20 Years After -TMN通史-

アクセスカウンタ

zoom RSS 1-17 Vampire Hunter "D"

<<   作成日時 : 2006/12/20 02:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 11

12/23と1/2、
小室がまた「ズバリ言うわよ!SP」に出演するようですね
細木以外出る番組ないのか…
それ以前に、KEIKOと結婚して以来の細木べったりは、
いつまで続くんでしょうか
もう痛々しくて…
それはともかく、痛々しくない頃の小室の話を書きます


--------------------------------------
1985/12/21公開のアニメ映画「吸血鬼ハンターD」は、
菊地秀行の小説をもとにしたものである
EPIC/SONYより同日にビデオも発売されている
アニメの出来は原作者の満足できるものではなかったようで、
小説のファンにも評判はあまり良くないようだ


この映画の音楽の担当が小室哲哉に決まった
この人選にはEPIC/SONY関係の制作だったことも影響しているのだろう
決定した時期はよく分からないが、
1985/5/19の「新おもしろザウルス」でアニメ音楽の話が出ており、
これ以前には決まっていたはずである


小室哲哉のTM NETWORK以外の主要な仕事として、
アイドル・アーティストへの楽曲提供や、映画音楽の製作が挙げられるが、
その内で映画音楽の最初を飾るのが、この「吸血鬼ハンターD」である


その曲は映画公開日の1985/12/21に、
「Vampire Hunter "D"」というタイトルで、
小室哲哉名義の初のサウンドトラックとして発売された
ジャケットは天野喜孝の描いたDの絵で、
中には天野のイラストを書いたポスターも封入されている


天野は小説の挿絵を担当したイラストレーターであり、
アルバムのジャケットも担当したわけである
映画のキャラクターデザインも天野が担当したらしく、
原作の菊地だけでなく天野もかなり存在感を持つ作品だった
(ただし天野の原画は作品にはあまり生かされなかった模様)


サウンドトラックには収録されなかったが、
この映画の主題歌はTM NETWORKが担当した
これは「Your Song (“D” Mix)」というタイトルで、
12inchシングルで11/1に発売された
全国規模でのTMの初のタイアップ曲である
(地方限定では、西日本テレビの「Fantastic Vision」がある)
この曲でファンになったという人も知っており、
TMの音を広める良い機会になったものと思われる


「Your Song」については後の章で述べることにして、
ここでは「Vampire Hunter “D”」について述べることにしたい
このサントラの発売は「Your Song」「Twinkle Night」などよりも遅いが、
レコーディング期間は8月から9月で、
10月に完成した「Twinkle Night」よりも早く終えているからである
「Vampire Hunter "D"」「Twinkle Night」は同時期に作成されたようだが、
映画制作の都合から「Vampire Hunter "D"」を先に仕上げる必要があったと思われる
レコーディングは三浦半島の観音崎マリンスタジオで行なわれた


「吸血鬼ハンターD」は、2001年にDVD化されたらしい
物語の舞台は西暦12090年の辺境の町ランシルバである
人類は「貴族」と呼ばれる吸血鬼たちによって支配されていた


ヒロインのドリス・ランは貴族のマグナス・リィ伯爵に見初められ、
貴族の口づけ(吸血)を受けてしまう
リィはドリスとの婚礼の準備を進める
婚礼の後の初夜には、完全なる貴族の口づけと儀式によって、
ドリスを貴族の仲間入りをさせるつもりだった


一方でドリスは吸血鬼を退治するハンターを待ち、
ついにDに出会うと、これを雇ってリィの退治を求めた
Dは吸血鬼の神祖と人間のハーフ(ダンピール)で、
左手には妖力を持つ人面疽を宿していた


Dは、リィからドリスのもとに婚礼の迎えとして送られた使者を撃退し、
リィの居城に出向くが、捉えられてしまう
一方でドリスもリィの手によって捉われる
こうして始まったDとドリス・リィの物語が本作である


「Vampire Hunter “D”」の音は、映画のBGM的な要素が強い
「Dのテーマ」など、耳に残る音もあるが、
全体としては控えめな音という印象を受ける
もちろんこれは映画音楽として当然なのだが、
たとえば「Seven Days War」「二十歳の約束」などでは、
小室の音を聞けといわんばかりに自己主張の強い曲が並んでおり、
サウンドトラックにもかかわらず、
単独のインスト曲としても聴ける作りとなっている


これらに対して「Vampire Hunter “D”」は、
映画のBGMとしての役割を逸脱していない
まだTMや小室の知名度自体があまり高くなく、
「小室哲哉」を表に出しすぎないように配慮したのだろうし、
またそのような要求も無かったのだろう


ただし一方で、小室はかなり優遇されていたようでもある
というのも、「吸血鬼ハンターD」の作画は小室の曲を待って行なわれたというのである
通常は作品が完成してからそれに合わせて曲を作るのだが、
本作では逆の工程になったわけである
アニメ制作会社側の日程の都合もあったのかもしれないが、
いずれにしろ小室は本作では、映像の制約をほとんど受けず、
原作のイメージに基づいた音を比較的自由に作ることができたと考えられる


小室はこのサントラに、クラシックの要素を強く取り入れたと言っている
映画音楽制作にあたっては、天野の原画のイメージに従い、
美しい世界観を大切にするようにとのオファーがあったという
なお音は生楽器ではなく、シンセサイザーで作られている
特にEMULATOR Uの存在感の大きさが、本作の特徴となっている
ただ一方で、意外と本作で力を入れたのはメロディだったと小室は言っている


小室は映画のパンフレットにコメントを寄せている(本記事かしこさんコメント)
貴重な情報なので、以下に全文を引用しよう

今回は監督さんの考慮があって音先行という画期的な事をやらせて頂いたんです。こんな事って、なかなかないらしいんですよね。だから、僕のイメージで自由にやらせて頂いた事には本当に感謝していますし、結果としてオーディオとヴィジョンが一緒になって一つの作品を作っているといった今までにない融合が作品中で成されたのでないかと思っています。
実際の音作りでは当初、単純にアクションものだからリズムが激しく、ビートがきいているロックっぽい方が合うと思っていたんです。だけど、原作を読んでいく内に優しさ、人間愛みたいなものを感じたので、クラシックっぽい、やわらかな包み込む様なものにしました。『Dのテーマ』『ドリスのテーマ』などがそれです。逆に『リィ伯爵のテーマ』などは単に迫力があるというだけでなく、荘厳さ、奥深い恐怖といったものを出そうとしました。まあ、これは全体に言える事ですけど、音楽でも奥深く、何回も聞いてもらって次々と色色なイメージがわいてくるものにしました。
最後に、この作品を観て頂いた方が作品と同じくらいに音楽も心に残ったという経験をして頂いたら、僕はアーティストとしてとても嬉しいと思います。



本作はサウンドトラックということもあり、
あまり一曲ずつ紹介しても仕方がないというところもあるが、
以下でアルバムの曲について簡単に触れていきたい
もっとも私は映画も小説も見ていないのだが、
アルバムでの曲順はストーリーには必ずしも沿っておらず、
曲の流れに従って配列しているようである(本記事かしこさんコメント)


「魔物たちの夜」
しょっぱなから重々しい雰囲気で始まる
「Rainbow Rainbow」「Childhood’s End」とは異質の音だと、
最初から予感できる
ライブではしばしば「Dのテーマ」と並んで、
「Vampire Hunter “D”」の代表曲として演奏される


この曲は本アルバムでも最初に作られた曲である
最初のサントラ作品ということで、スタッフは最初不安がっていたが、
小室がこの曲を聞かせたところ安心したという
以後小室は、リラックスして曲作りができたとのことである


「D復活」
主人公Dが復活したらしい
まるでDが悪役なのかと思わせるおどろおどろしい曲である
と思ったら、次の曲が「D絶命」
もう死ぬのかよ!


物語の中では、リィがドリスとの婚礼の準備を進める一方で、
Dはリィが雇った強盗団「怪魔団」の首領麗銀星に捉えられ、
心臓に杭を打たれるシーンがあるらしい
「D絶命」はその時の曲だろうか
「D復活」はその後蘇生するシーンだろう


ついでリィ伯爵関係の曲として、
「吸血鬼リィ伯爵(登場)」「貴族の婚礼」「吸血鬼リィ伯爵(死)」が続く
特に「(死)」はDよりも長く、気合が入っているように思うし、
曲もかなりかっこいい
後の「天と地と」に通じる雰囲気がある


「Dのテーマ」は、
「(登場)」「(ドリスの愛)」「(別れ)」の3テイクが収録される
核となる部分は同じだが、その他のパートや音色は異なっている
「Vampire Hunter “D”」でも中心となるテーマ曲と言うべき曲である
特に「Dのテーマ(別れ)」は重厚で壮大な雰囲気のアレンジで、
個人的な一押し曲である


「Dのテーマ」演奏中の小室
「Dragon The Festival Tour」より)



「約束」はパートTとUがある、
パートTの方がよりシンプルな作りである
「貴族の婚礼」と並び、
このアルバムのさわやかサイドを担当している


「ドリス奪回」は、前半は重々しい雰囲気、
後半は落ち着いた雰囲気である
Dがドリス(多分ヒロイン)を奪い、取り返す過程を表現しているのだろう


このアルバムは小室インストの原点として、
コアなファンの間で評価は高い
(ただし、そうでもない人には印象が薄いようだが)
じっくり聴くと、90年代の小室インスト作品と比べても、
いかにもマジメに作ったという感じがする


小室は本作完成後、1985年秋に一人でファンイベントも行なっていたらしい
詳しいことは分からないが、大阪バナナホールに参加した方の体験談によれば、
握手会の他、発売前のサウンドトラックの曲をピアノ演奏したという
(NutRockerさんご提供情報)
以後も「Super DX Formation」「Digitalian is eating breakfast tour」「tk-trap」など、
小室のソロライブで演奏されることが多かった曲である


TM関係のライブでも、
「Dragon The Festival Tour」「Fanks Dyna-Mix」などリリース前後のライブだけでなく、
1994/5/18の終了ライブ「TMN 4001 Days Groove」や、
「TM NETWORK -REMASTER-」初日公演(2007/11/2)でも演奏されている
小室のインスト曲の中で、TMのライブでもっとも演奏の機会が多かった曲だろう


サポートメンバーの間でも、この曲は特別なようだ
松本孝弘による唯一の小室カバー曲は、
「Vampire Hunter “D”」である
「Thousand Waves」に収録)


浅倉大介は2003年の「tribute LIVE」でキーボードを務めた時、
インストコーナーでこれを葛城哲哉とともに演奏している
小室オタク第一人者としては、小室の代役的な位置で、
小室の原点とも言うべきこの曲をやりたかったのだろう


ただし2006年10月現在で「Vampire Hunter “D”」は絶版である
(というか、小室のサントラがすべて絶版なのだが)
もっともこの少し前にリリースされた「Twinkle Night」には、
「組曲Vampire Hunter “D”」として、
「魔物たちの夜」「Dのテーマ(登場)」「吸血鬼リィ伯爵(死)」「Dのテーマ(別れ)」「約束(パートU)」のダイジェスト版が入っているので、
これで雰囲気は分かると思う

(2006/10/14執筆 2006/12/20・2008/10/9・2016/12/23加筆)

吸血鬼ハンターD ― オリジナル・サウンドトラック
エピックレコードジャパン
1986-01-22
サントラ
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
管理人さま。自分が知る範囲ですが・・・書籍『吸血鬼ハンターD』とサントラの関連情報を、僭越ながらコメント欄に書かせていただきます。

原作『吸血鬼ハンターD』について。
舞台は西暦12090年。科学文明が滅び、荒廃した未来社会が産み出した力で蘇った伝説の吸血鬼や魔物たち。とりわけ生き残った人類は吸血鬼を『貴族』と呼び、貴族たちの支配下で夜な夜な襲撃に怯えながら生きている。

主な登場人物。 D・・・本作の主人公。貴族たちに崇められる父「神祖=ドラキュラ」と母・日本人「ミーナ」との子。吸血鬼と人類の禁断な落し胤『ダンピール』であり、史上最強の吸血鬼ハンター。左手に寄生生物の、相棒「人面疽」がいる。

ドリス・・・本作のヒロイン。16才。年の離れた10才の弟と2人暮らし。亡き母が残してくれた小さな農場で生計を立てる。亡き父は人狼ハンターであり、父直伝の鞭使い手。類い稀な美貌、誰にも屈しない毅然とした立ち振舞いが、貴族リイ伯爵に見初められる。

リイ伯爵・・・ドリス達が住む、辺境の街の大地主で支配者である貴族。齢は数千と言われる吸血鬼。亡き妻との間に生まれた娘と豪奢な古城に住む。数日後に控えたドリスとの婚礼の準備に余念がない。婚礼後、初夜にドリスを『貴族の口づけ=吸血』によって貴族の仲間入りさせるらしい。

映画『吸血鬼ハンターD』は、原作の「吸血鬼ハンターD」をダイジェストのように凝縮した内容になっています。主にアニメーションを担当したのは『北斗の拳』を手掛けた方々らしく・・・所々の描写にアニメ「北斗の拳」要素がちらほら。
アニメ全体の絵柄もCDジャケットにもある耽美なものと程遠く・・・原作ファンからの評価が低いようですが、アメリカではヒットした模様です。
かしこ。
2016/11/06 00:59
小室さんが手掛けたサントラ『吸血鬼ハンターD』に関しては、原作の持つ憂いを秘めた耽美な世界を壊すことなく重厚なクラシック要素でしっかり表現されていると、原作者本人や原作ファンからも高い評価を得ている模様です。

映画を観て「原作ファン→TMファン」になった方、サントラ関連で「TMファン→原作ファン」になった方、と非常に大きなファンの交流があったそうです。

その事は、公式ファンブック『吸血鬼ハンターD読本』でも好意的に取り上げられています。

サントラの曲順について。
実は、アニメのストーリー順に楽曲が並んでいません。映画・原作ともに物語の中で主人公Dは急所を突かれて絶命しますが、左手の相棒「人面疽」の助けによって復活します。サントラ全体を通して聴いた時の感覚を大切にし、1つの作品になるよう、曲の流れを重視した曲順にした模様です。長文にて失礼しました。あしからず。
かしこ。
2016/11/06 01:11
管理人さま。返信ありがとうございます。なるべく正確で公正な情報に近付けるべく、少しだけ映画『吸血鬼ハンターD』情報の訂正と追記を記します。

映画『吸血鬼ハンターD』のアニメーション制作は、当時アニメ「ピンキーモモ」を製作していた「葦プロダクション」です。

前回の書き込みで書いたアニメ「北斗の拳」に関わっていたスタッフは、監督『芦田豊雄』氏でした。テレビ版・映画版ともに「北斗の拳」の監督をされています。

キャラクターデザインに『ピンキーモモ』的なテイスト・・・本作ヒロイン「ドリス」の髪型が三つ編みだったり、敵や魔物達の死に様演出が「ヒデブゥゥゥッ」と聞こえてきそうな『北斗の拳』テイストだったりします(笑)

あしからず。
かしこ。
2016/11/11 19:48
追記情報です。公式ファンブック『吸血鬼ハンターD読本』の発売日は「2008年1月1日」です。

映画公開日から20年以上も経過した時点でも「Fanks⇔原作ファン」の交流を好意的に書かれているのは、よほどの大きな交流であり喜ばしい出来事だったのでは?と思います。

原作の挿し絵もCDジャケットと同じく『天野喜孝』氏が手掛けています。映画のキャラクターデザインも天野喜孝氏なのですが・・・残念ながらアニメーションの出来上がりは・・・原作の雰囲気が全くありません。

アニメーションと原作の絵柄の違いは、アマゾンサイトで映画『吸血鬼ハンターD(VHSビデオ版)』ジャケット裏表の両開き写真が掲載されています。参考まで。
かしこ。
2016/11/11 22:19
先日こちらにコメントした、吸血鬼ハンターDの『主な登場人物』紹介に誤りがあったので、改めて訂正いたします。

ドリス・・・本作のヒロイン。17才。年の離れた8才の弟「ダン」と2人暮らし。亡き母が残してくれた小さな農場で生計を立てる。亡き父は人狼ハンターであり、父直伝の鞭使い手。類い稀な美貌、誰にも屈しない毅然とした立ち振舞いが、貴族リイ伯爵に見初められる。その証として喉元に、リイ伯爵から甘咬みの『貴族の口づけ=吸血』を受けてしまう。残された弟のためにも、Dにハンターの依頼をする。

リイ伯爵・・・ドリス達が住む、辺境の街「ランシルバ」の大地主であり、支配者でもある貴族。齢は数千才と言われる吸血鬼。亡き妻との間に生まれた娘「ラーミカ」と豪奢な古城に住む。数日後に控えたドリスとの婚礼の準備に余念がない。婚礼後、初夜にドリスを完全なる『貴族の口づけ』と儀式によって貴族の仲間入りをさせるらしい。

以上が正確な情報です。

人物設定・・・ドリス17才。弟ダン8才。Dの外見は18才くらいの美青年ですが、原作でも実年齢は不詳。

貴族リイ伯爵の外見は初老、娘ラミーカは20才前後あたり。親子の実年齢は共に3000才を超えていますが、吸血鬼ゆえに見た目は美形であり異常に若い。

あしからず。
かしこ。
2016/11/14 01:12
管理人さま、こんにちは。師走の多忙を極める中での過去記事の追記作業、誠にお疲れ様です。

とあるツテで映画『吸血鬼ハンターD』のパンフレットを入手しました。小室さんのコメントも掲載されてましたので、追記作業の参考までに抜粋して記します。

*この書き込みに不都合があれば、お手数ですが削除お願いします。

映画『吸血鬼ハンターD』パンフから小室さんの全コメント抜粋

「今回は監督さんの考慮があって音先行という画期的な事をやらせて頂いたんです。こんな事って、なかなかないらしいんですよね。だから、僕のイメージで自由にやらせて頂いた事には本当に感謝していますし、結果としてオーディオとヴィジョンが一緒になって一つの作品を作っているといった今までにない融合が作品中で成されたのでないかと思っています。
実際の音作りでは当初、単純にアクションものだからリズムが激しく、ビートがきいているロックっぽい方が合うと思っていたんです。だけど、原作を読んでいく内に優しさ、人間愛みたいなものを感じたので、クラシックっぽい、やわらかな包み込む様なものにしました。『Dのテーマ』『ドリスのテーマ』などがそれです。逆に『リィ伯爵のテーマ』などは単に迫力があるというだけでなく、荘厳さ、奥深い恐怖といったものを出そうとしました。まあ、これは全体に言える事ですけど、音楽でも奥深く、何回も聞いてもらって次々と色色なイメージがわいてくるものにしました。
最後に、この作品を観て頂いた方が作品と同じくらいに音楽も心に残ったという経験をして頂いたら、僕はアーティストとしてとても嬉しいと思います。」

パンフレット掲載原文のまま、抜粋。
かしこ。
2016/12/02 00:09
何度もすみません。追記訂正情報です。

公式ファンブック『吸血鬼ハンターD読本』は「初版2001年6月」の発行でした。

正確には・・・映画から約15年以降に初版を出版、新装版の初版が2008年1月1日でした。

誠に申し訳ありません。
かしこ。
2016/12/03 05:44
もう1つ訂正情報です。

リィ伯爵の娘の名前は『ラミーカ』で、映画版のリィ伯爵は「噂の年齢1万才」と巷で言われている設定でした。

あしからず。
かしこ。
2016/12/03 05:55
たくさんの情報、本当にありがとうございました
特にDのパンフとは、資料としてはまったく想定外でした
このブログでもっとも情報が不足していたところだったので、助かりました
この記事、かなり内容を書き換えさせてもらいました!
青い惑星の愚か者
2016/12/23 21:45
管理人さま。こんばんは。
吸血鬼ハンターDの情報について追記加筆に少しでもお役に立てた模様で、本当に嬉しいです。

コメント欄に正確な情報と表記を書く事がままならず多少のご迷惑を掛けてしまいました。すみません。温かいコメントの返事ありがとうございます。

今回の件で、管理人さまの苦労、書き込む時間を作る労力の大変さ、ほんの少し自分も体感したような気がしました。

映画パンフレットについて。
後追いファンなので当時の事は全く知らなかったのですが・・・アーティスト本などの資料写真を見ても、当時の音楽制作担当としての小室さんの扱いは決して小さなモノではないと確信してました。

吸血鬼ハンターDに出会うキッカケは、ワタシは「TM→原作」ファンの流れ者(笑)だったので、どちらも大好きなファンの要素を紐解くパンフレットを試しに取り寄せてみた次第です。あわよくば小室さんのコメントもあれば幸いの気分でした。

映画に関しては、第2弾の『vampire hunter D』(ドゥ・アズ・インフィニティ「遠くまで」主題歌)の作画が原作原画に忠実であり、おそらく原作者の菊地氏や原作ファンも納得の出来だったと思われます。

管理人さまも、どうぞ良い年末年始を。
かしこ。
2016/12/31 05:05
ご丁寧なコメント、どうもありがとうございます。
いただいた情報、大変役に立ちました。
正直Dについては本当に分からなかったので、Twinkle Nightと一緒に、まとめて書いてしまおうとも思っていたんですよ。
独立したエントリを作っておいて良かったです(笑)
青い惑星の愚か者
2017/02/04 03:12

コメントする help

ニックネーム
本 文
1-17 Vampire Hunter "D" 20 Years After -TMN通史-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる