7-31 Spin Off from TM 2007

Blu-ray「Decade 2020 HD REMASTER」「All the Clips 1984~1999 Refinement」が8/26にリリースされました。
私は特に手を出すことはしませんでしたが、週間Blu-rayチャートではそれぞれ7位・2736枚、6位・2956枚の成績でした。
ほぼ既存DVDのアップコンバートに過ぎない割には売れました。
一応新作ではあった2015年の「TM NETWORK THE MOVIE」は初動5位・3360枚ですから、ほとんど変わりません。
意外と需要あったんですね。


otonanoのサイトではBlu-ray発売と連動して、8/25と9/1にwebラジオ「上柳昌彦 presents FUN FUN FANKS!」前・後編が公開されました。
アナウンサー上柳昌彦さんがウツと木根さんを相手に30分ずつ当時の話をするという企画です。


タイトルは、昔ニッポン放送系列で放送していた上柳さん司会の「FAN! FUN! TODAY」を意識したものです。
この番組では当時TMが大変お世話になっていて、上柳さんとTMも仲良く付き合っていました。
上柳さんの話し方も当時と全然変わっていなくて、ウツ木根以上にそちらに懐かしさを覚えました。
このwebラジオは9/30までの限定公開となっています。


これまでotonanoでは、「WITNESS OF TIME MACHINE」なるインタビュー企画が続いていましたが、こちらもwebラジオと同じ9/1を以て終わりました。
最後は小坂洋二さんのインタビューで締められましたが、なかなかこれまで聞けなかった小ネタも知れて良かったです。
小坂さんだけ他の方よりもインタビューが多かったのも良い配慮ですね。


小坂さんが引退後の小室さんと会って2人で話した(「哲学の話」をしたとか)という、気になる情報も出ました。
小室さんの復帰相談などではないようで、時間ができた中で自分の人生を振り返りつつ語りたくなったものだろうと思います。
小室さん、他にもきっといろんな人と会って話していたんだと思います。
引退からの2年間は、自分のことを見つめ直すのに良い時間だったのかもしれないです。


2018年夏の「Fanks Cry-Max」のBlu-ray化発表から始まり、劇場版「TMN final live LAST GROOVE 5.18/19」、Blu-ray BOX「TM NETWORK THE VIDEOS」、ベスト盤「Gift from Fanks」と続いてきたTM35周年企画(という名の過去作品再版企画)が、2年経ってようやく完了となりました。
次回40周年企画もあると良いですね。
その時はできれば未公開ライブ映像をもっと大々的に…!!


そしてまもなく9/14から、tribute LIVE第4弾「Spin Off T-Mue-needs」が始まります。
コロナウィルスはいまだ収まっていませんが、今のところ当初の予定通り観客を入れて開催する模様です。
グッズの会場販売はパンフ・ライト・マスクのセットのみにし(通販では他商品もあり)、チケット転売チェックを厳格化するなど、コロナ対策に色々と気を使っている感じです。
ツアーファイナルは2ヶ月半後ですが、その頃はどうなっているでしょうか。


なおツアー開催と併せて発売された過去のtribute LIVEのDVDソフトのBlu-ray盤は、FC版の発送が始まったようです。
一般向け商品は9/30リリースです。


ソロでは、結構前から出ていた話ですが、木根さんと「かえるのピクルス」のコラボ企画が動き出しました。
10/4からBS12でアニメ「かえるのピクルス– きもちのいろ -」始まりますが、その主題歌「Hopping On」を木根さんが担当します(作詞小室みつ子)。
また木根さんは声優も担当するそうです。


去年の「R1」に続く木根さんの新譜「R2」が、通販限定でリリースされます。
発送日は分からないですが、9/9~13にオフィシャルサイトで予約すると、サイン入りフォトカードがもらえるとのことです。


CDは5曲入りで、1曲はTMN「Looking At You」のリテイク、1曲はTM「Quit30」没曲の「僕は君の為に成る」です。
「僕は君の為に成る」は少し気になるけど、どうしよう…。


小室さんの新たな活動も、9/1に発表されました。
「Spin Off T-Mue-needs」開催直前の9/12に、「TETSUYA KOMURO ONLINE PROGRAM「Ground TK」」なるイベントを開催するとのことです。
Streaming+というオンラインサービスを用いて配信を行なうもので、チケットはe+ですでに販売中です(3500円)。
9/19まで視聴可能のようです。
内容は「小室哲哉音楽とアートの講義」「小室哲哉×河瀬直美トーク」「小室哲哉ミニライブ」の三本立てで、正直ミニライブ以外はあまり心惹かれないのですが、復帰後初めてファンの前に姿を現す機会ということになります。


今回のイベントは、avexは特に関わっていないようです。
avexのオフィシャルサイトも2019年からまったく更新されていません)
avexと関係が深いニコ生を使わないのもそのためでしょう。


主催はMusicDesign 株式会社というところらしいですが、なんですかこれは?
小室さん、また新しい会社を作った?
小室さんのマネージメントがどうなっているのかとか少々気になるところです。
変な取り巻きがついていないと良いのですが。


なおイベント開催発表と合わせて、小室さんがinstagramを始めました
シンセを弾いている動画も2本上がっていて、一つは「Get Wild」をちょっとだけ弾いたもの、一つは即興演奏をしているものです。


ただ後者の方は(多分小室さんじゃなくて撮影しているスタッフの方の)雑音が一瞬入っています。
こんな雑な仕事ぶりでMusicDesign大丈夫なのか?と、のっけから不安にさせられます。
まあまだ何も始まっていませんので、しばらく様子を見ていようと思います。
「Spin Off T-Mue-needs」が終わった頃にウツ木根と合流してもらえると嬉しいです。


それでは本題に入ります。
tribute LIVE第4弾が始まる直前に、第3弾までの全記事を終わらせました。
ちなみに次回ですが、よほどのことがない限り、「Spin Off T-Mue-needs」初日公演での更新はしないと思います。



U_WAVEのツアー「U_WAVE Second Theme」が2006/11/4に終わった後、同月半ばのウツFC会報発送に合わせて、tribute LIVE第3弾「Spin Off from TM 2007 -tribute LIVE Ⅲ-」の開催が発表された。
当初は2007/3/3~4/19の予定だったが、後に5/12・13・6/7・8の4公演が追加され、11会場20公演となった。


「Spin Off from TM 2007」は、2年前の「Spin Off from TM」と同様にライブハウスを中心としたツアーだった。
メンバーがウツ・木根・浅倉大介・葛城哲哉・阿部薫の5人だったことも、前回と同様だった。
すでに11月には、5人でパンフレットの写真撮影を行なっている。
リハーサルには2/15~28の2週間が当てられ、ツアー初日前日の3/2にゲネプロが行なわれた。


このツアーでは、「Spin Off from TM」以上に開催趣旨の説明がなかった。
ライブタイトルも「Spin Off from TM」の2007年版という以上の意味はなく、いかにも安直な命名である。
公演内容にも独自の要素はほぼなく、前ツアーと曲を入れ替えただけと言って良い。


むしろ前回のツアーで試みられた会場ごとの限定曲演奏など、演者側の負担になる企画はなくなった。
一言で言って惰性感の濃厚なツアーだった。
ツアー開催告知のキャッチコピーも、何を言っているのか分からないひどいものである。

未来は過去にある。
タイムマシンに乗り、TM NETWORKのオリジナル曲がやって来る。
あの頃の音がそのまま生で聴こえる。
あの時の曲が時を越えて目の前で鳴る。
80年代の少女も、バブルを知らない世代も、21世紀少年も集結。
貴重なTM ARCHIVEに酔いしれる。

そして、過去は未来になる。


もっともこの時になぜ「Spin Off from TM 2007」が企画されたのかは、一考の余地があろう。
2003・2005年に続く2年周期のサイクルが既定路線化していたようにも見えるが、私は裏にもう少し別の意味があったことも考えている。
ただしこの問題については次章で扱うことにしたい。


本ツアーの開始に合わせて、ウツはソロ名義楽曲として、「Get On Your Express」を2006/12/27に配信した。
以後2007/5/30配信の「fly drive」まで毎月1曲ずつ、合計6曲が配信される。
これまで1年半、継続的にU_WAVEの楽曲を配信してきたウツだが、2006年11月のU_WAVEツアー終了とともにソロ名義の活動を再開し、U_WAVEはいったん活動を休止させた。


「Get On Your Express」は木根尚登の作曲である。
ついで翌年1月配信の「Taste Sweet」は浅倉大介作曲・井上秋緒作詞という、2005年の「Slash!」「Dawn Moon」と同じタッグでの制作だった。
ウツの配信曲6曲は、木根と浅倉&井上が交互に楽曲制作を担当したが、この体制は2005年の「Spin Off from TM」の時と同様である。
ただし2005年に木根曲の編曲を担当したCh@ppyは外れている。


2005年には木根曲の作詞も井上だったが、2007年には「Get On Your Express」はシンガーソングライターの山本成美、「Magenta」「We are the sound」は田中花乃が作詞を務めた。
山本は1995年の木根ソロアルバム「liquid sun」で作詞を担当し、ウツソロでも1998年「fragile」や2004年「Overtone」で作詞を行なっている。


田中は2001年「Jungle Life」以来、木根の椎名へきる提供曲の作詞をしばしば行なっており、この縁による登用と思われる。
田中は2009年からU_WAVEやウツソロなどの作詞に関わるようになるが、ウツとの関係の始まりはこの時である。


「Get On Your Express」の編曲は木根と溝口和彦だが、溝口はかつてTKプロデュース作品を担当した他、木根プロデュースの椎名へきる「Sadistic Pink」「Wings of Time」にも関わっている。
木根は田中花乃と合わせて、意外とへきるの時の人脈を活用していた。


「Magenta」編曲者の吉村龍太は1998年のウツソロツアー「Tour fragile」や2000年のTMライブ「Log-on to 21st Century」のサポートを務めた人物である。
「We are the sound」を編曲した中村修司は、この頃木根のアルバムを共同で制作していたパートナーである。


ツアー中、これら配信曲6曲と、2005年の配信曲4曲を収めたウツのソロアルバムのリリースが発表された。
「takashi utsunomiya from SPIN OFF 2005 to 2007」である。
本作は6/7・8のツアーファイナル会場のNHKホールで先行販売され、6/13に一般発売された。
「U_WAVE」と同様に、M-tres名義のインディーズ版である。


本アルバムには一応一曲だけ、未発表曲「SPIN OFF」が収録されているが、他はすべて既配信曲だった。
既配信曲をアルバムにまとめるというやり方は、U_WAVEと同様である。


一方の木根は2007年年始から「talk & live 番外編 vol.7」を開始し、ソロ15周年企画として年間50本ライブ開催を宣言していたが、この50本は「Spin Off from TM 2007」も含むものだった。
ただ2005年とは異なり、木根は「Spin Off from TM 2007」に合わせてソロ公演を行なうことはなかった。
特にリハーサルからツアー中盤に到る2~3月には、ほとんどソロの予定を入れていない。


「Spin Off from TM 2007」では、2005年と同様にウツ・木根・浅倉が一曲ずつソロ楽曲を演奏した。
2005年と違ったのは、葛城哲哉と阿部薫のソロコーナーも、短時間ながら設けられたことである。
当初は予定されていなかったコーナーだったが、リハーサル中に入れることが決まった。
葛城・阿部は基本的に日替わりで、2人のどちらかが2~3分演奏したが(フルコーラスの時間は与えられなかった)、通常公演の最後に当たる4/18・19のSHIBUYA-AX公演の頃からは、2人とも演奏の時間が与えられるようになった。


これら5人のソロコーナーおよびその前後のMCと、その合間に演奏されたTM曲1曲の時間には、合計45~50分程度が充てられた(ファイナルでは1時間近く)。
ライブ全体が2時間超だったことを考えると、ソロとMCがライブの4~5割を占めていたことになる。

7-31.jpg
和気あいあいMC



TM曲は、オープニングSEを除き15曲が演奏された。
2005年と同様にTMライブでは演奏されなそうな曲が選ばれたが、一方で「Get Wild」「Self Control」「Be Together」など定番の盛り上げ曲も含まれた。
この点はバランスの取り方に苦心したところだろう。
基本的には前半にレア曲、後半に定番曲が中心に演奏された。


2005年には目玉曲として「Your Song」「Twinkle Night」が挙げられたが、この時は「Dragon The Festival」の演奏が事前に告知された。
80年代のライブ定番曲だったにもかかわらず再始動後は一度も演奏されていなかっただけに、たしかにアピールポイントにはなっただろう。


その他のレア曲は2005年同様に日替わりとなった。
具体的には「Here, There & Everywhere」「Come Back To Asia」「風のない十字路」「君がいる朝」「Sad Emotion」「Time Passed Me By」である。
日替わり曲の数は6組12曲だった2005年から半減している。
またレア曲を演奏するという試みも、2度目ということでいささかマンネリ気味になってきた感は否めない。


なお日替わりは基本的に各会場初日が「Here, There & Everywhere」を含む選曲、2日目が「Come Back To Asia」を含む選曲だった(通常版DVDに収録された最終公演の映像は「Come Back To Asia」を含むセットリスト)。
ただ7公演目の3/21のZepp Sapporoと14公演目の4/10の広島クラブクアトロは各1公演だったため、それぞれ初日・2日目のセットリストが採用された。
8~13公演目のZepp Sendai・横浜Blitz・Zepp Fukuoka公演(各2公演)では、初日・2日目のセットリストが逆になったらしい(全公演そうだったのかは未確認)。


選曲で注目されるのは、「Presence」「Take it to the lucky(2004年版)」「風のない十字路」「君がいる朝」など、最新アルバム「Easy Listening」収録曲が多く選ばれていることである。
歌入りの曲7曲中4曲だから、半分以上を選曲したことになる。
「Easy Listening」リリース直後の「Double-Decade “NETWORK”」でさえ5曲しか演奏されなかったのだから、この曲数は注目に値する。
これは同時代(とはいえ3年前だが)のTMを強く意識させる選曲である。
これらは観客からあまり歓迎されなかったようだが、過去だけを見ているわけではないという、ウツ・木根の一つのメッセージでもあったのだろう。


一方「Double-Decade “NETWORK”」以下の20周年ライブでトランスアレンジで演奏された「Love Train」「Just One Victory」は、この時はオリジナルバージョンで演奏された。
この2曲はかなりメジャー曲のイメージがあるが、オリジナルで演奏されたのは1999年の再始動以来初めてである。


今一つ注目すべきは、アレンジを加えずオリジナルのまま演奏するという「tribute LIVE」の基本方針が微調整されたことである。
具体的には「We love the EARTH」で、アコースティック風のアレンジが加えられており、DVDでは「Acoustic Ver.」と題されている。


このアレンジは、ウツのアイデアだった。
アレンジを変えるかどうかについては議論があったが、アコースティックコーナー企画という位置づけとしてこれを行なったという。


他の曲についても、随所でアレンジが加えられている。
それまでのtribute LIVEでも完全にオリジナル演奏だったわけではないのだが、それと比べてもアレンジの程度が大きくなっている。
2003年にはTM本体との差別化を強調するために、オリジナルでの演奏を強調していたが、2007年のウツはこのライブでの演奏について、「どうしても今の音となる」との発言をしており、オリジナルの忠実な再現にはそれほどこだわっていなかったようだ。
メンバー自身、3回目のtribute LIVEとなって、さすがに飽きが来ていたのかもしれない。


そもそも生ドラムのないトランス版「Take it to the lucky」をドラム入りで演奏した時点で、アレンジを前提とした選曲だった。
一方で同年末にはTM本体においても、原曲に準じた演奏を主旨とする「TM NETWORK -REMASTER-」が開催されている。
この時点でtribute LIVEとTM本体のライブは、小室がいるかいないかという点以上の相違はあまりなくなっていたともいえるし、またはTMのライブがtribute LIVE化したということもできる。


演奏面では、木根が2005年に続いてベースを担当した(アンコールの「Children of the New Century」)。
これはウツが提案したものだった。
木根は他の曲ではおおむねエレキギターかアコースティックギターを担当したが、アコギも正確にはエレクトリック・アコースティックギターが用いられた。
これはこのツアーで初めて導入されたものである。


2005年には地方ごとの演奏曲があり、その音源はライブ後にネット配信されたが、2007年には地方限定曲がなくなったので、このサービスは行なわれなかった。
ただしウツソロ曲の「Dawn Moon」「Taste Sweet」「Get On Your Express」の3曲は、ツアー終了後の6~8月に配信された。
この中で「Get On Your Express」以外ははDVD化されていないので、配信音源以外で聞くことはできない。


またツアー開催に先立つ2/14には、2003年と2005年のtribute LIVEの音源を「TM NETWORK tribute LIVE EP」「Edition #1~3」として配信している。
これらは2005年の地方限定曲と異なり期間限定ではなく、現在(2020年)まで配信され続けている。


ステージ上でのメンバーの配置は、観客から見て左から木根・阿部・ウツ・葛城・浅倉という順番だった。
このうちで阿部と葛城の定位置はステージ後方で、前方はウツ・木根・浅倉だった。
それまで後方だった浅倉が前方に出てきたのは、浅倉ファンへの配慮だろう。


本ライブを知るための資料としてはDVDがある。
これはファイナル6/8のNHKホール公演の様子を収めたもので、通常版は9/12にリリースされた。


本作についてはウツ・木根・浅倉FCで先行販売された特別版もあり、ボーナスディスクが加えられた。
ボーナスディスクには日替わり曲を中心としたライブ映像とドキュメンタリ映像を収録しており、「Spin Off from TM 2007 Document Movie」と題された。
2005年の「Spin Off from TM -8 songs, and more-」に当たるものである。


ただし「8 songs, and more」は単品リリースされたが、2007年のボーナスディスクは単品では売られなかった。
おそらく「8 songs, and more」の売上が思わしくなかったのだろう。
なおtribute LIVEについては、2003~07年のライブDVDと「8 songs, and more」の4枚をまとめた廉価版Blu-rayが2020年に再販されたが、「Spin Off from TM 2007 Document Movie」はこれに含まれていない。


2005年の時にはウツ・木根・浅倉のFCで1曲ずつソロ曲を入れたボーナスディスクが作成されたが、2007年にはウツ・木根ソロ曲が通常版に収録され、浅倉の「Winter Mute」はボーナスディスク(3FC共通)に収録された。


ボーナスディスクには他に阿部「ネギがキライ」と葛城「Solo」も収録され、またTMの曲では本編ディスクに入らなかった「Here, There & Everywhere」「風のない十字路」「Sad Emotion」「Chase in Labyrinth」の他、「Childhood’s End」「Take it to the lucky」「Be Together」の別会場映像も収録された。
なお6/7・8にはaccessの出演があったが、映像の収録はない。
浅倉ファンからすれば残念なことだろうが、おそらく権利上の問題があったのだろう。


ボーナスディスクに収録される曲の内、「Childhood’s End」「Take it to the lucky」はSHIBUYA-AX公演(4/18・19)の映像である。
「ネギがキライ」はNHKホールでの演奏であることが曲中の阿部のセリフから分かるが、NHKホール公演では6/7に「Off Rec」、6/8に「ネギがキライ」が演奏されたので、この映像は本編DVDと同じ6/8に収録されたものということになる。
「Solo」もおそらく同じく6/8の映像だろう。


「Chase in Labyrinth」「Winter Mute」は6月には演奏されなかったので、5月以前の映像と考えられるが、収録日は分からない。
おそらくSHIBUYA-AXの映像だろうか。
他のTM曲4曲については判断の材料がないが。SHIBUYA-AX公演かNHKホール公演の可能性が高い。


8/10にはソニーマガジンズより、DVD付きドキュメンタリブック「Spin Off from TM 2007 -tribute LIVE Ⅲ- Document Book with Memorial DVD」が発売されている。
DVDの内容はツアー後のインタビューやツアー中の楽屋・リハーサルの様子などである。
ツアー終了後にDVD付きドキュメンタリ本を販売するというやり方はTM20周年の時の「ETERNAL NETWORK」と同様である。
このDVDには、本編DVDと別日程の「Dragon The Festival」「Secret Rhythm」の映像が一部収録されている。


これらDVDを持っていれば不要な商品だが、ライブ音源として「SPIN OFF from TM 2007 tribute LIVE Ⅲ」「Lead」「Second」が配信されている。
2010年に、2003年・2005年・2007年の音源がそれぞれ「Lead」「Second」に分けられ、4/21から9/15まで月1回、合計6回かけて配信されたが、その中で最後の2回に当たる。
「Lead」には「Take it to the lucky」「Dragon The Festival」「Presence」「Come Back to Asia」の音源と「Love Train」の映像、「Second」には「君がいる朝」「Time Passed Me By」「Come On Everybody」「Just One Victory」の音源と「Be Together」の映像が収録されている。
一つの目玉だったはずの「We love the EARTH」を入れなかった事情はよく分からない。


以下ではライブの様子に触れよう。
ただし特筆すべきことはあまりないライブなので、簡単に済ませようと思う。


2005年と同様、開演前のステージに幕はかかっていない。
会場にオープニングSE「Childhood’s End」が流れ、開演を告げる。
2003年は「Give You A Beat」、2005年は「Bang The Gong」と、これまでオープニングには80年代のアルバム1曲目のSE的楽曲が使われてきたが、この時も同様の始まり方だった。
こうした構成のパターン化(発想の乏しさ)はオープニングに限らずライブ全般にうかがえ、この後のTMの「TM NETWORK -REMASTER-」「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK Hits!!」にも引き継がれる。


打ち込みのドラムの音が鳴り響く。
1曲目は誰も予想していなかったであろう2004年版「Take it to the lucky」である。
イントロにサビのフレーズが入るタイミングでステージが明るく照らされ、ウツが登場する。


この曲は「Double-Decade “NETWORK”」以下のTM20周年ライブでは、一貫してアルバムバージョンで演奏されたが、この時は史上唯一、シングル「NETWORK™」バージョンで演奏された。
また2004年バージョンに生ドラムが入ったのもこの時だけである。
ウツはこの曲でサングラスをかけながら歌い、演奏が終わるとともにこれを客席に放り投げた。
なおアウトロはアレンジが加えられており、結構かっこよい。


2曲目「Dragon The Festival」
イントロでは「TMN 4001 Days Groove」の時と同様に、葛城のギターが会場を盛り上げる。
本ライブの目玉だったはずのこの曲を早くも2曲目に持ってきたのは、しばしばウツが言うように、この曲を歌うのが疲れるため、体力が残っているうちに演奏したのだろう。
2019年の「Dragon The Carnival」でも、やはりこの曲をライブ序盤で演奏している。


基本的に演奏は「Zoo Mix」に準じたアレンジだが、サンバ風のパーカッションが強調されている点はオリジナルに近い。
浅倉はかつて「Landing Time Machine」でこの曲をカバーしただけに、自分で演奏してみたかったと思われ、実際にこのツアーで一番印象に残った曲として挙げている。


かつてライブでの目玉だったマジックワードの詠唱が2周だけで終わってしまったのは物足りない。
ウツはステージ上から一緒に詠唱するように求めたが、一瞬過ぎて付いていけない観客がほとんどだっただろう。


なおDVDのライナーにはマジックワードも含めた歌詞が掲載されているが、「Guarapiranga」が「Gala Bilanka」になっている。
(Guarapirangaはブラジルの地名)
当時インターネット上には、耳コピでGala Bilankaと書いているサイトがあったので、おそらくスタッフがそれを見て採用してしまったのであろう。
個人的にマジックワード詠唱は大好きなので、このスタッフの仕事にはがっかりである。


この後のウツMCは毎回変わったが、初期は以下のようなものだった。

どうもこんばんは!「Spin Off TM tribute Ⅲ」へようこそ。えー、あっという間のⅢということなんですが、よくぞ続いたと。2003年からですか? 今回3回目なんですが、前回も来てくれた方々もたくさんいると思うんですが、TM NETWORK、それからTMNと、このへんの曲をですね、僕と木根君が、微妙な選曲をしましてですね。さっそくね、カモンドラゴンザフェスティバルと、すごい曲から来たんですが、え―こんな感じで、いろんな曲がボンボン飛び出してくるんで、最後まで皆さん、楽しんでいってください。


「Presence」
「Double-Decade “NETWORK”」以下の20周年ライブでやった曲であり、この時点ではあまりレア感はなかっただろう。
間奏の葛城エレキ→木根アコギの流れはこの時も再現されたが、「Double-Decade Tour」にはあった最後のウツ口笛はなかった。


次は日替わり曲である。
初日は「Here, There & Everywhere」だった。
2004年のウツソロツアー「Tour Overtone」で1日だけ演奏されており、それを引き継いでの選曲である。


これと日替わりで演奏されたのが「Come Back To Asia」である。
これ以前には1988年の「Kiss Japan Tour」後期に演奏されたのみである。
このライブでは、最後をドラムソロで終えるオリジナルのアレンジも再現された。


次の曲も日替わりで、初日は「風のない十字路」、2日目は「君がいる朝」だった。
どちらも「Easy Listening」収録の木根バラで、先行シングルのカップリングという共通点があるが、20周年ライブでは演奏されなかった。
そのため両曲を救済しようと選曲したのだろう。
1999年のシングルカップリング曲「it’s gonna be alright」「80’s」「Spin Off from TM」で日替わりで演奏したのと近い位置である。


両曲が演奏されたことは極めて珍しい。
もっとも「君がいる朝」は2002年のイベント「Laugh & Peace Premium Night」で演奏されたことがあり、後にもウツのソロライブで演奏されたが、「風のない十字路」をウツが歌ったのはこのツアー以外にない(木根のソロツアーではある)。
その点で非常に貴重である。
なお「風のない十字路」では、曲の終わりでウツが両肘を横に広げ、全身で十字を表現した。


ウツは木根を紹介して退場する。
木根はアコギを持って、「では失礼して真ん中に」と言ってセンターに来て観客に挨拶し、軽いトークを交えつつ、ニューアルバム「道」や年間50本ライブ企画の宣伝をして、演奏に入る。
なお木根は各ライブ会場で、アルバムの購入予約または購入者とライブ後に握手会を行なった。


演奏曲としては、「道」から「君への道」が選ばれた。
ただし5/12のZepp Nagoya公演と6/7のNHKホール公演のみ、「Seasons」を演奏している。
「seasons」「道」の収録曲)


木根は演奏を終えると、「キーボード浅倉大介」と紹介をして退場する。
浅倉に照明が当たり、演奏が始まる。
曲は2002年のアルバム「21st Fortune」のオープニングナンバー「Winter Mute」である。
葛城・阿部も交えた3人での演奏だった。
2005年とは異なり日替わり曲はなく、全日程で「Winter Mute」が演奏された。


ファイナルの6/7・8NHKホール公演では、ここのメニューが変わった。
木根が紹介するのが浅倉ではなく、accessだったのである。


木根がぽつりと「access」というと、「Drastic Mermaid」のイントロが流れ、舞台袖からaccessの貴水博之が現れた。
フルコーラスではなくショートバージョンでの演奏だったが、予想外のゲストに会場は盛り上がった。
その後は貴水と浅倉の短いMCが入り、7月に4年ぶりのニューアルバム「binary engine」がリリースされることが告知され、そこから1曲ということで、新曲「瞳ノ翼」が演奏された(これもショートバージョン)。


以上で浅倉の時間が終わると、ウツソロの時間である。
木根→浅倉→ウツの流れは、2005年と同じである。
ウツコーナーでは基本的に「Dawn Moon」が演奏されたが、5/12のZepp Nagoya公演のみ「Taste Sweet」、6/7・8のNHKホール公演のみ「Get On Your Express」が演奏された。


主に演奏された「Dawn Moon」は、2005年の配信曲である。
ウツはこれまで演奏する機会がなかったのでやりたかったらしい。
リハーサルが行なわれた2月の時点で、すでに2曲の新曲が配信されていたにもかかわらず、2007年楽曲からは選ばれなかったことになる。
ただし「Taste Sweet」「Get On Your Express」は2007年の配信曲である。


曲の演奏が終わるとMCが入り、浅倉とウツが曲紹介と宣伝を行なった。
基本的にここのMCは短時間だったが、ツアーも終わりに近づくと雑談も行なわれ長くなった。
特にNHKホール公演では貴水も呼ばれ、合計十数分のMCとなった。


この後はTMのバラードが1曲入る。
初日は「Sad Emotion」、2日目は「Time Passed Me By」で、どちらも木根が手掛けた音数の少ないバラードである。


ウツボーカルによる「Sad Emotion」のバンド演奏は、実に1986年の「Fanks Dyna-Mix」以来となる(木根ソロでの演奏例はある)。
一方「Time Passed Me By」はイベントなどで演奏されることがあったが、フルライブでの演奏となると、1988年「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」以来となる。
「Time Passed Me By」は人気曲なので、反響もあっただろう。
ただ個人的には、「Sad Emotion」を聞けたことの方がうれしかった。


この2曲では木根がアコギかと思いきや、意外にもアコギは葛城で、木根は電子ピアノを担当した。
特に「Sad Emotion」では、オリジナルにない葛城のギターが随所に加わっており、せつない雰囲気をよく出している。
「Time Passed Me By」の間奏のコーラスは、木根と葛城が二人で行なった。


この後はまたMCに戻り、ウツがメンバー紹介を行なう。
続いて葛城か阿部のソロコーナーが設けられた。
DVD映像を見ると、葛城・阿部のソロでは、ウツがギターを、木根がベースか電子ピアノを演奏している。
阿部のソロでは、最後に「ワンタイム!」「ツータイム!」「スリータイム!」と掛け声をかけてジャンプをし、最後は「テンタイム!」と言って十回ジャンプをして曲を締めるという演出があった(数え間違えた木根に抗議した上で、やり直して終わる)。


葛城・阿部のソロは本来日替わりだったが、4月からは2人とも演奏するようになったことはすでに述べた。
なお3/21のZepp Sapporo公演でも2人が演奏したが、これは葛城哲哉の誕生日にちなむ特別企画で、阿部は持ち歌「おたんじょうび」を歌い、スタッフがケーキを出して葛城を祝った。


葛城・阿部ソロの演奏曲は日によって異なり、葛城は「Love Songは歌わない」「Love Machine」「SOLO~ギタリストを撃つな!!~」などだった。
阿部薫は唯一のソロアルバム「心に太陽」から、「ネギがキライ」「Off Rec」など、コミックソング的な楽曲を歌った。


葛城・阿部コーナーの前後には、十数分の長時間MCが設けられた。
ツアー前期には後に行なわれたが、後期になると前に行なわれたようだ。
5人のソロコーナーの前後のMCだけで、実に20~40分程度が費やされた。
この時間には会場からのリクエストで、即興で「I Want TV」「Nervous」「Passenger」「Get Wild」などを適当に歌ったりしたらしい。


「We love the EARTH」
天井のミラーボールが会場を照らす中で、浅倉の穏やかなシンセ演奏の下、ウツも木根も椅子に座ってアコギを持って演奏する。
TMではやらなそうな落ち着いたアコースティック風アレンジで、その点ではtribute LIVEで演奏した意義はあるかもしれない。


なお本ツアー当初の計画では、ウツソロの後「We love the EARTH」を演奏し(葛城・阿部ソロ無し)、その後に「Sad Emotion」「Time Passed Me By」(日替わり)を演奏するという流れになっていた。
アコースティック曲とバラードを続けて演奏し、ゆったりとした時間を設けようと考えていたのだろう。
これを組み替えた「Sad Emotion」「Time Passed Me By」―葛城・阿部ソロ―「We love the EARTH」の流れは、一連のくつろぎコーナーとして設けられたと考えられる。


「We love the EARTH」が終わると、ウツは「どうもありがとう」と言って木根とともに退場する。
浅倉・葛城・阿部で「Secret Rhythm」
かつて「Rhythm Red Tour」をサポートした3人による再現である。
当初は木根もこの曲でベースで参加する計画だったが、リハーサル中にその話は自然消滅したという。


それにしてもここまで1時間近く、ウツは1曲歌っては休憩を繰り返している印象である。
体力的につらい年になったのだろうか(49歳)。


この後はウツ・木根も再合流して、盛り上げ曲を立て続けにノンストップで演奏する。
ウツはベージュの上着姿から上下とも白・グレーのパッチワーク柄の衣装に着替え、木根は白地の衣装から赤のジャケットに着替えている。


曲は意外な「Chase in Labyrinth」である。
「CAROL」組曲の曲が単独で演奏されたことになるが、「Double-Decade “NETWORK”」「Just One Victory」が単独演奏されたことで、これでもいいと考えたのだろうか。


この曲は1994年の「TMN 4001 Days Groove」で「CAROL」組曲を演奏した時も省かれ、1996年の小室のライブイベント「tk-trap」でも「CAROL」組曲から唯一外された。
(後の2015年「Quit30 Huge Data」「30th Final」でも)
1989年「Camp Fanks!! ‘89」以来現在まで、TMでは一度も演奏されておらず、「CAROL」組曲最大のレア曲と言ってよい。


だが会場でこれが演奏された時、客席はかなり微妙な空気だった。
ロックチューン「Secret Rhythm」から木根的なポップチューンへというつながりの悪さもあっただろう。
実はこの曲を演奏したのは、この後の演出との絡みがあったのだが、ファイナルのNHKホール公演では「Come On Everybody」に差し替えられてしまった。
レア度でははるかに劣るものの、曲のつながりは明らかにこの方が良かった。


「Love Train」
先にも触れたように、実は再始動後初めてのオリジナルでの演奏である。
この後は「Get Wild」「Be Together」「Self Control」のお決まり定番3曲で本編を締めた。
「Get Wild」は2003・2005年に続いて「’89」である。


ここまで盛り上げ曲は連続5曲となった。
それまで温存しておいた体力を全開というところだろう。
選曲はあまり面白くないが、休憩時間やインストを挟まずにこれほど盛り上げ曲を続けたことは、おそらく再始動後のTMでは見られなかったと思う。


本編が終わると、ウツが「どうもありがとう!」と言って他のメンバーとともに退場したが、その後メンバー5人はツアーグッズのTシャツを着て会場に再登場する。
ウツが「みんなどうもありがとう!」と言った後、「Just One Victory」の演奏が始まる。


この曲は、本編で演奏した「Chase in Labyrinth」とセットでの選曲だった。
「Just One Victory」の間奏では「Chase in Labyrinth」のCD音源が流れるが、この部分はライブで2度目となるため、ウツはここを観客に歌わせようとしたのだ。
ただ微妙すぎる演出のため、客席の反応はあまりよくなかった。


曲を終えると、木根が楽器をアコギからベースに持ち帰る。
ウツも「ベース、木根尚登」と紹介。
最後の曲「Children of the New Century」に入る。
再始動後では「Log-on to 21st Century」以来2度目の演奏となる。


なお初日3/3のみ、アンコールの曲順は逆だったのだが、最初が「Just One Victory」の方がやりやすいということで、翌日からは曲順が替えられた(「Chase in Labyrinth」演出があまり盛り上がらなかったためもあるか)。
「Childhood’s End」で始まって「Children」で終わる方がきれいだという理由付けも行なわれた。


演奏が終わるとメンバーはステージ前方に出てきて、観客に手を振る。
そして最後にウツが「今日は本当にどうもありがとう!」と言って改めて手を振り、5人で退場する。
退場曲は「We Are Starting Over」のインストだった。


なお6/7にはアンコール冒頭で貴水がウツから呼ばれ、「Just One Victory」を一緒に歌っている。
だが6/8は貴水が最後の挨拶で出てきただけだったので、この日に収録されたDVDでは貴水が加わった「Just One Victory」の様子を見ることができない。


DVDにaccessの演奏が収録されていないことを考えると、権利の関係で貴水の映像を入れることができず、そのため6/8のアンコールでは貴水に歌わせなかったのかもしれない。
なお6/8の様子を収めたはずのDVDでは、退場シーンでも貴水が見えない。
あるいはここだけ別日程の映像に差し替えているのかもしれない。


ところで6/7・8のファイナル公演については、木根のベースや貴水のゲスト出演などよりも、はるかに重要な出来事があった。
それはアンコール後のウツのMCである。
(ライブDVDには収録されていない)

えーと、それではですね、お知らせがあります。11月、パシフィコ横浜で楽器フェアがあるんですが、TM NETWORKとして、やることが決定しました。リーダーがリーダーなもんで、決定はしましたが、詳しいことはまだ決まっていないので、ホームページなどで、追跡して下さい。


この日、おそらく一番の歓声が鳴り響く中、5人は退場した。
2004年6月に活動を休止してから3年、もうTMはないのではないかとすら思われていた中で(少なくとも自分はそう思っていた)、ウツから思わぬ発言が飛び出した。


ここで言及されたTMのライブとは、11/2・3にパシフィコ横浜で開催されることになる「TM NETWORK –REMASTER-」のことだが、この時急遽宣言されたTM再開の背後には一体何があったのか。
次章以後は、第7部後半の中心となる2007年のTMの活動の前提となった動向を確認してみたいと思う。

SPIN OFF from TM 2007-tribute LIVE III- [DVD] - 宇都宮隆
SPIN OFF from TM 2007-tribute LIVE III- [DVD] - 宇都宮隆

"7-31 Spin Off from TM 2007" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

QRコード