FINAL MISSION 1st SEASON -START investigation-参戦記

TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-
さいたまスーパーアリーナ公演 2013.7.20/21

01.Opening (Children of the New Century~Ignition, Sequence, Start)
02.Beyond The Time
03.Human Sysytem
04.Here, There & Everywhere
05.Green Days 2013
*06.A Day in the Girl's Life
*07.CAROL (Carol's ThemeⅠ)
*08.In The Forest
*09.CAROL (Carol's ThemeⅡ)
10.Just One Victory
11.一途な恋 (Short Ver.)
12.Dive Into Your Body (Short Ver.)
13.Come On Everybody + Come on Let's Dance (Short Ver.)
14.Be Together (Short Ver.)
15.Get Wild
16.Resistance/I am
17.Love Train (Short Ver.)
18.End Roll
*06~09は外国人ボーカル


さて行ってまいりました、さいたまスーパーアリーナ2days
結局ライブチケットは売り切れず、当日券も出ましたが、
見た感じ会場(200レベルまで)はほぼ埋まっていたようです


まず何よりも皆さんが気になっていたのはウツの体調だったと思います
ライブでもたぶんそういうファン心理を考慮して、
登場順は役者木根(すぐ退場)→小室→木根→ウツとなっており、
かなりじらされました


そしていざ登場したウツは、やはり痩せていたように見えました
またあまり動きもなく、激しい曲も控えめになっていました
前回触れた通り、ウツ退場シーンが多かったり、
歌う部分を短くしたりイントロを長くしたりしていたのは、
ウツの体力を意識したものと思われます


しかしウツは自分のパートはちゃんとこなしていました
腹を切ったはずなんですが、腹式呼吸も歌もばっちり安定していました!
やれる範囲を限った上で、そこをちゃんとやるという方針だったと思われ、
この点はまったく問題なくやってくれていたと思います


もちろん体力は万全ではなく、勢いがないことは否めませんでしたし、
ライブ後も不完全燃焼的なところが残ったことも事実です
しかしライブを中止するのではなく、
30周年に向けて現時点で最善の形でライブをやり遂げようという姿勢、
私は評価しようと思います


今後のウツは大丈夫なんだろうか?という点は気になるところですが、
10/11~11/10にはU_WAVEとして、
東京・大阪・広島・福岡・愛知で9公演の全国ツアーをやるそうです
今それやるの?という感想もありますが、
ここではむしろ、ウツが秋には全国ツアーをやれる見込みがあるほど順調だ、
という点に注目したいです


たぶんソロではなくU_WAVEにしたのは、ウツ個人にかかる負担が多少は減ること、
ポエム朗読などかつての演出を取り入れれば休憩時間も入れられること、
などがあるのでしょうが、それでも全国ツアーを予定に入れているということは、
来年のTM30周年は結構楽観視して良いのかなあと思います


それと合わせて気になるのが、今回のライブグッズの六芒星バッジです
商品名に「1st season」とあるのは、
今回のライブが「FINAL MISSION 1st SEASON」と題していることによるもので、
つまり「2nd SEASON」以後も予定されていることは確実です


ところでこの六芒星バッジ、実は六芒星になっていません
六芒星が割れた一部の形をしていて、
おそらく今後のライブで残りの部分が販売されると思われます
そしてこのバッジ、見た感じでは中心角が150°くらいで、
全体の半分ないようなのです


つまり六芒星の残りの部分は次回では揃わず、
あと2個くらい集めることになるのでは?という気がします
ならば来年のライブ、単発ライブではなく、2回のライブがあるのかも?
ならば「2nd SEASON」の後、「3rd SEASON」も期待してよい?


もちろん次回のバッジが中心角210°くらいかもしれないんですけど、
理想としては全国ツアー&首都圏の大規模ライブが予定されていると大変うれしいです
ウツも全国回れそうなわけだし、
小室さんについてもKEIKOさんは快方に向かっているようだし
ずいぶん気が早い話ですが、ちょっとこんな妄想しています


今回のライブで特筆すべき点としては、
ウツが派手に動けないためもあるんでしょうが、
照明が非常に派手でした
復活後のTMのライブで、照明に一番凝っていたんじゃないかなあ


また小室さんはあまり目立つ行動はとらなかったのですが、
過去曲(つうても新曲ないんだけど)のアレンジや、
ライブ用のオリジナルインスト曲をばっちり作ってきました
ウツ休憩も兼ねてイントロなどを長くしている曲が多いのも特徴ですが、
オケを一から作り直しているものが多く、
「Get Wild」「Resistance」などは一つの新境地かもしれません
また先月から導入したソフトシンセをライブでも使っていました
マウスを動かしているシーンもちらほらありましたね


今回はメンバーの今後の活動や会場限定販売CDの話など、
いろいろと書くべきことがあるんですが、
そこらへんは次回の更新でまとめて触れることにして、
今日は主にライブに限定して触れることにしようと思います


ただ初日のライブレポとしては、
すでにBARKSに素晴らしいものが載っています
この人、この熱さ、絶対にFANKSだと思います(笑
よって今更書くこともないかなあ…とも思うんですが、
ここでは自分の中の情報整理も兼ねて、一応まとめておこうと思います


今回のライブはいろんな登場人物が出て、記憶も怪しいところがあるので、
そういうものだと思ってお読みください
9/21にはWOWOWで放送があるようなので
そちらで実際のところをご確認いただければと思います


まずライブの内容に入る前に、
「START investigation」のコンセプトを確認してみましょう
このライブ、内容の告知が全然なかったので、
見ている方はさっぱり??だったんですが、
マスコミには流れていたようで、
上述のBARKS記事には以下のようにあります

地球の様々な文化や人間の様々な営みを調査するために、宇宙の異星からやってきた潜伏者(TM NETWORK)。29年にわたり、タイムマシンを駆使し、地球の様々な場所を調査し、母艦であるメインブレインに報告してきたが、彼らに与えられた任期は、まもなく終わろうとしていた。そして新たな潜伏者3人が地球に送り込まれた。

新たな潜伏者のトレーニング期間は3年。彼らは地球の様々な時代・場所・人々と実地訓練を行っていた。任期満了を迎えようとしているTM NETWORKは、自らの調査も続行している中、新たな潜伏者3人の活動を見守るため、タイムマシンに乗り込み再び地球へ……。

訪れたのは、1950年ごろのアメリカ。


このストーリー、ライブ冒頭にスクリーンに字幕でも表示されました
しかし理解が追いつく前にライブが始まってしまい…という方が大部分だったと思います
かく言う私もそうでした
ここで分かる設定を今一度整理しましょう

・TM NETWORKは宇宙から地球に潜伏して1984年以来29年間地球上の文化や人々の営みを調査してきた。
・30年目の2014年、TM NETWORKの調査任務は終了し、新たな潜伏者3人に交代することになっている。
・新潜伏者は3年の調査訓練のため、2012年からすでに地球に送り込まれている。
・潜伏者たちはタイムマシンを使って地球上の様々な時代・場所の調査が可能であるらしい。
・TM NETWORKは自らの調査を行なうためと、新潜伏者の活動を見守るため、1950年頃のアメリカに行く(つまり新潜伏者たちは1950年頃のアメリカに行った)


ライブステージには何本もの木々のセットや池があり、
BGMとして開演前から虫の声が流れています
大都会ではなく地方が舞台のようです
ここの池に汚い身なりの女性・白人男性・黒人男性3人が現れ、
駅員(木根先生の熱演)に発見されます
これが3人の新潜伏者です
ここらへんからインスト曲が流れ始めます
最近の小室さん的な重厚なシンセの曲です


駅員と警察官が3人を不審視して追及します
3人、逃げます
そんな中、曲が聞き覚えのあるものに変わります
む…!? これは…?
「Children of the New Century」!!
たぶん、3人の潜伏者を新世紀の子供たち=Children of the New Centuryと表現しているんでしょう


音が全部今のシンセで作り直した新バージョン!
今の小室の音だ!
すごい! かっこいい! これ! これで始まるの!?
会場、歓声
しかし、散々聞き覚えのあるフレーズが流れている間、
駅員も警官も潜伏者も順次退場し、曲も終わってしまいます


えええーーー!
やれよ! これやれよ!


さて、「Chilren of the New Century」が軽く流されてがっかりなところで、
別のフレーズが流れ始めます
すると池の奥のところから電車が現れ、派手に照明が当たります
「Children of the New Century」の最後のところかもしれない)


何この電車? と思っていると、前がぱかっと空いて、
中から小室さんが現れます
真っ白な衣装に白のマントを羽織っています
観客キャー!!
小室さん、歩いて右上のシンセブースに入り、
マントを投げ捨てて演奏を開始します


曲は久々の「Ignition, Sequence, Start」
いよいよ始まるぜ!ってことの合図でしょうか
しかも音色もアレンジも変わった新バージョン!
これもかっこいい!
曲の間、電車から木根さん登場
今度は駅員姿ではなく、小室さんとお揃いの白の衣装です
左上に上がってギターを構えます


今度こそ! 小室も木根も出たし、今度こそ、このまま歌へ!!
ウツ、出てくれ! 「今夜この手の中に」って歌ってくれ!
と心から願ったのですが、その願いはかなわず…
サンプリングボイスでサビの歌は流れましたが、
結局ウツが現れる前に曲は終わってしまいました


うわあああ!! なんでこれやんないんだよおおお
つうか、もしもウツの体力があったら、これやっていたのかなあ
でも、ホントにここまでのところ、かっこよかったんですよ
オープニングで終わってしまうのが本当にもったいないくらい


さてここで、一つ確認しておきたいのが、小室さん・木根さんが出てきた電車です
上に書いた設定にある通り、TM NETWORKはタイムマシンを使って、
自らの調査と新潜伏者のフォローのため、
新潜伏者のいる1950年代アメリカに来ました
となると、この電車はタイムマシンということになります
その前に池のあたりに現れた新潜伏者たちも別のタイムマシンでここに来たんでしょう


ここらへんの設定、実は別に情報源があります
一つはグッズ「永遠のパスポート」で、
ライブのコンセプトが1ページに書かれています
これによれば新潜伏者3人はIP-type04と呼ばれています


IPは去年のライブタイトル「incubation Period」でしょうか
しかしこれだと「潜伏期間」で人の意味にならないから、
「Incubating Persons」とでもするべきでしょうか
まあどうでもいいですが…
あとは基本的に先にまとめた設定とほぼ同じことが書いてあります
ただしIP-type04が人間にどのように対処し分析するかを報告するため、
TM NETWORKが追跡調査を行なうということになっています


またライブパンフにあたる「調査報告書」(色鉛筆つき)、
中身はいわゆるパンフではなく、小室さんが書いた設定資料集の束です
これは面白い試みだなあ…
ただ中に書いていることは案を練っている最中の殴り書きのようなもので、
必ずしもライブ本番に反映されているとは限らないのですが、
一つの参考にはなりそうです


設定資料集の中には一枚だけ、
「incubation Period」「START investigation」の設定を記した紙が入っており、
これが現状では一番詳しい資料になりそうです
これによれば年代は1945~55年ということになっていますが、
上記の「1950年ころ」とあまり変わらない情報ですね
場所はかつて鉱石採掘で栄えたけどさびれつつあるアメリカの田舎町のようです


さらに判明する設定は以下のようになっています

・自分たちの価値観やルールだけに従順な古いタイプの人間たち(町の住人)は、IP-type04を歓迎していない。
・IP-type04は人間的感情を一切持たず、町の住人たちとの間に軋轢、争い、誤解などを生じる。
・TMはIP-type04に調査方法や人間とのかかわり方を伝えようとする。
・TMは同時に調査のために他の時代の人々をタイムマシンで移送して行動を調べる。
・今回のタイムマシンは電車型。、
・最後、TMは「I am」に込められたメッセージを残して去っていく。


ここから、電車がタイムマシンそのものであることが確認できます
またIP-type04が駅員や警察官に詰問されるのは、
町の人々との間の「軋轢、争い、誤解」を表現していると思われます
彼らは調査のためにこの町に来たのですが、
異星人である彼らは人間との関わり方が分からないため、
問題を起こしてしまうのです
TMはその問題を認識しており、人間との関わり方をIP-type04に伝えることも、
このライブの一つの主軸になっています


もう一つ注意したいのは、TMがタイムマシンで他時代の人を連れてくるという設定です
「Ignition, Sequence, Start」の間、
木根さん以外にもスーツ姿の男性と小さな女の子が出てきます
男性は後でスナイパーと判明します(それでも結局よくわからないのですが)
一方女の子については、小室さんの設定資料集に興味深いことが書かれています
タイムスリップした人の中に、CAROLの娘やその家族がいるというのです


本番もこのままの設定なのかどうかはよく分かりません
特にスナイパーがCAROLの家族であることは確かめる材料がないので、
現時点では不明としておくのがよさそうです


しかし女の子がCAROLの娘というのは、
服装が昔のCAROLと似ていること、バレエを踊ること、
後述する通り「CAROL (Carol's ThemeⅠ・Ⅱ)」でパフォーマンスに参加することから、
確実だろうと思います
まあ、そのことがIP-type04の調査と直接かかわるわけではないので、
この設定はストーリーの主軸というよりは、
ファンサービスとしてのサイドストーリーと考えた方がよさそうです


あと、設定資料によれば、
電車の名前はインターセプトフレキシブルというらしいです
intercept flexible? 柔軟に妨害? 意味が分からないっすね


さて、ライブの方に話を戻します
「Ignition, Sequence, Start」が終わってしまうと、
小室さんはゆったりとしたテンポで幻想的なシンセを奏でます
これが「Beyond The Time」のイントロにつながり、
それとともに床下からウツがニュイーンと出てきます
ついにウツが!
実にここまで、20分近くひっぱりました(笑


ウツは小室・木根と同じくマント付きの白の衣装を着ており、
3人はお揃いの衣装です
ウツ登場で会場では大拍手!
派手な照明で攻めます
しかしオープニングではレア曲が続いたのに、
いざ歌が始まると、また「Beyond The Time」かあ…
そして2曲目は「Human System」と、またも無難なところを攻めます


もっともここらへんのミディアムテンポの曲を選んだのは、
ウツの体力を考えてのことで、
あえて「Children of the New Century」など激しい曲はやらなかったんでしょう
逆にいえばウツの体力があれば、
冒頭はここらへんの曲をやることになっていたのかもしれません
仕方ないことではありますが、残念ですね
なおこの時点ではサポートは見えません


冒頭の二曲は、ストーリーともかかわっていると思われます
「Beyond The Time」は3人がタイムマシンで1950年頃に来たことを意識した選曲ですし、
「Human System」は人とのつながりというIP-type04に伝えるべきテーマを歌ったものです
しかしもう少し別の曲から似たストーリー編めなかったかなあ…


続いて「Here,There & Everywhere」
この曲は2007年の「TM NETWORK -REMASTER-」でも演奏しましたが、
おそらくその音源は小室さんが関わっていない「Spin Off from TM 2007」の使いまわしでした
その時のイントロはシンセがうるさすぎて(曲は好きなだけに)残念だったんですが、
今回はアレンジも変え、とてもよい感じになっていました
しかしどうせならもっと全然やってない曲もやってほしかったですが
ちなみにこの曲ではウツが客席に投げキスをして、会場を沸かせました


この後、ウツ木根が引っ込んで寸劇が入ります
でもちゃんと曲は小室さんが演奏します
今回小室さん、こういうところの曲もちゃんと作りこんでいて、
「CAROL Tour」の時なんかよりもはるかにちゃんとやっている印象です
ここらへん、今回のライブでポイント高いところです


しかも小室さん、たぶんウツの負担軽減のためでしょうが、
ずっと出ずっぱりで演奏し続けていました
本人も病み上がりのはずなのに…
やはり5月、インターフェロンの副作用が残っている段階で、
ライブを強行しなくてよかったと思います


この寸劇ではIP-type04が警官らから追われ、
その中で女性のIPが例のスナイパーから射撃されます
しかし一度倒れるものの、また立ち上がり、ステージから退場します
設定資料の中に、IPを「ゾンビのような」と書いたものがあり、
おそらく地球外生物で不死なのでしょう
ただし設定の段階ではここでIPが一人死ぬことになっていたようです


ここまで会場は真っ暗だったんですが、
少し明るくなり、緑色の照明の中、
ウツが「We hope Green Days」と言うとともに、次の曲が始まります
ついにCD化された「Green Days」です
しかもアレンジは2013年CD版に近いです
個人的には2004年に演奏されたものやCD版よりも、
今回のライブアレンジの方がよかったと思います
2004年にはそんないい曲と思わなかったけど、今回の演奏は良かったなあ…


この曲の最中、タイムマシンから新たな登場人物が現れます
老夫婦で、妻は車椅子に座り、夫に押されて木根さんとウツの間まで移動します
警官に「永遠のパスポート」のチェックを受けて入国を許可されました
なぜこの老夫婦がここに来る必要があるのかはよく分からないんですが…
ただこの曲をバックに、うごけない妻の手元に夫が花を持たせるシーンは、
何かジーンと感じさせますね
多分このシーン、小室さんがKEIKOを念頭に考えたんだろうと思います


曲の間に電車が引っ込み、
警官も老夫婦も退場し、曲が終わってウツ木根が再び退場すると、
聞き覚えのあるフレーズが始まります
「A Day in the Girl's Life」です
ここから、今回のライブで一番問題になった個所が始まります


小室さんの演奏の中、ステージにマイクを持った黒人が現れ、
「She has a power」以下のセリフを言います
そしてもう一人、白人男性が椅子を持って出現
さらに左右には女性二人が現れ、
「In the day and the night」以下のウツボーカルが流れた後、
3人で歌い始めます


さらに左からは別の外国人集団が椅子を持って現れ、
ステージ中央に椅子を並べ、順番にボーカルを取ります
ただし最初の黒人以外はマイクを持っておらず、口パクと思われます
もともと俳優として雇ったもので、歌唱力は期待できないので、
歌は別に録音したのを使ったんでしょうね


以下は「CAROL」組曲が続きます
実に1994年の「TMN 4001 Days Groove」以来の演奏となります
大部分の方にはかなり予想外の選曲だったと思います


しかもその予想外というのも、かなりの斜め上を行っていまして、
歌詞が英語になっています
これは実は初めての例ではなく、
1996年小室さんと久保こーじによるユニットtk-trapの「Oracle Open World」で、
外国ボーカルを迎えて演奏した時と同じ歌詞になっていました
小室さん、間違いなくtk-trapを念頭にこのコーナーを設けたのでしょう
しかしtk-trapはこのブログでも少し前に取り上げたばかりで
なんというシンクロ…


そしてこの英語版「CAROL」組曲、
ウツはずっと歌わないし、木根さんも演奏しません
これには客席の多くも唖然
私の周りの女性なんかは笑い出していましたし、
二日目にはこのコーナーが始まるとともにトイレに行く女性とか、
座る人とかが続出していました


まあ、ここらへんの方々の気持ちもよく分かります
私も割と唖然としていましたし
もちろんこのような演出が入った事情は明らかで、
ウツの休憩を入れるためです


ただ「CAROL」組曲もせいぜい15分くらいでしたから、
昔の長大なアレンジの曲を一曲くらいやれば、
これくらいはすぐいっちゃうんですよね
あるいは「Tour TMN EXPO」の時のメタルパビリオンや、
「TM NETWORK -REMASTER-」渋谷公演のPurple Daysの演奏を考えれば、
あまりカリカリしなくてもいいかなあとは思っています


ちなみに小室逮捕で立ち消えになりましたが、
2009年のTM25周年のキーワードになるはずだった「CAROL2」、
もしかしてこのシーンに多少は影響しているのかもしれません
(わかんないですけど)


さて、「CAROL (Carol's ThemeⅠ)」に入ると、
娘CAROLが登場します
ただ娘CAROLは椅子に座ってぐったり
(それが何を意味しているのかはよく分かりませんでしたが)
一方で木根さんも登場し、やはり椅子に座ります
しかも英字新聞を読み始め、コーヒーまで飲み始めます(歌は外人)
ちょっw 木根、何やってんの!?
演奏しろよお前!


ただ冷静に考えれば、TMが1950年頃のアメリカに来たのは、
IP-type04に調査方法や人間とのかかわり方を伝えるためだったわけですから、
ここはTMが人間と関わることを実践したシーンと見るべきなのかもしれません
しかしあのシーンを見ると、どうしてもつっこみたくなるんですが…


その後は「In The Forest」
CAROL娘は引っ込みますが、
他の俳優たちはさながらブロードウェイミュージカルのように、さわやかに歌います
この部分など、ミュージカルを目指した「CAROL Tour」よりも、
ちゃんとしたミュージカルにはなっていた気がします
まあ「CAROL Tour」をミュージカルとして見ていた人がどれくらいいたのかという問題もありますが


「CAROL (Carol's ThemeⅡ)」になると、
CAROL娘が再登場してバレエをやったりします
前曲の途中で引っ込んでいた木根さんも謎の木の楽器を持って再登場
(あの楽器、なんていうんだろう?)
ウツや老夫婦も登場し、ウツは椅子に座ります
つうか、老夫婦の妻、さっき車椅子で動けなかったのに、
今普通に元気に立っているんだけど!


この曲、ご存じの通り、派手なシンセの間奏があります
この時にスクリーン上で、
近代社会の発展を示す写真が次々と映し出され、
(大建造物やコンピュータの写真、証券売り場など)
一度止まり、間奏が再開するとまた写真が出て、また止まり…を繰り返しました
その間、環境汚染の様子を写した写真など、
近代の”発展”の負の部分も映し出され、
町の人々やCAROL娘やウツ木根はこれをガン見します


この部分はかっこよかったです
ストーリーが前後とつながっていない気もしますが、
小室さんが言いたいことは分かります


そして歌が終わった後、木根さんが町の人に黄色い旗を渡します
「START investigation」のロゴが入っており、
これを持った町の住人はステージ上を走って旗を振り続けます
おそらく潜伏者TMと人間がコミュニケーションを取れたことを象徴するシーンなのでしょう
ただここ、観客はぽかーんだったかなあ(笑


いよいよウツがマイクスタンドの前に移動
この流れなら、やる曲は決まっています
「Just One Victory」
外国人部隊も退散し、3人で演奏をやり遂げます
客席、ここで急に盛り上がりすぎ(笑


ウツ木根退場
セットの木が動いて、後ろに隠れていたBARが出てきます
ここで「You Can Dance」のイントロが流れますが、
演出上のSEで、すぐに消えちゃいます
ここでつられて、うぉーー!って叫んじゃいました
超くやしい…


ちなみに設定資料には、
このシーンで「You can dance (Rhythm Red~)」「ACCIDENT」と書いてあり、
「Rhythm Red Beat Black」「アクシデント」を使う可能性もあったのかもしれません
まあ、どうせ一瞬だからどうでもいいですけどね…


BARは看板に「diner」とあり、
店の奥には曲名を表示する電光掲示板があります
中にはギター葛城哲哉&松尾和博、ドラムRuyがいます
前までの曲でも随所随所で演奏していたんでしょう


ここで葛城さんがギターで渋い演奏をします
「Tender is the Night」イントロと同じフレーズです
これに合わせて木根さんがハーモニカを吹き、
さらにベースやドラムも加わります
最後は木根さん、ジャンプして締め
木根さん、こういうのはとても器用ですよね


この間、ウツや外国人はテーブルに座り、
酒を飲みつつ演奏を聴いているという設定です
ウェイトレスはずっと店に出入りしているんですが、
客の外国人は曲ごとに変わります
ウツは座って水を飲めますから、
休憩のためにも良い配慮ですね


ここからは盛り上げ曲が最後まで続きます
この後の曲は、ほとんどイントロが大幅に変わっており、
また曲の一部だけ演奏しています


そしてその一曲目は、この日もっとも注目された曲、「一途な恋」です!
ただしイントロが全然違い、最初は何なのか全然分かりませんでした
この曲はよく知られるように、Aメロが絶対に歌えない曲として演奏されてきませんでした
どうするんだろう?と思っていましたが、
CD音源を利用して、以下のようにやっていました
(昨日のレポでは間違ってました)


生歌「毎日のリズムたち」
CD「動き出してる」
生歌「都会のかげろう」
CD「ゆらめく人波」
生歌「一秒おきに」
CD「変わる夢楽しむ」
生歌「天使の笑顔たち」


ウツはAメロ・Bメロは座りながらマイクを持って歌っていましたが、
その後立ち上がってマイクスタンドのところに移動してサビを歌いました
その直後曲が変わって「Dive Into Your Body」です
もちろんこの部分も、イントロが大幅に変わっていました
また歌はサビ繰り返し前の「Baby熱い体」の後の部分だけでした
しかしこの曲の盛り上がり度はすごく、会場みんな手を振っていました


この二曲はフルでやってほしかったなあ…
初めての「一途な恋」はもちろん、
「Dive Into Your Body」も2000年の「Log-on to 21st Century」以来13年ぶりです
まあ夏向けの曲だから、夏に長らくライブをやる機会がなくてどうしようもなかったのですが


ついでロックな雰囲気からEDM風のシンセ演奏へと移り、
こりゃまたなんだ?と思いましたが、
途中で「Come On Everybody」イントロのフレーズが挟まり、曲が始まりました
これ、去年の「incubation Period」と同じく間奏で「Come on Let's Dance」サビを加えたアレンジですが、
本体の「Come On Everybody」は2番が省略されました


次もEDM風イントロで2番を省いた「Be Together」
ここらへんになるとイントロでは何の曲かさっぱり分からないんですが、
観客の多くはセットの電光掲示板に表示される曲名で判断していたようです
ちなみに歌が始まる直前、ウツのメッセージがありました
初日は「ただいまでーす」、二日目は「みんなに会えてうれしいです」でした
サビ前では病み上がりの体にムチ打ち、恒例のターン
会場もいつも通り大盛り上がりでした


派手な照明と攻撃的なシンセで始まる「Get Wild」
これと次の曲はフルコーラスやりました
イントロも派手だったのですが、去年のようなロック的アプローチではなく、
やはりEDM風のアレンジでした
その後オリジナルのイントロが入ったので、今回はおとなし目の演奏かと思ったら、
Aメロ・Bメロからしてオケのシンセがかなり大幅に変わっており、
ゲゲゲではないクールな「Get Wild」にメロメロでした
これはかっこいいです!!
サンプリングボイスとジャジャジャジャで盛り上げるやり方からいよいよ卒業できるんじゃないか?
「Get Wild EDM Mix」とでもいうべきでしょうか?
やべー すごいいい!


で、この後、ウツ木根も店も引っ込み、いよいよ終盤です
小室さんは「Dawn Valley」を演奏します
具体的に何があったのかわからんのですが、
IP-type04を銃で砲撃する軍人たちが現れ、
町の人々は警官に守られながら逃げまどいます
バーではIP-type04も出入りしていたのですが、
結果として町に受け入れてもらうことができなかったようです
そして最後、大きな爆音とともにIP-type04の女性が吹き飛んでしまいます


ここでウツ木根が再登場し、
重々しく攻撃的なイントロがスタート
そこから「Resistance」が始まります
原曲とは違うドラムを加えた新アレンジです
原曲ではAメロからサビまで一貫した流れで聞けるのですが、
このアレンジではBメロ(何かを見過ごしたまま~の部分)で音数を減らし、
メリハリをつけています
ライブでの演奏例が少ないせいもありますが、
「Resistance」初のライブバージョンと言ってよいでしょう
さわやかめだった原曲の雰囲気が結構変わりました


ただ「START investigation」
二日ともほとんどセットリストが変わらなかったのですが、
唯一ここだけ変わり、二日目は「I am」になりました
なんで初日に「I am」をやらなかったのかの方が疑問なんですが…
調査報告書によれば、
「I am」はこの時代(1950年頃のアメリカの一都市)に残したメッセージとのことで、
つまり無益な争いはやめろと伝えたということなんでしょう


「Resistance」もこれと対になっているはずです
ここで設定資料を見ると、

生命体(IP-type04?)のマインドの現れとしてシェイク(シェイクスピアのことだが、文脈不明)は火薬(で爆破?)。おどろくシェリフ(IP-type04の一人?)たち。そこでUTSUはひとこと、この時代にはあるのかな....と。


と書いた紙の下の方に「レズ(ジ?)スタンス」とあり、
文章の意味はよく分からないのですが、
他者への抑圧に対する疑問を意味しているようです


なお「I am」もイントロが少し増えていました
終わりの盛り上がりということで、
最後のサビ繰り返しでは客席に何回も歌わせていました
やっぱり気持ち良い曲ですね
小室さんもばっちりコーラスに参加していました


そして最後、またEDM風イントロが加わった「Love Train」でライブは締めます
二番は省略されました
なお二日目はイントロが少し増えていたと思います
「Love Train」で終わるのは、
調査を終えたTMがタイムマシンの電車で帰るからです
実は私、初日は電車が見えなかったので、
なんで「Love Train」で終わったのかよく分からなかったのですが、
二日目は電車が見えたのでやっと分かりました


そして演奏が終わると、エンディングの曲が始まります
「Fool On The Planet」のリフが使われている、というか、
テンポを変えた「Fool On The Planet」と言った方がよいかもしれません


TM3人はこれをバックにステージの前に並び、
その後ろに俳優たちが並びます
3人はステージを見渡すと、電車の中に入って帰っていきます
電車に入る前、3人はもう一度客席側を見るんですが、
二日目、この時ウツが良い笑顔をしていました
ウツ、よくやりました! パチパチパチ
3人が電車に乗って扉が閉まると、
発車の汽笛が鳴って、2014年に帰っていきます


ステージ上のスクリーンには「to be continued」と表示され、
さらに出演者のエンドロールが流れて、「This is TM NETWORK」と出て終わります
(ここの順番、前回の速報では間違えて書いていました)
アンコールがないのは去年と同じでした
メンバー紹介もされなかったサポートメンバーの名前もここで分かりました
なお今回は本来の意味のライブパンフはないため、
ライブの関係者はこのエンドロールでしか見れません
まあ、将来BDになれば書かれるんでしょうけど…


…というのが今回のライブの内容でした
二日のセットリストがほとんど変わらないのは残念でしたが、
その分音は作りこんでいたから、そちらで評価すべきでしょうか
ただ今回の場合、一日行けば良いという考えもあると思います


また容易に想像がつくように、
これは本来5月に予定されていたライブをもとにはしていても、
かなり変更があったと思われます
何しろウツの歌は12曲で、しかもその内5曲はショートバージョンですから、
当初からの予定だったとは思われません
特に「CAROL」組曲なんかは、延期決定後に決まったんでしょう


今回はこれが最善だったとして、本来はどういうライブになる予定だったのでしょうか
これは詳しくは不明なんですが、設定資料には多少痕跡はあります
たとえば当初の予定では、最初の5曲は電車の屋上でやって、
その後電車が引っ込んで6曲目になることになっていました
ここですでに1曲減っていますね


また本来のシナリオでは、IP-type04の一人は冒頭に死んでしまいますが、
(生き残りの?)女性のIP-type04はウツに恋することになっていました
ウツもこの女性が気になってしまい、
小室さんが帰った後も死んだIP-type04の変わり身として地球に残ることになっていました
ここらへんのウツが絡む演出は、負担軽減のために全部カットされたんでしょう


またおそらく小室さんが帰った後のシーンで、
「8月の長い夜」の弾き語りをやることになっていたようです
やっぱり!
時期的に「8月の長い夜」聞けると思ったのになかったと思っていたら、
削られたんですね
あと「We love the EARTH」もやる予定だったようです


あとIP-type04の女性は、ウツと地球に残る可能性が示唆されています
(「彼女IP#?はUtsuと地球に残るのか?」)
この解決が2014年に行われることになっていたんでしょうか
さらにその舞台は南米になる予定だったようで、
「2014南米大陸が勢力を持ち」「RIOなのかサンパウロなのか」「TM NETWORKとして最後の地球滞在あと1年弱を我々は南米で最終決定をするか」
などと書かれています


えーと、南米?
こりゃまた予想外なところが来ましたな…
サッカーの影響かな?
問題は、南米設定がまだ生きる可能性があるのかどうかですが…
もしも継続するとしたら、
「カリビアーナ・ハイ」「イパネマ'84」「Dragon The Festival」など、
初期の曲がまっさきに思い浮かぶわけですが…


つうか、南米が舞台になったら、
絶対に「Dragon The Festival」だけは外せないですよね?
いや、もう全部立ち消えになったかもしれないんだけど、
すっげえ気になる…
でも新曲デモ音源2曲がいつのまにかうやむやになっちゃったし、
そんな先のことを考えても仕方ないかな…


以上、大変長くなってしまいました
「Green Days」とかウツ木根のソロ活動とかについては、次回の更新で扱うことにします


ただ直前に迫っている話題を一つだけ
7/31、小室さんがFNS歌謡祭に出演します
去年もしていましたよね
そして去年、番組はTM NETWORKに出演依頼したけど断られました(なぜ断る!)
現在番組表にはTM NETWORKの名前はありませんが、
ライブ直後のタイミングで、小室さんの出演が決まっているなら、
万が一ありえないかなあ…
いや実際9999/10000とはいわずとも、99/100は無いと思っているんですが、
あったらうれしいなあと…


それではまた次回の更新で
できれば月末くらいに一度更新できればと思います



7/20のさいアリ

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