7-26 Welcome to the Fanks! & All the Clips

2020/4/21、TM NETWORK 36周年、おめでとうございます
木根さんもInstagramで
以下のようなメッセージを掲載しています

お陰様で、本日、TM NETWORKはデビュー36周年を迎える事が出来ました。一重に、僕らに携わって協力して頂いた人々と、色々な形で支え、守り、応援してくれた皆様のおかげと、心から感謝します。本当にありがとう。


4/21には「Dragon The Carnival」のBlu-rayがリリースされました
FC盤は4/14に発送完了したそうなので、早い方は一週間くらい先に入手していたみたいです
ちなみに私はFCには入っていないのですが、知人に注文してもらいました(感謝感謝!)


本作、オリコンの音楽Blu-rayのデイリーチャートでは2位となっています
今日発売の新譜が他になかったことが大きいのだと思いますが、
(通常はウィークリーチャートを意識して水曜日のリリースにするので)
それでも一つの記念にはなったかなと思います


改めて見てみると、
一曲一曲見せ場を考えたライブだったんだなあと感じます
アニバーサリーイヤーに3人で何もできなかったことを踏まえた、
ファンサービスを意識したライブだったともいえます
ただし過去を踏まえた演出を入れながらも、音は随所でアレンジされていて、
ウツなりの「今のTM」を見せてくれてもいたんだと思います


そして注目の小室さん・木根さんのコメント映像について、
もちろん今後のTMに関する話はありませんでしたが、
2人とも楽しかったという感想でした
なお2人はコメントでだけ登場するのかと思っていたのですが、
他にも少しだけ映像を入れてくれていました
(つうかウツよりも2人の登場の方が早かったです)


特にBlu-rayの最後に収録された小室さんの発言は気になりました
打ち上げに参加してしゃべってみたい、1人で帰るのは寂しい、グループがうらやましいとか、
もはやライブの感想から離れて自分語りをした上で、
最後に「そんな(仲間で音楽の話ができる)日が来るんでしょうかね、どうでしょうか」って言って締めたのです


スタッフもあえてファンの期待を煽るように編集しているのでしょうが、
それでも小室さんがこのような発言をしたのは、
また3人で何かやりたいという気持ちを、
(引退宣言の手前)バツ悪そうに言ってみたもののように感じました


うがってみればこれも含めてスタッフの台本かとも疑えますが、
そういう台本を本心ぽくしゃべれる方でもないでしょうし、
自分の言葉と見て良いと、私は思います


ちなみにこのコメントは11月の本公演最終日を見に来た後の帰りの映像と思われますが、
小室さんは周知の通り、この後の2月の追加公演も見に来た上、打ち上げにも参加しました
上の希望は表面上は実現したわけですが、深層の希望はそれだけじゃないと思っています


もちろんその実現のためにはいろいろと解決しないといけないことがあるんでしょうし、
世間の風当たりも強いであろうことは想像できますが、
万が一の奇跡があと一度でも起こってくれないかなと思いました
Blu-rayに入っているnishi-kenさんソロの「キセキ」の時、
背景に「軌跡」「奇跡」の文字を映し出したのも、
まさにそういうことを望んでいるツアーメンバーとスタッフの気持ちなのだと思います


またウェブラジオ「Gift from Fanks」は、
3/25に後編もアップされましたが、
(4/24までの限定公開らしいので、まだの方は早くお聞きください)
ウツはそこで、何周年とかは関係なく、やりたいことが浮かんだら次もあるかもしれないと発言しました


35周年が終わっても、いつでもやりたくなったら帰ってきてよという、リーダーへの語り掛けなのでしょう
TMのメンバーやスタッフたちは、まだ待ち続けるつもりなのだと思います
少なくともそういう環境があることをファンに示して、
希望を与えて35周年を終えてくれたことは、よかったなと思います


さて先月リリースの「Gift from Fanks」ですが、
チャートではT盤が10位、M盤が13位に入りました
チャートアクションは、T盤が10―69―74―86、M盤が13―76―82―88で、
売上はそれぞれ約9800枚・9500枚となっています
どっちも1万枚くらいになりそうな感じでしょうか


「グリニッジの光を離れて」が入ったT盤の方が売れたのは当然ですが、
私はもっと差が付くと思っていました
ただM盤も「Get Willd '89 (7 inch version)」だけでなく、
「Green Days 2013」も初めて一般販売されましたから、
実はよいバランスだったのかもしれません


売上については、こんなものを買う人が意外といるんだなあ…というのが、正直な感想です
まさか10位に入るなんて思いませんでした
2012年の「Original Singles」なんて、26位・7000枚でした
2008年の「The Singles 1」は1万枚売りましたが、順位は30位です
(翌年の「The Singles 2」は4000枚・39位)
今は大半の商品が配信で販売されますから、
CDのみでの販売にすればCDチャートではある程度の数字は出るんでしょう


売上枚数は2.5万枚を売った2017年の「Get Wild Song Mafia」の半分以下ですが、
今回多分大半の方はT盤・M盤両方を8800円で購入したと思います
これは単価3000円の「Get Wild Song Mafia」の約3倍の値段ですから、
売上枚数は半分以下でも、
売上金額では「Gift from Fanks」の方が高いことになります
制作費用はほぼマスタリングのみですから、
ぼろもうけとはいえなくても、悪い商売ではないのかもしれません


3月の「Gift from Fanks」と4月の「Dragon The Carnival」のBlu-rayで、
TM35周年関連企画は終わりと思っていましたが、
SONYはさらに企画のフィナーレとして、
4/18にyoutubeでTMの映像を12時間放映し続ける企画を計画しました
ただこちらは、コロナウィルスの影響で延期されました
振替日は現時点では不明です


特設サイトには「TM NETWORK 初のBlu-ray化となる映像作品発売を準備中!!」とあるので、
実質的にはこれの宣伝企画なのでしょう
多分この商品のリリースが延期になったことに合わせ、
動画放映も延期になったのだと思います


なおこの映像作品は「初商品化」ではなく「初のBlu-ray化」なので、
既発売商品のBlu-ray盤発売ということと思います
「Decade」「All The Clips」あたりに特典映像を入れて売るとかでしょうか


最後にメンバーの近況をまとめます
木根さんは、今月からラジオレギュラー「夜ドン!」始まりました
毎月2週目と4週目の担当のようです


ソロツアー「2727ツアー」は、
昨今のコロナウィルス騒ぎの中で、
6月に予定されていた4公演が中止になりました
佐藤竹善さんとのコラボライブ「My Favourite Songs」も、
3月公演に続いて5・6月公演も中止になりました
6/4にはsouichiさんという方のライブにゲスト出演の予定でしたが、これも中止です


ウツも4/6から全国ツアー「「それゆけ歌酔曲!!」ギア―レイワ2」を予定していましたが、
5/10までの公演は延期・中止になりました
地方公演10本は6~8月に延期となり、
4/6・7マイナビBlitz赤坂公演は中止です
マイナビBlitz赤坂は9月に締めるらしいので、
延期は難しかったのでしょう


現時点で延期・中止告知が出ていないのは、
ファイナルの5/19・20マイナビBlitz赤坂公演のみですが、
これも難しい気がします
6月の振替公演も再延期になるかもしれません


ただしウツは、中止となった赤坂公演の代替措置として、
4/7にニコ生で無観客ライブを生中継しました
(有料、3500円)
今回の公演中止で結構な損害があったと思われますが、
それもこれである程度は回収できてると良いですね
(私は見ていませんけど)


またライブ中継の前日4/6には、
去年6/25の「それゆけ歌酔曲!!「令和元年だよ ~ギア4 one~」」の再放送と、
「Gift from Fanks」の視聴会も開催されました


以上、前振りが長くなりましたが、本題に入ります
今回を以て第7部前半の20周年関係記事は終わりです
ここまでもっと早く終わると思っていたんですが、
気付いたら前半だけで第6部全体に近いくらいの分量になっちゃいました
(4年分だから、5年分を扱った第6部とそんな変わらないは当然でもありますが)


第7部最後までやったら、今までで一番長い部になりそうです
一番需要がない部でもあるんですけどね…
とはいえ後半は前半以上に内容が薄いので、
多分前半の半分+αくらいで終わると思います

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前章ではTM20周年後の商品リリースを見てきたが、
20周年の活動に関わる「Double-Decade Tour “NETWORK”」「Eternal Network」は、
いずれも9月中にリリースされた
TM本体による20周年の総括はここで終わったと言える


一方TMの古巣SONYも、
2月に「DOUBLE-DECADE」のwebサイトを立ち上げ、
TM20周年に便乗して商品リリースを行なってきたが、
このサイトは当初から、6月末までの限定サイトであることを告知していた


この時点でSONYの2004年の企画は、
「World Heritage」「CAROL The Live」とDVD版「Fanks The Live」の販売以外なかったと見られる
以前触れたように、これら商品は3~5月にリリースされた
SONYはTM20周年の活動が6月に終わることをあらかじめ知っており、
それに合わせてリリース日程とサイト運営期間を決めていたのだろう
実際に本サイトは6月30日を以て消滅した


ところがDVD「Double-Decade Tour “NETWORK”」のリリース日9/1になって、
「DOUBLE-DECADE」サイトが復活し、
同月中に2つの新商品の発売が告知された
夏の間に社内でリリース計画が立ち上がり、
盛り上がりが冷めない内に告知することになったのだろう
おそらく春に発売された便乗商品群が良好な売れ行きだったのである


ここで発売が告知されたのは、
一つはベスト盤「Welcome to the FANKS!」
一つはPV集「All The Clips」である
ともに2004/12/22のリリースだった
ジャケットのデザインはともに黒地に「TM NETWORK」の字が入っただけのもので、
文字の色が前者で青、後者で赤というだけの違いである

7-26.jpg

「All The Clips」のライナーはちょっとかっこいい



前者は9/16に発売告知があった
曲名の由来は3rdアルバム「Gorilla」収録の「Give You A Beat」の歌詞である


本作品は、TM初のファン投票ベストだった
ファンの投票によるベスト盤は、
1998年のB’zの「B’z The Best “Treasure”」(年間2位)をはじめ、
松任谷由実「Neue Musik」(1998)、
ZARD「ZARD BEST 〜Request Memorial〜」(1999)、
Glay「Drive」(2000)、
桑田佳祐「TOP OF THE POPS」(2002)など、
日本では多くのリリース例があり、実際によく売れていた
SONYスタッフはこの企画をTMにも持ち込んだのである


SONYはこれまで極めて多くのTMのベスト盤をリリースしており、
すでにSONY時代のオリジナルアルバムと同じ9枚に達していた
企画盤とは言え、1年前には「The Legend」なるベスト盤も出ている
SONYもさすがにベスト盤の過剰供給の現状は認識していたはずである
そこでこれまでと別の基準で選曲を行なう方法として、
この時はファン投票が選ばれたのだろう
本当にアイデアがなかったのだろうと感じさせる商品である


投票は「DOUBLE-DECADE」サイトで、
9/17~10/20に行なわれ、
そのランキングに従って上位20曲が2枚のCDに収録されることになっていた
(この曲数は20周年にちなむ)


対象とされたのは、当然SONY時代の楽曲で、
2000年以後のROJAM・R&C作品は含まれなかった
「終了」以前の楽曲については「World Heritage」収録曲しか選ぶことができなかったため、
シングル盤「Beyond The Time」「Seven Days War」など、
選べない曲も存在した


「DOUBLE-DECADE」のサイトでは、投票を盛り上げるために、
3回ほど投票結果の中間発表も行なったが、
その過程をCDの収録曲順と比較すると、
実際の投票結果に準じた順番とはなかなか信じがたいものがある


たとえば第1回から最後の中間発表まで常に3~4位だった「Time Machine」が、
CDでは20位になっている一方で、
最終発表で15位だった「We love the EARTH」は、
CDでは3位になっている
第3回発表が10/18、投票締切が10/20であるにもかかわらず、
これほど順位が変わるものだろうか


「Human System」(5→2→10)や「Seven Days War」(ランク外→7→19)なども、気になるところである
飽きづらい順番に直している疑いもあろう


以下に第1回・第3回(最後)・CDの順位を表にしておく
([]は左の欄での順位)

第1回第3回CD
1Electric Prophet[1] Electric Prophet[1] Electric Prophet
2Still Love Her[5] Human System[6] Get Wild
3Time Machine [2] Still Love Her[15] We love the EARTH
4Fool On The Planet[3] Time Machine [3] Still Love Her
5Human System[4] Fool On The Planet [8] Beyond The Time(Expanded Version)
610 Years After[7] Get Wild[-] Time Passed Me By
7Get Wild[-]Seven Days War(Four Pieces Band Mix)[5] Fool On The Planet
8Children of the New Century[9] Beyond The Time(Expanded Version)[9] Here, There & Everywhere
9Beyond The Time(Expanded Version)[-] Here, There & Everywhere[11] Love Train
10Twinkle Night[6]10 Years After[2] Human System
11We love the EARTH[12] Love Train [-] Children of the New Century
12Love Train[10] Twinkle Night [16] Resistance
13永遠のパスポート [14] Self Control [-] Jean Was Lonely
14Self Control[17] 8月の長い夜[-]永遠のパスポート
15Time Passed Me By[11] We love the EARTH [10]10 Years After
16(15)Nights of the Knife[-] Resistance [14] 8月の長い夜
17Winter Comes Around[17] 一途な恋 [13] Self Control
18(17)Come On Everybody[-] Time To Count Down [-]雨に誓って
19(17)8月の長い夜[-] The Point of Lovers’ Night [7]Seven Days War(Four Pieces Band Mix)
20(17)一途な恋[-] Get Wild Decade Run[4] Time Machine


順位の問題は措くとして、このランキングから感じるのは、
20周年ライブの影響力である
たとえば「10 Years After」が入選したのは(しかも最初は6位で)、
おそらく「Double Decade Tour」の影響である
再始動後の曲からは、これだけが収録されている
(もっとも再始動後でSONYから出したのはシングル3枚だけだが)
この曲は2020年のファン投票では100位にも入らなかったが、
そのことは逆に20周年ライブの影響力を物語る


TMの歴史上重要な曲として、
「Electric Prophet」「Self Control」「Get Wild」「Love Train」などが入るのはよく理解できるが、
「金曜日のライオン」「1974」「Nights of the Knife」などが外れたのは、意外な結果である
しかもこれらは20周年ライブで演奏された曲である
ちなみに2020年のファン投票では、
この3曲はそれぞれ14位・15位・9位である


意外な入選曲としては、
「Here, There & Everywhere」「Jean Was Lonely」「雨に誓って」が挙げられる
これらはこの後、ウツソロや「Spin Off from TM」などの選曲に反映された


収録アルバムの分布としては、
1987~88年の「Self Control」「humansystem」「CAROL」に集中しており、
これだけで全体の半分を占めている
やはり人気があるのはこの辺りということだろうが、
ファン投票にする場合、どうしても特定の時期のものに票が集まり、
バランスが悪くなってしまうのだろう
なお「Rainbow Rainbow」「Rhythm Red」からは一曲も入っていない
…この2枚好きなんだけどなあ


さて、実は「Welcome to the Fanks!」の価値は、
この茶番のファン投票などではない
おそらくこの商品を買ったファンでも、
ファン投票によるディスクは一度も再生していない者は少なくないと思う


むしろ注目すべきはそれ以外である
本商品にはスペシャルディスクとして3枚目のCDが付いており、
そこにシングルカップリング曲が集められていたのである
(アルバム収録済の楽曲は除く)


1994年以前の全シングル表題曲は、
すでに「Time Capsule」でまとめられており、
「World Heritage」では1994年以前の全アルバムが集成されたから、
まだ集められていなかったのはシングルカップリングだけとなっていた
本来はこれも特典として「World Heritage」で入れるべきだったと思うのだが、
残されたこれらの曲は、単独でリリースするには微妙なものだった
そこでベスト盤のおまけとして付けることになったのだろう


本ディスクに収録されたのは、全部で12テイクである
これらは「終了」前のファンですら、
全部は持っていない者も多かったはずである
多くはアルバム収録曲の別テイクだが、
「Dreams of Christmas」(2テイク)は曲自体がアルバム未収録だったから、
喜んだファンも多かったことと思う


再始動後のTrue Kiss Disc時代の「it’s gonna be alright」「80’s」も、
非常に影の薄い曲だっただけに、
この時に救済されなかったら本当に忘却されていたかもしれない
ファン投票15位に「10 Years After」が入り、
「World Heritage」「All the “Get Wild” Album」「Get Wild Decade Run」「Get Wild Decade Run (112 Club Mix)」が収録されたことで、
シングルリリース以後放置されていたTrue Kiss Disc時代の曲も、
ようやくアルバムに収録されることになった


ただ「Happiness×3 Loneliness×3」だけはどこにも収録されなかった
これが初めてアルバムに収録されたのは、
実に2012年「Original Singles」のリリースを待たなければならない


本ディスクでもっとも重要だったのは、
「Dive Into Your Body (12 ‘’ Club Mix)」「Love Train (Club Mix)」が収録されたことである
ともにかつてのプレゼント用シングル収録の音源で、
通常では出回っていないものだった
おそらくこの2テイクのためだけに、
本商品を購入した者もいただろう


他の収録曲は「1974(Children’s Live Mix)」「Your Song (Special Instrumental Disco Mix)」「Self Conrrol (Version “The Budohkan”)」「Time (Passes So Slowly)」「Fool On The Planet (Where Are You Now)」「一途な恋 (Another Material)」の6テイクである
個人的にこれらの「Your Song」「Time」「Fool On The Planet」は大好きなので、
改めてアルバムにまとめてもらえたことはうれしかった


ただなお不満を持つ者もいた
それはシングルカップリングの中で、インスト音源が省かれていたことである
(大幅にアレンジが変えられた「Your Song」のみは収録)
具体的には「All-Right All-Night」「Self Control」「Beyond The Time」「Come On Everybody」「Dive Into Your Body」「Dive Into Your Body (Dub Instrumental Mix)」「The Point of Lovers’ Night」「一途な恋」「Nights of the Knife」「Get Wild Decade Run」「it’s gonna be alright」「10 Years After」「Happiness×3 Loneliness×3」の13テイクである


これらをすべて集めれば、それだけでディスク1枚が必要になるが、
インスト音源はあまり需要がないと考えられたのだろう
だがほとんどが「World Heritage」収録曲と重複するベスト盤よりは、
こうした入手困難な音源をまとめてくれた方が、
はるかに意味があることは疑いがない


特に「Dive Into Your Body (Dub Instrumental Mix)」は、
プレゼント用レコード「Dive Into Your Body (12’’ Club Mix)」のカップリングだが、
両者はアレンジがまったく違うので、
「Your Song (Special Instrumental Disco Mix)」と同様に、
特例で収録してもよかったと思う
結局この曲の商品化が実現したのは、
2009年「The Singles 2」初回版特典CDに収録された時だった


このように「Welcome to the Fanks!」は不満のある内容ではあったが、
スペシャルディスクに限っていえば、
それなりに価値のある商品ではあった


本作は初動で18位・1.7万枚の成績を出し、
最終的には2.9万枚を売った
これは21世紀リリースのTM商品の中では、
3.6万枚を売った「Castle in the Clouds」「Easy Listening」に次ぐ3番目の成績である
当時のTM人気を考えれば、
まあまあうまくいったというところだろう


さて、「Welcome to the Fanks!」と同じ頃、
PV集「All The Clips」のリリースも告知された
意外なことに1988年の「Gift for Fanks Video」以後、
ライブビデオは頻繁にリリースされた一方で、
PV集のリリースは16年間一度もなかった
(ただし「Time To Count Down」「Rhythm Red Beat Black」を収めたビデオシングル「TMN」のリリースはあった)


「Gift for Fanks Video」には1985年の「Your Song」から1987年の「Kiss You」までが収録されていたが、
1988年以後のPVはまとめられていなかった
コンスタントに新作をリリースしていた1984~91年の8年間について、
その前半期のPVしか集成されていなかったことになる


とはいえ、1994年の「終了」に当たってリリースされたヒストリービデオ「Decade」には、
TMの代表的なPVがだいたい収録された
逆にいえばこれがあったからこそ、
PV集はリリースされなかったともいえる
しかし「Decade」はPVの集成自体が目的ではなく、
後述する通り元の映像に編集が加わっている箇所もあった


「All The Clips」に収録されたのは、デビューシングル「金曜日のライオン」から、
1999年「Happiness×3 Loneliness×3」まで、全20曲である
その内でリニューアル以前のPV13曲については、
たいてい「Vision Festival」「Gift for Fanks Video」「Decade」のどれかには収録されていたものである


そのような中で微妙に重要なのが、「Dragon The Festival」である
本作のPVは、ビデオコンサートで放映した「TM VISION Ⅱ・Ⅲ」用のものと、
市販ビデオ「Vision Festival」に収録されたものがあり、
内容は3種類とも異なっていた
ところが「All The Clips」収録のPVは、
上記3種とも異なる4バージョン目である


もっとも「All The Clips」のものは、
「Vision Festival」収録のもの(「Zoo Mix」)のショートバージョンに過ぎない
(一部手が加わっている部分もあるが)
おそらく当時TVで流すために作ったものだろう


複数のPVが存在するものとしては、
他に「アクシデント」「Your Song」があるが、
「アクシデント」「TM VISION Ⅱ・Ⅲ」「Vison Festival」の中で、
「TM VISION Ⅱ」のものが選ばれた
これもテレビで放映されたものかもしれない


「Your Song」はメンバーの演奏シーンを中心にしたものと、
ドラマ仕立てのものの2種類が存在する
「TM VISION Ⅳ」「Gift for Fanks Video」に収録されたのは、
ともに演奏シーンメインのものである


「All The Clips」では当然ドラマ版を入れてほしかったところだが、
この時も見送られてしまい、
またもや演奏シーンメインのものが収録された
このドラマ版「Your Song」は、
SONY時代のPV中で現在まで商品化されていない唯一のものである
ただ正直、これはビデオの出来を見て選んだ結果なのだろう


その他、「TM VISION Ⅱ~Ⅳ」に収録された1985年のPVや、
デビュー当時に作成された「Rainbow Rainbow」「1/2の助走」のPVもあるが、
これらはシングル曲ではないということもあってか、
「All The Clips」には収録されなかった


以上が13曲目までとなるが、
14~16曲目のTMN期については、
いずれも従来の商品化済映像と別のものが収録された
まず14曲目「Time To Count Down」だが、
この曲のPVにはスタジオでダンスを交えて歌うものと、
ライブ会場での演奏シーン風のものの2種がある


その内でビデオシングル「TMN」には前者のイントロと2番のみが収録され、
「Decade」には後者のイントロ・1番の部分と前者の2番が収録された
要するに両方とも中途半端な形でしか商品化していなかったのだが、
「All The Clips」には後者の完全版が収録された


なお前者の完全版はいまだに公開されていない
ダンスの評判が悪かったので、
お蔵入りとされてしまったのだろうか


15曲目「Rhythm Red Beat Black」は、
ビデオシングル「TMN」に全体が収録されていたが、
そのビデオでは小室が動かすパソコンの映像とクロスフェードする形でPVが始まるため、
冒頭をちゃんとした形で見ることができない


またPVではアウトロで小室の機材部屋が映し出されるが、
「All The Clips」版のみ、そこに「TMN」のロゴと「RHYTHM RED BEAT BLACK」の曲名が表示される
おそらく当時テレビ放映用の編集だろう


16曲目「Love Train」のPVは、
「Decade」にも収録されていたが、
そこではイントロの途中でメンバーの会話シーンが挟まり、
また中断部分からPVが再開するという構成を取っている
途中で中断しないPVを見たい場合は「All The Clips」を見るしかない


次の17曲目、ラストシングル「Nights of the Knife」のPVは、
なぜか「Decade」に収録されていなかった
これは商品化を望む者も少なくなかっただろう


さらに再始動直後のTrue Kiss Disc時代のシングル3曲にも、PVが存在した
「Get Wild Decade Run」「10 Years After」「Happiness×3 Loneliness×3」
これが「All The Clips」では最後の18~20曲目となる


以上4曲のPVは、本作のリリースによって、
ようやく商品として見ることができるようになった
本作最大の意義は、この点にあると言えよう


本商品はSONYがリリースしたものだったので、
収録PVもSONY時代のものに限られた
だが幸いにも(?)ROJAM時代にはPVが作られなかったし、
吉本移籍後この時までに作られていたPVは、
TMの代わりに森三中が出演した「Castle ib the Clouds」だけである
これはファンの間でもあまり需要はないだろう
以後も吉本時代にはまともなPVは作られなかったので、
avex時代を除くPVは「All The Clips」でほぼ通覧できる


以上、12月の2商品リリースを以て、
「DOUBLE-DECADE」サイトは使命を終え、
2004年年末を以て、今度こそ本当に運営終了となった
2004年のTM20周年企画のサイトであった以上、
分かりやすい終わり方だった
なお4月に期間限定でリリースされた「CAROL The Live」も、
年末を以て販売終了となった


ただ本サイトは運営終了後も、
消さずに残しておくことが決められた
6月には一度消されたのだが、
ファンの間から要望があったのだろうか
2005年からはBBSへの書き込みができなくなったものの、
20周年の思い出を振り返る場はここに一つ残された


運営終了直前の12/28にサイト運営者が出したコメントは、
2020年現在ではまだ見ることができる
今後見られなくなる可能性も考慮して、
以下に引用しておこう

DOUBLE-DECADE.com サイト運営終了のお知らせ

TM NETWORKのDOUBLE-DECADEを記念して運営を開始した
当[DOUBLE-DECADE.com]ですが、2004年12月31日をもって
運営を終了いたしました。


2月6日にサイト開設、一旦6月30日で運営を終了しましたが、
ファンの皆様の熱いご要望に後押しされ9月1日に運営を再開、
最終的には12月22日の「Welcome to the FANKS!」、
「All the Clips」の発売、そして2005年3月9日に予定
されている既発映像作品のDVDでの再発とTM NETWORKの
DOUBLE-DECADE Yearを共に歩むことができました。

「DOUBLE-DECADE WORLD HERITAGE complite box」、
「CAROL the live」の発売も含めこのサイトで交わされた多くの会話が
その企画の発端となっていたことに対して改めてお礼を申し上げます。

TM NETWORK、そして小室哲哉氏、宇都宮隆氏、木根尚登氏は
デビュー21年目以降もその独創性に富んだエンタテインメント
を我々に発信し続けてくれると信じております。

今後も彼らの存在に敬意を表し皆様と共にTM NETWORKの活動に
注目し、このサイトが運営を再開し皆様に意見交換の場をご提供できる
ようになることを心より楽しみにしております。

ご活用ありがとうございました。

※1月1日以降、当サイトのインフォメーションの更新、BBSへの書き込み
等は できなくなりますが、サイト自体の閲覧は可能なままとなります。


株式会社EPICレコードジャパン


以上が20周年の後の祭り企画だったが、
上記にあるように、
SONYはさらにもう一つだけプレゼントを残していった
「Welcome to the Fanks!」「All The Clips」リリースを控えた12/1、
未DVD化ビデオ全商品のDVD版リリースを告知したのである
20周年の盛り上がりを利用して、
出せるものを出し切ろうということだろう
リリースは2005/3/9である


過去のビデオソフトのDVD化は、
2000年1月に「final live LAST GROOVE 5.18・5.19」「Decade」
2004年5月「Fanks The Live 1~3」が実現していたが、
この6本を除くビデオは、この時初めてDVD化された


具体的には「Vision Festival」「Fanks “Fantasy” Dyna-Mix」「Self Control and the Scenes from “the Shooting”」「Gift for Fanks Video」「TMN」「Rhythm Red Live World’s End Ⅰ・Ⅱ」の7本があった
これらの内「World’s End」はⅠとⅡがまとめて「Ⅰ+Ⅱ」としてリリースされた


さらに「EXPO Arena “Crazy 4 You”」も、
上記商品群に加えてDVD化された
これは本作初の単品販売である
本作は「終了」記念の限定販売BOX「Groove Gear」に収録されていたが、
後発ファンが入手することは困難だった
そのハードルが、この時になくなったのである
地味に重要なリリースだった


なお「Groove Gear」にはビデオの他に3枚のCDも入っていたが、
これも「World Heritage」に収録されたため、
「Groove Gear」でしか手に入らないものは、
Tシャツやブックレットなどの記念品のみとなった


この時にDVD化した7商品は、
基本的に「Fanks The Live」シリーズと同じ2415円で販売されたが、
収録時間の短い「TMN」は1575円、
長い「World’s End」「EXPO Arena」は2940円となった
(消費税5%時代の税込み価格)


これらの中でやはり一番需要があったのは「EXPO Arena」で、
音楽DVDチャートで9位を獲得している
他のライブビデオ3本もそれほど大差なく売れた


一方「Gift for Fanks Video」「TMN」は、
「All The Clips」を買ったファンからすれば、
内容的に欲しい代物ではありえず、
購入したファンもほとんどコレクション感覚だっただろう
PVの撮影風景をまとめた特殊ビデオ「Self Control」も含め、
この3本はSONYもご祝儀で商品化したもののようで、
すぐに絶版になった


以上のようにSONYは、
TM20周年終了後も様々な企画を打ち出し続けた
明らかに便乗商法に過ぎないものだが、
TM本体が次の動きを見せていなかった状況下では、
これでもファンの支えになったことだろう


しかしそれも2004年度とともに終わりを告げる
TM本体の未来はこの段階でもまったく見えていなかった
2004年6月を以て活動を休止したTMは、
その後3年以上、何の音沙汰もなくなってしまう
これは1994年のTMN「終了」の後よりも長く、
(1996年には3人の企画を始めていた)
この時点ではTM史上最長の空白期間だった


次章以後では、この異例の沈黙期の3人の動向について、
しばらく見ていくことにしたい

All the Clips [DVD] - TM NETWORK, TM NETWORK
All the Clips [DVD] - TM NETWORK, TM NETWORK

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この記事へのコメント

やまびこ
2020年04月22日 09:26
大変ご無沙汰しております。
36周年の日に更新があるのではないかと思い、楽しみにしていました。ウツのBlu-rayをざっと見ました。それなりには楽しい内容でしたけど、やはり不完全燃焼の感が拭えませんでした。それで、ここ数日間は、この時期に開催された Incubation Period の映像を流している時間が多いです。あれからもう8年なんですね!!

今回の記事の範囲では「Welcome to the FANKS」よりも「All the Clips」の方が存在感がありました。特に「10 Years After」はツアーでも後の映像で流れており、緑が印象的で見入っていましたので、出して欲しいと願っていたものでした。

あと、最後に連発されたDVDですが、「Gift for FANKS Video」はすごく良かったと思います。実は、このビデオの冒頭部分がKiss Japanのツアーで使われた映像とは知らず、そのことをこのブログで知って、初めて再生しました。あと、「TMN」だけ単発なのが理解できませんでした。非常に短いので、それこそ「World's End」にまとめればいいのにって思いました。

今度出るとされているBlu-ray映像が、このシリーズの再発でないことを願うのみです、、、、
haru
2020年04月22日 13:28
 今回取り上げられた商品の中では、過去にVHS等で一般販売した映像作品を全てDVDで再発してくれたことが個人的には一番嬉しかったです。

 学生の頃はCDを買うのが精一杯でした。そして大人になり書籍やビデオも集めたいなと思うようになりましたが、ビデオテープは伸びるし頭出しが出来ないし、またレーザーディスクも含めて作品によっては絶版してたものもあり、購入をためらっていました。

 2000年にDVDというものを知りその後一般的になっていたので、Decade・ラスグル2枚に続けて他の分もDVD化されないかな、とずっと願っていました。20周年を迎える前に他のファンサイトで私の願いを書き込んだら、演者の関係で難しいんじゃない?と返答され、ヘコんだこともありました。

 それだけに限定BOXの一部だったEXPO Arenaも含めて全てDVDで再発してくれたこと、ただただ感謝です。もちろん全タイトル買いました。

 映像つながりで「All The Clips」も良かったです。Decade等と重複するものもあるけれど、デビュー時から順番に一曲ずつ作品として見れるのが良いです。

 ところで「Welcome to the Fanks!」で初めて商品化された「DIVE INTO YOUR BODY」「Love Train」の別バージョンはともに当時の購入者抽選プレゼントだったわけですが、DIVE INTO~の方は12inchレコードしか見たことがありません。CDもあったんでしょうか?
haru
2020年04月22日 14:13
 連続でスミマセン。

 事あるごとに便乗して再発・微妙な新商品を出してくるソニーですが、かつて8cmサイズで出したシングルCDを一つずつ12cmサイズにして再発する、ということをしなかったのは意外な気がします。ソニーでいうと2005年8月に久保田利伸さんの8cmCDをMaxiシングルとして(他アーティストとのコラボ作品も含めて)全タイトル再発したから、TMも無い話では無いなと当時思っていました。

 もちろん今でもソニーに所属しているか、既に離れていった、の違いはありますが…。

 まぁ今となってはCD自体の需要が激減しているし、10分程度しか収録していないCDを一つ一つ生産しても利益は出ないだろうから、今後も無いでしょう。

 むしろソニーは今再びアナログレコードを生産するようになったから、過去のアルバムを全てLPレコードにしてBOX商品として出す、なんてことを考えるかもしれません。(これまた例に出して申し訳ありませんが)久保田利伸さんがデビュー30周年を迎えた2016年末にレコードBOXを出したことがあったので…。

 過去の作品の再発・グレードアップとかはもういいので、この前のグリニッジのような未発表の楽曲・映像のパッケージ化を進めてもらいたいです。
青い惑星の愚か者
2020年04月23日 00:06
>やまびこさん
36周年の日には数分間に合いませんでした。
20周年記念商品では、私もWelcome~よりAll The Clipsの方がありがたかったです。
というかWelcomeは実は買いませんでしたし。
ROJAM時代のPVは結構出来がいいんですよね。これが商品化されたのは良かったと思います。
この時に商品化しなかったら、永遠に闇に葬られたかもしれませんし。

DVDについてはセルコン、Gift~、TMNの3点をまとめるというのもありだったかもしれません。


>haruさん
特にEXPO ARENAのDVDは重要だったと思います。
ライブの内容自体がとても良いですし、BOX購入者しか見られないというのは非常にもったいなかったです。
0年代のアイドル歌手なんかはシングルCD BOXとかも出していますよね。
TMの場合は、シングル集としてすでにTIME CAPSULEがあったから、12cmCDの需要が見込めなかったこともあるんでしょう。

あとDIVEの件、ご指摘ありがとうございます。
あまり考えずに一括して「シングルCD」と書いてしまいましたが、正しくはおっしゃる通り、DIVEはレコード、LOVE TRAINはCDでした。
「シングル」と直しておきます。
haru
2020年04月23日 08:28
 あー、やはりDIVE INTO~はレコード、LOVE TRAINはCDでのプレゼントだったんですね。

 私がよく利用する某オークションにDIVEのレコードは時々出品されますが、ラブトレのCDはここ十何年で一回しか見たことがありません。見つけた時にはもう多数入札されていて落札できませんでした。

 まぁ、「Welcome to the Fanks!」を持っていればCLUB MIXは聴けるから別にいいんですが、CDコレクターとしては何とか入手したいなぁ…。

 
 今回の記事で20周年は終わり、ということでブログ開設時の目標は一応達成されたことになるんでしょうか。仕事しながら十年以上かけての執筆、しかもただ持ち上げるだけじゃなく事実に即した考察を交えた文章を読む度に、稚拙な感想文しか書けない私とは全然違うなー、とホントに敬服しています。

 二度のSPIN OFFを経て迎えたSPEEDWAY期、当時の私は3年振りの活動を純粋に楽しんでいました。それだけにその裏事情を改めて知ると複雑な気持ちになるんだろうなぁーと今から想像しています。

 でも、あの事件を美化する気は全く無いし、あの時感じた失望・絶望・虚しさがあったからこそ30周年の感動も一入でした。

 今後も目をそらさずに読んでいきますので、ブログの更新を楽しみにしています。
青い惑星の愚か者
2020年05月16日 00:08
いや、ブログ開設時の目標は20周年ではなくEXPO ARENAまで(ブログ第四部)で、その後は延長のおまけ分として書いている意識です。
EXPOまではTMのことだけ見て書いていればよかったので楽だったんですが、その後になるとTMと関係ないことにも言及しないといけなくなってきて、手間が増えましたね。その分書いていて気付くことなんかもありましたけど。
SPEEDWAY期に入るまでは今しばらく時間がかかりますし、それまでの間にかなり嫌な話にも触れないといけなくなるんですが、まあ第七部はそういう時代だと割り切ってお読みくださいね。

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