3-13 CAROL Tour ②

今回はあまり話題がありません
というか、しばらく話題はないと思いますが…
ただネットニュースで、小室さん関係記事を見つけました

小室さん 患者と協演 「音楽続けて」エール 西別府病院

 音楽プロデューサーの小室哲哉さんが七日、別府市荘園の西別府病院を訪れ、入院患者でつくる音楽バンド「SOUND☆CUBE」のメンバー二人と協演した。
 二人は筋ジストロフィー症で長期療養している武内裕樹さん(29)と西森桃弥さん(20)。ともに小室さんの大ファン。知人を通して音楽活動に奮闘する二人の話が小室さんに伝わり、来院が決まった。
 特設会場には病棟仲間や保護者、病院スタッフが詰め掛けた。西森さんが作詞・作曲した「パウダースノー」をぶっつけ本番で披露。小室さんのピアノ演奏に合わせて、西森さんがギターを弾き、武内さんが歌った。
 演奏後、小室さんは「すごくいい曲。これからも音楽を続けて」とエール。西森さんは「子どものころから小室さんの音楽を聴いて育った。一緒に演奏できて夢のよう」。武内さんも「緊張した。でも楽しかった」と笑顔で話した。

[2008年01月08日09:38]

アイぶんぶんひろば 県内ニュース/ 朝刊


目立たないけどいいことやってるって感じがします
そういえば小室さんの MySpaceでは、
大分の多福寺での年越しライブの様子が一部アップされています
年末年始は地元密着の活動をしているようです
TMとは関係ありませんが、ここ数年の中では音楽活動に積極的な気がしますね
では本題に入ります
「CAROL Tour」の続きです


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会場に入ると、ステージを覆う幕には、
ロンドンの街並みの木炭画が映されている
やがて開演を迎えると、英語でアナウンスが流れる
ミュージカル「CAROL」のキャスト紹介である


少し気になるのは、
「Gigantica, the devil steals music, is played by Takahiro Matsumoto on guitar and Kaoru Abe on drums」とあるところである
英語もおかしいのだが、
それ以上に、松本と阿部がジャイガンティカ役って…あれ?
松本はケプリ役だったような…
ちなみにスタッフロールによれば、阿部はドモスという役だが、
これはラ・パス・ル・パスのウサギである


それはそれとして、アナウンスが終わると、
ロンドンのビッグベンの鐘をイメージした鐘の音とともに映像は始まる
画面には一人たたずむキャロル
どこかで見たことのある背景だと思ったら、
「Come On Everybody」PVの背景である
BGMは「A Day in the Girl's Life」のインスト
「CAROL」オープニングテーマといえる曲だ


スタッフの名前が一通り映像で流れると、
映像が映されていた幕が開き、
ニューアレンジの「Nervous」が始まる
このアレンジは、1989/1/21「Just Pop Up」で放送された
内容は「3-10 メディア出演(1988年末~1989年初)」を参照されたい
一曲目にこれとは、かなり意外な選曲である
なおこのツアーでは、恒例の「Nervous」ダンスはなかった


TVで放送されたバージョンでは、
イントロがポップな雰囲気のシンプルなものだったが、
4/19武道館ライブ以後では、ロック調の重い音に変わり、
激しいドラムも加わるようになった
だいたい「Camp Fanks!! '89」のアレンジである


アウトロから直接つながる形で、
「Be Together! Be Together!」のサンプリングボイス
「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」アレンジの「Be Together」である
ただしウツの「Welcome to the Fanks!」の掛け声はなかった


「Get Wild」は従来と違うアレンジで演奏された
ライブで「暗闇走り抜ける」の後で入る、「ジャジャジャジャ」の音がイントロに来て、
冒頭の「GeGeGeGeGe…」のサンプリングボイスがなくなっているのである


「Get Wild」はウツの怪我後4/19からは、
「Get Wild '89」で演奏されるため、
このアレンジでの演奏はあまり有名ではないが、
後に「Rhythm Red Tour」で、ロックアレンジで復活する
なお「Get Wild '89」は第三部で演奏されるので、
4月から第一部は一曲減る(第三部が増える)


ここまでで序盤の盛り上がりタイムは終わり、
次からバラードタイムだが、
ここの2曲は「CAROL」からの選曲である
まずは「Seven Days War」
最後のところは少しアレンジされており、
小室のキーボードをバックにウツが「ラーラー」のところを自分で歌う


MCが入る
Welcome to the Fanks! 僕らのロックショウ、「CAROL」へようこそ。今夜は最後まで、思いっきり素敵な時を一緒に過ごそうよ、All Right?(会場「イエー!」) それじゃ、僕らのニューアルバム「CAROL」から、「Winter Comes Around」


「Winter Comes Around」では、
小室がシンセ、木根がエレキピアノを担当した
ウツは中央の階段に座りハンドマイクで歌う
TMライブに付き物の3人コーナーに当たるのは、
「CAROL Tour」ではこの曲だけである
ツアー(の一時期)でしか聞けなかった曲だが、
生でやっても大変趣きのある曲である
是非映像が発売されればと思う


次は「Still Love Her」
ウツがギター、木根がハーモニカを演奏するのは、
この曲でお決まりのパターンである
「TMN 4001 Days Groove」「Tour Major Turn-Round」「TM NETWORK -REMASTER-」「Quit30」「Quit30 Huge Data」
小室はエレキピアノを演奏した
なおウツ・木根が言うには、ライブでやりづらい曲らしい


以上の二曲は、7/16から変更になった
MCはほとんど同じだが、最後のところが、
「それじゃ、僕らのニューアルバム「Dress」から、「Confession」」と変わる
「Confession」「Dress」バージョンで、
「Camp Fanks!! '89」でも演奏された


ついで「8月の長い夜」
季節柄の選曲である
ゆったりめの演奏だった「STARCAMP TOKYO」と異なり、オリジナルに近い
「Still Love Her」の代わりということで、
この曲でも木根のハーモニカが活躍する


「Self Control」
イントロの音色などは変わっているが、
基本的に「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」のアレンジで演奏される
この曲は、このライブでの一つのキーポイントである
2番の後の間奏を挟み、最後のところで突然演奏が終わり、
会場が真っ暗になってしまうのである


これはジャイガンティカによって、
音が奪われてしまったことを表現しているのだが、
ツアーの初期には音が突然途切れたことや、
設定がファンの間に伝わっていないことから、
機材トラブルと考えるファンが多く、
ある時期から最後の所の音に少し手を加えるようになった


なお音が途中で途切れる演出は、
後に1999年globeの「Tour Relation」や、
2012年TMの「incubation Period」でも再現された


ここで第一部は終わり、第二部になる
ジャイガンティカに音を奪われたTM NETWORKは、
ライブを続けることができない
ジャイガンティカから音を取り戻すことができるのは、
18歳の少女キャロルだけという設定である
(設定については「3-9 CAROL ~A Day in a Girl's Life 1991~」を参照)


ただし「CAROL Tour」第二部の演出は、
随時微妙な変更が加えられたらしい
ここでは便宜的に、
最終的な形態である「Camp Fanks!! '89」の演出をもとに書いていくことにしたい


まっくらな会場の中、英語でストーリーの解説が入るが
中高生中心のファンの大部分は聞き取れなかっただろう
会場に「A Day in the Girl's Life」が流れる
TMメンバーはガボールスクリーンに扮して、
すでにファンタジーな衣装に着替えている
歌が始まり、フラッシュの服装をしたウツが階段の上に登場
間奏で帽子を投げるウツ(プッ)


ウツは階段の下に下りてくる
曲は「CAROL (Carol's ThemeⅠ)」に移る
この段階ではまだキャロルは登場しない
キャロルを待ちわびるガボールスクリーンメンバーの様子が、
ここでは表現される


ウツが消え、いよいよキャロルの登場
ステージ真後ろに出入り口があり、
第二部のウツは一曲終わるごとにここから退散し、
キャロルたちの演技が終わってからまた登場する、
というすれ違いを繰り返す


小室の奏でる不気味なシンセの効果音の中、
事情も分からず異世界でさまようキャロルを、
Pernillaがバレエで表現する
そんな中でキャロルは、
ジャイガンティカの手下ライーダにさらわれそうになるが、
なんとか逃げ出す


ここでウツが再登場して「Chase in Labyrinth」を歌う
歌の間、ステージ上ではライーダがキャロルをChase(=追い回す)し続ける
しかし歌の最後には、ついにキャロルはとらえられてしまう


歌い終わるとウツは退場し、また不気味な音が流れる
ライーダたちの群が会場に所狭しとならぶ中、
キャロルはジャイガンティカへの生贄とされ、
椅子に括り付けられて宙釣りで退場する


ここで階段の上の巨大なジャイガンティカが、
不気味な光をたたえて浮かび上がる
この部分のBGMは、「Gigantica」と題されている
なおこの時にライーダはステージ上のドラを鳴らすが、
このドラは1987年「Fanks! Bang The Gong」で使ったものである


ウツがジャイガンティカの前に登場し、
「Gia Corm Fillippo Dia」が始まる
ここでの見せ場は、階段下でのライーダのダンスである
ジャイガンティカ側の様子をフラッシュ役のウツが歌うのは、
いささか違和感がぬぐえないが、
それは目をつぶるしかない


キャロルが縄をほどいて脱出するところから、次の曲が始まる
「In The Forest」である
前曲から打って変わって希望に満ち溢れた歌である


さらに直接つながる形で「CAROL (Carol's ThemeⅡ)」
ウツが歌っている間、キャロルが登場し、ウツの傍に座る
それまではウツとキャロルは常にすれ違っていたが、
ここでついに出会うのである
しかしそれも束の間
激しい間奏の中、キャロルは再びライーダに襲われてしまう


「Final Fighting」と題するインスト曲を背景に、
いよいよ「CAROL」ミュージカルは佳境を迎える
相変わらずライーダに追われるキャロル
それをけしかけるのは、松本の扮する魔物のリーダーケブリであり、
空からキャロルを救うのは、木根扮するティコである



飛べ飛べ木根



間奏の間一度姿を消したウツは、
再びステージの階段上から現れ、下りてきてライーダを倒す
ここがウツの見せ場である
するとジャイガンティカを包む光は次第に弱くなり、
その巨大な眼は次第に閉じてゆく


それとともに「Nervous」「Seven Days War」「Self Control」のフレーズが流れ、
「Self Control」が「バラバラにするさ」の歌詞とともにストップすると、
ジャイガンティカは完全に沈黙する


この3曲は、いずれもTMが第一部で演奏した曲であり、
特に音が奪われたのは、「Self Control」の演奏最中だった
この演出は、ジャイガンティカを倒したことで、
奪われた音が無事戻ってきたことを表現している


…てあれ? 結局キャロルは何をした…?
それにウツが倒したのって下っ端のライーダだし、
なんでそれでジャイガンティカが?


多分小室としてはあまりこだわっていないところなのだろうが、
一応設定を踏まえれば、
ジャイガンティカを倒すことができるのはキャロルだけで、
ウツや木根はキャロルのサポート役であり護衛役だった


つまりウツはキャロルを襲う魔物を倒しただけで、
演出上は省略されているものの(省略して良いのか?)、
ジャイガンティカを倒したのはやはりキャロルだったのだろう
ちなみに小室扮するマクスウェルは、
魔物にとらわれていたという設定らしい


「Just One Victory」のインストが一瞬流れる
気が付くと、ステージ上にはキャロル一人
ガボールスクリーンの面々は姿を消している
キャロルは3人を探し回るが、どこにもいない
しかし音は戻った
平和を取り戻したのだ


「In The Forest」インストをBGMに、
バレエで喜びを表現するキャロル
「CAROL」では、「Just One Victory」の後に少しだけ入っている曲である
キャロルは最後に「CAROL」のアルバムが足元に落ちていることに気付き、
確かにガボールスクリーンがいたことの証としてこれを手にする
ここでアナウンスが流れ、第二部は幕である


さて、この後は第三部となる
しかしながらすでにそれなりの長さになっており、
この後もかなりの長さになることが予想される
第三部については次章に回したい
(初の一ライブ3回… 長くてすみません)


(2008/1/12執筆 2008/12/10・2017/7/14加筆)


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