20 Years After -TMN通史-

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<<   作成日時 : 2006/12/07 23:10   >>

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TM NETWORKは1984年12月から1985年4月まで、
長期にわたってレコーディングを続けていた
12月のレコーディングは「Electric Prophet」公演と並行して行なわれたが、
1月からはレコーディングに専念することになった


この間のメンバーの様子を伝えるものはほとんどないが、
わずかながらテレビ出演が確認できる
神奈川の「ファンキートマト」と、青森の「MUSIC COSMO」である
内容はいずれもメンバーのコメントと、
「Electric Prophet」で演奏された「1974」のライブ映像である
この「1974」の映像は、
少し後にビデオコンサート「BEE Presents TM VISION」でも上映された


4月に「Childhood's End」の製作が終了すると、
1985年のスケジュールが確定していった
5月の段階で、10月頃までの活動スケジュールの大枠は固まっていた
8月までは一ヶ月ごとにリリースを続け、
9月から初のライブツアー敢行という形である
4月までの沈黙と打って変わって、非常に活発である


・5/21 シングル「アクシデント」リリース
・6/21 アルバム「Childhood’s End」リリース
・7/21 12inchシングル「Dragon The Festival」リリース
・8/25 ビデオ「Vision Festival」リリース
・9/27 ツアー「Dragon The Festival Tour featuring TM NETWORK」スタート
(当初は10月までの予定)


シングル・アルバムをリリースした後で、
「Dragon The Festival」の両A面として、
「1974」のライブバージョンを収録し、
「Vision Festival」では、
「Electric Prophet」のライブ映像を収録するなど、
「Childhood's End」でつかんだファンをライブに動員できるように考えられており、
長期的な視野でツアーを成功させようという、
意気込みが感じられるスケジュールである


全国ツアーを視野に入れていたこともあり、
この時期のTMは地方回りを積極的に行なった
「Childhood's End」リリース日の6/21から始まり、
7/12までの22日間、メンバーは全国を回った
当時のFCの広報チラシ(GAUZE氏提供)、イベント情報、実際の出演情報などから、
具体的な日程を以下に掲示しよう
ただし広報チラシに含まれていない出演事例もあるので、
実際にはもっと多く出演していた可能性もある


・6/21広島「あっちゃんの青春ING」
・6/21広島「JOGU青春プラザ」(録音)
・6/22広島「Party of TM VISION」公演
・6/22山口「TVビデオマガジン」(録画)
(6/23移動日?)
・6/24千葉「テレジオ7」
(6/25休暇?)
(6/26移動&収録?)
・6/27北海道「新おもしろザウルス」(録画)
・6/27北海道「夕方タウンビート」
・6/28北海道「Party of TM VISION」公演予定(公式記録にはなし)
・6/29宮城「SATAMAGA」
・6/30福島「Party of TM VISION」公演
・6/30宮城「Party of TM VISION」公演
・7/1岩手「ザ・テレビジョン」
・7/2青森「Music Cosmo」(録画)
・7/2青森「Party of TM VISION」公演予定(公式記録にはなし。移動日に変更?)
・7/3福岡「スーパーチャンネル」(録画)
・7/3福岡「はつらつワイド」「ナイス・ウイング・ミュージック」
・7/4長崎「プロモーション・パフォーマンス」「サウンド・ウィズ・コーク」「はつらつワイド」(録画)
・7/5熊本「Fashion Street '85」
・7/5熊本「Party of TM VISION」公演
・7/6福岡「Party of TM VISION」公演
・7/7愛知「Party of TM VISION」公演
・7/8愛知「わ・わいど」(録音)
・7/8愛知「あなたとお茶とミュージック」
・7/9石川「POP NIGHT」(録画)
・7/10岡山「Music Shot Gun」「ウィークエンド・おもローション(録画)
・7/10岡山「火曜ベスト20」
・7/11大阪「Youごはんまだ?」
・7/12滋賀「フリータイムおしゃべりTWO WAY」
・7/13静岡「Jan Jan サタデー」
(7/14北海道「サンデージャンボ」もあるが、録音か)


このプロモーション活動は、忙しい時は17泊18日になったというが、
6/26〜7/13の18日間だろう
7/13「Jan Janサタデー」は日中の出演なので、
その日のうちに東京に戻れたはずである


この時はあまりの過密スケジュールのため、
3人は事前に六本木で精密検査を受けたという
「Rainbow Rainbow」リリース期、
ほとんど地方回りしなかったことと対照的である


しかしそれほどの宣伝費が用意されていなかったこともあり、
この時期の地方回りについては、しばしば本人たちによって、
売れなかった時代の苦労話として語られている
(木根が出張費をもらえなかったこと、
小室がウツの布団がくっついてたことなど)


ただし主要なプロモーション手段がPVだったことは、
以前と変わらない
しばしば地方局のTV番組に出演している割に、
その場で歌ったものは少なく、
たいていはPVを放映して終わりである
この時期のライブ映像が商品化されていないこともあり、残念なことである
TVで歌ったことが確認できるのは以下の6回程度である
ただし時期が時期だけに、未確認の地方番組はなお存在する可能性がある


・1985/6/17「ファンキートマト」(テレビ神奈川) 「アクシデント」
・1985/7/11「Youごはんまだ?」(大阪・朝日放送) 「アクシデント」
・1985/7/13「Jan Janサタデー」(静岡第一TV) 「アクシデント」 *レコード音源の口パク
・1985番組名不明 「アクシデント」「Innocent Boy」
・1985/9「Youごはんまだ?」(大阪・朝日放送) 「Dragon The Festival」
・1985/10/27「ヤングプラザ」(テレビ大阪) 「Dragon The Festival」


上記にないもの(演奏しなかったもの)を含めて見ると、
TV出演が集中した時期は、
6月下旬から7月頃と9月下旬から11月初め頃である
前者は先に述べたように、アルバム発売に際してのもの
後者は「Dragon The Festival Tour」の移動と並行してのものである


この時期に関して不思議なのは、
「Dragon The Festival」リリース直前の7月に「アクシデント」を演奏し、
「Your Song」発売直前に「Dragon The Festival」を演奏していることである


特に「ヤングプラザ」では、
トークコーナーで「Your Song」を宣伝しているにも関わらず、
「Dragon The Festival」を演奏するという不思議ぶりである
ただこれは、当時「Dragon The Festival Tour」中だったので、
ライブの音源をそのまま使えるこの曲を演奏したということかもしれない
「Your Song」はツアーで演奏しなかった)


しかしそれでも「Jan Janサタデー」「アクシデント」はやはり謎で、
そもそも口パクで演奏しているのだから、
演奏用のデータが用意できないことは問題ではなかったはずである
どういうつもりでプロモーションしていたのか、謎で仕方がない


この頃のTV出演では、一般的に「Childhoo's End」ジャケットの雰囲気に近く、
スーツ姿のフォーマルな雰囲気が多い
1984年のニューロマンティック的な雰囲気は一掃されており、
この時期のシティポップ路線で行くという戦略が反映されている


小室は育ちの良いインテリお坊ちゃんのような雰囲気となり、
ウツは髪を伸ばしてよりセクシーさを強調するようになる
ウツは翌年また大きくイメージチェンジするが、
小室は1986年いっぱいまで2年間、この風貌で通すことになる
個人的な好みとしては、この時期の小室は結構好きである


木根は風貌の面ではあまり変わらないが、
(地味に後ろ髪のゴキブリヘアというのがあるが)
そもそも1984年はあまり表に出ていなかった
これに対して1985年に入ると、
テレビや雑誌などでメンバー自身が強調しているように、
木根を積極的に前面にプッシュするようになってくる


ただし木根はビジュアルや演奏面での役割はあまり期待されておらず、
(だからこそ1984年には表に出なかったのだが)
この後しばらく木根の役割の模索は続くことになる
9月から始まる「Dragon The Festival Tour」は、
その一つの結論だったと言えるが、
これについてはまた後に述べることにしたい


それぞれの出演に関して簡単に触れよう
「ファンキートマト」では、演奏後に5分ほどかけてトークがある
メンバーとともに小泉洋も並び、結構目立っている
小室と小泉はその場でEmulatorUを使い、
サンプリングボイスをシンセで再生するパフォーマンスを披露した
7月に放送された「Fashion Street」でも、
サンプリングボイスを駆使した番組のジングルを作ったが、
この時出演者は明らかに反応に困っていた


「Jan Janサタデー」では海の浜辺でレコード音源を流し、歌は口パクだった
場所は到底機材を動かせる環境ではなく、生演奏は不可能だったのだろうが、
ドラムセットに人がいないのにドラムの音が聞こえるのは違和感がある
風が強いらしく、メンバーの髪が風に吹かれているが、
砂浜に置かれたシンセに砂が入らないか心配である
ウツは夏風の黄色いYシャツ姿だが、日差しがまぶしいらしく、目が半閉じである



「あ・い・し・て・る・よワンスアーゲン♪」



「Youごはんまだ?」は、
当時大阪で「夕やけにゃんにゃん」の裏で放送していた番組である
TMは2度の出演で、ともに中高生の観客の前で生出演して演奏した
「Dragon The Festival」の時は、
長大なイントロやアウトロが大幅に削られ、歌も短いアレンジで演奏された
(1番サビの「Come on Dragon The Festival」の繰り返しが4回ではなく2回)


「ヤングプラザ」では、
登場シーンと演奏シーンでわざわざ着替えている
演奏時の小室と木根は「Dragon The Festival Tour」の衣装である
アレンジやウツのフリも「Dragon The Festival Tour」のもので、
ツアーのサポートメンバーも付いているという豪華演奏である
(おそらく松本孝弘の演奏が見られる最古の公式映像と思う)
演奏は比較的長かったが、テレビ用にアウトロなどが短くなっている


本番組は10/27に生放送された
「Dragon The Festival Tour」のスケジュールは、
10/20大阪厚生年金会館、10/22福岡郵便貯金会館、
10/31日本青年館(東京)となっており、
ツアーのついでに大阪の番組に出演したわけではない


番組ではマイクのバランスの問題のためか、
木根のコーラスがやたらと大きく聞こえて、結構驚く
またウツは1番で3番の歌詞を歌うなど、ミスも見られた


番組冒頭では、木根が「里の秋」を歌っている
後に「夜のヒットスタジオDX」冒頭で、
出演者が他出演者の持ち歌を少しずつ歌う場面では、
毎回木根がこれを担当したが、その前例とも言える
余興だからボーカルのウツよりは他のメンバーということだろうが、
かと言って「あの」小室の歌を聴かせるのも…ということで、
木根が担当することになったのだろう


その他番組名は不明だが、
某番組で「アクシデント」「Innocent Boy」を演奏したこともあった
(kaiesanさんご提供動画。本記事コメント欄参照)
服装から見ておそらく夏頃の出演と思われる


「Innocent Boy」を見る限り、音源はレコードのものらしい
(現存動画の音質の問題もあり断言はできないが)
歌は口パクかと思ったが、ウツが最後で歌詞を間違っているので、生歌のようだ
「Innocent Boy」は他のテレビ・ラジオ番組はもちろん、
TMのライブでも演奏されたことがない超レア曲であり、非常に貴重である


また幻の「Innocent Boy」のフリが見られる点も重宝する
「額にかかる髪を不意にかきあげながら」のところで髪を掻きあげ、
「愛する人が心にはふたりいる」のところで左手の指を二本上げるという、
予想通りのフリ付けである


ラジオ出演に関しては、
1985/5/3、NHK FMの「FM Live Special」という番組に出演した時の、
スタジオライブが貴重である

1.「1974」
2.「Dragon The Festival」
3.「1/2の助走」
4.「Rainbow Rainbow」
5.「金曜日のライオン」
6.「アクシデント」


1・3・4・5は「Electric Prophet」と同じアレンジ
6は半月後にリリースを控えたシングルである
注目すべきは2の「Dragon The Festival」で、
「Childhood’s End」発売一ヶ月半前のこの時、初披露されたものである
アレンジは当然アルバムのオリジナルバージョンである
実はこの曲、オリジナルバージョンで演奏されたのはこの時のみである
(他は12inchの「Zoo Mix」や、さらに様変わりしたライブアレンジによる)


1985/9/19には「村田和人のハイヤング京都」に出演した
この時は村田和人のコーラス付きで「Time Machine」を演奏しており、
大変貴重な音源となっている
「TMN 4001 Days Groove」以前の同曲唯一の音源)
なお以前述べたが、TMデビュー前の小室は、
村田和人のライブでサポートを務めた縁がある

(2006/9/3執筆、2006/12/7・2008/9/28・2016/12/9・2017/3/18加筆)


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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
先日テープ起こしをしていると
85年ごろでしょうか
スタジオ演奏の
『INNOCENT BOY』がでてきまして・・同時に『ACCIDENT』もありました
衣装な同じDRAGONtheFESTIVAL 12chジャケの服です。

詳細が知りたいのだけど・・ご存知ありませんか?
kaiesan
2009/02/22 09:22
INNOCENT BOYを演奏しているんですか??
それは私も見た事がありません
お答えできず申し訳ありません
INNOCENT BOYはライブでも演奏したことないし、
すごいお宝です
選曲と衣装から見て1985年なんでしょうね
まだ色々あるんですね…
蒼い惑星の愚か者
2009/02/25 18:53
観るのも大変なくらい画質悪化物でした;;
そうですね 観てないものについてはわからないですネ
村田和人コーラス付きのハイヤング京都をUpしたので
こっそり 紹介 やっぱり 彼らのコーラスは光ってます(+αもね)byTimeMachine
http://www.nicovideo.jp/mylist/10905988#at_d


kaiesan
2009/03/04 07:21
おおーーー ハイヤング京都!!
一部しか聞いたことなかったので、全部聞きたかったんですよ
どうもありがとうございます
3人のダラダラ感が遺憾なく伝わってきますね(笑

INNOCENT BOYは画質が…そうですか
それくらい古くなると、仕方ないところもありますよね
でも可能ならば、資料として見てみたいです
もしもよろしければ、いつかお願いいたします
蒼い惑星の愚か者
2009/03/13 22:14
>kaiesanさんへ
youtubeでInnocent Boy拝見しました
うぅぅぅぅ…すごいです! こんなものが!
3人のInnocent Boy、おそらくこれ以外に動画は存在しないでしょうね
ホントびっくり&感激しました
データ化も苦労されたようですが、うれしかったです
いつもお世話になりっぱなしで、申し訳ないです
取り急ぎ本記事の内容を少し増補致しました
蒼い惑星の愚か者
2009/03/24 01:47
Innocent Boyについて補足。
多分口パクではないと思われます〜だって
一番最後のところで
「愛する人が心には二人居る」 という歌詞なのに
「愛する人が心にはひとり居る」...!! って 減ってるやないかぁ〜ぃww
kaiesan
2009/04/15 23:23
Innocent Boy、もう一回確認してみましたが、たしかに間違っていますね ウツ
その直前の「こころにーは」のところ、声が裏返っているように聞こえるのは気になってたんですが…
大変失礼致しました
記事中の口パク疑惑は訂正しておきます
それにしてもこれが生歌って、ウツ歌うまいですねえ
蒼い惑星の愚か者
2009/04/18 06:51

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