3-15 Come On Fanks!! & Thank You TM NETWORK

今週は新情報がありませんでした
来週一気に分かるわけですが…(ワクワク)
武道館DVDの発表なんかも、多分同時にあると思います


オープニングのSEや小室ソロはともかくとして、
ウツが歌う曲に関して言えば、最近の通常ライブでの演奏曲数は、
「Double Decade Tour」で16曲、
「Spin Off from TM」で14~15曲、
「Spin Off from TM 2007」で15曲、
武道館以外の「TM NETWORK -REMASTER-」で14曲です
ウツの体力低下でだんだん曲数が減っているのが分かりますが、
「Tour SPEEDWAY」も多分14~15曲程度でしょう


「SPEEDWAY」の歌入りの曲は8曲です
今回はアルバムツアーですから、
多分7~8曲くらいはここからの選曲でしょう
私としては「Red Carpet」を生で聞きたいです
小室ラップはライブでもあるんでしょうか…?
また「Diving」をやるなら、
ウツ・木根のアコギコーナーが設けられるかもしれません


となると、だいたい半分の6~8曲くらいが旧曲となります
ここらへんにレア曲や、おかしな新アレンジの曲が入ることを期待します
ヒット曲は「TM NETWORK -REMASTER-」でがっつりやったから、
ここも大きく変更してくれると嬉しいです
もう「Self Control」とか「Love Train」はいいでしょう
あるいは新曲でも、「Welcome Back 2」はすでに何度か演奏したし、
ライブバージョンになるかもしれません


あるいは昔のSPEEDWAYの曲を一曲くらいやるかもしれません
もしもそうなら、3人が関わった「Base Area」の曲になるでしょう
無難なところなら「Captain America」でしょうが、
「夢まで翔んで」とかやられたらどうしよう…
「Base Area」の曲じゃないけど)
笑いがとまらなそうです


ということで、何も話題がないので、
春のツアーの予想をしてみました
次回はもう少し身のある話ができると思います
では本題に入ります


----------------------------
1986年10月から2年半、
小室哲哉と木根尚登がDJを担当した「SF Rock Station」が、
1989年4月についに終わりを告げた


ただしTMはラジオから撤退したわけではない
それまでは地方局の東海ラジオで番組を持っていたのに対し、
今後はTBSラジオやニッポン放送など、
全国ネットの放送局で番組を持つようになるのである


「SF Rock Station」引退と同時期の1989年4月、
TM NETWORKはTBSラジオで「Come On Fanks!!」をスタートする
以後終了直前まで、TMもしくはメンバーは、
だいたいTBSでレギュラー番組を持ち続けた


「Come On Fanks!!」は原則として3人が全員出演することになっていた
時間は「SF Rock Station」の2時間よりもはるかに短い30分だった
番組のスポンサーはコカコーラボトラーズで、
「CAROL Tour」のスポンサーでもあった


「Come On Fanks!」では、
番組の最初に3人のうち一人を司会に選んでいた
どういうものかはよく分からないが、
「U」「K」「T」の目のサイコロを振る大仏の人形があり、
「U」の目でウツ、「K」の目で木根、「T」の目で小室が司会ということになっていた


なおこの人形はファンクス大仏という名前だったが、
岡村靖幸に似ていたため、
メンバーの間ではファンクス岡村君と呼ばれていた


内容はハガキを読んだり、ゲストを呼んだり、
新曲の話をしたり、ラジオドラマをしたりと、回によって異なった
初期には「ゲストさんいらっしゃい」という、
メンバーがゲストに扮するどうでも良いコーナーもあった
(つまり有名人のモノマネをするだけ)


次第にメンバーが揃わなくなると、1990年4月から、
一人の場合は「新Come On Fanks!!」
二人の場合は「本家Come On Fanks!!」
三人の場合は「元祖Come On Fanks!!」と呼ぶことになった
特に小室が来ないことが多かったが、
ウツもドラマ収録が続いていた時期である
この頃にはメンバーが過去の曲について語る「TMグラフィティ」のコーナーも始まった


「Come On Fanks!!」は基本的にダラダラとしたトークが延々と続くというものだったが、
これが大きく変わるのが1990年9月、
番組改編による「TMN Rock'n Up」開始によってだった


リニューアルを印象付けるため、
当初はかなりかっちりとした番組進行が行なわれており、
効果音もばっちり決めていた
最初にBGMの中で取り上げるトピックが語られるのも、
番組の特徴だった(トピックの文章は多分藤井徹貫)
しかしもともと無理があったのか、
次第に再びダラダラした雰囲気が蔓延することになる


ともかく1989年4月は、
TMのラジオ番組出演に関して一つの画期となる時期だった
そして2年半関わってきた「SF Rock Station」からの引退に当たり、
TMは特別企画を設けた
番組のラスト4/11・18を特別ライブの放送で締めようというものである
これは「Thank You TM NETWORK SF ROCK STATION FINAL EVENT OF JTB」と題するイベントの一部で、
この頃TMのライブリハーサルで利用されていた三重県の合歓の郷野外ホールで行なわれた


日程は4/2~3の1泊2日だった
参加者は宿泊付きコースかライブのみ参加の日帰りコースかを選ぶことができた
いずれも名古屋駅からの送迎バスによる移動である(片道3時間半)


宿泊客が4/2に会場に着くと昼食が出て、
その後はスポーツスタジアムで「スポーツコミュニケーション」が催されたが、
この間にはTMは出てこない
夜には野外ホールで「SF Rock Station」の公開録音が行なわれた


翌日午前は建物の中で衣装の展示やグッズ販売の他、
木根司会の「Dress」試聴会と、
小室の「EOSセミナー」があった
他に「マラソンビデオコンサート」というものがあったらしいが、
これが何なのかよく分からない
その後午後には日帰り客も参加してライブが行なわれた



このライブはTMの単独ではなく、
Fence of DefenseとB'zの演奏もあった
特にB'zはデビュー半年後、初のライブで、
ラジオは貴重なライブ音源である
演奏曲数はFence of Defenseがもっとも多かった(TMより)
彼等はすでにアルバムを3枚リリースしていたという実績もあった
B'zはFence of Defenseの前座と言っても良いかも知れない


ライブ冒頭のB'zのアクトは、
デビューシングルの「だからその手を離して」からスタートし、
続いてデビューアルバムの「B'z」から、
「it’s not a dream」「ハートも濡れるナンバー」を熱唱する


この後はFence of Defenseにチェンジ
シングル曲「Nightless Girl」「Fathia」を続けて演奏し、
タイトル不明の二曲(あまり詳しくないので…)を挟み、
「Midnight Flower」「Freaks」「Naked Eyes」を演奏する


ここでTM NETWORK登場
入院中だったウツも久々にファンの前に現れる
大騒ぎするファン すごい声援だ


座りながらウツのコメント
「えーあのーすごく、みんなに心配かけて、ホントにごめんなさい。ホントに僕は、あのー元気に、あのーホントに今、こういう足になっちゃって、ホントにね、一日も早くね、直したいと思っています」
小室「えーと、久しぶりに三人でみんなの前に立てて嬉しいです」
木根「やっぱり、この形がTM NETWORKだと思います」
ウツ「それじゃ、一曲」


「Winter Comes Around」からスタート
最初はしっとりした曲からである
三人だけで演奏できる曲として選んだのだろう


ウツ「やっぱり、ステージはいいよね。もう一曲やりたいんだけど、えーと、この三人じゃちょっと、演奏で足りないんでね、手伝ってもらうメンバーを紹介します。TM NETWORKから、ドラムス阿部薫」
阿部「こんばんは」
ウツ「そして、B'zから、ギター松本孝弘…ごめん松本孝弘さま(笑)。そして最後に、Fence of Defenseから、ベース西村麻聡」
西村がTMのサポートに入るのは実に久しぶりである(三年ぶり)
阿部と西村の組み合わせはこれが初めてだろう


ウツ「それじゃ、もう一曲」
ここで始まったのは「Rainbow Rainbow」
特徴的なイントロで始まるアレンジである
通常はない目立つシンセ音が上からかぶさっている
このアレンジはこの時にしか演奏されていないが、大変かっこいい
これだけでも音源化してほしいほどである
テンポはオリジナルに近い
西村のベースが目立っている


ウツ「どうもありがとう」
小室「えーと、どうもありがとう。もっとウツ入れて、もっとたくさんやりたいんだけど、ウツが全然完璧じゃないんで、得意なダンスもまだまだできないし、僕たちとしては一日も早くあの華麗なダンスをみたいから、今日は二曲で。みんな分かってくれるよね? 武道館までにはね」
ウツ「あの、必ず武道館からは復帰したいと思います。ホントに今日は、どうもありがとう」


「CAROL Tour」武道館公演での完全復活を約束して、ウツが退場する
代わって山田亘や北島健二・稲葉浩志が加わる
ここからは、ボーカルは稲葉で、
バックバンドはTM・Fence・松本となる


曲は山田・西村が知っている曲ということで、
「Come on Let's Dance」が選ばれた
FANKS時代のアレンジをよりシンプルに、
かつロック調にしたイントロから始まる
だが稲葉は、歌の入るところでトチる
やはりデビューしたてということで、歌も実力不足は否めない
アウトロではFANKS時代のアレンジが再現された


ボーカルが西村に変わり、
Fence of Defenseの代表曲「Sara」が演奏された
これをFenceコーナーで歌わなかったのは、
ここで演奏することになっていたためである
二番では木根も歌ったりした
西村と比べると声量の差が目立つ(小さいという意味で)


「Just One Victory」
さあ、ここまで稲葉・西村・木根が一曲ずつボーカルを取った
この曲は誰が歌うのか?
とイントロを聞いたファンは思っただろう

(;゜∀゜) ワクワク


小室「ウィガッチャゥンス」

…(lll゚Д゚)

エエエーーーー!!
小室????


会場が微妙な盛り上がり


もしかしてワンコーラスずつとかの企画?
という期待も裏切られ、最後まで小室である


小室の歌唱力に関しては今更言うまでもないだろう
これ以前にも「T-Mue-Needs Summit」など、
ファンイベントで小室が歌うことはあったのだが、
仮にもフルライブで聞かせて良いものだろうか
この半年後、まさかこの声による歌が商品化するとは、
誰も思っていなかっただろうが、
このライブは実にその半年後の序章だったのである


それにしてもこの歌はひどい
後にリリースされる機械で補正したCD音源や、
一応ボイストレーニングを積んだ上で行なわれた「Digitalian is eating breakfast tour」でさえも衝撃の出来なのに、
それ以前のボーカルである
「たった一つ君のVictory」のところなど、もはや歌にもなっていない
最後のところで加わる下手な稲葉の歌でさえ上手く聞こえるほどである


正直言って、誰も止めなかったのかと思わないでもない
だが本来「CAROL Tour」は4月で終わり、
その後は小室ソロが始まることになっていたことを考えれば、
おそらくこのライブの時点で小室のソロデビューは決定事項であり、
このステージはその試金石的な場でもあったのだろう


そんな事情はともかく、
悪夢のような歌が終わった後で、
ボーカル小室によってサポートメンバー紹介が行なわれた
この時安阿部だけ紹介が忘れられ、木根が追加で紹介した
こうしてサポートメンバーは退場した


小室・木根のみ残ったステージ上で、小室のコメント
「ホントに今日は、どうもありがとう。TM NETWORKはとにかく今日、色々なアクシデントはありましたけど、みんなのおかげで、なんとかステージができました。ホントどうもありがとう。特に、僕小室哲哉と木根尚登は、「SF Rock Station」がファイナルってことで、この二日間は一生の思い出になりますね。どうもありがとう」


最後は番組のDJだった小室と木根の二人によって、
「Dawn Valley」が演奏される
小室のピアノに木根のハーモニカが入った、
このライブのみのアレンジである
CDではフリューゲルホルンが担当する部分を、
ハーモニカが担当するという形である


実は自分が一番好きな「Dawn Valley」はこれかもしれない
なかなか良いエンディングだと思う
しかしこのイベントに参加したファンは、
「Dawn Valley」や久々に見たウツの姿以上に、
小室ボイスが耳に残って離れなかったものと想像する


(2008/1/26執筆 2008/12/10、2019/7/23加筆)


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この記事へのコメント

ボヤッキー
2008年01月27日 12:35
ご存知かも知れませんが 89年春頃に NHK-FM夜のミュージックスクエア枠の特別番組で「TM NETWORK春のお伽話」という題名でのラジオ放送を聞いたことがあります 19年前のことで内容ははっきり覚えておりませんが 3人の出演で 全編ほぼ雑談というより馬鹿話 まあまあ楽しかったです TMの曲はかからなかったと思います フェアーグランドアトラクションの「パーフェクト」 キッスの「ロックンロールオールナイト」 ロッドスチュアートの「ガソリンアレイ」や「ネバーエンディングストーリー」などが春っぽい曲ということで3人の選曲でかかっていました(本当に3人の選曲かまた春っぽいかは不明) 他には小室氏が打ち込みで即興で曲を作る(バナナラマの「ビーナス」のサンプリングボイスと「Come on Lets Dance」のイントロを組み合わせてのもの)というコーナーもありました ご存知でしたら釈迦に説法ということで すんません
毎週の更新これからも楽しみにしております というか 本にして出版していただきたいですね 勝手申し上げて すんません
蒼い惑星の愚か者
2008年01月29日 00:24
いつも読んでくれてありがとうございます。そのお伽話の特番というのはKids Aliveだと思います(「3-14 CAROL Tour③」で簡単に触れてます)。いつも通りですが、ダラダラとしたトークでしたね(笑) 少なくともロッドスチュアートは多分ウツ本人の選曲と思いますよ。彼はロッドの大ファンですから。しかし本文では書きませんでしたが、ビーナスを使うあたり、ホントに小室さんはミーハーというか、流行モノに飛びつきますね。その柔軟さが武器なんですけど。
kaiesan
2008年12月18日 05:48
お邪魔します
そちらの音源(おとぎばなし)ニコ動へあげておりますのでまたご視聴ください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5361363

合歓の里 イベント 懐かしいですね~
B'zにとっては 初LIVEだったようにキオクしております。
F.O.Dの重厚な音に魅了されたあとのTMのLIVEは・・・
なんていうか ww
ただ サポートはめたままヒョコヒョコ出てきたウツに大波の歓声で迎えたなあ
あたしも最後の木根さんと小室さんで演奏したDawn Valleyは感動しました。
蒼い惑星の愚か者
2008年12月25日 03:26
Kids Alive、どうもありがとうございます
合歓の郷、行かれていたんですね
うらやましいなあ
FODの演奏は、ラジオで聞いてもかっこいいですよね
ウツ登場シーンは…ラジオでもすごい歓声だと思いました
悲鳴かって言うくらい(w
Maki
2018年02月12日 22:01
過去記事から順に読ませていただいてます。
曲紹介(ver.違いなど)では実際に聴きながら読みたくなってしまうので、CDケースが散乱してエライことに…(でも楽しい!)
そんなこんなでなかなか進みませんが、時折挟み込まれるツッコミが可笑しくて可笑しくて…つい声をあげて笑ってしまうので、人前では読めません!(笑)
青い惑星の愚か者
2018年03月01日 00:28
どうもありがとうございます。
この時のジャスワンは、ホントにひどくて…(笑)

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