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zoom RSS 1-4 TM NETWORKデビュー

<<   作成日時 : 2006/12/01 06:20   >>

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1984/4/21、ついにTM NETWORKは念願のデビューを飾った
シングル「金曜日のライオン」(B面は「クロコダイル・ラップ」)、
アルバム「Rainbow Rainbow」がデビュー作だった
当初は4/1にシングルデビューの後、
4/21にアルバムリリースと言う予定だったが、
後に変更になったらしい


ジャケットは両方とも同じで、砂漠に車の扉が刺さり、
ワニのマスクをした女の子が、車に乗るようなポーズで、
横向きでその扉に手をかけているというもの
深読みするとセンスがあるのかもという気もしてきて、
そう思わせる分だけ、
この後に出る「Childhood's End」「Gorilla」と比べて幾分マシなデザインである


TMがデビューを飾った4/21は、TMの記念日である
たとえば「CAROL」の設定でジャイガンティカが音を奪うのは1991/4/21
10周年の終了シングル「Nights of the Knife」リリースは1994/4/21
20周年記念ライブ「Double Decade "NETWORK"」は2004/4/21である
またこれは偶然かもしれないが、
FANKSのスタートとなった「Come on Let's Dance」リリースは1986/4/21である


まず彼らは当初の構想通り、PVを積極的に作成した
「金曜日のライオン」「Rainbow Rainbow」である
当初はこの2曲を代表曲として前面に出すつもりだったのだろう
それぞれCD BOX「World Heritage」の特典「TM VISION」の附録、
「TM VISION 0」で見ることができる
「金曜日のライオン」「DECADE」「All the Clips」にも収録される


「金曜日のライオン」のPVは、
1984/2/27、雪の翌日の寒い日に撮影された
白地に赤青黄の球が埋まるカラフルな部屋で3人が演奏している
「Rainbow Rainbow」のジャケットに登場するワニ少女が出たり、
アフリカの動物の群れの映像をバックに、
メンバーが下手な演技で走ってるフリをしたり、
なんだか見ていられないビデオである


木根はキーボードを担当しているが、メンバー曰く「謎の中国人」である
たしかに目立ちまくっているウツ・小室と比べると、
「なんだこいつは?」という意味での存在感はあるが、
いずれにしろ初期における木根の扱いのひどさを実感するビデオである
ちなみにワニ少女の妹は、
ウツの「T.UTU with the BAND」のコーラスをやっていたユリアである


「Rainbow Rainbow」のPV撮影日は不明だが、
「金曜日のライオン」の後に撮影されたという
2月終わりから3月初めのものだろう
これは「金曜日のライオン」以上にひどい出来だ
3人が順番に出てきて名前が紹介されるのだが…
イントロで3人が寝てる映像がくるくる回る辺りは、まあまあいいんだけど…

小室! 踊りのセンスない! 服がキモイ!

指を振りながらウィンクするな!

木根! その貧相なシャツに、ちゃっちいパントマイムモドキは何?

あーーーもう見てられない!



ひどすぎる三人(特に小室)



小室はPV主体のプロモーションを考えていたが、
これはひどすぎる
売れるはずがない
両方とも名曲なのに、台無しだ
小室は音楽と映像の融合とか言っていたが、
この頃のTMの映像は見てられない


ただ小室が言うには、この頃のビデオは自分のイメージとは違ったらしい
「金曜日のライオン」のビデオ監督は、かわいさを追求しており、
褒め言葉はなんでも”かわいい”で、
かっこよくしようとすると”かわいくない”と言ってダメ出しされたという


デビュー当初の時期のTMの映像は、
このイケてないPV以外にほとんど資料がない
映像を前面に出す方針だったのにこうなってしまったのは、
機材の関係でTVでの演奏が難しかったため消極的だったのか、
お呼びがかからなかったのかは定かではない


数少ない映像のサンプルとしては、
5月にTBSで放映された「ライブG」がある
この番組では「金曜日のライオン」が演奏された
テレビ用の短い尺で、イントロの短いシングルバージョンだった
ウツが中央で歌い、小室がその横でコーラス兼ショルダーキーボードを担当した
シンセの木根・小泉洋とベースのキンゾー(玉井健之)もいるが、
カメラは完全にウツ・小室を中心に映し、木根はほとんど映らない


なお「金曜日のライオン」PVでは、
ウツの横で小室がでかいショルダーキーボードを抱えて並び、
ヒザをまげてリズムを取る様子が見られるが、
同じフリは「ライブG」でも行なわれている
この時以外、実際に披露する機会はほとんどなかっただろう
三つ編み小室・赤髪ウツが出演した点でも貴重な映像である


同番組では演奏前に、小室によるTMの自己紹介が行なわれた
最初期のコンセプトが全国に向けて語られたのはこれだけと思われるので、以下に引用しておこう

小室「TMはタイムマシンの略で、過去・現在・未来をね、僕たちの音楽をメディアにして結び付けちゃおうというコンセプトで、付けたんです」
司会「じゃあサウンド自体もちょっと昔っぽいものとか」
小室「ええ、色々。歌詞も昔のことから未来のことから、全部今で」
司会「そういう意味では幅広いですね」


さて、こうしてデビューしたTM NETWORKだったが、
当初は全然売れなかった
小室は、オリコンで200位にも入らなかったと言っている
「Rainbow Rainbow」「金曜日のライオン」のどちらのことかは分からないが、
少なくとも両方とも100位には入っていない


ちなみに現在「金曜日のライオン」「Rainbow Rainbow」は、
71位・8000枚と38位・8000枚という記録を持っているが、
これはそれぞれ1987年・1989年のCD化のためであり、
LP・カセットチャートには記録が存在しない


本人たち曰く、デビューすれば売れると思っていたらしいが、
結果はそうではなかったという
そもそも「金曜日のライオン」「Rainbow Rainbow」なんていう、
マニアックな作りの曲を推したことが誤りだったと思うのだが


実はTMは、当初1984年の間に2枚のアルバムを出す予定だった
次のアルバムの方針は、
「Rainbow Rainbow」の反応を見てから考えるつもりだったのだろう
だがその失敗が明らかになったため、
それどころではなくなったものと考えられる


スタッフは緊急ミーティングを開き、対策を練ったという
そこでシングルカットが決定したのが、「1974」だった
カップリングは「パノラマジック」
ともに「フレッシュサウンズコンテスト」の時に作った、
まさにTM始まりの曲だった
このシングルについては、後で述べることにしたい

(2006/8/9執筆、2006/12/1・2008/9/19・2013/1/6・2016/11/7加筆)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ここで紹介されているひどすぎる3人のPVを見て思わず大爆笑してしまいました。

いろいろ情報ありがとうございます。
まっきー
2013/05/03 11:26
Rainbow Rainbow、ひどいですよねー(笑
曲は大好きなんですけどね
この曲を聞くときはPVのことは考えないようにしています
青い惑星の愚か者
2013/05/04 00:06
マツコの知らない世界でLIVE Gの演奏が流れました。網羅されていて、すごいです。
赤い髪のウツがテレビ番組に出ているの見たのは初めてです。画質よかったですよ
智紗
2017/01/11 00:35
ライブGの映像は驚きましたね
あれを完全版で放映してほしいです!
動いている赤髪ウツ&三つ編み小室が生出演したのて、多分あの番組だけだと思いますよ
青い惑星の愚か者
2017/02/04 03:00

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