MyFavourites04 Lucky (スーパーカー、1997年)

ウツの新曲「Cross」が、
深夜アニメ番組「ユルアニ?」の挿入歌になるようです
「ユルアニ?」というのはアニメではなく、アニメを流す番組の名前みたいです
「島耕作」シリーズとかもやるんですね
音源のリリース情報はまだ出ていませんが、いずれシングルになるんでしょう


番組のサイトにはウツのインタビューも載っています
写真も出ていますが、すごい痩せましたね
正直、年齢も感じさせる痩せ方ですが… つうか、ヤツレ気味?
まあ50過ぎたらこんなものでしょうか


それにしても、
「ユルアニ?」という番組は、一風変わった新感覚のアニメバラエティになります。深夜、何となくテレビのチャンネルを合わせてみたら、思いのほか気になる、何だか元気が出てくる、そんな番組になっているのですが、宇都宮さんの“元気の源”などありましたら教えてください。

という問いに対して、「猫。」とだけ答えるウツは正直過ぎます(笑)


さて、今回はおまけ話です

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今回取り上げるのはスーパーカーの「Lucky」です
坂本、Salyu、SLT、スーパーカー…
このコーナーで取り上げてきたミュージシャンの頭文字が全部「S」なのは、
まったくの偶然です
書きながら気付いたので言い訳しておきますが


20代の音楽好きの方々にはかなり影響力があるバンドと思いますが、
TMファンの中に彼らに関心がある人がどれくらいいるかは見当が付きません
結構いるような気もするし、まったくいないような気もします
が、まあ私が好きな曲についてつぶやくだけのコーナーなので、
別にどうでもいいです(笑


彼らは中村弘二さんとフルカワミキさんの男女ツインボーカルで、
それとギター・ドラムの4人編成です
(中村さんはギター・シンセ、ミキさんはベースも担当)
男女デュエットのユニットというのはともかく、
バンドでこれは、当時としては結構めずらしかったはずです


彼らは歌や演奏がすごいうまいとかはたぶんないと思います
実際に知人に少し歌を聞かせたら「ダメ」って言われたこともあります(笑
しかし私はそれでも、彼らの楽曲は、
なんだか言い知れない魅力を感じてしまいます


何よりも私がすごい!と思ったのは、バンド名です

だって ス ー パ ー カ ー ですよ!

かっこいいのかかっこ悪いのか、あまりに微妙すぎるネーミングです
狙ったのか、それとも本気なのかは、よく分かりませんが、
それにしてもこのスレスレ感が、また彼らの魅力にも感じました


私が初めて聞いた彼らの曲は「Sunday People」です
私としてはその曲を聞いた時、「新しい感覚だなあ」と感じました

サンデーピープル見習ってサンデーピープルライフ。
手抜きなんて当たり前。いざサンデーライフ。
自分で自分のかてになっていくよ。
つまんない自分はつまんないまま友情にゆずってみたのさ。
自分で自分の風に乗って時間と時間を混ぜるのさ。
風にのって


彼らの作詞はだいたいギターのいしわたり淳治さんが担当しています
耳に入りやすい言葉を並べながら全体としては何も言っていなかったり、
同じことしか言っていなかったりした当時の他の流行歌と比べると、
なんとも心地よい世界でした


今回取り上げた「Lucky」も、歌詞の感覚が魅力の楽曲の一つです
これは1stアルバム「スリーアウトチェンジ」収録の初期作品で、
中村さんとミキさん二人が恋人の男女役に扮し、
お互いの気持ちを語るという形の歌詞になっています


曲名だけ見れば、幸せな恋人たちを表現した曲かとも思われますが、
実はこの曲の二人は破局寸前です
二人はお互いが嫌になったわけではないのですが、
関係修復のきっかけは失われてしまった状態です


二人ともこのまま終わってしまうんだろうと諦めつつも、
「自分がこんな対応ができれば事態はマシになるはずなのに」
と、それぞれに思っていることが歌われています
その対応ができれば「Lucky」ということですが、
実際には出来る見込みがないからこそ、
できたら「Lucky」だと言っているわけです


つまり全然「Lucky」じゃない、絶望的な状況の歌なんですが…
いやぁ、若者の詞ですよね
職業作家やプロデューサーじゃ作れない、20代による歌詞です


以上は歌詞の話ばかり書いてきましたが、私は曲も好きです
陳腐な言い方ですが、ロックの音をポップスにバランスよく組み込んでいて、
新人の時代からセンスの良さを感じさせます
むしろ人を選ぶのはボーカルかもしれません


彼らの音楽活動を非常におおまかに書くと、
エレクトロニカを大々的に取り入れた後期と、
それ以前の前期に大きく分かれると思います


等身大の若者の姿を感じさせる音楽を提供した前期に対し、
後期では実験的な音楽を試みるようになり、
ファンの間では賛否両論があったようです
ただ方向性を変える時に旧ファンの批判があるのは普通のことですし、
もちろん後期にも良い曲はあります


後期では「Strobolights」なんかはかなり好きな曲で、
「Sunday People」とともに、今回取り上げる曲をどれにするか悩みました
ただ「Sunday People」は中村さん、
「Strobolights」はミキさんボーカルなのに対し、
「Lucky」では両者がボーカルを取っているので、
今回は「Lucky」にしたという感じです


もしも中村さんがよかったら「Sunday People」
ミキさんがよかったら「Strobolights」も聞いてみてください
TMファンは「Strobolights」の方を気に入る人が多いかもしれません
面白い歌詞なので、歌詞検索とか見ながら聞いてください


彼らは結成10年目、2005年に解散してしまいましたが、
今年、中村さんとミキさんを含む新ユニットLAMAが始動するようです
私は解散後のソロ活動は追っていないので、
今どんな音になっているのかは分かりませんが、
また素敵な音を聞かせてくれればと思います


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この記事へのコメント

2011年04月12日 08:59
こんにちは。僕はこのコーナーが好きです。管理人さんの聴いている、きた音楽のお話はとっても興味深いです。新しくこのコーナーだけで続けてもいいんじゃないでしょうか。
前回のお話の続きをさせてください。ジュリアナの音楽はavexに近いですが、(或いは逆かもしれないですが)僕も80年代のユーロは好きなものもあります。その流れは長山洋子、WINKのカバーに継承されさらに森高千里さんのカバーを経て多少一般層に拡がった感があります。avexは独自路線を歩んでる気もします。自分達で作るという姿勢は音だけでなく、サイズを図って自分達でデザインして売るというところまで関与し他社のアイデアを自分達のものにしてきたという点に僕は閉口してしまいます。avexのカバーシリーズは現TRF、YUKI現EXILE、HIROの在籍していたZOOにも同様の手法のアルバムが当時存在します。裏事情は責められるものではないのでしょうがどうも横柄な態度を見てしまうようで、、。また長く書いてしまい随分読みづらくなってしまいましたね、、。すみません
青い惑星の愚か者
2011年04月17日 01:00
90年代初頭のavexについて私の漠然とした印象を書きますと、個人的な好き嫌いは措いて、特に初期の頃はポリシーがあってやっているんだろうなという気はします
ごく一部にしか売れそうもない音に特化した点ではニッチ産業ともいえますが、それが90年代半ばの日本を席巻したことは、ビジネスとしてはすごいことだと思います
少なくともその音を流行らせたのがavexというのは事実ですし、平成に入ってからここまで成功した新出レーベルというのは、たぶん存在しないのではないでしょうか

売り方をまねるというのは、まぁどこでもやっているし…とも思いますし、むしろ後発にも関わらずよりうまく売ったというのは、それ自体は評価されることなのかなあとも思います
私としては、90年代前半はTMNに限らず音楽界の停滞期という印象が強く、その中では、たとえば売り方にはポリシーがあっても曲作りは既存のテンプレだけで成立していたビーイングなどよりは、よほど音楽に向き合っていたといえるんじゃないかとも思っています
ビーイング楽曲群は、あれはあれで、徹底した職人的楽曲制作体制という点ですごいと思いますが…(たぶんそのうち書きますが、ミュージシャンの実在感が無くても、さらに言えばミュージシャンが実在しなくても成立する音楽という点で、ビジネスモデルとしては画期的です)
ただ一応断っておきますが、私個人の好き嫌いで言えば、avexもビーイングもまったく関心の対象外です


そんなビジネスモデルの話はともかく、スーパーカーの曲は今聞いてもすがすがしいと思います
これがミュージシャンの作った音楽ですよね
Green☆Dog
2012年12月15日 14:01
初めまして。
最近ふと昔大好きだったTMの動画をYouTube観てTM愛が再燃してしまい、当時彼らがどのように売り出されていたのか知りたい欲求が出て来て辿り着いたのがこちらのサイトです。本当に判りやすくまとめられており、過去の事を色々と知るにつれ増々TM NETWORKが好きになりました。本当に感謝しております。
私もスーパーカーが大好きです。Luckyは名曲ですよね。
彼らは元々Epic傘下のレーベルdohb discsからリリースしていましたし、丸山さんお気に入りのバンドでしたのでTMとの繋がりも多少はあるのかなという感じがしています。(dohb discs解散後は、一時期丸山さんのアンティノスレコード所属でしたので、小室さんとはレーベルメイトの時期がありましたね。)
中村弘二さんが造り出す音楽といしわたり淳治さんの詩の世界観が見事にマッチしたバンドでしたよね。
いつか再結成してほしいバンドの1つです。
青い惑星の愚か者
2013年01月01日 18:46
TM愛の再燃、うれしく思います
今年は30周年の前哨戦として何かやると思うので、ぜひTM情報から目を離さずにいてくださいね!

スーパーカー、丸山さんのお気に入りのバンドだったとは知りませんでした
気づかない間に耳が丸さんに調教されちゃってたのかなあ…

押し付けがましくなく青春したバンドでしたよね
いいバンドでした

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