MyFavourites14 flo jack(m-flo, 1999年)

8/26渋谷公会堂のTMイベント応募権獲得のためには、
BD/DVD「Incubation Period」をmumoで予約しなくてはいけませんでしたが、
これが昨日23:59を以って締め切られました


おそらく予約した方には、
近日中に応募要項などがメールで送られてきて、
応募者の中から抽選で参加者(有料)が選ばれることになるのでしょう
ただ渋谷公会堂は2000人程度のキャパシティがあり、
これが埋まるのかは微妙な気もします
まあ、一人2枚申し込めるそうですが…


私はというと、結局予約はしませんでした
行ければ行っても良かったのですが、
8/26の昼に用事があって、13:00開催の同イベントには間に合わないので…
なのでこちらのブログではレポなどできません
ご了承下さい


さてこのイベント、そもそもTMが来るのかという疑問があったのですが、
これについて小室さんが以下のようにtweetしています

8月末の渋谷にはTM NETWORK3人が皆さんへ大事な報告をすべく、揃って出現します。未発表の通信音(新曲ってこと)を持参で伺いますので。


これによれば、当日TMは3人とも現れ、しかも新曲も披露するようです
新曲!? 新曲って明記したよね?
作ってたの!?
うぉおおおーーーーーーー!!


私は当日聞けませんが、会場では披露されるとのことですから、
おそらく年内にはリリースされるのでしょう
ライブやテレビ出演などはウツ木根20周年以後だとしても、
その前にシングルくらいは出しておいて、盛り上げておこうということでしょうか
こいつは、来年の活動も期待できるかもしれませんよ!


さて今回の更新時には、音楽専科社から、
「TM NETWORK ARENA37℃ COMPLETE FILE BOOK」
が届いているかなあと思っていたのですが、まだ来ませんね
まあ、そんな緊急に触れる話題でもないし、
次回来ていたらちょびっと触れようと思います


小室さんは先日7/22に「FNS27時間テレビ」に、結構長く出演しました
地方局のアナウンサーの歌を聞いてコメントするというしょうもない役でしたが、
小室さんは楽しそうにしていましたね
小室ファミリーの曲が好きな宮崎のアナウンサーが「My Revolution」で出る時は、
自らもシンセで参加し、コーラスまで入れていました
ある意味で貴重な映像だったかもしれません


また先日7/15の「Keyboard Magazine Festival 2012」の映像が、
「ニコニコ動画」に上がっています
「Beyond The Time」「Jupiter」「You & Me(浜崎提供の新曲)」「Get Wild」「Vampire Hunter "D"」「CAROL」
と来て、その後長いオリジナル曲を挟み、
「Wow War Tonight」「Many Classic Moments」を演奏し、
シンセを台から外してステージ前で乱れ引きするパフォーマンスを行なった後、
最後に「My Revolution」で締めというものでした
小室さんは来月「FREEDOMMUNE 0」「Weekendless Night」に出演しますが、
どんな選曲になるんでしょうか


前置きは以上です
今回は、久しぶりにMyFavouritesをやります

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今回はm-floのデビューマキシシングル「the tripod e.p.」から、
一曲目の「flo jack」を取り上げます
彼らの事実上のメジャーデビュー曲です


m-floというと、
VERBALが2003年にKCOの「Dreams of Christmas」でラップを担当し、
最近では2011年に小室さんの「Years Later」でコラボしたりと、
小室さんとの関わりが見られます
同じavex関係者ということもあるのでしょう


ただ私が好きなm-floはもっと前の、デビュー当初の編成のもので、
小室さんから遡ってm-floに行き着いたわけではありません
当時はラッパーVERBAL、楽曲制作☆Taku、ボーカルLISA3人のグループでした
VERBALは在日コリアン、LISAは日本人・コロンビア人のハーフという、
出自も面白いグループでした
m-floは2001年までにこの編成でオリジナルアルバム2枚をリリースしています


今回取り上げる「flo jack」は、私が始めて彼らを知った曲です
当時テレビでPVを見て、心をつかまれました
まずイントロのシンセが実にシンプルかつ無骨で、
ほとんどリズムトラックのようになっています
この曲では終始このイントロのシンセフレーズが流れ続け、
曲の雰囲気の基本を作り上げていますが、
シンプルかつ無骨であるがゆえに、強烈に頭に残ります


ただ実は私は初めてこの曲を聞いた時、
とても気持ち悪く思った覚えがあります
まずイントロを背景に流れるLISAの歌が、
実に美しくかつメロディアスなのですが、
それがこの無骨なイントロと非常に不釣合いに感じます


その後はVERBALのラップとLISAの歌が交互に展開するんですが、
メロディアスなLISAの歌の後、
勢いよく畳み掛けるVERBALのラップが入ると、
これまた異質すぎて、混ざり合わなさ具合が尋常じゃないです
VERBALのラップ自体はなかなかなのですが、
小気味良いリズム感を備えた当時流行の和製ラップとは違う空気があり、
それが私の違和感を助長したところもあったのでしょう


結局私の感じた気持ち悪さの最大の要因は、
☆Taku・VERBAL(バックトラック・ラップ)とLISAの歌が、
混じり合わずに主張し合っていた点だったと思います
しかし一度聴いた後、その気持ち悪さが気になってしまい、
何度か聴いてみると、調和的に混じらない感じが逆に気持ちよく感じ始め、
最終的には中毒的に聞き続けるようになりました


ここまで「気持ち悪い」と書いてきましたが、
それは必ずしもネガティブな意味ではありません
それまで聴いたことがないタイプの作りだったため、
初めて聴いた時には衝撃が大きかったということです
私にとってこの曲の刺激は、
おそらく同年聴いた中でもかなり大きかったと思います


この曲が決してヘタウマの偶然の産物だったわけではないのは、
カップリングの「been so long」での、
ラップ・ボーカルの見事な連携を聞けば明らかと思います
「been so long」はメジャーデビュー前から存在した曲だそうですが、
バックトラックがよりメロディアスで洗練されたものになっており、
ラップもより歌と親和的なものになっている印象です
つまり彼らはこういう曲作りもできたわけで、
それにもかかわらずあえて「flo jack」を前面に出してきたのです


おそらく「flo jack」で目指したのは、バランスの良い曲作りではなく、
3人の個性を前面に出してリスナーに印象付けることであって、
新人としてはかなり攻撃的なもくろみで作られた曲だったと思っています
マキシのタイトルの「tripod(三脚)」というのも、
3人の個性で成立した音という点とを表現したものだったのでしょう


このようにしてリリースされた「the tripod e.p.」は、
なんとデビュー作にして9位にランクインしました
これはかなりの成果だったといえます


その後m-floは次々とシングルを出しますが、
ダンスを意識した「Mirrorball Satellite」
メロディアスなバラード「Hands」
早口歌詞の「chronopsychology」など、
多様な曲を提示し、その幅の広さを示しました


さらに2000年には1stアルバム「Planet Shining」をリリースしますが、
これは近未来の宇宙旅行というコンセプトで作られたアルバムでした
インタールードとして、機内放送をイメージした楽曲が入っていたり、
ラジオ放送をイメージした「Radio Show」という曲があったりと、
遊び心も効いています


こういう未来志向・遊び心は、2ndアルバム「EXPO EXPO」でも反映されており、
バーチャル万博というコンセプトになっています
インタールードも「正門」「東門」「南門」「中央タワー」「西門」など、
万博での各地点から放送されるアナウンスをイメージしたものとなっています


コンセプト重視とか未来志向とか、なんかTM NETWORKを彷彿させる要素もある気がします
実際に万博をイメージしたアルバムなんて、まさしくTMNの「EXPO」です
「EXPO EXPO」がリリースされた時は木根さんも意識しており、
ラジオで自分たちが本家だとか、
今度対抗して「EXPO EXPO EXPO」というアルバムを出そうなどと言っていました


彼らがもっとも有名だったのは、2001年、「EXPO EXPO」の頃でしょう
このアルバムの前後にリリースされたシングル「How You Like Me Now?」「come again」「orbit-3」「prism」などは、
どれも素晴らしい曲で、チャートではこの頃にベスト10の常連になります
今回も、これらのどれかを取り上げることも考えていました
(出会いのインパクトから「flo jack」にしましたが)


これらは「flo jack」ほどいびつな曲ではなく、
どれもバランス良く作られており、ヒットしたのも偶然ではないでしょう
特に「prism」は大好きな曲ですので、PVにリンクを貼っておきますね
PVは、宇宙旅行中のm-flo三人が見つけた万博に参加するお話です


こうして脂が乗ってきたm-floですが、
2002年になるとLISAが脱退を宣言してしまいます
VERBALのラップとLISAの歌の奇跡のコラボが魅力だったm-floは、
ここで一時期活動を休止します


活動再開は2003年6月、シングル「REEEWIND!」で始まりました
これはボーカルとしてCrystal Kayを迎えたものでしたが、
以後のm-floは固定のボーカルを置かず、
楽曲ごとにゲストボーカルを迎える形式で、「m-flo loves~」の名義となります
LISA脱退の事情は分かりませんが、1年間のブランクを置き、
☆TakuとVERBALが出した結論がこれだったのでしょう


ただ私は一応3rdアルバム「ASTROMANTIC」を聞いたのですが、
どうもしっくり来ませんでした
LISAのボーカルに慣れて頭が固くなってしまっていたのでしょうが、
以後m-floを追いかけることはしていません(現行ファンの方、すみません)


m-flo loves~の作品は2008年初めに終わり、
以後m-floは活動を休止させていましたが、
2012/3/14には5年ぶりのアルバム「Square One」をリリースしたようです
今後のm-floは第3期に入るものと思われます


あと今回偶然知りましたが、このアルバムのリリースに当たって、
小室さんがm-floについて語っている記事がナタリーにありますね
「EXPO EXPO」の頃、TMNの「EXPO」のコンセプトに似ていると思ったとか、
当時globeよりも垢抜けていると思ったとか語っています


ちなみにMyFavouritesでは、
最後に関連商品のリンクを貼ることにしているんですが、
「flo jack」は1stアルバム「Planet Shining」の初回限定版ディスクでリミックス版で収録されていて、
通常版には入っていません


ということで…困りました
マキシシングルを貼ることも考えましたが、ここではベスト版を貼っておきます
ただ彼らのアルバムは、遊びの部分も含め、
できればオリジナルで聴いてほしいです
特に「EXPO EXPO」が傑作と思いますので、
聴いたことのない方は、是非御一聴いただければと思います


以上、今回のMyFavouritesでした
次回の更新までは少し間が空き、8月中旬になると思います
すみませんが、どうぞご了承下さい


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この記事へのコメント

ケイティ
2012年07月30日 20:46
初期m-flo、大好きでした。
僕もまさにflo jackとbeen so longを深夜番組で観て気になりMirrorball Satellite 2012でハマったのですが、特に3人時代はマニアックな部分も全てパブリックにしてくれていたところが素敵でした。
How You~?でTDKのCMにも出てましたよね。
loves以降もよくLISAと共演してますけれど、また3人でやればいいのになとずっと思ってます。
Nanalisa
2012年08月01日 00:13
私もm-flo好きでした。
12年前からずっとLISAさんの大ファンでした。
今でも忘れないです。
また復活して欲しいです。
fe
2012年08月12日 22:34
こんばんは。

m-floのアルバムが何故か私の行きつけの図書館でも取り扱われていてよく貸出中になってました。

☆Taku Takahashiが関わっている作品では、変則ですが「Panty & Stocking with Garterbelt」のサントラを良く聞いています。サウスパーク並みのグロ映像にきらびやかなクラブサウンドが呉越同舟して、それがありえない程の相乗効果が出てるんです。

映像・音楽・物語の融合はかくあるべし、と思った事件でした。
青い惑星の愚か者
2012年08月13日 02:06
お返事が遅れてすみません

>ケイティさん
当時、深夜にPVとか流れていましたよね
flo jackとbeen so longの2曲を最初に出したのは、彼らの魅力を伝える上で有効だったと思います
私にとってもこの2曲が原点です
彼らが本当にメジャーな存在になったのはHow You Like Me Now?だった印象ですが、こういうのがヒットチャートに入るようになったか…と、当時思いました
How You~は最初のVERBALとLISAの掛け合いが大好きです

>Nanalisaさん
LISAさんが2人と組んだのは、奇跡的な出会いでしたよね
ラップと女性ボーカルを合わせる手法は珍しくありませんが、ここまでマッチしていた例はあまりないと思います

>feさん
図書館は、関係者にファンがいたんでしょうかね?(笑
サントラの存在はまったく知りませんでした
元はアニメ作品のようですが、
Takuさんてそういうこともやっていたんですね
今は3人、それぞれの場で活動しているんですね

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