MyFavorites01 千のナイフ -Thousand Knives-(坂本龍一, 1978)

YOSHIKI mobileより
TK BEST SELECTION IN EPIC DAYS
【CD】
01.RUNNING TO HORIZON(from Single)
02.GRAVITY OF LOVE(from Single)
03.SHOUT(from Album「Digitalian is eating breakfast」)
04.OPERA NIGHT((from Album「Digitalian is eating breakfast」))
05.天と地と~HEAVEN AND EARTH(MOVIE MIX) (from Single C/W)
06.マストラルプロジェクション-幽体離脱
  (from Album「Psychic Entertainment」/小室哲哉&Mr.マリック)
07.永遠と名づけてデイドリーム(from Single)
08.背徳の瞳 ~Eyes of Venus~ (from Single/V2)
09.Magic(from Single)
10.50 / 50(from Album「Hit Factory」)
11.Too Shy Shy Boy!(from Album「Hit Factory」)
12.Pure *Hyper Mix*(from Single)
13.RUNNING TO HORIZON(SHEP PETTIBONE SPECIAL REMIX) (from Single C/W)

【DVD:「eZ-TV」Collection】
01.「eZ」11th:「PIANO SOLO」
02.「eZ」13th:「Dawn Valley」
03.「eZ」26th:「Digitalian」~「Shout」
04.「eZ」28th:「天と地と」「20th Century Boy」 (横浜アリーナライヴ映像)
05.「eZ」29th:「天と地と(Vocal version)」
06.「eZ」52nd:「Space World」「Virginity」「背徳の瞳」 (V2東京ベイNKホールライブ映像)


収録内容はこれで決まりでしょうか
CDからは「Resistance」が抜けて「Astralprojection」「背徳の瞳」が入り、
DVDには1988年のピアノ演奏と「Dawn Valley」、そしてV2ライブ映像が入ります


なぜ「背徳の瞳」だけ入れて「Virginity」は入れないんでしょうか
まだ将来のベスト版で稼ぐつもりなのでしょうか?
なんとも半端なサービスぶりです


DVDは、ピアノ演奏と「Dawn Valley」は、かなり評価して良いと思います
まあTMNの「Decade」なんかでは「eZ」映像が使われていましたから、
商品化は十分に可能なことは分かっていたんですが、
小室ソロは永久に葬られると思っていましたから…
V2ライブ映像はもしも「eZ」のままなら、本当にダイジェストですので期待しないで下さい
期待したらがっかりすると思います


V2シングルを持っている私としては、DVDが購入の鍵になりますが…
うーん、どうかなぁ
これだけならまだパスかなぁ


あと来週2/17、21:00からニコニコ動画で、
「MAX松浦の朝まで松木らNIGHT」に、
小室さんがゲスト出演するそうです
ソロアルバムの話とか出ますかね


さて、事前に予告していた通り、今週は本編はお休みです
代わりに「MyFavourites」と題して、お気楽にTM以外の曲を軽く語ります
今後も隔週の更新の間に時間があれば、
新旧おりまぜて適当にやっていこうと思います

------------------------------------


一回目は、あまりにもベタすぎてすみませんが、坂本教授です
映像はたぶん1979年、ロスアンゼルスGreek TheaterのYMOライブです
曲も天才ですが、演奏も良いです
高橋さんのドラムかっけぇ…
坂本さんあまり映っていないけど


この曲はYMOのライブでよく演奏されたので、
YMOの曲と思われていることも多いですが、
実際にはYMOデビュー以前の坂本さんのソロアルバムの収録曲です


坂本さん関連の作品は数多くありますが、
たぶん一番有名なのはYMOの「Behind The Mask」と、
映画音楽の「Merry Christmas, Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)」と思います


しかし私が一番好きなのはこの「千のナイフ」でして、
昔ライブビデオを見てノックアウトされました
数年前に行った坂本さんソロツアーでも、
日替わり曲でこれが演奏されて大変うれしかったです


昔小室さんに勢いがあったころ、
小室さんと坂本さんの音楽が一緒に取り上げられたりしていましたが、
シンセ使うという以上の共通点は、はっきり言ってほぼないと思います
たぶんそういうこと書く評論家は、
ギターギンギンのロックンロール以外は全部同じに聞こえるんでしょう


しかし小室さんはあまり口にしませんが、音楽性の面はともかくとして、
YMO、あるいは坂本さんのことをかなり意識してきたのは確かと思います
デビュー当時、3人組結成の構想の前提にはYMOの存在がありましたし、
今後触れることになるでしょうが、「終了」のモデルは絶対に「散開」です
また「天と地と」のサウンドトラックは坂本さんの「ラストエンペラー」を意識したものでした


一方で坂本さんは1995年前後に小室さんと関係を持ったこともありますが、
本当に一時的なものでした
むしろ「Digitalian is eating breakfast 2」参加ミュージシャンを見るに、
娘の美雨さん(小室ファン)がこれから小室さんと関わる可能性が高そうですね


ちなみに私の知人で、聞く音楽はもっぱらクラシックで、
ポピュラーミュージックには関心を持たない人がいるのですが、
その人にとっても坂本龍一は守備範囲のようです
坂本さんは崇高な音楽家で高尚な音楽を作っているという評価が前提にあるようで、
世間でも一部ではそういう風に思われている節もあります


私は坂本さんはあくまでもポピュラー音楽の作曲家と思っているんですが、
その当否はともかく、そのようなイメージを作ることに成功したのが、
今の地位にも結びついているんだと思います
そして小室さんがもっとも失敗したのは、
こうしたイメージ作りだったんだろうなぁと思います


千のナイフ
日本コロムビア
2009-03-04
坂本龍一
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この記事へのコメント

koh
2011年02月14日 06:41
坂本さんと小室さんの違いは、音楽的なバックグランドでしょう。
坂本さんはクラシックを勉強されていましたし、小室さんは
プログレやグラムを好んで聴いていました。
一方共通点はポップスの領域で本格的なデビューを果たし、
一定の地位を築いたことですね。
そういえばお二人がDance Matrix '95で共演されたのも
「Behind The Mask」でしたね(笑)
のんき
2011年02月14日 15:27
千のナイフ、一度聴いてみたいと思います。

先日NHKでシリーズで放送されていたのですが、坂本さんが音楽の事を子供達に教えたり、YMOの3人が、それぞれの楽器について語っていたり、コーネリアスの方とスタジオライブをしたり。

興味があって、ずっと見てました。

坂本さんの娘さんといえば、《永遠と名付けてデイドリーム》が好きだとお聞きしました。

ご自身のコンサートでもカバーした事があるんですよね。

《Dightalian~ 2》に収録してほしいと思いました。
真衣夢
2011年02月14日 19:11
YMOがグリコのポッキーのCMに出ているのを見て、
「ああ、これがTMだったら・・・」って思ってしまうのは私だけですか(爆)。

坂本美雨さんは、木根さんとも共演されてますし、やっぱり、YMOとTMは繋がっているんだなって思います。

話は変わりますが、B'zの松本さんがグラミー賞を受賞されたそうで、TMファミリーからグラミー受賞者が出るなんて、驚き!
おめでとうございます!
アザラシ
2011年02月14日 22:35
てっちゃんの音楽の特徴はクラシック音楽(特にバロック音楽と教会音楽)をベースにしているという人も意外といますよね。あと、てっちゃんもクラシック音楽をしていて、有名な話では3歳から小学校卒業まではバイオリンをしていたことです。

ただ、私の周りでは、YMOよりもTMの方が結構評価が高く特にYMOをよく聞いていた人ほどTMの方を評価する傾向があります。TMの場合はシンセ音楽ではあるけど、ヒューマンとデジタルをうまく融合させて、さらには3人の強い個性を放ちながらもしっかりとバランスがとれてそれがいい味を出していると言います。

fe
2011年02月14日 22:40
こんにちは。

私も持ってますよ。1作目から
強固な世界観を持ったアルバムを放つ
アーティストってそうはいないんですよね。

「千のナイフ」の時点でテクノ・ピアノ・
ジャンルを混ぜ合わせながら、教授なりの
方針・テク・調理法をみせ、
その「基本」を今も守っているのはすごい。

個人的には発展後の「未来派野郎」「NEO GEO」が
実験していながらも自分のメロディが全くぶれずに
ジャンルと融合しているのが
「自分をわかっている」という感じがして
気持ちいいです。
あさき
2011年02月15日 00:19
TMNの「終了」はYMOの「散開」をモデルにしているというお話、まさにそのとおりですよね~。
YMOの「散開コンサート」(1983年)がNHKで放送されたのをリアルタイムで見てました。
終了コンサートの小室さんは、髪型から衣装から、散開コンサートの坂本教授にそっくりです笑。
ふかっち
2011年02月15日 10:10
あさきさんもコメントしてましたが、終了時の小室さんのビジュアル。その一年前にYMOが再生した時に、ある雑誌で著名人のコメントとして、小室さんも答えていたのですが、そこで、散開コンサートの時の坂本さんがかっこよかった、とコメントしていたんですよね。だから僕も同じく終了の時の小室さんを見て、意識したなって思ってました(笑)小室さんの方がイケてると思うのはファンのひいき目でしょうか?(笑)散開の時の坂本さんも狂気を秘めてて、かっこよかったですけどね。
Nutrocker
2011年02月15日 12:33
青い惑星の愚か者様の、TM以外のお好きな音楽についてのお話もとても興味深いので今後も楽しみにしていますね。
私もYMO(特に教授)が大好きでした。その後「ルージュマジック」で清志郎に浮気後、TMにハマりました。
確かに共通点があると言われがちですが、YMOとTMの音楽が似ていると思ったことは一度もないです。
教授の音楽は、さすがにアカデミックな音楽教育を受けただけあって文句をつけるところがない感じがします。ただ、私は突っ込み所満載な小室さんの音楽の方になぜか強く惹かれました。(勿論、ウツキネの魅力による所も大きいですが)
教授と小室さんの、シンセを使うこと以外の共通点は…
歌がマズい(というか声がボーカル向きじゃない)のに
時々歌ってしまうことかな、って思います(笑)。
関係ないですが、美雨さんのデイドリームをつべで探している時、美雨さんのNeverEndingStoryの動画を見つけたのはよかったのですが、関連動画で羽賀健二の同曲の日本語版を見つけて、お腹がよじれました(笑)
教授の曲で一番好きなのは、地味ですが、NHKでやってたTV番組"YOU"のエンディングテーマです。
青い惑星の愚か者
2011年02月16日 00:49
TMじゃない話はスルーされるつもりで書いたんですが、むしろ普段よりコメントが来てびっくりです

>kohさん
バックグラウンドがクラシックかロックかという点、私もまったく同意です
behind the mask、あれは一つの記念的演奏ですね

>のんきさん
美雨さん、永遠と~はよく歌っているらしいですね
昔のファン世代がプロになってリスペクト発言してくれるとうれしいですね

>真衣夢さん
寒い夜だからがCMで使われるくらいだから、TMが懐メロでCMに登用される可能性もあると思うのですが…
松本さんの件はニュースでもやっていますね
twitterでは小室さんも喜んでいるようです

>アザラシさん
TMとYMOについて、3人の関係の違いを言えば、TMでは3人が分担体制なのに対し、YMOは3人とも音作り・演奏に関わっているというのが大きいかなと思います
TMの音ってほぼ小室さんの音だけど、YMOの音って3人の音ですよね
青い惑星の愚か者
2011年02月16日 00:49
>feさん
千のナイフいいですよねー
NEO GEOとかも好きな作品です

>あさきさん
あの髪型は、まさしくそのものですよね!
散開をリアルタイムで知っているんですか
私はビデオしか知らない世代なのですが、
末期の彼らもファンを振り回してましたよね(笑

>ふかっちさん
その小室さんのコメントは初めて知りました
TMN終了に向かっている時期に、思い出したのかもしれませんね
私もコーディネートなど、見た目は小室さんの方が上と思いますよ(キリッ)

>Nutrockerさん
YOU!
私は再放送でしか見たこと無くて、エンディングはよく覚えていないんですけど(ごめんなさい)、江口寿志の絵をバックに流れるオープニングがものすごい好きです
ああいう単純だけど残る曲って、すばらしいです
歌は触れないであげておきましょう(笑
GAUZE
2011年02月20日 00:09
こんばんはー。TM以外の音楽話始まりましたねー。教授といえばYMOだけでなく、TACOの1stアルバム収録曲「ないしょのエンペラーマジック」・EP-4のアルバム「MULTILEVEL HOLARCHY」などのゲスト参加や、FRICTIONのアルバム「軋轢」・Phewのシングル「終曲」のプロデュースなど1980年代初頭の日本パンク・ニューウェーブシーンにも関わっていたこともあまり知られていませんが重要な活動ですよね。あと、小室さんとの接点といえば、サブカル雑誌「宝島」1986年10月号に教授と対談している記事が3ページ掲載されていますよー。日本のリズムと題して二人のコンピューターサウンドに対する思いや観客のリズム感やノリについて言及したりしてとても興味深い内容です。是非一読を!。
koo
2011年02月20日 23:05
こんにちは
第5部スタートお疲れ様です。

さっそくですが

>今後触れることになるでしょうが、「終了」のモデルは絶対に「散開」です


この事ついては多くの方が賛同されていますが、僕も賛成です。
やはり「終了」時のあのスタイルは「散開」を意識されてると思います。
多くの方の揚げているコメントを実際に僕は読んでいないのですが、YMOの「プロパガンダ」というビデオを僕は偏愛していまして、それはすなわちYMO「散開」コンサートのパッケージビデオなのですが「終了」コンサートを観に行ったときにまず思い出したのがこれでした。

そして、

>また「天と地と」のサウンドトラックは坂本さんの「ラストエンペラー」を意識したものでした

これについては青い惑星の愚か者さんのあまりお好きではないテッカン氏による「TMN最後の嘘」所収の平山雄一氏の以下の文章と通底します。

「国際的な成功をも視野に入れた小室哲哉は、たとえば映画『天と地と』のサウンドトラックを担当する。それは坂本龍一を見据えたトライだった」
([WHAT'IN?]94年6月号)

僕もやはり当時、海外配給を目指した「天と地と」のサントラを、先生が担当すると聞いたときに同じことを思いましたから

いずれも「個人的な体験」でしかありませんが、やはりこういった想いは多くの方に共通していたのだなという傍証を得てうれしい限りです。

こうやって多面的に「TM NETWORK」をある種「騙る」ことで追体験や、あり得た「未来」を妄想するきっかけになりうるかもという発見があり今回の文章も楽しく読ませていただきました。

次回以降もよろしくお願い致します
青い惑星の愚か者
2011年02月21日 02:24
>GAUZEさん
YMO後は坂本さんはもちろんですが、細野さんも大変重要な位置にいらっしゃったという感覚があります
坂本小室対談はまったく知りませんでした
ホントいろんな雑誌持っていらっしゃいますね
1986年のTMって、目に付く活動を開始しながらもメジャーシーンには踊り出ていない段階で、「自称」サブカル好き層にも「認める」人がそれなりにいた時期だったんでしょうね

>kooさん
ラストエンペラーに関しては、小室さんが自分で発言していた気がします
まあ、映画の評価では惨敗でしたが(笑
あと安易な比較は避けた方が良いかもしれませんが、末期YMOとTMN小室さん、音楽以外の表現媒体にも目を向けていたという点は、実は意外と近いメンタリティからきているのかもしれないなぁとも思います<プロパガンダ
ふかっち
2011年02月21日 12:28
GAUZEさんが言っていた宝島、僕も持ってます。他のページには、後に小室さんとガボールを組む原田大三郎さんも載ってます。ちょっとびっくりしました(笑)
GAUZE
2011年02月22日 00:59
青い惑星の愚か者様のおっしゃる通り、細野さんの活動も重要ですよね。はっぴいえんどやエイプリルフールなどのバンド活動や、様々なミュージシャンとの共同作業で70年代の日本のロック・ポップスに深く関わり、その後のミュージシャンに多大な影響を
与えた功績は本当に素晴らしいと思います。特にフォーク歌手、あがた森魚さんのアルバム「日本少年」('76年)や三枚組BOX「永遠の遠国」('85年 製作は'77~'78年)は細野さんの手腕がみごとに発揮された素晴らしい内容ですので、多くの方に聴いてほしい作品ですね。TMとは関係はないものの、ファンタジックな世界観と聴く人を驚かせたい、楽しませたいという点では、共通する所があるかもしれません。
青い惑星の愚か者
2011年02月28日 07:10
>ふかっちさん
宝島、結構知られているんですねぇ
原田さんと偶然ご一緒だったところも(笑

>GAUZEさん
はっぴいえんどって、今見るとすごいメンバーですよね
あがた森魚さんの作品は全然知りませんでした
細野さんって、引き出しが広くてなんでもできるんですけど、器用貧乏じゃなくて、質の高いものを作り続けられているっていう印象です

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