再起動! TM NETWORK 2021

ついに出ました!

前回の更新で、「まあそれはいいからTMをやってください」とか書いたら、2021/10/1の18:00、まるでこれに応えたかのように(?)に、各サイト・SNSで一斉に出ました。

「TM NETWORK 再起動」の情報が!!


すでにいろんなニュースサイトに書かれているのですが、ここではmagneticaのサイトから関係情報を引用しておきます。

2012年から2015年にわたる30周年プロジェクトを大成功で締め括ったのち、活動が凍結されていたTM NETWORKが動き出す。
再起動の第一弾は『How Do You Crash It?』と題された、10月から隔月で配信される3回連続のオリジナルライブ映像作品。
6年ぶりの新曲「How Crash?」や、「Get Wild」「BE TOGETHER」「SEVEN DAYS WAR」などヒット曲を中心としたライブパフォーマンスと、TM NETWORKならではのサイバーパンクなストーリーが絡み合う内容となっている。テーマは、「Everyone makes mistakes, How do you crash it?(直訳:誰もが間違いを犯す、どうやってそれを壊していく?)」
なぜ今、彼らがこのテーマを掲げたのか、新曲「How Crash?」が謎を解く鍵となるはずだ。


すでに前日の9/30には「女性自身」のニュースで、「3年前の1月に芸能界引退を発表した小室さんが、再び芸能界の表舞台に復帰するそうです。まずはTM NETWORKを6年ぶりに再始動させるとか。近日中に正式発表される予定です」という「音楽関係者」の情報が掲載されていました。
後述の「ベスト・ライブ・パフォーマンス」投票企画が10/1に発表されることになっていたので、もしかしたらこれと絡んでTM再始動もあるのか?と期待したのですが、まさにその通りになりました。


今回の活動再開は、「再起動」と言われています。
前回の30周年の活動では、「Quit30」の「Q」や「TM NETWORK」の「O」や「Quit30 HUGE DATA」の「G」がPCの電源ボタンのロゴで示され、ライブではそれらが電源オフの状態を示す赤色で表示されました。
つまりTMは一端シャットダウンの状態で、次の活動に向けて待機していたわけですが、今回はそれを踏まえて活動再開を「再起動」と呼んでいると考えられます。

Quit.jpg

実は9/25に始まったウツの「U Mix」のパンフレットに掲載されているインタビューに、「オリンピックの開催前からTMの打ち合わせとかが始まっていた」という話がさらりと出ていました。
オリンピック開催前からということは、7月上旬~中旬のことでしょうか。
打ち合わせ以前に再開の決定プロセスがあったはずですが、ウツによれば「結構急展開の決定」だったそうなので、多分そんなに前の話ではないと思います。
6月頃の話でしょうか。


6~7月といえば、小室さんがfaniconのコミュニティアカウント「Tetsuya Komuro Studio」を開設したのが7/2でした(開始告知は7/1)。
これに少し先立ち、去年11月からほとんど動いていなかった小室さんの公式twitterが、今年5/6から急に頻繁にtweetするようになっていました。
しかも去年はMusicDesign絡みのtweetばかりだったのに、5月以後は知人のtweetやTM絡みの話題のリツィートが中心となりました。
多分小室さんは5月頃からTM再開に向けて動き出し、6月終わり頃に再開を決定した上で、7月に「Tetsuya Komuro Studio」を始めたのではないかと推測しています。


実は小室さんは今年に入ってからMusicDesign絡みのtweetをしなくなったばかりか、InstagramのアカウントからもMusicDesignの痕跡を消し、MusicDesignの情報を発信していた公式アカウントをサブにして、以前からあった個人アカウントを公式アカウントに変更しました。
このことは、以前このブログでも指摘したことがあります
多分去年12月に東海ラジオに特番「TM NETWORKのSFロックステーション」にTM NETWORKの名義で出演し、「年忘れ!!歌酔曲vsフォーク」で5年ぶりの3人共演を果たした頃から、TM復帰の準備を始めていたのだと思われます。
その決意が固まったのが6月頃だったのでしょう。


ちなみに私は入会していないので分からないんですが、情報解禁の3時間後に始まった「Tetsuya Komuro Studio」の配信では、再起動の話が語られたようです。
私が上に書いたことなどは、そこであらかた語られたかもしれません。
たぶん後日別の媒体でも、詳しく語られるでしょう。


今回のTM再起動の具体的な内容は一つだけ、配信ライブの開催となります。
ライブタイトルは「How Do You Crash It?」です。


このライブは10月・12月・2月の3回にわたって配信され、それぞれ「one」「two」「three」を附して呼ばれるようです。
第1回の「How Do You Crash it? one」の配信は10/9(土)の21:00~22:00の1時間で、その後は10/17(日)の23:59までアーカイブ配信が行なわれます。
なお配信はローチケニコ生e+PIALINE LIVEで行なわれ、料金は4800円+手数料となります。


なんと「How Do You Crash it? one」はすでに収録済みで、ティザー映像がyoutubeにアップされています
衣装は前半・後半で違います。
後半は2014年の「the beginning of the end」のものですね。
前半も下は「the beginning of the end」のもので、上にゆったりとした白のYシャツを着ています。



曲は3曲がアップされています。
2曲目・3曲目は「Get Wild」「We love the EARTH」ですが、注目すべきは1曲目で、なんと新曲です!!
いつか調子が戻ったら作って欲しいと思っていたけど、もう作っていたんだ!!


新曲の曲名は「How Crash?」で、ライブタイトルもこの曲名に基づいていると思われます。
ライブでも1曲目にやるんでしょうかね?
映像は20秒足らずしかありませんが、私の好きなミディアムテンポの曲です。
告知はありませんが、おそらくいずれスタジオ音源も配信されると思います。
「I am」に続くTMのアンセムになって欲しいです。


magneticaの告知によれば、ライブでは他に「Be Together」「Seven Days War」もやるそうです。
これですでに5曲になりますね。
時間は1時間ですから、あとは4~5曲くらいでしょうか。
今回は1回目だし、まずは代表曲を中心に演奏するのかなと思います。


なおティザー映像に含まれる「How Crash?」の映像は、多分サビに入る部分と思われ、「Everyone makes mistakes, How do you hit how hit?(最後怪しい)」と言っています。
magenticaの公式情報では、これに似た「Everyone makes mistakes, How do you crash it?」をライブのテーマとしており、多分サビではこの前後で「How do you crash it?」のフレーズも登場するのでしょう。
これをmagneticaは、「誰もが間違いを犯す、どうやってそれを壊していく?」と訳しています。
 *この部分の文章、記事アップの9時間後に微調整しました。


これは多分小室さんの歌詞と思われます。
というのも今回のTM再起動に当たり、小室さんがinstagramで直筆メッセージをアップしたのですが、そこでは冒頭で「改めて、お騒がせし、ご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と述べ、さらに後半では以下のように述べています。

いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。
待っていてくれるファンがいる。
これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。
と、このコロナ禍に沢山の事を考え奮起致しました。


要するに小室さんは、これまで過ちを犯してきたけれど、友人やファンのためにがんばりたいという思いで今回のTM再起動を決意したということです。
この「過ち」とは冒頭で述べている「ご心配やご迷惑」の言い換えであり、それは2018年に不倫疑惑や引退宣言などで関係者やファンを振り回したことを指していると考えられます。


「How Do You Crash It?」のテーマである「Everyone makes mistakes, How do you crash it?」は、上記の小室さんの気持ちを踏まえたものと考えられます。
つまり小室さんは、自分のせいで関係者やファンに心配や迷惑を与えたという過ちをつぐなうために、またTMをやりたいと思ったわけです。


以上のように書くと、今回の再起動はいかにもネガティブな雰囲気が漂いますが、一方で小室さんは「音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています」ともコメントしています。
この文章を見る限り、TMの再起動は単なる贖罪というわけではなく、TMで音楽をやりたいという気持ちも高まってきているようです。
3月に「坂本美雨のDear Friends」に出演した時にも、TMでヒット曲を作りたいという気持ちを表明していましたが、一方で特に歌詞についてはまだ自信が持てないということも言っていました。
それがようやく6月頃になって、何かつかめたということでしょうか(小室さん的な表現では「見えた」)。


ともかく最初は配信ライブから始めるというのは、とても良いプランだと思います。
ライブを3回もやれば、さらに何かが「見え」て来ることもあるかもしれません。
「How Do You Crash It? three」が終わった暁には、十分な準備の上で、ファンの前でフルライブを披露してもらえればうれしいです。


なおウツと木根さんも、今回の再起動に当たってコメントを出しています。
二人とも小室さんと一緒に音楽活動ができることを素直に喜んでいるようです。
ウツは「TM NETWORKの物語は、まだ続いている」、木根さんは「プロデューサー小室哲哉を確信しました」などと発言しています。
また今回の再起動をめぐっては、10/25発売の「Sound & Recording Magazine」12月号の巻頭に掲載されるライブレポートおよび小室さんのインタビューで、詳細が語られるかと思います。


今回の「How Do You Crash It?」シリーズは、ライブごとにアフターパンフレットがリットーミュージックから発売されることになっています
「one」は小室さん誕生日の11/27発売で、「two」は来年1月、「three」は3月の予定です。
またmagneticaのオフィシャルwebshopで3冊セットを予約すると、特製クリアケースがもらえます。


今回のTM再起動のために影が薄くなってしまいましたが、SONYのotonanoのサイトでは再起動発表と同時に、「あなたが選ぶベスト・ライブ・パフォーマンス」の企画が始まりました。
この企画、9/25のウツの「U Mix」開始に合わせて予告されていたのですが、このころまでに関係各社は準備を進めていたんですね。


本企画はSONYとavexの共同企画で、ファンが過去のライブやツアーでベストと思うパフォーマンスを投票する、というものです。
締切は11/30になります。
多分今回の投票結果を踏まえて、ベストライブアルバムかライブ映像集をリリースする予定なのでしょう。


私、この企画は商品化済みのライブDVD・ blu-rayから何曲か選んで投票するというものなのだろうと思っていました。

と・こ・ろ・が!

投票の参考として提供されたライブデータには、「Fank! Bang The Gong」「Kiss Japan Tour」「CAROL Tour」「Tour TMN EXPO」など、一切商品化されていないツアーが含まれており、また各ライブについて商品化されていない楽曲も含めた全曲のセットリストが掲げられております。


…てことは、あれ?
もしかして「Electric Prophet」「17 to 19」とか、「Fanks "Fantasy" Dyna-Mix」「金曜日のライオン」「1974」「Time Machine」とか、「Fanks! Bang The Gong」「Your Song」「Dragon The Festival」とか、「Kiss Japan Tour」「Maria Club」「Don't Let Me Cry」とか、「CAROL Tour」「Come on Let's Dance]とか、「Rhythm Red Tour」「Rhythm Red Beat Black version 2.0」とか、「Tour TMN EXPO」「Think of Earth」とか、好き放題投票できちゃうってことですか!?


…いや、どうせこういうところでたくさん票を集めるのは、すでにDVDに入ってみんなの記憶に張り付いている映像とかなんでしょうから、こんなの投票したって泡沫にしかならないってのは分かっているんですけどね。
どうせ「TMN 4001 Days Groove」「Fanks Cry-Max」「Get Wild」あたりが1位で、その他も「4001 Days Groove」ばかりがランクインするんでしょうっ!?(何かに切れ気味)


もっとも今回は1人の投票回数に制限がないように見えるので、その気になれば何曲も投票できるのかもしれません。
またそうならば、今回は票数を集計してランキングを出すというよりは、いろんな思いで話を集めることに主眼があるのかもしれません。
だとすれば今回は、思い入れのあるライブパフォーマンスをSONY・avexにアピールするチャンスということでしょうか?


もう一つ気にかかるのは、ライブのリストとして挙げられているものが一見網羅的に見えながら、1999年の再始動後のデータがかなり雑なことです。

・2000年「Log-on to 21st Century」 →なし
・2000-01年「Tour Major Turn-Round」 →なし
・2004年「Double-Decade Tour "NETWORK"」 →4/21横浜公演と6/24・25武道館公演のみ(全国ツアー全カット)
・2007年「TM NETWORK REMASTER」 →12/3武道館公演のみ(横浜・渋谷計4公演カット)
・2008年「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK Hits!!」 →なし
・2012年「All That Love」 →なし

以上の抜けの大部分は、今回の企画に関わっていないROJAM・吉本の時代のものなので、情報の収集が不十分なせいとも考えられます。
2017年の「Get Wild Song Mafia」で、「Get Wild」のあらゆるトラックを集める企画だったのに、ROJAM・吉本時代のテイクがほとんど取られていなかったことも思い出されます。


ただしこれは自分でも非常に低い確率と自覚しながら書くのですが、ライブタイトルごと記載がない4つについては、もしかして今回の投票企画後にリリースする予定の商品に特典として付けるつもりなのではないか(だから通常ディスクに入らないように投票対象外としているのではないか)、という妄想もしなくはありません。
特に、事実上のTM再始動の始まりとなった「Log-on to 21st Century」は、待望している方もかなり多いのではないでしょうか。
まあ、自分でも非常に低い確率とは自覚していますけどね…(2度書いた)。


以上、昨日10/1に発表されたTM絡みの情報でした。
こちらの通常更新、第7部はあと3回で終わる予定だったんですが、これでは果たしていつ書けることやら…。
TM本体の活動の谷間にやっていくしかないですねえ。
しかし第7部の残りとか、今さらみんな興味なさそうな気がしますが。


最後にソロの情報をまとめておきます。
前回もお伝えしたように、小室さんは10/10に「J-WAVE Innovation World Festa 2021」に小室さんが出演します(トーク・ライブ)。
ライブは有料配信されます。
実はこの「Innovation World Festa」は、「How Do You Crash It? one」の翌日になります。
小室さん大変ですね。


9/24の「Tetsuya Komuro Studio」は、木根さん誕生日(9/26)の直前ということで、また木根さんがゲストでした。
2人で「Still Love Her」「永遠のパスポート」を演奏したそうです。
そして10/1には、先ほど書いた通り、TM再起動話が語られました。
演奏曲はTM縛りで、「Seven Days War」「Human System」「Get Wild」だったようです。
今回は登録して見ればよかったなあ…。
「Tetsuya Komuro Studio」のことは頭から飛んでました。


ウツはソロツアー「U Mix」が、9/25に始まりました。
今回はヴァイオリンをフィーチャーしたライブとなります。


9/26にはニコ生で配信があったので、私も見てみました。
まだツアーが始まったばかりなので具体的な内容には触れませんが、セットリストはなかなか意外なところを攻めてきました。
また今回はサポートがヴァイオリンの門脇大輔さんとnishi-kenさんだけだったので、曲によっては門脇さんがシンセをやったり、ウツがベース・ギター・ドラムをやったり、nishi-kenさんがドラムやギターをやったりと、なかなか大変そうでした。
そういや4月頃には、宇都宮隆名義のソロ活動25周年とか言っていた気がするんですが、全然関係なかったです。
色々と試行錯誤があったんでしょうね。


特に前半の楽曲は、ヴァイオリンパートを目立つ形で取り入れた形にアレンジされており、その中には私が大歓喜だった曲もありました(何の曲かは書きませんが)。
これに対して後半は、前半と比べるとアレンジの度合いが薄く、これなら普通にドラムとギター入れればよかったんじゃない?とも思いました。
選曲はマンネリを避けてきた感じで、好印象だったんですけどね。


あとアンコールのイントロでは、「Tour TMN EXPO」「Don't Let Me Cry」で使われたサンプリングフレーズ(Vanessa Williams「The Right Stuff (Norman Cook 12'' Remix)」)を入れていました。
nishi-kenさん、これやってみたかったんでしょうね!
「U Mix」は多分10月以後の公演も配信されると思うので、気になる方は是非ご覧ください。


以上が近況の整理でした。
実は通常更新分の記事もすでに書いているんですが、今回は余計なものを入れない方がよいだろうと思ったので、またいずれかの機会にします。


来週は早くも再起動TM NETWORKの配信ライブです。
6年前に託されたバトンを用意して、心して拝見しようと思います。
ではまた1週間後に!

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