」「Girl Friend」「1974」「Time Machine」「Girl」「8月の長い夜」「月の河」
と、実に普段の倍以上の9曲を演奏した


なお11/27は小室の誕生日だったのだが、
小室本人が出られる状態ではなかったので、
阿部と葛城が「月の河」で乱入して、
「ハッピーバースデー」を歌った


12/18と12/21では、浅倉大介に矛先がむかった
12/18は「桜三月散歩道」のセリフを担当し、
12/21には「最後のニュース」冒頭の長文歌詞を歌わせた


ともに井上陽水の曲だが、浅倉はリアルタイムでは知らないらしく、
特に「最後のニュース」は大変だったと思うが、
後に2008・2009年の「EXPO Folk Pavilion -Revival-」でも、
この2曲を歌わされている


12/27はヤクルトスワローズの古田敦也・池山隆寛が出演し、
「Get Wild」を歌った
1番と2番で交替で歌ったようである
カーテンコールでは内藤尚行と西村龍次も登場し、
内藤と池山で小室を肩車した
この日は「Time Machine」も演奏されており、お得な日だった


なおmiccos.comによれば、
小室みつ子は後に古田から、
「あれは人生の中でも最高に気分が良かった瞬間だったなあ」と言われたらしい


1/11は阿部薫の誕生日だったので、ゲスト出演させられ、
水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を歌わされた
阿部はいつもこういう役回りである


1/26は小室と葛城がゲスト出演
とんねるずの「情けねえ」を歌った
明らかに他の時と選曲の対象が異なるが、
葛城の趣味とも思えないので、
多分小室のリクエストではないだろうか
未確認だが、当時の小室のカラオケの持ち歌かもしれない
小室がカラオケにはまっていた時期である


3/18はXのYoshikiとToshiがライブにゲスト出演した
二人が揃ったのはアンコールのコーナーだが、
フォークコーナーでも木根と親しいToshiが出演した


最後にフォークパビリオン演奏曲について、
特筆すべきものに限って触れておこう


「Fantastic Vision」は、意外とフォークアレンジでも盛り上がる
後の「tribute LIVE」「EXPO Folk Pavilion -Revival-」でも演奏され、
フォーク演奏されることが多い印象が強い
この頃は「Party Pavilion」でも演奏された


「アクシデント」はピアニカのイントロが新鮮である
実に1986年の「Fanks Dyna-Mix」以来の演奏だが、
最後の「答えを出せない」のところは、
当時と同じく木根の担当である


「Here, There & Everywhere」は、
木根のハーモニカのイントロである
オリジナルとはかなり異なるが、
この曲はこれ以前にも、
3人のみのシンプルな演奏しかされたことがなく、
あまり違和感がない


「クリストファー」は男らしいギターのイントロで始まる
歌は原曲よりも早いテンポで、印象が違う
これは一度しか演奏されなかったが、
ウツはその時に歌詞で噛んでしまった


「1/2の助走」は、切ないギターが素晴らしい
シンプルな演奏がよく似合う曲である
イントロが原曲と変わっている


演奏曲はバラード系の楽曲が多いが、例外として、
「1974」「イパネマ'84」「Dragon The Festival」「Self Control」「Spanish Blue」「Resistance」がある
これらはバラード系楽曲以上に原曲との差が大きく、
印象的なアレンジとなっている


「Self Control」は、イントロのシンセリフがピアニカで再現されている
もちろんサビのコーラスは木根担当である
「1974」もピアニカイントロがあるが、
何よりも木根のはもりが印象深い
また原曲通りの木根のアコギも再現されている


「Spanish Blue」も、Bメロ・サビの木根はもりが聞きどころである
意外とアコースティックが似合う曲である
最後のサビ繰り返しでは、会場と一緒に手拍子をやった


「Dragon The Festival」は、
音色がシンプルでレトロな雰囲気で、印象がかなり違う
サビの後のシンセのフレーズはピアニカでちゃんと再現されている


「イパネマ'84」「EXPO Arena」でのみ演奏された曲である
長いギターのイントロのバージョンと、
その前にウツの口笛が入るバージョンがある


シンセの印象が強い曲だが、
このアレンジもなかなか盛り上がる
間奏のギターソロも雰囲気がある
最後はウツの歌でカットアウトして終わる


意外な選曲としては、「Rainbow Rainbow」も挙げられる
これこそシンセがなければ成立しない曲にも思えるが、
見事にギターだけによる新アレンジを作り上げている
ウツと木根の掛け合いとはもりも絶品である


クリスマス前後の時期(12/18~26)には、
「Leprechaun Christmas」「Twinkle Night」「This Night」「Winter Comes Around」
など、意図的にクリスマスや冬に関係する曲が演奏された
どれもレア曲だが、特に「Twinkle Night」は、
この他には「Kiss Japan Tour」で1日演奏されただけで、
極めて貴重である


「Leprechaun Christmas」は、
これ以前は1987年の「Kiss Japan Tour」の前半2ヶ月で演奏されただけだが、
その時と同様のライブバージョンで演奏された
最後に会場と一緒に「ラーラーラーラーラ」と合唱するというものである


フォークパビリオン演奏曲中で、
なんといっても貴重だったのは「Time Machine」だろう
現在までスタジオ録音版が商品化されたことはなく、
ライブについても1986年の「Fanks “Fantasy” Dyna-Mix」以来、
長く演奏されていなかった
イントロは当初ギターのみだったが、
後に木根ハーモニカが上からかぶさるようになった


この曲はおそらく一部のファン以外の間では忘れられていたが、
1991/12/27・1992/1/6・1/24・2/14・3/13・4/11など、
ツアー後半に比較的頻繁に演奏され、その知名度を上げた


この曲は「終了」ライブ「TMN 4001 Days Groove」のアンコールで演奏され、
現在ではTMの中でも存在感の大きい曲の一つになっている
あるいはもしもこの時に「17 to 19」も演奏されていたら、
この曲も闇に葬られず、何かの機会に復活していたかもしれない


その他、実は意外と貴重なのが、「さよならの準備」である
これは現在までのTMのライブで演奏された唯一の例である
1/26・2/15・4/12の3日演奏された
4/12の演奏は「EXPO Arena “Crazy 4 You”」のビデオに収録されているので、
これでこの曲の魅力を再認識した方もいるのではないだろうか


「月の河」「Tour TMN EXPO」では毎回演奏されたが、
すでに述べたように、毎回途中でメタル組に妨害された
そのためTMのライブでは、
一度もフルコーラス演奏されたことがないように見える


だが実は妨害されずに演奏し切ったこともある
「EXPO Arena」のファイナル、4/18沖縄公演である
「EXPO Arena」ではメタル組乱入の演出がなかった
(なおこれ以外の「EXPO Arena」公演では「月の河」は演奏していない)
CDでも妨害され、ツアーでも妨害され続けただけに、
作曲者木根は最後気持ちよくこのツアーを終えられたことと推察する


また11/25秋田公演・2/14釧路公演・2/15帯広公演では、
小室の体調不良のためメタルパビリオンが中止されたので、
この時も「月の河」は歌い切った可能性がある


なお沖縄公演は「Tour TMN EXPO」とあわせて8ヵ月のツアーの締めくくりでもある
フォークパビリオンは「EXPO Arena」ではウツ・木根の二人でTM曲だけをフルコーラスで歌う形式になったが、
この沖縄公演ではホールツアー形式に戻り、他の歌手の持ち歌も含め、浅倉も交えて3人で、それぞれ一部だけ歌う形式になった
演奏曲は実に「桜三月散歩道」「恋のバカンス」「少年時代」「月の河」「Resistance」「Fool on the Planet」の6曲に及んでいる

(2010/2/22執筆、2014/3/19・2017/12/9加筆)

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この記事へのコメント

GAUZE
2010年02月23日 00:58
お久しぶりです。楽しみにしていた更新記事楽しく読まさせていただきました。ところで、"3月18日のYoshiki&Toshiゲスト出演"についてですが、「FM STATION」という音楽雑誌にライブレポが載っていましたね。フォークパビリオンのウツ・木根・Toshiの演奏風景、アンコールでのⅩ仕様のショルキーを弾いているYoshikiの写真などレアな写真が掲載されていました。他にもⅩのFC会報(92年11号)にもEXPOフラッグを持ったToshi・Yoshiki両名の楽屋裏写真が掲載されてますよ。
kuri566
2010年02月23日 23:27
毎日アクセスしてはブログ更新楽しみにしていました。応援しています。次回も楽しみにしています。ちなみに小室先生ソロ最高のライブはtk-trapだと思っていますので、早くtk-trapについての記事まで進んでくれることを時系列でいうとまだ先ですが、楽しみに待ってまーす。
青い惑星の愚か者
2010年02月24日 00:31
>GAUZEさん
そのFM STATIONの記事、見たことないです
貴重な記事ですね
XのFC会報も持ってらっしゃるとは…
兼ファンでしょうか?

>kuri566さん
なかなか更新しなくて申し訳ないです
tk-trap…私も良いライブだと思うんですが、先は長いですね(^^;
そこまで続けられていればいずれ…

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