5-22 TMN Groove Gear ②

「Incubation Period」、意外にも(失礼)、
特典無しの一般チケットはすごい倍率だったみたいですね
先行販売でも落選続出で、一般発売の日は1分もせず売り切れたようです
20周年の武道館2daysも、1日目は席が余っていたのに…
まああの時は、その前に特別ライブとツアーがあったから、
単純に比較はできませんけども


ということで、追加席が出ました
先行予約は終わりましたが、一般販売は4/1です
小室さんのオフィシャルサイトより

■追加販売席種
サイドバック席(北東・北西スタンド) ¥6,800(税込)
2F後方立見 ¥5,800(税込)
※サイドバック席は、機材などにより、演出の一部が見えにくい場合がございます。予めご了承下さい。

■追加チケット発売日:4/1(日)10:00~
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:162-816)
ローソンチケット 0570-08-4003 (Lコード:79722)
e+(イープラス)  (http://eplus.jp
公演に関するお問合せ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00)


3/27、新曲の完成版ができたようです
もう発売一ヶ月前ですし、
「I am」とそのカップリングもできたんでしょうね
小室さん、「メンバーみんながお気に入りな曲になるといいなあ」と言っています
どんな感じになったんでしょうね


先週、「小室哲哉 Digitalian」最終回で、
「I am」がほぼフルコーラス流れたそうです
ただ私の住んでいるところでは、急遽別の番組に差し替えになりまして、
録音していたのにゆずの特番が…
ああああああ!!!!
どこかにラジオアップされていないかなあ…
来週始まるウツのラジオでは掛かるんでしょうか


さて、3/28に「Far Eastern Wind」「小室哲哉 meets VOCALOID」がリリースされ、
3月の小室さん新作4点が全部出揃いました
私は上記2点は購入していませんが、
3/21リリースの「Special Live@DOMMUNE」「Digitalian is remixing」
およびmumo特典CDは入手しました


「Special Live@DOMMUNE」の内容については、
以前放映された時にすでに触れましたので、
そちらを御覧下さい
ただ以前は、2曲目は「Get Wild」と書いたんですが、
改めて聞いたら、始まりは「EZ Do Dance」ですね
原曲の面影はほぼ残していませんが、
曲目を書くなら、「EZ Do Dance~Get Wild」と書くべきでしょうか


附属CDの音源についてはライナーによれば、
Disk1は「AGEHA, AVEX STUDIO AZABU, 名村造船所跡地, 早稲田大学, ラフォーレミュージアム原宿」、
Disk2は2011年の金沢・福井・富山・大阪公演のピアノコンサートの音源だそうです
ただしそれぞれの曲がどの会場の音源かは不明です
なおDisk1の会場は以下のライブに当たると思われます


・AVEX STUDIO AZABU:2011/8/19「FREEDOMMUNE ZERO」
・AGEHA:2011/8/29「ASOBINITE!!」
・名村造船所跡地:2011/10/15「ASOBINITE!!」
・早稲田大学:2011/11/5「UBC-jam vol.25」
・ラフォーレミュージアム原宿:2011/12/23「Harajuku Performance+DOMMUNE」


ただし収録曲は全部、
「FREEDOMMUNE」「Harajuku Performance+DOMMUNE」
でネット中継されたものに包摂されています
どれがageHaとかの音源なんだろう…?
あとCD収録曲のうち、
「Self Control~Love Again」や「Wow War Tonight~Many Classic Moments」
はDVDとダブっているので、
「奇跡」「Let it be」など他の音源にして欲しかったです


「Digitalian is remixing」は、
以前お知らせしたように、12曲中3曲が小室さん、
9曲(「Digitalian is eating breakfast 2」収録曲)が他のアレンジャーの作品です
私は最近の流行は分かりませんが、
結構面白いアレンジもありました
「Vienna」「Years Later」「THX A LOT」あたりは良いですね
あとRAM RIDER版「Carry On」はずいぶんはっちゃけてます(笑


ただPete HammondとかDave Fordとか、
いかにもavexの用意したアレンジャーって感じはしますけどね
でも「Years Later」とか、Soul'd Outのshinnosukeさんがアレンジってのは、
少し意外な人選でした


小室さんの作品では、「Running To Horizon」は結構面白かったです
一方「Get Into You Suddenly」は、原曲の完成度が高いこともあるんですが、
わざわざアレンジする必要はなかった気がします
小室さん、かつてはSong Nationのアルバムにもこの曲入れたりしてましたが、
再評価の機会が欲しいんでしょうか


「背徳の瞳」は、小室作品でよくあるピアノのインプロヴィゼーションですね
また「Special Live@DOMMUNE」「Digitalian is remixing」両方を買った人用の特典CDも、
小室さんのピアノ即興演奏の音源でした
曲はTM NETWORKピアノメドレー8分26秒で、
「Human System」「Self Control」「Get Wild」が入っています


もう一個、「Far Eastern Wind -Complete-」「小室哲哉 meets VOCALOID」双方購入者にも、
特典CDがついているようです
内容は知りませんが、私の予想では、TK時代作品のピアノメドレーでしょうか


3/27~28には、ニコニコ動画で、
「24時間生放送 & TK withボカロP対談」が放映されました
24時間過去の音源やPV・ライブ映像を流した後、
一時間小室さんと「小室哲哉 meets VOCALOID」の音源作成者が生対談するというものだったようです
しかし生放送は何回入ってもすぐはじかれたので、諦めました
まあ、ボーカロイド自体に興味ないし…


ただこの番組、一点だけ大変注目すべき映像が流れました
2008年のTM NETWORKのライブ映像より、
「Seven Days War」「Be Together」です
2008年ということは、未商品化の「SPEEDWAY and TK Hits!」のはずです
サポートメンバーも北島健二とそうる透で、
「SPEEDWAY and TK Hits!」の時の面々でした
ということはこれ、武道館の特典チケットについているDVDの映像では…!!


つうことで、先行して映像を見ることが出来たわけですが、
だとするとDVD本体にもこの2曲が入っている可能性が高いです
他には何が入っているんでしょう
正直この2曲のライブ映像はいっぱいあるから、優先度は一番下くらいなんですが…
頼む! 全曲入っていてくれ!


つうことで、今回は小室さんの新作を中心に近況に触れてみました
では本題に入ります

------------------------------
「Groove Gear」には、
キーホルダー・Tシャツ・ブックレット・ビデオ以外に、
CD3枚も封入されていた


3枚のジャケットは、1が赤、2が黒、3が青で、
箱と同じプラスチック製のロゴの写真がプリントされる
中央の3つの円の中の1つには、
ディスクごとに「1」「2」「3」の番号が振られている
CD本体にもそれぞれの色で「終了」のロゴがプリントされている



赤・黒・青の3色でセットというコンセプトは、
この後にリリースされるベスト版でも採用されているが、
「3」色で「3」枚という構成はTMNメンバーの人数に対応する
「終了」期のロゴマークも「3」つの円で構成されており、
「3」という数字は「終了」の隠れたキーワードとも言える


なお「TMN 4001 Days Groove」の音源・映像は、
後にCD・ビデオとしてリリースされるが、
5/18は赤、5/19は青が基調となっている
おそらくもう一日あれば、
黒を基調としたデザインとなっていたものと思う


「Groove Gear」CDの中身を見よう
「Groove Gear 1」「Self Control」期まで、
(ライブ音源は「humansystem」期まで)
「Groove Gear 2」「humansystem」期から「Rhythm Red」期まで、
「Groove Gear 3」「EXPO」期以降となっている


選曲は誰が行なったのか不明だが、
ライブのセットリストすら基本的にスタッフが決めたことを考えれば、
メンバーのチェックは入ったとしても、基本的にスタッフの選曲と思う


3枚のCDには、それぞれ3種類の音源が混在している
一つは過去のオリジナル音源(14曲)、
一つは商品化以前に作成されたデモ音源(5曲)、
一つはライブ音源(17曲)である
この他に未発表アレンジ音源が1曲ある
デモ音源は「Introduction」以外「(Ver.0)」とついている


この中でオリジナル音源を見ると、
まずはTMの代表作「Get Wild」3バージョンが、
3枚に1バージョンずつ分散されていることが特徴として指摘できる
(1=オリジナル、2='89、3=Techno overdub mix)


他にTMの代表曲も何曲か選ばれている
まず「Get Wild」とともに「City Hunter」シリーズで使われ、
人気が高かった「Still Love Her」が2に入っている
TM最大の売上を出した「Love Train」は3に収録
TMデビューのきっかけとなった記念曲「1974」は1に収録


1に収録される「Fool on the Planet」は、
TM初の武道館ライブ「Fanks Cry-Max」で、
TM初のアンコール演奏の曲である
2に収録された「Dawn Valley」も武道館をイメージして作曲され、
「Fanks Cry-Max」で演奏された曲である
さらにTMのテーマ曲として特別な地位を締める「Electric Prophet」は、
3の最後、つまり「Groove Gear」の最後に収録されている
これはよく「分かっている」曲順である


他に5曲のオリジナル音源がある
「永遠のパスポート」(1収録)、
「Human System」「Fallin’ Angel」「Telephone Line (Lover’s Mix)」(2収録)、
「あの夏を忘れない」(3収録)である


この中で「Telephone Line (Lover’s Mix)」「Classix 1」収録)は、
木根ボーカルのデモ音源「Telephone Line (Ver.0)」の直後に収録されており、
セットで収録されたものと見るべきだろう
「Get Wild (Ver.0)」「Get Wild」も1に続けて収録されている


他の4曲は積極的な意味づけが難しい
特に「永遠のパスポート」「Fallin’ Angel」
それまでほとんど日の目を見ていなかった曲である
「永遠のパスポート」「TMN 4001 Days Groove」でも演奏されており、
この頃突如として強調されるようになった印象である
「あの夏を忘れない」がウツの特に好きな曲だったことを考えれば、
これらの選曲の一部にはメンバーの意向が入っている可能性もあり、
「永遠のパスポート」「Fallin’ Angel」は作曲者木根の意向かもしれない
ならば「Human System」は小室の意向か


これらの他に、「Groove Gear 3」「一途な恋 (3rd Mix)」は重要である
これは完成版のスタジオ音源としては、
「Groove Gear」でしか聞けない唯一の音源である
「一途な恋(Another Material)」と比べれば原曲の面影を比較的残している
あるいはTMN10周年アルバム用に作っておいたが発表の機会を逸した音源かもしれない


ライブ音源については、
「Groove Gear 1」に、
「Dragon The Festival Tour」(1985/10/31)から1曲、
「Fanks Cry-Max」(1987/6/24)から3曲、
「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」(1988/3/16)から4曲、
「Groove Gear 2」に、
「Camp Fanks!! '89」(1989/8/29)から2曲、
「Rhythm Red Tour」(1990/2/22)から2曲、
「Groove Gear 3」に、
「TMN Wild Heaven」(1991/12/1)から5曲が収録される


これ以前、ライブ音源としては、
1987年「Kiss You」のカップリングに、
「Fanks Cry-Max」「Self Control」が収録されたことがあり、
1992年にはライブ音源集「TMN Colosseum Ⅰ・Ⅱ」がリリースされている
全体として「Colosseum」より「Groove Gear」の方が、
原音源に忠実なミックスとなっている


この中で特筆すべきは、
1曲とは言え「Dragon The Festival Tour」の音源が初商品化されたことだろう
この時期(1985年)のライブはテレビ・ラジオで放送されたことはあるが、
ビデオ・ライブCDの形で商品化はされていなかった
以後2007年「The Singles 1」限定版のリリースまで
「Groove Gear」は同ツアーの様子を伝える唯一の商品となる


ただ収録された「パノラマジック」は、
前のインスト曲「Quatro」から連続する形で演奏されたものである
本CDではフェードインする形で収録されているが、
できれば「Quatro」も一緒に入れて欲しかったところである
「Quatro」はいまだにCD化していない)
ちなみに他のライブ音源と比べると、
1985年頃のウツはボーカルに力が入っているのが分かる


1984年の「Electric Prophet」と、
1986年の「Fanks Dyna-Mix」「Fanks “Fantasy” Dyna-Mix」は、
本CDには収録されない
これらのライブからも収録して欲しかった音源はたくさんあるのだが、
初期ライブは音質の差もあって、見送られたものかもしれない


「Fanks Cry-Max」「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」については、
FANKS時代の定番・準定番のアッパーチューンを中心に収録している
ただ曲の長さから見て仕方ないところもあるが、
FANKSライブを象徴する「Electric Prophet」「Dragon The Festival」は、
是非入れて欲しかった
両者ともFANKS期バージョンは一部がビデオ化されるのみで、
全体はいまだに商品化されていない


「Fanks Cry-Max」については、
TMの歴史にとって重要なライブであるにもかかわらず、
商品化された部分が非常に少なかったため、
この時3曲発表されたのは貴重である
収録曲は「Rainbow Rainbow」「Come on Let’s Dance」「You Can Dance」で、
いずれもFANKS期のライブで必ず演奏されたものである
TM NETWORK時代のライブを知る者には嬉しいところと思う


これに対して「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」については、
すでにライブの大半(11/17)が商品化されていたこともあるが、
4曲中既商品化のものが2曲含まれており、ありがたみが薄い
「Self Control」「Colosseum Ⅰ」で、
「All-Right All-Night」「Fanks The Live 4」にも収録される


後者は非売品のプレゼント用ビデオなので、
まだ商品化の意味はあっただろうが、
前者は2年前のライブCDと同じ音源を入れたことになる
おそらくちゃんと調べていなかったということなのだろうが、
どうせなら他の音源を入れて欲しかったところである


初商品化音源は「Nervous」「Don’t Let Me Cry」である
ただし後者はオリジナルに忠実な「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」よりも、
大幅なアレンジが施されている「Kiss Japan Tour」版が聞きたかった


「Camp Fanks!! '89」については、
「Come On Everybody (with Nile Rodgers)」「Fanks The Live 3」に既収録なので、
あまり価値がない
「Kiss You」「Fanks The Live 3」に収められるが、
「Fanks The Live 3」では一部しか収録されていないので、
商品化には意味があると思う
(ただし後に8/30の映像が「CAROL The Live」「CAROL Deluxe Edition」として発売)
あとはできれば「CAROL Tour」から、
「Beyond The Time」も欲しかったところである


「Rhythm Red Tour」から収録された「Get Wild」は、
すでに「World’s End 2」に収録済みだが、
収録日は別なので、一応未発表音源である
「Rhythm Red Tour」の映像は多くがビデオ化していたが、
数少ない未収録曲「Burnin’ Street」があるのは大きな意味がある
本曲はライブで化けた曲である
あとは「Rhythm Red Beat Black (version 2.0)」も欲しかったが、
これはCD音源用に使われた2/22のライブでは演奏されなかったので、仕方ないだろう


「TMN Wild Heaven」は、
ライブビデオ「EXPO Arena Final」と同様に、
WOWOWで放送されたものを利用している
本ライブの演奏曲はアレンジも含めて、
「EXPO Arena」と共通するものが多いが、
「Groove Gear 3」ではビデオにない5曲を選んで収録している
「EXPO Arena」で削られた「大地の物語」「We love the EARTH」が聞けるのは嬉しいところである
特に「We love the EARTH」が10分近く全部収録されているのは、
評価すべきであろう


ただそもそもイベントライブの「TMN Wild Heaven」ではなく、
「Tour TMN EXPO」の音源を利用していれば、
「あの夏を忘れない」「Think of Earth」も入れられただろう
特に後者は2016年現在でいまだにライブ音源・映像の商品化が実現していないので、
惜しいところである


他にアンコールの「69/99」「Time To Count Down」も収録される
「69/99」の前にあった小室のソロ演奏部分も入れてくれれば、
なお良かったと思う
また浅倉アレンジの「Dive Into Your Body」も収録されている
これはなかなか異色のバージョンなので、商品化の価値は高いだろう


以上、「Groove Gear」ライブ音源の選択には不満もあるが、
全体としてはまあまあの線をいっているというのが私の印象である
むしろオリジナル音源をなくして、
その分ライブ音源を増やして欲しかったくらいである


デモ音源としては、まず「Groove Gear 1」の1曲目、
「Introduction (Any Time)」がある
冒頭から「ラランランラランランララララ」という、
「ラララ」だけのボーカルが続く曲である
サビのところで「Anytime」「Like a Melody」とあるので、
サブタイトルが「Any Time」となっているのだろう


これはライナーの説明によれば、
TMデビュー以前に小室がEpic/Sonyに持ち込んだデモ音源だという
デモ音源には9曲入っており、その1曲目だった
1曲目ということを考えるに、おそらく小室の自信作だったのだろう
9曲の中には、渡辺美里「君に会えて」の原曲も入っていたという


おそらくこれは1982年秋に小室が、
Epic/Sonyの小坂洋二のところに持っていったデモテープだろう
「深層の美意識」によれば、
この時に小室は20曲程度をシンセだけで作ったが、
そこには後に美里に提供された「I Wish」「君に会えて」「嵐が丘」「Believe」の原曲もあった
「Introduction」もシンセのみで作られているので、
この時のものと見て矛盾はない


「Groove Gear 1」ではこれとクロスフェードする形で、
2曲目に「Get Wild (Ver.0)」を収める
小室のインチキ英語によるそれっぽい歌詞の仮歌を聞けた点でも、
ディープなファンにとって嬉しい音源だったと思う
「ダラスタンタン」「ステンレス」など、
よく分からない何かを歌う小室の仮歌は、かなり衝撃的で、
今でもよくネタにされる
これがTMのブレイクにつながった音源と思うと感慨深いものがある
この後、3曲目にオリジナルの「Get Wild」
次いで4曲目にTMデビューの契機となった「1974」が収められる


インチキ英語の仮歌は、
「Groove Gear 2」に収める木根の「Telephone Line (Ver.0)」でも聞ける
こちらは何を言っているかはよく分からないが、
「Get Wild (Ver.0)」よりは英語っぽく聞こえる


小室ボーカルの「This Night (Ver.0)」は、
すでに歌詞ができていた後に作成されたデモである
「Get Wild」「Telephone Line」は小室みつ子の作詞だが、
「This Night」は作曲・作詞がともに小室哲哉なので、
詞をつけた上でデモを作成できたのだろう


ただしデモの歌詞は商品版と一部変わっており、
後に直されたようである
特に3番はかなり変わっており、

一年前の哀しげな君のまなざしがUh
めぐり来る季節の中でほほえみに変わるUh…
ひとりきりの夜は今も忘れないけれどUh
“いつまでもいつまでも君はぼくのものだよ”Uh…


という商品版歌詞に対応する箇所が、
デモ版では以下のようになっている

寒い夜は過ぎてゆく 雪は消えてゆくUh
去年の悲しみの君はいない 今はもういないUh…
だけど僕は忘れない 君の寂しさをUh
“いつまでもいつまでも君は僕のものだよ”Uh…


一年前には哀しげだった恋人が、
今は幸せになっているという点は変わらないが、
言葉は商品版の方がこなれている印象である
しかし大谷香奈子との離婚後、
大谷との思い出の曲のデモを収録するのは、
小室としてはいかがなものだっただろうか


他のデモ音源としては、
「Groove Gear 3」「Nights of the Knife (Ver.0)」は、
すでにウツボーカルで、歌詞も商品版と同じである
トラックダウン前のラフミックスで、
音のバランスの違いなどはあるが、完成版に近い内容となっている
どうせなら1993年に仮歌を入れた時のものを収録して欲しかった


なお現在、ファンの間ではTMのデモ音源が、
「Childhood’s End」期から「humansystem」期を中心に、
かなりの数が出回っている
一部はネット上にアップされていると思う
これらは明らかに内部から流出したものである


当時私は気付かなかったのだが、
「TMN 4001 Days Groove」当日に武道館近くの某所で、
デモ音源集をこっそりと販売していた場所があったらしい
おそらくその音源が広まったものだろう


現在確認されているもので本物と思われるのは、
「Groove Gear」収録音源を除くと、以下のものがある

「Dragon The Festival」「Your Song」「Twinkle Night」「Give You A Beat」「Sad Emotion」「Don’t Let Me Cry」「Self Control」「All-Right All-Night」「Fighting」「Spanish Blue」「Here, There & Everywhere」「Children of the New Century」「Kiss You」「Be Together」「Resistance」「This Night(Ver.0と別バージョン)」「The Point of Lovers' Night」


他にもラフミックスやバックトラックのみの音源、
TV用音源なども出回っているが、
これらデモ音源とは出所は違うようである
また、別の機会に流出した可能性が高いが、
小室の「Digitalian is eating breakfast」や、
その他小室の非TM曲のデモも何点か存在する


「Groove Gear」収録のCDは、
「EXPO Arena Final」ビデオと同様、
「終了」後のファンから需要があった
2004/3/31リリースのCD BOX「World Heritage」にはリマスター版が収録されたが、
CDが単品でリリースされるのは、
2014/9/24リリースの2枚組Blu-spec2CD「Groove Gear Sound Selection」まで待たねばならなかった
ただしこれはオリジナル音源14曲を除く音源を2枚組にしたもので、
「Groove Gear」収録の3枚組版とは構成が異なっている

(2012/3/29執筆、2016/4/15加筆)

TMN GROOVE GEAR 1984-1994 SOUND SELECTION
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この記事へのコメント

kuri566
2012年03月29日 23:43
いつもながらディープな解説ありがとうございます!私もデモ音源の存在は知っていましたが、音質はテープからのダビングを重ねた結果、かなり聞き苦しいものが多いですね。高音質のものがあれば聴いてみたいです。

今回、かなり早い時期にデジタリアンリミックスを注文してワクワクしていたのですが(しかも延期に次ぐ延期でじらされて)、かなり告知と違っていてがっかりです。自分としてはデジ2の収録曲よりも本来のデジタリアンに収録されていた曲の現代版アレンジが聴きたかったです。ランニング~がやはり一番よかったですね。グラビティとかスピード2のテーマとか、告知どおりにやってくれたらなあと思います。今回は、どちらかというとオマケ音源のTMピアノメドレーがいちばん価値があったかな。それこそ昔、ジャンミッシェルジャールと共演した際のビデオと同時にTKピアノ曲集が発売されると告知されていたのが結局お流れになり、ようやくここにきて実現した感じがします。

サイド席の発売にはびっくりです。なんだかうれしいです。空席のない上にびっしりの武道館、楽しみです。録画もしてDVD発売もねらってほしいです。
青い惑星の愚か者
2012年04月04日 20:20
デジリミックス、本来はデジ1・2双方のリミックスという企画だったはずですが、デジ1の曲を増やすとSONYにもお金を払わないといけないから、avexとしてはうまみがなくなるということで、選曲が変わったんでしょう
でも半々とは言わなくても、もう少し昔の曲を増やして欲しかったですよね
今回のTMライブ、映画館の中継も決まったし、盛り上がっているようですね
REMASTERの時よりもいい雰囲気だと思います
このまま追加公演とかないかなあ…
kuri566
2012年04月04日 21:22
意外だったのは映画館100館中継。キャンプファンクス89の時のクローズドサーキットを思い起こします。映画館がフィルム上映ではなくなったからこそできるお手軽中継ですよね。しかし、どう鑑賞するんでしょうか。私の行けない24日こそ中継してほしかったです。25日は会場で盛り上げましょうね。席順が気になる今日この頃です。
ちなみに小室センセがあの時、ああならなかったら、アルバムコンセプトとして「HUMANSYSTEM2」をやりたいとかリマスターのあとぐらいに言ってたようなキヲクが・・・。今こそ宇宙コンセプトでやってほしいですね。選曲としてKISS YOUとかBEYONDとかもってきているあたり、もしや、とにおうのですが。いかがでしょう。
青い惑星の愚か者
2012年04月05日 00:55
私も24日を中継してほしかったですよー!
でも24日を中継してしまうとネタバレになっちゃうし、初日公演はミスもあるかもしれないし、ということなのでしょう
ちなみにDDファイナル6/24・25の時は、25がDVDになると思って24に行ったのに、実際は24日がDVDになった上、25日の方が曲が多くて、すごい残念でした

25周年のコンセプトでちらりと言っていたのはCAROL2だったと思います
今回は宇宙という空間の広がりよりは、時間移動をモチーフにしているっぽいですね
未来からの使者ってのはDragon The Festival Tourの頃のコンセプトですよね
You
2017年08月05日 01:43
何年もの間、時々思い出した時に貪るようにとても興味深く読ませてもらっています。m(_ _)m

ところで、Groove Gearで商品化されたRainbow Rainbowライブバージョンについて、発売当初からアウトロのメロディー(Over the Rainbowの前)が、trfのEZ DO DANCEの「I gonna feeling 突き抜けてく 街が目覚ます頃~」と同じだと思っているのですが、他の人が言及しているところを見たことがありません。空耳でしょうかw
青い惑星の愚か者
2017年08月14日 06:01
私も指摘されるまで気付きませんでしたが、リズムは確かに似ていますね。歌詞はそのまま乗せられます。
ただ小室さんがこれを意識して作ったのかどうかは微妙ですかね。
You
2017年08月22日 23:22
ご返信ありがとうございますm(_ _)m
とても深い考察でいつも楽しみの読ませていただいています。

当時、小室さんは「ライブで即興演奏中に作曲することもある」という発言をしていたと思います。
穿った見方ではありますが、当時trfがEZ DO DANCE(TMで言えばGet Wild的立場の曲)でブレイクした後でしたので、Come on Let's Danceアウトロのハレーグッバイと同じ「こう言うことをやっていたんだよ」と言うサインだと勝手に思ってます。(^_^;)

いずれにしても、Groove Gearで初めてこのバージョンを聴いたときは、Rainbow Rainbow がこんなかっこいいロックになるなんて!!と度肝を抜かれました。以後一番好きなバージョンです(次がオリジナルバージョン)。
青い惑星の愚か者
2017年08月23日 02:58
私もFANKSバージョンのRAINBOW~は大好きですよ。
私はビデオFANKS "FANTASY" DYNA-MIXで初めて知りました。
原曲しか知らないとびっくりしますよね。

Rainbow~が収録された背景は色々考えられるでしょうが、私はGroove Gearに収録したライブ音源は、多分スタッフが選んだもので、メンバーの意向は反映されていないと思っています。
この時期にメンバーが集まって、膨大な過去ライブの音源から何を収録するか会議したとは、ちょっと思えないんですよね。
You
2017年09月14日 12:14
確かに冷静に考えるとこの時期の状況はメンバーの意見が入っているとは思えないですね。

おなじよう物を先日ツアーグッズを漁っていて見つけました。
30thのバトン型ボールペンの色が「黒赤青」と終了時のコンセプトカラー(と言っていいのかな?)でした。
これは単にボールペンの芯で多い組み合わせなだけでしょうね(苦笑)。「青赤緑」ボールペンならFANKS THE LIVE~となんでもこじつけられますね(笑)そうなると応募のFANKS THE LIVE 4のビデオは何色だったか気になるところです。
青い惑星の愚か者
2017年09月21日 03:01
黒赤青のボールペンは、たしかに多い組み合わせですが、商品化しやすいということでツアーグッズ化した可能性はありますよね。
とはいえdouble decadeの時のパンフ3色も違う色だったし、黒赤青の組み合わせにどこまでこだわりがあるのかは微妙ですが(笑)。

ちなみにfanks the live 4は黒でした。
分かりづらいですが、以下に写真を載せています。

http://tamanet.at.webry.info/200804/article_2.html
You
2017年09月21日 21:25
おおお!FANKS THE LIVE 4の写真、初めて見ました!感謝です。
内容についてのコメントは向こうに書いた方が良いのかもしれませんがこちらで。
あのビデオシリーズは発売されないよりはマシでしたが、内容のダイジェストぶりを知れば知るほど不満ですよね。
パフォーマンスの出来は悪くてもいいので、ありのままの完全版を出して欲しいと今でも思っています。もちろん各ツアーも…(>_<)
それではありがとうございました!
青い惑星の愚か者
2017年09月28日 05:19
ホントにFANKS THE LIVEシリーズは編集が残念すぎます。
CAMP FANKSは何度も商品化したんだから、次はFANKS CRY-MAXとKDDを期待したいです。
一番見たいのはBANG THE GONGとKISS JAPANなんですけどね。

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