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20 Years After -TMN通史-

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20 Years After -TMN通史-
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TM NETWORKの歴史を通史的に振り返ってみたいと思います(予定)。
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リニューアル中ですヽ(´Д`)ノ

2008/08/09 05:43
8/14(木)
北島がニ個目の金ですね
それはそうと、ウツソロリンクのテキスト化完了しました
次からやっと記事内容の更新に入ります


8/9(土)その2
少し時間があったので、木根リンクだけテキスト化
あとはウツソロだけ


◇8/9(土)
第三部が終わってから半月ほど放置状態でした
この間、TMに関しては特に取り上げるべきこともありませんでしたが、
小室さん絡みでは少し話題がありました


まず7/23に「Far Eastern Wind 〜Summer〜」がリリースされました
「Far Eastern Wind」シリーズ第三弾です

清水/せせらぎ/打ち水/夕立ち/朝もや/線香花火/故郷/雷雨/屋形船/満ち潮/夏の終り

「Winter」「Spring」は曲名が中国の古典っぽかったんですが、
今回は今まで以上に和風のタイトルですね
ちなみに「夏の終り」は、アルバム全部を購入しないと手に入りません
KCOのボーカルが入っています
「SPEEDWAY」の同名曲とは別)


また小室さんもDJTKとして音楽配信をしてきたmF247が、
8月一杯で閉鎖です
丸山茂雄さんのコメントも掲載中です
DJTKについてはすでに凍結状態でしたが、
これからは旧曲もDL出来なくなりますので、
まだの方は急いでDLして下さい


さらに8/3のことですが、
尚美学園大学のオープンキャンパスに行ってきました
新入生用のイベントに行くのはどうだろうと自分でも思いましたが、
行ってみると全席が埋まっていたわけでもなかったので、
まぁ良いのだろうと…(言い訳)
なんか私と同じ世代の方々も結構いらっしゃいました


小室さんは長髪・金髪でメガネ姿で登場
「小室哲哉コンサート」と銘打っていましたが、
内容は主に授業の宣伝でした
まあ、企画の趣旨を考えれば当然ですが…
自分の業績自慢(作詞・作曲が日本二位)や、
wikipediaの「小室哲哉」の項目を見ているという発言、
あるいはTKブームが終わった背景についての分析など、
自虐的な発言も交えつつ、
お得意の昔の機材のお話やJ POPの歴史を板書しながらお話ししました


本来は全部で40分の予定だったのですが、お話だけで一時間かかりました
先生、割と乗っていたのでしょうか
今更な話が多かったのですが、
TMのライブやTVで話す時のふにゃふにゃな感じと比べると、
しゃきっと話していました
相変わらず得意な話の時だけはちゃんとしゃべりますね


当初プログラムにあったのは「TKヒットメドレー」「天と地と」でしたが、
「TKヒットメドレー」は、
自分の曲を一部分だけピアノで弾きながら、
クラシックの曲を使ったものがあることに触れるというものでした


具体的には、
ホルストの「Jupiter」を使ったtrf「World Groove」
モーツァルトの「トルコ行進曲」を使ったTM NETWORK「Human System」
リストの曲を使ったglobe「On The Way To You」
ムソルグスキーの「展覧会の絵」を使ったTM NETWORK「Memories」
が演奏されました
特に「World Groove」「Jupiter」が使われているというのは、
今まで全然気づきませんでした
ちなみに個人的に、「World Groove」は小室さん名作選の一つと思っています


小室さんは1000曲作るには、
(現状で920曲くらいあるので1000曲目指しているらしい)
こういうことをしないと難しいとか言って笑いを取っていましたが、
どうせならクラシックを使うことの積極的な意味をもっと言って欲しかったかなとは思います


フルコーラス全部演奏したのは、最後の「天と地と」だけでした
ただこの曲のインストを聞くのは初めてなので、嬉しい選曲ではありました
「Rhythm Red Tour」では演奏されていましたが、
最近では長らく演奏されていなかった曲です
「Far Eastern Wind」シリーズから窺える和風の雰囲気に、最近傾倒しているのでしょうか
演奏自体はかなりアレンジが加わっていて、楽しめました
もちろん歌はありません(笑)


さて、そんなこんながあった中、今日ブログを少し更新してみました
更新と言っても、内容はまだいじっていません
レイアウトと背景を変えてみたのと、
TM関連の商品リンクを画像からテキスト形式に変えました


背景については、
あまり邪魔にならないように控えめに、
しかしなんとなく分かるように、
色合いを調整したつもりですが、どうでしょうか?


リンクについては、
自分も昔から、ブログが重いなぁと感じていて、
正直我ながらうざかったです(笑
そこでこの機会に、
リンクをテキスト化して、一気に軽くすることにしました
テキストリンクとは言っても、
カーソルをリンクに合わせれば、詳細な情報が浮き出てきます


ただしオリジナルアルバムだけは、画像リンクを残すことにしました
なんかこっちはいつも貼っておきたくて…
まあそれでも、以前よりはかなり軽くなったような気がします
ただこの作業、結構地味に時間が掛かります
がんばったんですが、
今日はウツと木根さんのソロ作品のリンクは置き換えられませんでした
次回更新時にはこっちもテキストにしますので、
もっと軽くなるはずです


以後断続的に更新していく予定ですが、
更新のたびに新しい記事を作るのではなく、
この記事に加筆するという形にするつもりです
更新の中間報告記事が何個もあってもしょうがないしね…
9月には過去記事の更新も始めますので、気長にお願いします


それではまた


おまけ:尚美の板書
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第三部完

2008/07/23 01:18
ということで、第三部がやっと終わりました
年代で言えば、長かった1980年代がついに終わったということになります
途中で(現代の)TMの活動復活と新作発表という予期せぬ事態が起こって、
そのレポートを挟んだりしたため、長引いてしまいました
もちろん、嬉しい誤算です(笑


この第三部は、一言で言えばTMの全盛期です
私も資料を見て文章書きながら、バブリーな時代だなぁと感じました
この時期については、第四部以後ほどではないにしろ、
初期からのファンには批判されることも多いのですが、
ともかくもアイデアを出し続けてマンネリに陥ることを避け、
なおかつ成果も出したという点は、
プロミュージシャンとして評価されて良いと思います


さて、第一部・二部では、各時期の総括にあたり、
好きな曲を挙げてきたのですが、
考えてみれば第三部のTMオリジナル曲は、
「CAROL」「Dive Into Your Body」しかないんですね
「Digitalian is eating breakfast」も加えても良いのですが、
やはりTMオリジナル曲に限定して選曲します


Sクラス
・Just One Victory

Aクラス
・A Day in the Gril's Life
・In The Forest
・Winter Comes Around


さて、この第三部は業績でいえば、
ちょうどTMの歴史上で折り返し地点に当たります
たとえばTM NETWORK・TMNのオリジナル作品を数えてみると、
アルバム11枚、ミニアルバム1枚、シングル37枚ですが、
第三部までで取り上げた作品は、
アルバム6枚、ミニアルバム1枚、シングル20枚となりますから、
作品数でも真ん中を過ぎたことが分かります


TM史上の中間地点であり、
かつ最大の盛り上がりでもあった第三部を過ぎると、
以後はその盛り上がりが収束に向かっていきます
その意味で第四部以後は、
ファンとしてはつらい時期になります
時代もいよいよ1990年代に突入し、
音楽業界の動向も激しく変動します


その中でTM NETWORKはリニューアルを行なって、
TMNと改称しますが、
そこで示されたハードロックサウンドは、
ファンの一部が離れるきっかけを作りました
翌年にはロック的要素を薄め、
カラオケ需要を見込んだ「Love Train」をリリースしますが、
これもファンの一部から批判されます


ただ一定の割合で新しいファンも入ってきており、
実は売上については、
「CAROL」と比べてそれほど大きな下降はありません
シングルについては、むしろ全盛期を実現します
(これはCD業界全体の好況も考えなければいけませんが)
全盛期を一つ挙げれば第三部となるでしょうが、
より広くとらえれば、
第二部から第四部までをひっくるめて全盛期と評価しても良いと思います


むしろ最大の変化は、
第一部、二部、三部と、TMの人気は常に上り調子で、
第三部ではバブル的なブームにもなっていたのが、
第四部では人気が頭打ちになり、
ブーム的様相が収束に向かったことです
CDもロングセラーがなくなり、初動型に近くなります
早い話がファン層の固定化・硬直化が進んだわけで、
これが小室さんのやる気を削ぎ、
TMが活動を休止し終了へと向かう一つの原因となったとする見解もあります


ただそれはそれとして、
この時代のTMのアグレッシブさは、
それなりに評価されても良いと思います
1990年に入りバンドブームが終息に向かうと、
80年代に人気を誇ったミュージシャンの多くは、
次々と消えていきました
あるいはすぐに消えはしなくても、
すでに支持を得ていた音楽性を生かして、
マイペースな活動を続けるケースが多かったと思います


しかしTMは80年代ミュージシャンの中では異例なほど、
アグレッシブに新たな方向性を模索し、
新しい時代に対応しようとしました
結果的にそれは失敗したわけですが、
少なくとも活動を休止するまでは、
それなりの話題を提供し続けたものと思います
第一線から退こうとしないその野心の強さは、
見ていて面白くもありました
次々とアイデアを出し続けてファンを翻弄するTMのイメージに、
最も合致するのは、おそらくこの時期だろうと思います


なおこの時期、周知の通りTM NETWORKはTMNに改称します
ただTMNとしてリリースしたオリジナルアルバムは、
「Rhythm Red」「EXPO」の二枚だけで、
再結成後はTM NETWORKに戻りますので、
全体の中ではあまり比重が大きくない名称という印象も受けます


しかし実は、時期だけで言えば、意外とTMNが公式名称だった時期は長いです

・1984/4:TM NETWORK →1990/8:TMN(リニューアル記者会見) →1999/5:TM NETWORK(復活記者会見)

これを計算すると再始動の時点では、
TM NETWORKの期間は6年4ヶ月、TMNの期間は8年9ヶ月となり、
半分以上はTMNだったわけです
2008/7現在でも、TM NETWORKは15年6ヶ月ですから、
なお1/3以上はTMNです


もちろん実際のTMNとしての活動期間は4年に満たないですが、
終了後もTKブームの中でTMが言及される場合はTMNだったわけですから、
世間一般でのTMNの印象は、特に20台の方には結構強いものと思います


第四部はこのTMN期の前半となりますが、
3人がTMを活動の核にして継続的に活動していたという点では、
この時期が最後となります
第五部以後になると3人の活動は、
それぞれのソロワーク、あるいはプロデュース業を中心とし、
その合間にTMも行なうという形になっており、
それ以後現在まで、TMの活動は臨時的なお祭り的なものです
その意味で3人にとってのTM NETWORK・TMNの時代は、
この第四部で終りとも言えるでしょう


ファンの方でも、実質的にTMは第四部で終り、
という方は多いと思います
そういうこともありますので、
少なくとも第四部まではちゃんと書き上げようと思っています
ちなみに第四部は書くことが多く、
あるいは今までで最長になるかもしれませんので、ご了承下さい


ただここまで書いておいてあれですが、
第四部の開始までは、もう少しお待ち下さい


というのも、ずっと書いていく中で、
最近一回の記事の中身が多くなってきました
もちろん全盛期の第三部は、手に入る情報量も多いので、
当然の結果とも言えますが、
気が付くとアルバムやライブなどについて、
昔と違う方針で書くようになっていました


もともとここは通史的な流れを見ることを目的にしていたので、
各曲の解説は必要最小限にするということにしていたのですが、
今ではすべての曲について解説を書くようになってしまいました
どうもブログを移転した第二部の頃から、形が変わってきたように思います
また、昔気づかなかった情報も結構寄せられており、
特に序章や第一部について、あらためて加筆訂正を加えようと思ってきました


ということで、1990年代に入る前に、
1980年代記事の最終チェックをやろうと思います
またそれと並行して、ブログのリニューアルも行なおうと思っています
夏の間は忙しいのであまり更新できなそうですが、
秋の間には過去記事の更新作業は終わると思います
そこらへんの経緯はトップページで分かるようにするつもりですので、
たまにチェックしにしきていただければ幸いです
第四部の更新は秋から、25周年と並行して行なう、ということになります


以上、よろしくお願いします
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3-34 Digitalian is eating breakfast tourA

2008/07/14 01:30
いよいよ今回で、去年秋から続いた第三部が終わります
長かった1980年代も、最後となります
今までご覧いただいた方々、どうもありがとうございました
おかげさまでアクセスも35000ヒット越えました


では今回は話題もないので、さっさと第三部最後の更新に参りましょう


----------------------------------------------
まっくらな会場
英語アナウンスが流れ、
続いて「Winter Dance」が会場に流れる
CD音源のままである
この時点では、ステージは何も動かない


だが1分半ほど経つと、曲が「Digitalian」に変わり、
照明が照らし出される
階段状になっているステージの中心部分が明るくなり、
小室がMind Controlを持って立って床下から登場


「Shout」のイントロが始まると、
派手な照明が会場を照らす
床下から小室のシンセブースがせりあがってきて、
小室がスタンバイ
そして小室の「Shout!」の掛け声
アルバムと同じ形で、
「Digitalian」「Shout」でスタートである


全身を揺らしながら、会場を盛り上げようとする小室
間奏では「Come On With Me! All Right?」と会場に語りかけ、
間奏の「ラララ」のコーラス部分を、
自分と一緒に合唱するように要求する


次はこのライブ、ある意味で最も興味深い曲である
TM NETWORKの「Kiss You」である
TMからも一曲ということだったのだろう
TM曲を序盤にやることで、盛り上がりを期待したものとも思われる


この曲が選ばれたのは、
もちろん当時のTMのライブで、
盛り上げ曲として定番化していたためだろうが、
レコーディングでWarrenが関わったこともあるのだろう
また小室曰く、勢いで歌える曲というのもあったらしい
(歌えているかは別問題だが)


演奏は「More Rock」に近いが、
歌はウツバージョンよりもラップ的要素が強い
小室によるデモの仮歌に近い歌い方である
間奏ではWarrenのギターがうなる
この曲でもサビで会場の合唱を求める


二曲を歌い終えると、小室のMCが入る


どうもありがとう。生まれて始めての、そしてもしかしたら二度とないかもしれない、小室哲哉のソロツアー、記念すべきソロツアーに来てくれて、どうもありがとう。ということは、今日来てくれたみんなも、僕にとってすごく価値のある人間なので。少し、ステージから僕が日本語をしゃべっていることに戸惑っているかもしれないけど。あるグループでは英語しかしゃべらせてもらえなかったし。あまり戸惑わないで、今日は最後まで日本語で、みんなとコミュニケーションするから、よろしく。


MCの形がTMと違うことを強調した後、
サポートメンバーの紹介
そして「Hurray for Working Lovers」に移る
小室はシンセブースに入り、
手弾きでライブアレンジのイントロを演奏する
パーカッションのアレンジもCDと異なり、
雰囲気が少し違うように感じられる
歌う時にはまたMind Controlを持ってシンセブースから出てくる
間奏ではWarrenと小室の掛け合いもある
次の「Never Cry For Me」は、CDに近いアレンジ


「今まで僕が手がけてきたサウンドトラックの中から、少し聞いてください」
ここからはサウンドトラックのインストコーナーとなる
ステージ両側の巨大スクリーンに映像を映し出しながらの演奏だった


まずは「Seven Days War」から、
「In The Factory」「Winners」
「Vampire Hunter “D”」から、
「魔物たちの夜」「Dのテーマ(登場)」
そして最後に未発表サントラ「天と地と」から、
新曲「炎」を演奏した


ここから盛り上がり曲が続く
まずは「Opera Night」
長大なイントロが続き、二分くらい経った頃から、
「WowWow」のサンプリングボイスが鳴り響く
ウツボーカルのサンプリングボイス連打は多いが、
小室ボーカルでやったのはこの時くらいである
イントロだけで3分半ほどあり、
この間に小室は衣装を着替えて登場する
二番の後の間奏も長くアレンジされており、
全部で11分以上に及ぶアレンジである


「Opera Night」アウトロから、
直接「I Want You Back」につながる
間奏では小室のシンセソロが入る
シンセを揺らしたり、シンセに乗ったり、
小室お得意のプレイも見られる
これはかなりかっこいい
「Get Wild」イントロっぽいフレーズが含まれている


なおビデオでは、
この曲のところでライブのダイジェスト映像が入り、
ユンカースが登場する
また、ユンカース人形がショルダーキーボードを持って、
会場を盛り上げるシーンも見られる
衣装から見て、ユンカース人形は本編後半、
ユンカース本体はアンコールの時のようだ
前者は「Opera Night」、後者は「Dream Rush」の時だろうか


このユンカース人形はTM終了ライブ「TMN 4001 Days Groove」で、
「You Can Dance」で登場したものと、多分同じである
1990/3/7、木根が「笑っていいとも」で、
テレフォンショッキングに出演した時も登場している


「Gravity of Love」
ここからシングルが二曲続く
冒頭にパーカッションソロが入り、
その後もイントロにライブのみのフレーズが加わり、
オリジナルより長くなっている


ライブバージョンの間奏では、
小室が「今日僕とみんながここにいることも、Gravity of Loveです」と言う
(ただし1月になるとイントロで言うようになる)
最後は楽器の演奏が消え、小室のアカペラで、
「Shining World Has Come. Celebrate Gravity of Love」と歌って、
曲は終わる


これもライブバージョンのイントロで始まる、
「Running To Horizon」
間奏・アウトロも長くなっており、全部で8分近くある
派手な照明の中、最後の盛り上がりである
小室はショルダーキーボードで決めて曲を終え、
「Thank You」と言って退場する


そして事前に宣言していた通り、
TM NETWORKではありえなかったアンコールタイムである
しかしここで最初に登場するのは小室ではない
Warrenがステージの中央に現れ、ギターソロを演奏するのである
そしてSteveのパーカッションが入り、
ステージ右側からSterlingが登場、元気にドラムを叩き始める


「20th Century Boy」のイントロが始まると、
小室がステージ後方から出現する
歌はWarrenが務め、
小室はショルダーキーボードの演奏とコーラスである
Warrenに見せ場を与える演出である


ボーカルが交替して、再び小室が歌う
曲は宮沢りえへの提供曲「Dream Rush」
Aメロ「Wow Wow Wow」の部分は、会場に歌わせた
正直、宮沢りえの歌を知っていると、
かなり違和感を以って聞こえる
少なくとも宮沢りえバージョンの方が聞きやすいボーカルである


アンコール1・2曲目は特別サービス的な選曲だったが、
3曲目はラストにふさわしく、
シングル「Christmas Chorus」で締める


「どうもありがとう。アンコールが2回もあるとみんな思わなかったと思うけど、今日はもうすぐクリスマスの日なので(ここの部分は日によって変わる)、最後に僕達からプレゼント。「Christmas Chorus」


小室のシンセが少し入り、コーラスでイントロスタート
構成は「Extended Version」と同様であるが、
イントロがさらに長くなっている
全部で10分を越えるアレンジである


最後はアウトロの「Merry Christmas & Happy New Year」のコーラスを流し続け、
会場に合唱を求め、
「どうもありがとう。素敵なクリスマスを。おやすみなさい」と言って退場する
会場によっては、さらに小室がサビのところを繰り返すこともあった


なお1989/12/24横浜アリーナ公演では、
「Dream Rush」のところで、
宮沢りえが特別ゲストとして出演した
一番を歌い終わり、間奏で小室のMC
「どうもありがとう。今日僕と一緒に過ごしてくれたお礼に、僕らのクリスマスプレゼントをしたいと思います。「Dream Rush」のオリジナルシンガーが、今日来てくれています。Rie Miyazawa, Come on!」


宮沢りえが会場に登場し、小室のショルダーキーボード演奏の横で、
「Dream Rush」のボーカルを交代する
ちゃんと一番から歌い直した
「Christmas Chorus」でもコーラスに参加し、
最後の「Merry Christmas & Happy New Year」の部分も歌った


さらにファイナルに当たる1990/1/28横浜アリーナ公演では、
Mr.マリックがゲスト出演したが、
これについてはいずれ別章で触れることにしよう


Digitalian is eating breakfast
エピックレコードジャパン
2003-12-17
小室哲哉

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

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3-33 Digitalian is eating breakfast tour@

2008/07/07 22:01
尚美学園大学のサイトより
8/3(sun)10:00〜
全学科合同スペシャルイベント SHOBIワンダーランド

小室哲哉ピアノコンサート
音楽表現学科特任教授の小室哲哉によるピアノコンサートです。小室先生の生演奏を、大学のキャンパスでお楽しみください。
演奏曲:
・天と地と〜HEAVEN AND EARTH
・TKヒットメドレー


TKヒットメドレーとかはあまり興味ないんだけど、
て、「天と地と」? うほっ!


でもこれって事前申し込みしないといけない上、
大学のオープンキャンパスみたいなヤツですね
ちょっと、小室さん見るためだけに行くのはまずいのかな…


あと小室さんのMy Spaceブログ(7/3)より
I want u2 know upload month of NEW globe song!!
will be droped a few song in october.
fresh one or two!!!!
also my fun!!

And Far Eastern Wind SUMMER as tetsuya komuro will be uploaded @ITS on 23th.
thanx!!!!! many friends!!


「Far Eastern Wind 〜Summer」のiTunes配信開始は7/23のようですが、
それよりも気になるのは
10月リリース予定という数曲の新曲です
実はなぜか消されてしまったのですが、
当初このブログには、一曲は「Get Wild」と書かれていました
記事へのコメントを見れば、その形跡は分かると思います
ついにglobeもTMのカバーですか…
まあ、すでにKCOが「Dreams of Christmas」をカバーしてますから、
今更ではあるんですけど


それと、ウツがSound Horizonのアルバム「Moira」に、
ボーカルとして参加するそうです

実はSound Horizonって全然知らないのですが、
サイトを見る限り、なんというか、独特な方々のようですね
先日U_WAVE名義でリリースされた新曲「ルナ」の作詞は、
Sound HorizonのRevoという方のようです


では本題に入りますね

----------------------------------------------------------------------
「Tetsuya Komuro Tour ‘89〜’90 Digitalian is eating breakfast」は、
1989/12/16〜1990/1/28の1ヶ月半、
10会場16公演で行なわれた小室哲哉の全国ソロツアーである


当時の小室の言い訳めいた発言によれば、
小室が小さいライブを一回くらいやりたいとぽろっとスタッフに言ったら、
いつの間にか全国ツアーになってしまったとのことである
小室としては、CDで歌うこと以上に、
ライブはプレッシャーが大きかったらしい
当時ラジオではよく泣き言を言っていた


1989/12/16「Come On Fanks!!」では、
ウツから小室に歌のアドバイススペシャルが組まれた
ツアーが始まった日にあわせて放送したものだが、
この時の小室の発言をまとめておこう


・1/3なので(TMの3人中1人なので)会場が埋まらない
・声は差し引いて聞いてもらうとして、歌詞が覚えられない
 順番間違えたり、変な言葉になってしまう(これをウツに相談するか?)
→そうなったらおしまいなので、間違えたらそのまま言った方が気持ちよいと、ウツがアドバイス
・ウツ・木根二人にも是非来てほしい


最後の話題について、木根がラジオ収録に欠席したのをいいことに、
小室とウツが木根の日常をばらし始めて、ちょっと面白かったので書いておく
小室「木根君もね、全っ然来てくんないんですよ、昔から。あの、結構、ラジオで聞いている皆さんはね、すごいなんか、そういうのに付き合いが良い様な感じに取っていると思うんですけどね、悪いんですよすごく、ホントに。これは本当です」
ウツ、笑う
小室「なかなか、来る来る来る来るって、絶対来ないんですよ。僕がね、YAMAHAとかので、昔イベントなんかあったんですけど(「Super DX Formation」のこと)、ずーっと昔ですけど、FM TOKYOかなんかのホールでやって、(ウツ)来たよね?」
ウツ「行った行った」
小室「で、みんな来たよね。サポートのメンバーとかも、みんな来てくれて。ほら、一月だったんですよそれも。お正月ちょっと過ぎた頃に。で、木根も、年末なんかに、ずっと、行くからって言ってて」
小室笑い出す
ウツ「そう、来なかったんだよね。あれね、確か家の行事かなんかあって」
小室「だいたいそうですね。あの、おうちが忙しくてね、なかなか来ないんですけどね」
ウツ「だいたいああいう、もともと出不精だからね。仕事じゃないとなかなか来ない」
小室「休みだったら来てくれないから」


もともと小室のソロ活動自体、
TM NETWORKのような縛りを外すことを一つの眼目にしていたが、
それはライブについても同様だった
TMのライブはMC無し、アンコール無しが原則だったが、
こうした縛りは設けられなかった
とは言っても、MCはやはりほとんど決まったことしかしゃべらなかった


だがアンコールについては、
以後のライブにもつながる大きな変化だった
TM NETWORKでの縛りを無くすという方向性は、
TMNの「Rhythm Red Tour」でも目指されたものであり、
アンコールも「Digitalian is eating breakfast tour」を受け継いで行なわれた
これ以後は現在まで、TMのライブでは常にアンコールが行なわれている
コンサート形式についていえば、
この「Digitalian is eating breakfast tour」が、
前後を分ける分岐点になったことになる


このライブの最大の売りは、サポートメンバーだった
シンクラヴィアの日向大介の他は、
ギターWarren Cuccurullo、
ドラムSterling Campbell、
パーカッションSteve Sidelynkで、
すべて外国人だった


Steveは「Seven Days War」「CAROL」のレコーディングにも関わった人物、
WarrenとSterlingはDuran Duranのメンバーで、
いずれもロンドン時代の小室の人脈によるものだった
Duran Duranは最盛期を過ぎていたとは言え、
かなりビッグなサポートだったと言えよう


特にWarrenとの縁は、
1987年の「humansystem」レコーディングに遡る
Warrenはこの時点では、
Duran Duranの正式メンバーではなく、
レコーディングのみ参加する関係だった
Sterlingと共荷正式にメンバーになるのは1989年のことである


1989/2/22のDuran Duran東京ドームライブが行なわれたが、
WarrenとSterlingもこの時に参加した
小室もこの時にゲスト出演し、
「Get it on」「Rio」「The Reflex」を演奏している
WarrenとSterlingの小室ソロツアー参加は、
直接にはこの時の縁に依るものだろうか


もともと小室自身Duran Duranから影響を受けており、
特にNick Rhodesの演奏スタイルの影響は強い
そのことはDuran Duranメンバーにも好意的にとらえられただろう


機材については、
レコーディングで活躍したシンクラヴィアが初登場した点が注目される
シンクラヴィアの腕を見込まれてレコーディングに参加した日向大介が、
ライブでもシンクラヴィアを担当した
以後「Rhythm Red Tour」「Tour TMN EXPO」でも、
シンクラヴィアはTMのライブで活躍する
特にボーカル曲では小室のできることが限られたため、
演奏面では日向がメインの役割を果たしたと考えられる


小室のソロライブということもあり、
ショルダーキーボード姿の小室が見られる機会は、
最も多いライブだった
ステージに並ぶシンセで普通に演奏しながら歌う場面もあったが、
いずれにしろ手がふさがるので、ヘッドマイクで歌った


この時から登場した機材が、
ショルダーキーボードTetsuya’s Mind Controlである
小室のために作られたYAMAHA KXシリーズの特注モデルで、
以後globe期まで使われる
小室のトレードマーク的楽器だった
こうして見るとこのツアーは、
機材の面でもTMN期につながるライブだったといえるだろう


ライブのテーマの一つは「スピード感」であった
スピード感を、音楽をベースにしながら、
舞台セット、照明・映像などを使って、
聴覚・視覚・皮膚感覚を通じて、
会場とともに体感してみたいと、小室は言っている
なんだかよく分からないが、そういうことらしい
ただスピード感への着目という点も、
やはり「Rhythm Red Tour」へとつながる要素である
音楽面での連続性はそれほどないものの、
リニューアル後の諸要素は、実は意外とこのツアーで見え隠れしていた


ライブの衣装は三種類ある
本編前半は青の服で、アイドルのような雰囲気の衣装である
後半では帽子をかぶり、
柄の付いた茶色のパンツ・黒のシャツ・茶色のベストのカジュアルな衣装を着た
アンコールは赤のジャケット姿
ただし1990年には、本編後半とアンコールの衣装が反対になった


ステージは中央に階段があり、その上が小室ブースとなる
その後ろが日向ブース
ステージから見て右にWarren、
左にSterlingとSteveである


小室のボーカル入りの曲は、
「Digitalian is eating breakfast」収録の8曲しかなく、
これらを全て演奏しても、ライブ一本分には足りなかった
そこでこの時は、他に以下の3曲が演奏された


「Kiss You」
 TM NETWORKから一曲
「Dream Rush」
 「Digitalian is eating breakfast」収録予定だった宮沢りえへの提供曲
「20th Century Boy」
 T-Rexの曲で、メインボーカルはWarren


これにさらに、
小室のサウンドトラック作品である、
「Vampire Hunter “D”」「Seven Days War」「天と地と」からも、
各1〜2曲演奏された
特に「天と地と」「炎」はこの時点で未発表曲であり、
ライブ会場で初公開されたことになる


このライブを知る材料としては、
ビデオ「Digitalian is eating breakfast」がある
PVとライブ映像が納められるが、
ライブ映像としては、
「炎」「Shout」「Hurray for Working Lovers」「I Want You Back」「Running To Horizon」「Winners」
の6曲が収録されている
ただしボーカルは加工されているので、注意が必要である


1990年1月と3月に放送された「eZ」でも、
このライブの映像が放送された
曲目は「Digitalian」「Shout」
及び「炎」「20th Century Boy」だが、
「Digitalian」「20th Century Boy」は、
ビデオ化されなかったので、ここでしか見られなかった


またダイジェストだが、「おはようナイスデイ」では、
1989/12/24横浜アリーナ公演の様子が放映されている
「Gravity of Love」「Dream Rush」「Christmas Chorus」で、
どれもビデオになっていない曲である
特に「Gravity of Love」以外の二曲は、
宮沢りえが特別ゲストとして出演した時のレア映像である


以上を踏まえると、完全な映像が手に入るのは8曲で、
まったく映像化していないのは、
「Winter Dance」「Kiss You」「Never Cry For Me」「In The Factory」「魔物たちの夜」「Dのテーマ(登場)」「Opera Night」の7曲となる
そのうち4曲はインストで、歌モノで未映像化は、
「Kiss You」「Never Cry For Me」「Opera Night」
の3曲となる


以上がこのツアーの概要である
次章では、実際のライブの内容について触れたい

Digitalian is eating breakfast
エピックレコードジャパン
2003-12-17
小室哲哉

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ
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3-32 メディア出演(1989年末〜1990年初)

2008/06/30 00:47
ちょっと前に発表されたオリコンの2008年度上半期チャート見てみました
1 43.9 そばにいるね 青山テルマ feat.SoulJa
2 43.3 DON'T U EVER STOP KAT-TUN
3 42.1 LIPS KAT-TUN
4 38.0 羞恥心 羞恥心
5 37.4 Step and Go 嵐
6 30.2 吾亦紅 すぎもとまさと
7 29.1 太陽のナミダ NEWS
8 28.4 60s 70s 80s 安室奈美恵
9 25.9 キセキ GReeeeN
10 25.1 SUMMER TIME NEWS
11 22.8 ワッハッハー 関ジャニ∞
12 22.2 海雪 ジェロ
13 22.0 Dreams come true Hey!Say!JUMP
14 19.0 BURN-フメツノフェイス- B'z
15 18.9 Mirrorcle World 浜崎あゆみ
16 17.3 弾丸ファイター SMAP
17 16.0 Pure/You're my sunshine EXILE
18 15.8 そのまま/White Message SMAP
19 14.7 虹 Aqua Timez
20 14.3 way of life V6


へーこんな感じだったんですね今年って
なんつうか、歌とか関係なく売れている人がほとんどです
ためしにそういう人を除いて見ましょう

1 43.9 そばにいるね 青山テルマ feat.SoulJa
6 30.2 吾亦紅 すぎもとまさと
8 28.4 60s 70s 80s 安室奈美恵
9 25.9 キセキ GReeeeN
12 22.2 海雪 ジェロ
14 19.0 BURN-フメツノフェイス- B'z
17 16.0 Pure/You're my sunshine EXILE
19 14.7 虹 Aqua Timez


20曲中8曲だけ!


個人的にはさらに二つくらい外しても良いと思うんですが、
それはともかく、つまり今いかに音楽が売れてないかってことですね
まあ今に始まったことじゃないですけど


この中だと… 「そばにいるね」くらいかなぁアリなのは
でもこれも「そばにいるよ」だけで十分だよね、正直
あとジェロって、上半期12位だったんですね すげー
Aq(略)、まだ残ってたんすか はじめは一発屋と信じて疑わなかったんだけど


いや、分かってます こういうこと言うのは、年寄りの証拠です
んーでも、もう年寄りでもいいかな 無理しないでも
20年前の音楽回顧日記書いてるのが年寄りじゃなくて何かという感じですよね
でも今年だと、Superflyの「Hi-Five」は良かったです(ミーハー?)
自分の中の今年上半期一位でした


さて、TMとまったく関係ない話、失礼しました
そこでTMと絡めるために、
今チャートでTMと同じくらいってどれくらいなんだろう…って調べてみました
シングルだと「Welcome Back 2」が初動0,9万なので、
最近のチャートでの初登場作品でこれくらいのを捜してみると…

・裏切り御免 The Three 5/26 7位 1.2万
・FLOW Word of the Voice  6/16 15位 0.8万
・MISIA 約束の翼  6/9 12位 0.8万
・松浦亜弥 きずな  6/2 20位 0.6万


え? 意外とすごそうな人でもこんなもんなの?
TMはもうダメだと思ってたら、
断続的な活動の割には根強い方なのかもしれません
布袋とか亀田とかのビッグネームが組んでアピールしても、
TMの1.3倍くらいしか売れていないんですから、
何も宣伝せずに一週で0.9万枚売ったTMは、多分まあまあです


と、我田引水しつつ本題に入ります


---------------------------------------------------
小室哲哉は「Digitalian is eating breakfast」リリースの後、
12月末から一ヶ月間、TVに出演した
演奏したものを挙げると、以下のようになる


・1989/12/18「歌のトップテン」(日本テレビ。5位)
 「Christmas Chorus」
・1989/12/28「TV Rock Show」(テレビ朝日)
 「Shout」「Dream Rush」(宮沢りえと共演)
・1990/1/10「夜のヒットスタジオSUPER」(フジテレビ)
 「I Want You Back」


TM NETWORKと比べると、頻度は少ない
またシングル・アルバムリリースの時期には、
一切TVで演奏はしておらず、
ソロツアーが開始してから(12/16〜)ようやく出演するようになる
宣伝のタイミングとしては、いささか遅いといえるが、
ツアーの準備に難渋していたのだろうか


あるいは「天と地と」のレコーディングにも、
時間を割かれていたのかもしれない
特にテーマ曲「天と地と」は12月に出来上がった曲である
4月のリリースまでは随分と時間があるが、
映画主題歌として、撮影と同時平行で作る必要があったのだろう


またやはり小室の歌唱力の問題で、
TV出演するべきか悩んだものかもしれない
なお上記の三件は、すべてCD音源・口パクである
ただしいずれもツアーサポートの外人3人が総出演という豪華な顔ぶれだった
実際に演奏したわけではないので、
豪華なサポートメンバーをアピールすることが目的なのだろう
地味ながらツアーの演奏で大きな役割を果たした日向は出演していない


出演回数が少ないこともあるが、毎回異なる選曲である
しかもシングル曲がメインというわけでもない
一位獲得シングルであるにもかかわらず、
「Running To Horizon」「Gravity of Love」は、
現在までスタジオで歌われたことがない


出演時の衣装は毎回異なり、ツアーとも別だが、
豪華な柄のジャケットにヘッドマイクというパターンが多く、
おおよその方向性としてはツアー衣装に近い
ただし「夜ヒット」はカジュアルな豹柄のジャンパーを着ている


「トップテン」の舞台は、
サポートの3人と小室が斜めに並んだ配置で、
サポートがよく見えるように配慮してある
小室はキーボード一台を弾きながら歌う(フリ)


「夜ヒット」では、
小室はショルダーキーボードを持って歌う(フリ)
自らフロントマンとして、派手にアテフリをする
Warrenと並んで歌う姿は楽しそうだ
アウトロではシンセをギュインギュイン言わせて終り、
CDとは少し変えてある


「TV Rock Show」は年末の特番である
この時はサポートメンバー3人と「Shout」を演奏した後、
宮沢りえと対談があり、
その後は小室の演奏でが宮沢りえの「Dream Rush」が演奏される
演奏とは言ってもCD音源であるが


ここまで触れる機会がなかったので触れておくと、
「Dream Rush」は宮沢りえのデビュー曲で、小室の提供曲である
初主演映画である「ぼくらの七日間戦争」以来の縁もあり、
小室に依頼が来たものである


注目すべきは、この作品で小室が編曲にも関わっていることである
これ以前の小室楽曲提供は作曲のみの関与で、
編曲など最終的な調整には関わっていなかった
たとえば1988年に小泉今日子に提供した「Good Morning-Call」は、
編曲の過程で「Self Control」風のイントロが入れられており、
小室提供という点を印象付けようとしたものと思われるが、
小室は曲が出来上がるまでこのことを知らず、
聞いてびっくりしたらしい


小室は1980年代、「My Revolution」「50/50」など、
TM NETWORK以外の歌手に多くの楽曲を提供していたが、
それはあくまで楽曲提供に留まり、
歌入れ・アレンジなどにまで関与したわけではなかった
ただし渡辺美里の楽曲は以前から編曲まで手がけたし、
早い例では1983年のSerika with DOGSのプロデュースも行なったが、
アイドルへの提供曲については、原則として楽曲提供だけだった
この点で1980年代の提供曲は、
後のTKプロデュース期の楽曲とは根本的に異なる


これに対して小室は宮沢りえに関しては、作曲だけでなく編曲まで請け負った
以後すべての小室作品がそうなるわけではないが、
1990年代になるとこのような形で楽曲提供することが増えてくる
特に1990/5/9リリースの田中美奈子「夢見てTRY」は、
作詞・作曲・編曲・プロデュースを全面的に小室が行なった
(成功はしなかった)


なにしろ小室の歌でさえ一位を取れる時代である
小室人気と宮沢りえ自身の人気の相乗効果で、
「Dream Rush」は売れた
チャートでは2位にランクイン
(1位は当時全盛期だった工藤静香の「黄砂に吹かれて」
34.1万枚の売上で、1989年度分(30万枚)では年間25位だった
総合売上では1989年度の18位に相当し、
著名な爆風スランプ「Runner」の総売上とほとんど同じである

]
ちなみに年間24位は「Dive Into Your Body」だが、
総合売上で「Dream Rush」はTM最高売上を誇るこの曲を超えたことになり、
小室は「My Revolution」に続き、他人にTMより売れた曲を提供してしまったことになる


翌年には2枚目のシングル「No Titlist」も、
小室作曲・編曲でリリースされ、見事1位を獲得、
前作には及ばなかったものの、25万枚を越えるセールスを出し、
1990年の年間45位となった


なお小室は1989年11月、
宮沢りえの「夜のヒットスタジオDX」出演時に、
ゲストとして登場している
1988/8/17に同番組でTMが「Seven Days War」に出演した時に、
宮沢りえら「ぼくらの七日間戦争」出演者が登場したことの逆パターンである


小室が出演した番組があまりないので、
演奏をしなかった番組についても、
いくつか簡単に触れておこう
小室は1989/11/3には「徹子の部屋」(テレビ朝日)に出演した
ただソロの話は最後に少ししただけで、
あまり宣伝効果はなかったと思われる


ソロツアー終了直後の1990/1/26には、
「MTV JAPAN」(TBS)にWarren Cuccurulloと共に出演している
この時の発言によると、
この後小室はWarrenと共同で企画を立てていたらしい
だが結局実現しなかったようだ
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3-31 Digitalian is eating breakfast (Album)

2008/06/23 07:26
magneticaのサイトより
U_WAVE  第18弾曲
『ルナ』
2008.6.20(金)より配信中!!
作詞:Revo 作曲:石井妥師 編曲:土橋安騎夫&石井妥師

約一年半ぶりに、U_WAVEが再始動するようです
まだ続くんだ…(失礼)


そして小室さんのオフィシャルブログ(6/15)より
そんななか、今週は来客多し!!で、木根さん、avexの昔のマネージャーさん、芸人さん、そして今日は、globeマーク!久しぶりに(マジです)秋からの活動を話し合って方向性とか、楽しく過ごしました。KCOのサイトのブログにいくと最新の3人写真がみれますよ!!さて、新曲ですが、清水というタイトルで、シングル。季節シリーズ 夏がもうすぐリリース@ITSされます。よろしく!!では!

どうやら小室さんサイドでも、秋からglobeが再開する模様です
KCOソロがあまりうまくいかなかったからでしょうか
あとあいかわらず文章が分かりづらいですが、
「季節シリーズ 夏がもうすぐリリース@ITSされます」というのは、
globeのことではなく、ソロアルバムの「Far Eastern Wind」シリーズのことでしょう


となると木根さんも…
ということで、「Root of the Tree」のサイトを見に行きました
『LOST FOODS 僕らの食べものが危ない!』

私たちの食べているものが、どこからきたものなのか?
日本の食糧自給率は大変な事になっている。
食べものや農業の抱える問題を、木根尚登の目線でわかりやすく語ります。
「僕らにもできることって、きっとあるはず」

著者:木根尚登
2008年7月1日発売
四六判・144P(本文2色)
定価1200円(税抜)
発行所 社団法人 家の光協会

(゚Д゚ )??
木根タン、どこに行こうとしてるの?


ともかく「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK HITS!!」が終わって、
まもなく一ヶ月、
25周年までの間、各自のソロ活動に専念するような感じです
(木根さんはTMツアー中からソロツアーも並行していましたが)
少なくとも秋まではTMは無いと見て良さそうです
ただ小室さんのブログによると、木根さんとお話をしたとのことですので、
TMに関してもなんらかの予定みたいなのは立っているんだと思います


あれ?
そういえばGW頃にTM Jr.ことPurple Daysがデビューすることになっていたような…
どうなったんでしょうね
別に興味ないですけど、しばらく見送りでしょうか
TM25周年まで温存ですかね…
それでは本題に入ります


---------------------------------------------
1989/12/9
小室哲哉のソロアルバム「Digitalian is eating breakfast」が発売された
ジャケットは、
Yシャツを着た小室が考え事をしているっぽい表情をしているところ


キャッチフレーズは「そして、超人の愛」
なんじゃそりゃ?
一々憶えていないが、先行の各シングルでも、
「超人」シリーズのキャッチフレーズがあった
「Running To Horizon」は「超人デビュー」など)


チャートでは4位を獲得した
シングルがのきなみ1〜2位を獲得していたことを考えると、
アルバムは失敗したように見えるが、
この週はチャート10位内中7曲が新譜という激戦の週で、
巡り会わせが悪かったといえよう
一位は全盛期のPersonz「Dreames Only」である
年間7位の今井美樹ベスト版「Ivory」は5位であり、
これを上回っただけでも評価すべきかもしれない


売上は一週で12.1万枚、総合で28.3万枚で、1990年度年間45位
シングルで最も好成績だった「Running To Horizon」が18.9万枚で、
1989年の年間チャートで45位相当であることを考えると、
十分な成果といえる
(ただし実際には同シングルは1989年度末にランクインしたため、
 1989年度分は13.6万枚、年間71位である)


なおしばしば売上65万枚という情報を見かけるが、
これはTM NETWORKの「CAROL」と同レベル、
「Rhythm Red」以上の売上である
当時の年間ベスト10に入るほどの数字であり、ありえない
何の情報によったのか不明だが、
サバを読んだにしてもあんまりな数字と思う


タイトルの「Digitalian is eating breakfast」は、
デジタルサウンド使いという意味の造語「Digitalian」を、
菜食主義者Vegitalianと掛けて、
「Vegitalian is eating breakfast」(ベジタリアンは朝食中)
という文章を彷彿させるものとなっている
センスのあるタイトルと思う


先に言っておくと、
私はこのアルバムは、小室デジタルサウンドにとって、
一つの完成形であったと思っている
サウンドに関しては完璧で、ほとんど非の打ち所が無い
後のTKプロデュースの時代の量産作品群と同列に語ることはできない
歌がどうしても残念なのだが(この点では後のV2も同様である)、
サウンドだけで言えばTM終了前で最高の完成度だと思う
これまで小室ソロ作品について、しばしば揶揄する発言をしてきたので、
この点は誤解されないように確認しておく


このアルバムは、
「CAROL」のミュージカル、「Rhythm Red」のハードロックのように、
明確なコンセプトがあったわけではない
むしろそうした縛りを取って、
自分のやりたいようにやった作品だったらしい


小室が言うには、TMの場合には、
プリ・プロダクションの期間に思いついたものの中から
TMというコンセプトやメッセージの流れなどを考えて、
選んで作品を発表することになるので、
自分の中にとどめて一般には発表されないものも多くなる
これに対してソロ活動においては、
プリ・プロダクション時点での素材を聞いてもらおうということである


だがコンセプトが無かったとは言っても、
やはりアルバムを作った時のノリというものは伝わってくる
このアルバムは、3月頃から曲を作り始め、
シングルとなる3曲も含め、
まとめてレコーディングしたものだった
その意味でこのアルバムはバラバラに作った作品の寄せ集めではなく、
全体として一つの作品としての性格を持っている


曲を作り始めた3月が、
ちょうど小室がユーロビートを推進していた時期であることもあり、
特に「Running To Horizon」はユーロビート的な要素が強い
「Shout」「I Want You Back」もその流れかもしれない
全体として勢いのある曲が中心で、
小室が言うには、「天と地と」を同時に作成していたためもあるらしく、
もしも「天と地と」がなければ、
バラードはもっと増えたかもしれないとのことである


ただ単純にユーロビート一辺倒かと言うと、そうは言いづらい
Fanks!! '89と比べた時、その流れを引き継いではいるものの、
単純にその延長上の音ではなく、
今挙げた3曲についても、ポップス的要素がかなり入り込んでいる
少なくともダンスは意識しなかったことは、小室自身語っている


アルバムの特徴を挙げれば、一つはデジタルサウンドの強調である
この点で1990年の「天と地と」「Rhythm Red」よりは、
やはり1989年のTM NETWORKの音との親近性が強い
ドラム・ベースもすべて打ち込みになっている


小室はこの時からシンクラヴィアを使い始める
長時間のデジタルレコーディングとミックスが可能で、
サンプリングレートもCDの44kHzを越える100kHzで、
ハードディスクに75分の録音が可能だった
現在ではハードディスクレコーディングは常識だし、
数字も驚くほどのものではないが、
当時としては極めて高性能のデジタル楽器だった


小室が最初にシンクラヴィアを見たのは1988年8月
「STARCAMP TOKYO」のために一時帰国した際に、
知り合いが購入したのを見せてもらったらしい
(誰だか知りません。ご存知の方は教えてください)
関心を持ったのは「Dress」レコーディングの時であった
欧米プロデューサーの使うシンクラヴィアに興味を持った小室は、
ソロ活動開始に当たり自らこれにチャレンジしたのである


ただし「Digitalian is eating breakfast」のレコーディングでは、
先にこれを購入していた日向大介がマニピュレータとして参加しており、
シンクラヴィアの操作に関しては彼に頼るところが大きかったと思われる
日向のライブを聞きに来た小室が気に入って、
ソロアルバムへの協力をお願いしたという
ちなみに詳しい話はよく知らないが、
小室のシンクラヴィア購入というのは、
正確には日向の会社への共同出資という形らしい


日向は小室がソロ活動する時のパートナーで、
1992年の「Hit Factory」にも参加している
後に1998年、日向・小室共同プロデュースでtohkoがデビューしている
小室の知名度のため、tohkoは小室ファミリーとして扱われるが、
最初のシングル2枚は日向の作曲・編曲であり、
むしろ日向がメインだった


そして「Gravity of Love」のところで触れたが、
小室哲哉自身が歌詞の多くを担当した点も特徴である
先行シングルの「Running To Horizon」と、
「Opera Night」「Never Cry for Me」は小室みつ子担当だが、
他の6曲(「Digitalian」は歌詞とは言いがたいが)は、
すべて小室自身の手に成る
そしてTMではありえなかった現実味のある歌詞も、
このアルバムの特徴である
そしてその歌詞は、このアルバムの一つの魅力にもなっている


アルバム全体から感じる雰囲気は夜の街である
何よりも歌詞が夜の街を舞台にしているのだが、
シンセメインであるにも関わらず、
安っぽくない重厚な音になっているのも、
そうした歌詞の世界をうまく表現している


アルバム各曲について触れよう
ただし、
「Running To Horizon」「Gravity of Love」「Christmas Chorus」
の三曲は、シングルと同じアレンジなので、
簡単に触れるに留める


一曲目は「Digitalian」
機械処理された、
「Digitalian World. Looking for the Future Music」以下のセリフが、
クールなシンセ音とともに流れる
一応歌詞はあるが、
事実上、オープニングのインタールードである
次の「Shout」に直接つながり、これへの導入としての性格が強い


「Shout」イントロで、静から動へと盛り上げる
デジタル音で巧みに構成されたイントロは、
聞く者の期待感を高揚させる
これぞデジタルミュージックの見本である
インストでも十分に聞けると思う


歌詞は「真夜中の25:00」の街を舞台に、
魅力的な女性に対する狂おしい心情を書いたもので、
曲調もハイテンポの豪華なサウンドで、
危機感溢れる危うい雰囲気を表現している


歌詞に小物をたくさん登場させて、
イメージを具体化させるという手法は、
この曲がもっとも著しい
たとえば冒頭の部分を引用しよう
真夜中の25:00 Martin Sitbonのボーダーシャツ
Chipieのブラックレザージャケット
Kartharine Hamnettのアイリング
Boschのライトに照らされた長く眩しい足で
環状線を横切る君はいつもよりWild Face


なおこの曲は1990年初め頃、
ハウス食品O’ZACKのCMソングに使われた
小室本人も出演しており、
O’ZACKの「ザクッ」という音を聞いた小室が、
その音の出所を捜すという内容である
最後は「今度のポテトは音がいい」と小室が言って終わる
シングル曲(カップリング含め)以外にタイアップが付くのは、
これが初めてと思う


3曲目「Opera Night」は、
もともと「Rainbow Rainbow」の没曲で、
「Open Your Heart」という曲だった
「Open Your Heart」は1994年、
終了時リリースのベストアルバム「TMN Red」に収録された
デモテープでは「Open Your Eyes」という仮題だったが、
「Open」を「Opera」に取り替えた小室みつ子の発想に敬服


音色だけではなく、
曲自体も「Open Your Heart」とは少し変わっている
たとえばサビの最後の部分、
「弾むイヤリング 散りばめた星 君を抱きしめている」
の部分などは、原曲には存在しなかった部分である
コーラスにはアマゾンズがゲスト参加している


こちらは危機感溢れる「Shout」と比べ、
より落ち着いた雰囲気で、
歌詞の内容も曲名に合わせ、優雅な雰囲気となっている
歌詞の内容を十分に理解できているか不安だが、
おそらくオペラの舞台で、
女優に魅せられた男性を主人公にしたものと思う


4曲目「I Want You Back」は、再びアップテンポな曲である
こちらの舞台はリオのカーニバルだろうか
昔の恋人を思う歌詞となっている
歌詞にはポルトガル語が取り入れられている
小室によると、「金曜日のライオン」の続編だという
確かに歌詞に登場する昔の恋人の名は、
「金曜日のライオン」の恋人Jeriaである


こちらは小室のお気に入りの曲のようで、
何度かカバーされている
最初はアイドルグループCoCoに提供したもので、
歌詞は異なり、タイトルも「春・ミルキーウェイ」となっているが、
同じ曲である
1990/3/14発売のアルバム「Strawberry」に収録されている


二度目はDJTK名義で発表したもので、
2006/10/14 mF247で「mF247 remix」として配信された
三度目もDJTK名義だが、
こちらは「Get High Mix」として、
2007/7/4発売の「Cream of J-Pop」に収録された
ともにKCOのボーカルである
基本的な音自体は2004年に出来ていたらしく、
2004年に放送されたサッカー特番「Tribalkichs TV」で、
BGMとして流されている
(KCOボーカルの「Happiness×3 Loneliness×3」も)


5曲目「Gravity of Love」を挟み、
6曲目「Hurray for Working Lovers」
曲名から分かるとおり、仕事を持つ恋人たちへの応援歌で、
従来の中高生よりも少し上の層をターゲットとしているのかもしれない
(なおしばしば「Hurry for〜」と書き間違われるるが、
 「Hurray」は応援時の掛け声「フレーフレー」のフレーである)


こちらも前曲と合わせて、ミディアムテンポの曲である
落ち着いた、都会の雰囲気である
この曲は歌詞がしばしば取り上げられる
特に次の部分などは、TM NETWORKではありえない歌詞といえよう

限られた時間は夜明けまで とても大切な眠れない夜
二人の生活は違いすぎて  会える時はbedの上だけ


「Never Cry For Me」は、
本アルバム唯一のバラードである
正直、小室はバラードを歌う歌唱力はないと感じさせる
曲は悪くないのだが…


この曲は、同時に作成を進めていた「天と地と」サウンドトラックと関係が深い
この曲のインストが、「天と地と」「疾風」である
実は歌詞も時代劇「天と地と」で使われてもおかしくない

誰と戦うのか   濡れた戦士たち
明日はどこで眠る 錆びたよろい下ろし
Never Cry For Me 引き返せない
Never Cry Turn Around もうあの日々には


「天と地と」の主題歌「天と地と」は結果として、
「Never Cry For Me」と近い色合いになったと、小室は言っている
このアルバムではむしろ浮いた感のあるこの曲が、
実は1990年の活動につながる音だったことになる


ついで「Winter Dance」
インスト曲で、「天と地と」に使う案もあったらしい
いかにも小室のインストである
淡々としたクールな雰囲気だが、
ゆったりとしたメロディと小気味良いパーカッションが、
うまく融合している


落ち着いた雰囲気を大きく変えて、
9曲目に「Running To Horizon」が入る
「眠れない午前二時」という設定は、
「Shout」につながるものがある


そして締めは「Christmas Chorus」
ライブでも締めはこの曲だった
このアルバムは狂おしい夜から始まって、
最後は「Merry Christmas & Happy New Year」の、
癒しのコーラスで終わる構成となる


なおこのアルバムには、
当初もう一曲入る予定だった
宮沢りえに提供した「Dream Rush」で、
レコーディングもされたが、アルバムに入らなかった
デモテープでは「Debut」という仮題が付いていた
小室が言うには、自分で歌うと意外と難しかったらしい
確かに難しい歌とは思うが…


後1992年のソロアルバム「Hit Factory」で収録する話もあったが、
結局実現しなかった
ただし「Digitalian is eating breakfast tour」では、
ちゃんとこの曲もセットリストに入っており、
小室ボーカルの「Dream Rush」が披露された
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3-30 Christmas Chorus

2008/06/16 00:05
今週は…なんにも話題がないですね(´・ω・)
まあ一年前までは、毎週話題も出さずに淡々と記事を書いてたので、
常態に戻ったということではあるのですが


そういえば「Spin Off from TM 2007」で、
TM活動再開が発表されたのが去年の6/7ですから、
あれから一年経つんですね
それまで3年間完全放置プレイだったわけですから、
丸一年話題があったというのは、結構幸せな期間だったわけです
しばらくはまったりとしていましょう(誰に言ってる?)
ということで、本題に入ります

--------------------------------------------------------------
1989/12/1、小室哲哉3枚目のソロシングルとして、
「Christmas Chorus」が発売された
イメージカラーは緑である
個人的にはジャケット裏の、
小室が横向きで顔のところが暗くなっている写真が好きだ


タイトルから分かるように、クリスマスソングである
クリスマスソングならば一定の売上が見込める、
という判断に拠るものだろうか
実際に山下達郎の「クリスマス・イブ」は、
1990年度(1989年12月〜1990年11月)にブレイクし、
年間13位を記録している


なおTM NETWORK名義では、
クリスマス向けミニアルバム「Twinkle Night」をリリースしたことがあるし、
「humansystem」にも「Leprechaun Chrstmas」というクリスマスソングは収録されているが、
クリスマス向けシングルはそれまで存在しなかった


チャート初登場は2位で、3作連続の1位はならなかった
一週目の売上も4.1万枚で、
それまでの2枚のシングルよりも低かった
1998年、globeでシングルを4枚連続リリースした時、
「wanna Be a Dreammaker」「SA YO NA RA」「Sweet Heart」
で一位を獲得しながら、
最後の「Perfume of Love」が二位に終わったことを髣髴させる


なお1位は南野陽子の「フィルムの向こう側」(4.8万枚)であるが、
むしろ同日発売のX「Endless Rain」(4.0万枚)に勝ったことの方が、
歴史的には注目されることかもしれない
Xの一般への浸透が決定的になった記念すべき曲という印象がある


クリスマス効果のためか、累積売上は11.8万枚で、
「Gravity of Love」の11.3万枚をわずかに上回った
ベスト10には1週しかランクインしなかったが、
(2週目にアルバムが発売したため)
ベスト20にはクリスマスまで4週ランクインした
「Gravity of Love」は3週)


曲調は純バラードというわけではないが、
準バラード的な位置付けと言って良いだろう
もともと「Childhood’s End」の没曲だったらしいが、
「Rainbow Rainbow」の没曲、
「Happy Birthday Your Point」のサビも入っているという
アルバム収録の「Opera Night」が、
「Rainbow Rainbow」の没曲「Open Your Heart」だったことも合わせ、
小室のソロ活動は不遇に終わった過去曲の再発掘という側面もあった


この曲では木根尚登が、
アコギでゲストミュージシャンとして参加している
「Gravity of Love」で松本孝弘が参加したのと同じ流れで、
シングル曲ゆえのおまけと言えるだろう
このアコギは切ない雰囲気をかもし出していて絶品である
サックスもいい味を出している
全体的に、シンプルな音が気持ちよく交じり合った印象の曲である


杉並児童合唱団による「Merry Christmas and Happy New Year」のコーラスも、
小室の声を中和して、心地よい
タイトルに「Chorus」が付いている通り、コーラスが目立つ作りである


バラードということで、どうしても歌唱力が要求され、
この点では小室には不利な曲かもしれない
サビの「きぃみぃのぉたぁめぇん」のところなど、
「Running To Horizon」ほどではなくても、
耳に付く人は付くだろう
ただ自分は、「Gravity of Love」で耐性が出来てしまったのか、
割と普通に聞けてしまった
割とオケやコーラスに耳が行くので、
少なくとも「天と地と」よりは聞きやすいと思う


歌については、一番最後、
「宇宙(そら)じゅうに広がるよHappy New Year」
のところで盛り上げ、コーラスが入るのは、
すばらしい終り方と思う


作詞は今回も小室哲哉
ロマンチックな直球ラブソングである
特に「空からの銀色の〜」のところは、
素敵な歌詞だと思う

どこまでもどこまでも続く宇宙(そら)の果て
月明かり雲の谷間へと消えてゆく
空からの銀色の使者が舞い降りる
街並を白く白く消して行く
今君は輝いているよ誰よりも
いつからかとてもまぶしさを感じてた
街灯(まちあかり)を窓から眺める横顔は
いつまでもいつまでも守り続けたい


曲名は「Christmas Chorus」だが、
サビは「君のためMerry Christmas & Happy New Year」で、
新年の挨拶も入っている
最初、なぜクリスマスと元旦を並べるのか分からなかったのだが、
欧米のクリスマスの挨拶としては普通に使うらしい
(TWINKLE☆彡NIGHTさんからのご教示)

ここらへんにばっちり書いてありました


ただしデモテープ(タイトルは「Merry X'mas」)では、
サビに「Merry Christmas」は含まれているが、
「Happy New Year」はなく、当初から考えていたフレーズではないようだ
1989年12月から翌年1月にかけて行なわれた、
「Digitalian is eating breakfast tour」では、
この曲がトリの位置にあったから、
1月にも使えるようにこのようなサビにしたのかもしれない
まあ違うかな…と思うが


カップリングは「Christmas Chorus (Extended Version)」
前二作と異なり、Shep Pettiboneは関わっていない
7分近い長さになっている
音は変わっていないが、
イントロが「Merry Christmas & Happy New Year」
のコーラスから始まり、
原曲よりも長くイントロが続く
割と自然に聞けるアレンジと思う


この曲は、完全なライブ映像が現在まで存在しない
他のシングルについて言うと、
「Running To Horizon」はツアー映像が、
ビデオ「Digitalian is eating breakfast」に収録されている
「Gravity of Love」「天と地と」は商品化されていないが、
小室ソロライブ「THINK of EARTH」で歌ったところが、
WOWOWで放送された
少し空いて「永遠と名づけてデイドリーム」は、
1992/1/15TMNファンイベントや、
「EXPO Arena “Crazy 4 You”」で演奏された
これに対して「Christmas Chorus」は、
ライブでの様子がよく分からない曲である
なおこの曲でTVに出演したことはあるが、CD音源・口パクである


この曲は後に2003/12/10、
KCO(Keiko)ソロデビューのマキシシングル「KCO」に、
「Humanrace」「Dreams of Christmas」とともに収録された
原曲通りではなく、リミックスされており、
「月明かり雲の谷間へと消えてゆく」の後に、
長時間のタメがあったりする
小室のコーラスも入っている
なお「Dreams of Christmas」は、
後のTMNの曲のカバーである
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3-29 Gravity of Love

2008/06/09 00:54
先日少年サンデーコミックス「ハヤテのごとく!」15巻を見てたら、
サブタイトルで吹きました

「眠れないAM2:00イラだってドアを壊す」
(リンク先に扉絵)


「Running To Horizon」の歌詞じゃん!
(少し違うけど)


ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
このマンガはパロディの宝庫でして、
サブタイトルもだいたい元ネタがあるのですが、
まさか「Running To Horizon」とは…
この場合は小室さんの歌だからというよりは、
「City Hunter 3」主題歌だからでしょうけど


それにしても、
先週「Running To Horizon」を取り上げたばかりのところに、
なんというシンクロ
(たまたま自分が気付いただけですが)


ついでに今更感がありますが、
小室ソロ絡みで、少し前のTVネタもリンクを貼っておきます
こちらこそ小室さんには関係ないですが


「サッポロ生ビール」デジタリアン編(リンク先に動画)


今や「デジタリアン」はオヤジトークの一環かぁ…
当時はかっこいいと思った言葉なんですけども
テレビで見た時は笑いながら複雑な気持ちでした
いや、見方によっては、
小室さんの造語が現在まで生きているともいえるわけですけども
ちなみにネットで検索してみたら、
結構使われているんですねデジタリアン…

参照:google検索結果


どうでもよい話題を失礼しました
当分新しい話題はないでしょうから…
あ、トリビュート版「I Love TM NETWORK」が出ましたね
すいません まだ聞いていません
持っている方は貸して下さい(オイ)


ということで本題に入ります

----------------------------------------------------
1989/11/17、
小室ソロシングル第二段「Gravity of Love」
がリリースされた
ジャケットのデザインは「Running To Horizon」と同系列で、
イメージカラーは青だった


チャートでは二作連続の一位を獲得
ノンタイアップで、小室の人気だけによる売上だった
同時チャートインした松田聖子「Precious Heart」は二位に終り、
前作まで24作続いた連続首位記録はここで途切れた
一年ぶりのリリースで、
当時全盛期のPrincess Princessの奥居香作曲だったが、
よりによって小室の歌に敗北してしまった
聖子ファンにはさぞかし屈辱だったことだろう


「Gravity of Love」の売上は、最終的に11.3万枚
首位を獲得したにも関わらず、
1989〜91年のソロシングル中で最も売上が低い
3枚連続リリースの真ん中という不利な位置にあったことが大きい
2週間後にはシングル「Christmas Chorus」発売を控えていた


曲調は明るめ・さわやかめ路線である
ミディアムテンポの曲だったことも注目される
1989年の小室は、勢いのある曲を発表し続けており、
こうした曲はかなり久しぶりだった
この前後で近い雰囲気の曲を挙げれば、少し後になるが、
宮沢りえに提供した「No Titlist」あたりだろうか
なおゲストミュージシャンとして、
ギターに松本孝弘が参加している


この時期の3枚の小室シングル中で、
「Gravity of Love」は私が最も好きな曲である
実は正直に告白すると、
はじめて「Running To Horizon」を聞いた時、
あまりの壮絶なボーカルに、私は引いた
CD化されたTMの過去シングルすら購入したのに、
「Running To Horizon」はスルーした
おそらく先行シングルがこれだけだったら、
アルバム購入も見送っていた可能性が高い


しかしその後、「Gravity of Love」を聞き、
「あれ? 実は小室いいじゃん」と思いなおした
ハイテンポな「Running To Horizon」と比べ、
ミディアムテンポの「Gravity of Love」は、
むしろ小室の声質に合っているように聞こえる
(ライブではそれでもちゃんと歌えないのだが)
それに小室特有の変なクセがあまり出ていない
普通に名曲ではないか


小室哲哉の歴史上、このシングルが特筆されるのは、
作曲のみならず作詞も小室哲哉の手になっていることである
もちろんこれ以前も小室詞はあるのだが、
これを境に小室がシングルの作詞をする割合が増えるようになる


すでに「CAROL」で約半分の作詞が小室哲哉になっていたが、
シングル曲では小室詞はあまり多くなく、
大部分は小室みつ子だった
みつ子詞なら売れるという目算があってのことだろう
だがこの頃からシングルでも、
小室哲哉が詞を多く手がけるようになり、
小室みつ子の影が薄くなっていく


具体的な事例から見ると、
「All-Right All-Night」から「Dive Into Your Body」まで、
リプロダクションシングルを除く10枚のシングル中、
「Come On Everybody」「Just One Victory」以外の8枚は、
すべて小室みつ子作詞だった
これに小室ソロシングル「Running To Horizon」も続く


これに対して「Gravity of Love」の後は、
「Christmas Chorus」「天と地と」「The Point of Lovers’ Night」と、
4作連続小室自身の作詞となる
アルバム「Digitalian is eating breakfast」も、
小室作詞の割合が高い
この頃小室がプロデュースした田中美奈子「夢見てTRY」も、
作詞・作曲・編曲を小室が担当した


その後、TMN期の7枚のシングルを見ると、みつ子作詞は、
「Time To Count Down」「Wild Heaven」「Nights of the Knife」
の3作だけである
ただしTMN期のシングルでも、小室哲哉作詞はそれほど多いわけではなく、
「Love Train」「一途な恋」のニ作のみだが、
カップリングの「Dreams of Christmas」「We love the EARTH」
ソロシングル「永遠と名づけてデイドリーム」も入れれば、もっと増える
アルバムでも「CAROL」同様に、1/3〜1/2程度の作詞を担当した


ボーカリストとしてはほとんど仇花に終わったソロ活動期だが、
小室の音楽活動における作詞の位置という点に関しては、
TMN期・プロデューサー期を経て現在まで影響を及ぼしている
大いに意味のある時期だったといえるだろう


正直に言って私は、
EXPO期からプロデューサー期にかけての小室哲哉の歌詞は、
あまり高く評価していない
カラオケ需要を見込んだこともあり、
空虚なキャッチフレーズの羅列という感じがして、
どうも受け付けないのである


しかし「Gravity of Love」に代表される、
「Digitalian is eating breakfast」期の歌詞は、
びっくりするくらいセンスが良い
小室自身アルバム作成の作業中で、
楽しかったこととして、まず作詞を挙げている


この時期の小室哲哉詞の特徴は、
心情をいきなり吐露するのではなく、
歌詞の主人公の周りにある風景を、
具体的なアイテムを出して歌詞に読み込むことで、
その環境を具体的にイメージさせるという点である
この点で適当なノリの良い言葉を並べるだけの歌詞とは、
一線を画している
(もっともプロデューサー期は、
 CMタイアップのために耳に残る言葉を使う必要があったのだろうが)
「Gravity of Love」では、以下の部分が例として挙げられるだろう

カブリオレ幌(ほろ)を開けて
港見下ろすサタデーパーク
深く息を吸い込んだ
君の肩越しスターダスト
すれ違う時があった
何度か泣かせたけれど
夜空に描くヒストリー
これから始まるはずさ


小室が言うには、TM NETWORKの場合は、
歌詞の世界で、具体的な小物や設定を出すことができなかったという
抽象的な雰囲気にしないといけないという了解があったらしい
恋愛でもオブラートに包んだ形で、
どのようにでも取れるような詞にしていた
この点は、「Come On Everybody」「Dive Into Your Body」などを見れば、
確かに納得できる
小室はそうした、TMに求められる縛りから離れた形で、
歌詞を作りたかったということである


また具体的な、ひいては現実味のある歌詞という点も、
異星人的な世界を構築していたTM NETWORKと大きく異なっていた
かつて現実的なラブソングを多く詰め込んだ、
「Childhood’s End」の作品に近いかもしれない


なお小室は「Gravity of Love」の歌詞について、
「シンプルなラブソング」と言っている
イメージは横浜か神戸とのことである
「港見下ろすサタデーパーク」というのは、
横浜のみなとみらいあたりであろうか


曲名は直訳すれば「愛の重力」で、
愛が主人公とその相手の二人をひきつけたことを表現している
それを地動説を唱えたガリレオ・ガリレイを引き出して詩にしている
なんとも雰囲気のある歌詞である

ガリレオが解いた めぐる地球の不思議
君に出会えたこと 君を苦しめたこと
きっとそうさ   引力がみちびくよ


以上書いたように、私はこの曲をかなり評価しているのだが、
3枚のシングル中ではもっとも影が薄いというのも否めない
後の取り上げられ方を見ても、
「Running To Horizon」はウツ、
「Christmas Chorus」はKCOがカバーしているが、
この曲だけはカバーされていない
地味な曲だけに仕方ないとも言えよう


シングルのカップリングには、
「Gravity of Love (Shep Pettibone Special Remix)」が収録された
前作と同様にShep Pettiboneのアレンジで、
シングルのみで聞けるレアテイクである


曲の長さは8分を越え、イントロやアウトロが長くなっている
また全体的にパーカッションの印象が強い
(特に二番の後、「ガリレオが解いた〜」の部分)
冗長なだけという感じで、あまり好きなアレンジではない
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3-28 Running To Horizon

2008/06/02 01:18
「The Singles 1」が発売されました
よほどのファンではない限り、買う価値はありませんが、
よほどのファンなら、初回特典のライブ音源は嬉しいかと思います


幻の「永遠のパスポート」歌詞違いバージョンや、
ほとんど商品化していなかった「Dragon The Festival Tour」が、
ついに手に入りました
思ったよりもちゃんとした音で収録されていて、
SONYがまだちゃんと保管していることが分かりました
ただ「カリビアーナ・ハイ」から「Rainbow Rainbow」につながるところ、
「Rainbow Rainbow」のイントロが、
「カリビアーナ・ハイ」のトラックに入っちゃってますね
ちょっと残念です


なおCDには、ライブ音源の出所として、
「Live at 日本青年館」「Live at PARCO SPACE PART3」
としか書いていませんが、それぞれ以下のライブを指しています


「Dragon The Festival Tour」1985/10/31日本青年館
 (「Dragon The Festival」「カリビアーナ・ハイ」「Rainbow Rainbow」
「Electric Prophet」1984/12/5 Parco Space Part 3
 (「金曜日のライオン」「永遠のパスポート」「Electric Prophet」


ライブの内容に関しては以前書いたことがあるので、
よろしかったらご参照下さい
「1-7 Electric Prophet」「1-15 Dragon The Festival Tour@」「1-16 Dragon The Festival TourA」


非特典のDisc1の方は、
「Beyond The Time」がわざわざCD版より短いレコード版で収録され、
最後のところがフェードアウトされてしまっています
余計なことを…


歌詞カードには、各曲についてメンバーのコメントがついています
藤井徹貫の手が加わっている可能性もありますが、
割と面白いことも書いてあります
これは結構貴重ではないでしょうか


次は10月発売の「The Singles 2」ですね
本体のCDはどうでも良いですが、
エサの特典ライブ音源に期待します
ええ、まともなエサがあれば、
この際ぼったくりと分かってても出しますよ…


そういえばいつのまにか三万ヒット超えていますね
(もしかして結構前に越えてた…?)
ご覧頂いた方、どうもありがとうございます
今回でTM関係のライブ・商品リリースはひと段落するので、
アクセスも落ち着くかと思いますが、
25周年までマイペースに続けていこうと思います
25周年の活動が始まるまでに「EXPO」期までは終わらせたいですが、
どうなるかな…?
では本題に入ります
今回からいよいよ、禁断の小室ソロ話に入ります


----------------------------------------------------
1989/10/28、小室哲哉のソロデビューシングルとして、
「Running To Horizon」がリリースされた
チャートでは1位を獲得
皮肉なことに、この時点でTM NETWORKは、
まだシングルで1位を獲得したことがなかったにもかかわらず、
小室のソロで先に1位を獲得してしまった


ただしこの結果には運もある
TMの「Dive Into Your Body」発売時には、
光GENJIの「太陽がいっぱい」が同時チャートインしたため、
通常なら1位獲得が可能な枚数であるにも関わらず、
2位に甘んじることになったのだが、
「Running To Horizon」発売時には、
それほど絶望的に有力なライバルがなかった


売上は18.9万枚で、「Dive Into Your Body」の30万枚や、
それ以前のシングルの21〜22万枚には及ばず、
やはり本家TMほどの売上には達していない
一週目の売上も、「Dive Into Your Body」は9.7万枚、
「Running To Horizon」は5.2万枚で、
約二倍の差があった


1989年の年間チャートで71位
年末に発売されたため、
1989年分=11月までの売上13.6万で集計されている
全売上18.9万枚で計算すれば、1989年の45位相当である


なお「Running To Horizon」チャートイン時には、
2位米米CLUB「Funk Fujiyama」
3位渡辺美里「虹をみたかい」で、
(米米・美里は小室の一週間前に発売)
ソニーグループ全盛期を感じさせるチャートだった


「Running To Horizon」は2週目・3週目にも2位だったが、
4週目には急遽11位に落ちる
これは2ndシングル「Gravity of Love」が、
この週にチャートインしたことによる


ジャケットは、後続の2枚のシングル、
「Gravity of Love」「Christmas Chorus」とセットになっており、
小室の写真を各シングルのイメージカラーで装飾したものである
「Running To Horizon」は赤茶色で、
表裏とも写真は小室を斜め前から撮影したもの
結構格好いいと思う


小室のシングルは、
「Running To Horizon」から翌年の「天と地と」まで、
円の中に黒・赤・藍・緑の三角形・四角形で構成された正方形が入ったマークがついていた
これはTetsuyaの「T」とKomuroの「K」を含むデザインとなっている
考えようによっては、「TK」の起源はこれといえるかもしれない
(もちろんこの頃はそんな言い方は誰もしていない)


おそらく「Running To Horizon」に始まるシングルは、
1989年のヒットチャートでもっともインパクトのある曲だった
もちろん曲の印象強さもあるが、
何よりも小室哲哉のボーカルのインパクトがすごかった
サウンドの完成度の高さとあいまって、
そのギャップに驚いた者は多かったに違いない
しかもこれがヒット曲として、ラジオやテレビで流れまくったのである


この超絶ボーカルは、小室に関してしばしばネタにされる話題である
おそらく単に上手い下手の問題ではない
もちろん下手なのだが、
単に下手な歌手ならば、この頃女性アイドルを中心にたくさんいた
小室のボーカルはそれ以上に、独特なクセがある
たとえば「Running To Horizon」のサビに当たる、
「Running To Horizon」のフレーズを、
「ゥランニントゥホラインズウゥン」と歌うように、
変に音を伸ばすクセがある


実は音程は、CDで聞く限りではそれほどおかしくはない
(ライブで聞くとしばしば外しているのだが)
この頃から使い始めたシンクラヴィアによって、
音程のズレについては調整ができた(らしい)
しかし歌のクセだけはどうしようもない
というよりも、意図的につけたクセなのだろう


小室ボーカルの場合、
致命的だったのはむしろそのかぼそい声室と声量だった
これを補うために、耳に残る歌唱法を開発したのだろう
ただその歌唱法があまりにも独特だったことと、
それをフォローするための歌唱力の欠如が、
悪夢ともいえる凄絶な歌を生み出してしまったのである


小室自身当時からしばしば、
自らのボーカルに対するコンプレックスを吐露している
しかしそれなのに、なぜか以後も小室はたびたび歌いたがり、
1992年の「Hit Factory」まで、
小室はたびたびメインボーカルを取っている
もともとTMをやる前に、
アマチュアバンドの時代にボーカルを取ったこともあったらしく、
ボーカルとしてステージの中心に立ちたいという欲求は強かったのだろう


しかし小室がボーカルを取ることについて、
スタッフは誰も止めようとしなかったのだろうか
敏腕プロデューサー小坂洋二ですら止められないほど、
小室の意志が固かったということなのだろうか
自分としては、どうしてもこの点が解せない
あるいはTM解散後を見据えた方向性を模索すべき時期に入ったと、
スタッフも考えたのかもしれない


スタッフの思惑はともかく、
小室のソロデビューについては、ファンの間でも賛否両論があった
ことに一聴してとっつきづらいそのボーカルは、
TMブームに乗った浮動層が食いつくには敷居が高かった
シングル・アルバムの売上がいずれもTM本家に及ばなかったのは、
このことを端的に示している
昔からのコアなファンはともかくとして、
ライト層が離れて行く契機を作ったことは疑えないだろう
(ただしそれでも首位を獲得できる程の人気があったことは注目に値する)


小室ソロ活動期にB’zの「Bad Communication」が盛り上がってきたのは、
TMファンの一部がTMの代替として、
耳なじみの良い音を捜し求めた結果だったのだろう
この流れは翌年のTMNリニューアルにも及ぶ


さて「Running To Horizon」は、
小室ソロデビュー作として重要な意味を持ったため、
タイアップが付けられた
EPIC/SONYの指定枠であり、
「Get Wild」ヒットのきっかけともなった「City Hunter」シリーズである
具体的には「City Hunter 3」のオープニングテーマだった


他の2枚のシングルと比べて売上が高いのは、
最初に発売されたということもあるだろうが、
このタイアップ効果もあるのだろう
そのためこの曲は全小室ソロシングルでも、
おそらく最も知名度の高い曲となった


サウンドは、
「Dive Into Your Body」以来のユーロビート系サウンドだった
3月に「Dive Into Your Body」と同時に作られたため、両曲は構成が似ており、
Aメロについては、
「Dive Into Your Body」の別バージョンと言っても良いほどである
また逆に言えば、「Dive Into Your Body」は、
小室ソロで提示する音の予告編だったとも言えよう


ただし「Dive Into Your Body」と比べると、
よりポップな印象を受けるアレンジである
ユーロビートの要素を取り入れたポップスという方が妥当かもしれない
使われている音色が「Dive Into Your Body」ほどどぎつくなく、
明るい音が選ばれているということもあろう
前後のTM曲やソロ曲でも、ここまでポップな雰囲気の曲はない
ソロ第一弾として、広く売れる音を目指したのだろうか
近い雰囲気の曲をあえて挙げれば、
この少し前に宮沢りえに提供した「Dream Rush」だろう
この曲は編曲も小室哲哉である


シンクラヴィアを小室自ら使い始めたことも重要なことである
この件については、
後に「Digitalian is eating breakfast」のところで触れるが、
TMN期を通じて続いたシンクラヴィアによるレコーディングは、
この時から始まるのであり、
レコーディングの形態についてはこの時を画期として良い


作詞はやはり、確実な売れ線を狙ってか、
TMの定番小室みつ子が担当した
「City Hunter 3」主題歌ということを意識して、
夜の都会をイメージした、アニメの内容に沿った歌詞となっている

眠れない午前二時 いらだちがドアをたたく
走れない狼たち 闇に爪を立てさまよっている
君を最後に見たのは ほこりの舞う雑踏の中
責めるような眼差しが 立ち去る背中に痛み残した


サビについては、
英語1フレーズ→コーラスの繰り返しという形である
「Kiss You」と同じパターンといえよう
個人的にこのパターンのサビはツボである

ボーカル:Running to Horizon
コーラス:Break away from yesterday
ボーカル:Climbing on Loneliness
コーラス:Believe me baby, woh woh woh


シングルのカップリングとしては、
「Running To Horizon (Shep Pettibone Special Remix)」が入った
上から音を加えているが、基本的に原曲の音をそのまま使っている
ただオリジナルが5分だったのに対し、
こちらは8分近くの長大なアレンジである
イントロや間奏・アウトロが大変長くなっている
特にイントロのもったいつけるようなアレンジは面白い
1番ではサビのコーラスが省かれている
パーカッションは「Get Wild ‘89」に似ている気がするが、
この頃流行のサウンドだったのだろうか
ちなみにこのアレンジだけで加わっている「ぶぉーん」という音は不要と思う


タイトルの通りShep Pettiboneによるリミックスである
当時Duran Duran、Petshop Boys、Madonnaなどを手がけた、
有名なミキサーだったらしい (NAX氏のコメントによる)
シングルでしか聞けない貴重なアレンジである 


「Digitalian is eating breakfast」全般に言えることだが、
この時期の小室ソロ曲は、楽曲としての完成度の高さに関わらず、
小室のボーカルが受け付けないファンからは、
ウツボーカルバージョンを聴きたいという要望が多かった
というか、現在でも希望者は少なくないだろう


そうした要望を受けてかどうかは分からないが、
2001/8/1にウツソロシングルとして、
「Running To Horizon」がシングルとしてリリースされた
9/24にリリースされたアルバム「LOVE-iCE」でも、
「OTASOO Mix」として収録されている


TM NETWORK復活後の活動が、
「Tour Major Turn-Round」終了によってひと段落して、
3人がソロ活動をメインに動き出した時期であり、
久々のウツソロシングルとして、
TMファンをひきつけようとしたものだろう


だが旧TMファンの多くにとって肩透かしだったのは、
大幅なアレンジが加えられ、
原曲の疾走感を抑えた落ち着いた雰囲気になったことである
(久保こーじによるアレンジ)
原曲のままに収録するのも芸がないと考えたのかもしれないが、
カップリングでオリジナルに近いものも収録しても良かったように思う


ウツバージョンでは、歌詞も変わっている
これは「Get Wild Decade Run」でも取られた、
この頃過去曲をリメイクする場合の一つのパターンである
特にAメロはかなり大きく変わっており、
またサビの「Wow Wow Wow」のところも、
「On My Own」あるいは「On My Way」などに変更されている
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TM NETWORK play SPEEDWAY and TK HITS!! Final 東京公演

2008/05/26 04:27
TM NETWORK play SPEEDWAY and TK HITS!!
セットリスト(Zepp Tokyo 2008.5.24/25)

01. War Teachers / (25日無し)
02. Come On Everybody
03. Action
04. All-Right All-Night
05. Diving / Teenage
06. Red Carpet / Pride in the Wind
07. Close Your Eyes
08. Girlfriend
09. Seven Days War
10. Speed TK-Remix / Together Now
11. Kiss You
12. Resistance
13. Be Together
14. Instrumental
   (Pictures at an Exhibition〜Time To Count Down〜CAROL〜Malibu)
15. Love Train
16. Welcome Back 2
Enc1. Beyond The Time
Enc2. Self Control / Get Wild
退場曲 You Can Find


ツアーファイナル公演、行ってまいりました
以前ネチネチ書いた不満は今も変わったわけではありませんが、
今日はファイナルということで、小難しいことは言わずに、
楽しく振り返ろうと思います


まず感激したのは、会場の盛り上がりです
今回は6回(横浜×2、渋谷、大阪、東京×2)参加しましたが、
特に25日の会場のノリは大変良かったと思います
ツアーも終盤に入り、流れが良くなったということもあるのだと思います


関東では8回やりましたから、客の反応もよくなったのかもしれません
「TM NETWORK -REMASTER-」では反応が微妙だった、
「Welcome Back 2」「Action」も、立派な盛り上げ曲になりましたし、
初日はポカーンだった「Close Your Eyes」も、
みんなで一緒になって手を振るようになりました


25日のアンコールが終わって「You Can Find」が流れ、
「本日の終了はすべて終了いたしました」のアナウンスが2回入っても、
会場はさらにアンコールを叫び続け、
「You Can Find」が2回流れ終わるまで、
ほとんどの客は出て行きませんでした
ファイナルだし何かやってくれるかもという期待もあってのことでしょうが、
まさしくお約束ではない、本当のアンコールでした
(結局何もなかったけど)


さて、演奏内容の変更について触れておきます
初日以来渋谷公演までは、
オープニングSE「War Teachers」の後で直接「Come On Everybody」でしたが、
大阪では「War Teachers」の後でメンバーで音合わせをやる時間が挟まり、
(もっと前からかもしれませんが)
25日では「War Teachers」自体が無くなりました
何か思う所があったのでしょうか?


個人的には、2003年の「tribute LIVE」以来、
過去のCDのインスト曲を安易に使いまわすライブが多い印象があり、
もう少し工夫が欲しいと思っていたところなので、
この点については好意的にとらえています
個人的には、ライブ用のインストを作るくらいの気概が欲しいところですが


各曲の音色も、会場ごとに微妙に調整をしていたようです
とりあえず気付いたところでは、
あとで触れる「Get Wild」や、「Girlfriend」のアウトロのシンセですが、
何よりも派手に進化したのはインストコーナーです


初日の頃は「CAROL」のみで、
「TM NETWORK -REMASTER-」のアレンジをリミックスしたという感じでした
ただし序盤の小室さんソロの手弾き部分は、弾き方が変わっており、
この弾き方は最終日まで使われました


渋谷ではこれに「Time To Count Down」イントロ部分と待望の「Malibu」が追加
さらに「CAROL」のアレンジが大幅に変更され、
「TM NETWORK -REMASTER-」バージョンとは完全に別モノになりました
それまでは小室・そうる・北島さんで演奏していましたが、
木根さんがアコギ&ベースで参加し、4ピースのフュージョンになりました
4人それぞれの見せ場を設け、ジャズっぽい即興の掛け合い演奏となりました


大阪ではさらに「Pictures at an Exhibition」が追加
小室さんの大好きなELPの(というかムソルグスキーの)著名曲です
「Memories」のように派手なハイペースの演奏ではなく、
シンセだけのシンプルな手弾きとなりました
「CAROL」も、木根さんのアコギがより目立つアレンジになっていました
(アコギをコンコンと叩いてリズムを取ったりしていました)
「Malibu」も、イントロ(というのかな?)で荘厳なサンプリングボイスをかぶせ、
その後の構成も変更を加えていました
私の見た限りでは、どの部分も会場ごとにアレンジを微調整していました


そして東京では、
「CAROL」の時に会場内を小さな灯りが舞う演出が加わり、
幻想的な雰囲気をかもし出していました


こんな感じで、どんどん進化していくインストコーナー
毎回楽しみな時間でした
ということで、初めは5分無かったのに、
最終的には10分を越える演奏時間となってしまいました
アンケートでも好評だったのでしょうか


ちなみにインストコーナーの前は、
ライブで随一の盛り上げ曲「Be Together」で、
後はイントロのアクセル音がドラムと融合した、
新バージョンの「Love Train」
そして多くの批判に耐えながら盛り上げ曲としての地位を獲得した、
新曲「Welcome Back 2」と、
本編終盤は盛り上がらせていただきました


大阪以降、アンコールでメンバーが登場した後は、
なぜか木根さんが即興で歌うのが定番になりました
大阪二日目では「ガリレオ」とか言ってて、
なんじゃそりゃと思ったら、「Bohemian Rhapsody」でした
(原曲では「ガリレオガリレオ」言ってるしね)
ただし終りの方はビジーフォーみたいに違う曲が混じってたみたいです
25日は「Dragon The Festival」を微妙なアレンジで即興演奏
それはちゃんとウツに歌って欲しいんだけどなぁ(^^;
24日は多分本当に即興の歌っぽいです(「いい感じ」とか歌ってました)


「Get Wild」は、大阪と東京では、
最初にシンセでイントロを手弾きし、
その後恒例の「ジャジャジャジャ」のシンセが入り、
サンプリングボイスとドラムで盛り上げ、
オリジナルのイントロからオリジナル「Get Wild」という形でした
形で言えば「TM NETWORK -REMASTER-」と同系統ですが、
イントロの部分が会場を経るごとにパワーアップしていき、
特に25日の最終日は、
心なしか今まででも特に盛り上がった気がします
ただしウツがまた歌詞を間違え…(笑


25日は、小室さん、ウツ、木根さん、それぞれミスをやらかしました
ウツの歌詞間違えはいつものことですが、あと二人について書くと、
小室さんは「All-Right All-Night」の後のMCの時、
ブースから消えてどこかほっつき歩いており、なんだと思ったら、
1〜2曲目で演奏中にコーラをこぼしてキーボードにかけてしまったとのこと
「ベトベトになるんじゃないの?」とつっこまれたら、
スタッフにふいてもらったのとこと
もう、なにやってんだろう…(笑


ちなみに24日には、MCが終わって「Diving」に入る時、
ウツが突然笑い出して、木根さんのところに言って耳打ちしました
何してんだろと思ったら、その後のMCで理由が判明
小室さんがマイクをオフにして、北島さんに「次の曲なんだっけ?」と聞いてて、
それが聞こえたウツがおかしくなったんだとのこと
日替わりだからとか言い訳してましたが、でももうファイナルなのに…


あと昨日、アンコールで出てきた時に木根さんにばらされたのですが、
小室さん、アンコールで引っ込んでいる時にスタッフ弁当を食べていたそうです
ステージに出てきても、まだモグモグしていました
食事に興味の無かった小室さんがこんな食い意地を…
普通は年を取ると食欲が減ると思うんですけど
ただ木根さんによると、昔から食べたくなったら食べてたとのこと
朝昼夜と、定時には食べなかったそうですが、まあそうだろうなぁ…と思います


木根さんについては、「Teenage」でミスりました
イントロ、木根さんの見せ場のハーモニカのところで、
ウツが注目を向けるように木根さんを指しました
ところが木根さんはぼーっとしていて、ハーモニカを用意しておらず、
途中ではっと気付き、急いでハーモニカを持って吹き始めました
しかもミスがばれないようにフェイドインしながら(笑


あとのMCでは木根さんが突っ込まれ、そんなこんなでグダグダMCになり、
小室さんが「Dress」の話をしようと話題を用意していたのに、
カットされてしまいました
ぐぁーーー
昨日「DRESS」を聞いて思うところがあったようなのですが、
何を話そうとしていたのか気になります


ちなみに小室さんは24日は、「Colosseum」を聞いた話をしていました
「Be Together」が勢いがあるとか、
「Kiss You」がかっこいいとか言っていました
木根さんは、その後で演奏するのにプレッシャーになると言ってましたが、
昔のアグレッシブなライブの記憶を取り戻してくれるきっかけになると嬉しいです


さてファイナルでは、
今後の活動について何か言ってくれるかもと期待したのですが、
残念ながらそれはありませんでした
多分次は25周年で、2009年4月頃になにかするんでしょうから、
年明けくらいにはきっと何か情報が入るでしょう


もう少し近い話を言えば、
25日は会場にカメラが入っていました
多分DVD化するんだろうと思います
早ければ夏くらいでしょうか


ただし24日には、カメラは入っていませんでした
ということは、25日に演奏しなかった日替わり曲、
「Diving」「Red Carpet」「Speed TK-Remix」「Self Control」と、
25日だけカットされた「War Teachers」は、
商品化されないということでしょうか
特に「Diving」「Red Carpet」は、
多分今後永久に演奏されないでしょうから、結構痛いです


日替わり曲で言えば、舞台演出上で見栄えがするのは、
むしろ「Diving」「Red Carpet」の方でした
「Diging」は七色をイメージした歌詞のところで、
会場が歌詞に出る色で照らされるという演出がありましたし、
「Red Carpet」では曲名にちなんで真っ赤に会場が照らされました
これらが見られないのは残念です


というか、やはり「SPEEDWAY」曲は日替わりにしないで欲しかったです
もしも日替わり曲を作るなら、
「Seven Days War」「Girl Friend」
「Come On Everybody」「All-Right All-Night」
当たりの方が良かったです
多分盛り上げ曲に使いづらいという判断もあってのことだとは思いますが…


ともかく、去年11〜12月の「TM NETWORK -REMASTER-」
シングル「Welcome Back 2」とアルバム「SPEEDWAY」
今年3〜5月の「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK HITS!!」と、
約半年間に及んだ一連の活動は、これで終わりました
ここで発表されたのは、終始回顧をテーマにしたライブであり、楽曲でした
これが25周年で変わるのかどうか


私としては、「SPEEDWAY」は確かに良かったし、
特に「Action」は復活後、1、2を競う良作だと思いますが、
やはり回顧で終わって欲しくはないです
25周年という事情からして、
ライブはヒットメドレー的なものにならざるをえないでしょうが、
楽しいだけではなく、刺激も与えてくれる活動をしてくれればと思います
今回のツアーのインストの進化ぶりを見るに、
新しい音はまだまだ作れるはずです


あ、忘れていました
来週には(ライブ音源をエサにした)ベスト版「The Singles 1」が、
再来週にはトリビュート版「I Love TM NETWORK」が出ますね
もしも聞いたら、コメントはしようと思います


さて、次回からはしばらく通常の更新を行います
いよいよ禁断の小室ソロに入ります
今まで話が脇道にばかり入ってなかなか小室ソロに触れなかったのは、
決してこの話題に触れたくなかったからではありません
ええ、きっと たぶん おそらく…
というか、私は「Digitalian is eating breakfast」は、
歴代の小室作品中でも、屈指の名作と思っています
ただファン以外の方にその名作ぶりを伝えるのが、大変困難でありますが…


それはともかくとして、第三部の締めにあたる小室ソロ期
お時間のある時にでもご覧いただければ幸いです
それではまた
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3-27 ライター・木根尚登

2008/05/19 04:34
本日、「別冊宝島」「音楽誌が書かないJポップ批評」シリーズで、
「TMN&小室哲哉 ポップス神話創世」が発売されます(680円)
表紙はこんな感じ↓

画像


TMは一部に過ぎませんが、
ちょうど去年TMが活動を再開し、25周年に向けて動いている中で
タイミングとしては良いかと思います
amazonの広告では、以下のようにあります
07年10月に3年ぶりに復活したTMN。原点回帰ともいえる同ユニットでの活動再開を機に、小室哲哉という男の音楽史における功績を改めて検証してみたい。TMN全盛期の80年代後半~90年代前半、希代のプロデューサーとして我が世の春を謳歌した90年代……。Jポップ界最大の功労者・小室哲哉とは、いったい何者なのか? TMN結成前から現在までの彼の全仕事をファイリング化し、コムロ・サウンドを軸に古き良き20世紀末のJポップ・シーンを完全総括!


で、実を言いますと、私もここにちょっとだけ書いています
私はライターでも評論家でもないんですけど、ちょっとお声をかけていただいて(^^;
興味のある方はご覧いただければと思います


ところで5/10の「スマステ」で、
TM NETWORKが80年代歌手の8位に入ってましたね
高いか低いか微妙な順位ですが、まあまあのところかなぁと思います
米米や尾崎より上だったし


あと昨日の5/18、大阪公演二日目に行ってきました
遠征というか、ちょうどお仕事で大阪に行く用事があったので、
これに乗じての参加です


それぞれの曲で、ハモンドをイントロやアウトロで少し引っ張るのが増えた印象です
特に「Time To Count Down」イントロ前が長かったですね
あと5月に入っての「Get Wild」を始めて聞きましたが、
3月の横浜公演とはイントロのアレンジが変わっていました
3月には「TM NETWORK -REMASTER-」のアレンジをそのまま使って、
オリジナルの最初におなじみの「ゲゲゲゲ」をつけただけだったのですが、
新バージョンはもう少しいじられています
最初にハモンドのイントロ演奏、
その後「ゲゲゲ」のサンプリングボイスにドラムが乗って会場を盛り上げ、
オリジナル演奏がその後で続きます
これは簡単ながらかっこいいアレンジですね
「Love Train」もそうですが、
今回はシンプルだけど原曲の魅力を引き出すアレンジが光ります


MCでは小室さんが、
今回の楽器はDeep Purpleなど70年代のハードロックの音をモデルにして組んだと言ってました
「Malibu」の後で「Smoke On The Water」をやるのも、
そういうつながりなのかもしれません
過去を振り返るという点では、「SPEEDWAY」のコンセプトと同様と言えるかもしれません


いよいよツアーはあと、来週の追加公演のZepp Tokyo二日間のみとなりました
是非行ってくるつもりです
では本題に入ります

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1989〜90年のソロ活動期の木根の活動は、二つ挙げられる
一つは執筆活動、
一つはラジオのパーソナリティである
特に前者について、木根は大きな成果を出すことに成功した
小室のソロ歌手としての活動やウツの俳優業が、
ほとんどその後の成功につながらなかったことと対照的である
本章ではこれについてまとめてみよう


木根はもともと執筆活動を売りにしていたわけではなかった
きっかけは小室が1988年2月に「CAROL」の構想を思いつき、
木根にストーリ