Quit30大阪公演と近況の整理

タイミングの問題で、今まで触れられませんでしたが、
来年1月の「Quit30」追加公演が発表されました
当初のファイナルとされていた国際フォーラム公演から1ヶ月の間隔がありますし、
セットリストや演出に微調整があるかもしれませんね

・1月9日(金) 愛知県芸術劇場 大ホール
・1月11日(日) 福島県文化センター 大ホール


さらに、2月のアリーナツアー「QUIT30 HUGE DATA」が発表されました
おお…アリーナツアー…
1999年の再結成後初めてですね
つまり1992年の「EXPO Arena」以来のアリーナツアーです
すげえええーー
でも動員できるのかな?

・2月7日(土)  さいたまスーパーアリーナ
・2月8日(日)  さいたまスーパーアリーナ
・2月14日(土)  神戸ワールド記念ホール
・2月15日(日)  神戸ワールド記念ホール

ホールツアーは札幌・福岡・福島を除き平日ばかりでしたが、
さすがにアリーナということで、今回は土日です
仕事のために参加できなかった関東・関西の方々も、是非ご参加を


Season2のライブ映像は、「HUGE DATA」が商品化しそうですね(多分埼玉)
ホールツアーは、実は貴重な体験になるかもしれません
これから参加する方々、全身全霊で体験しましょう!


追加公演とアリーナツアーは、FC先行受付はすでに終わっています
今は小室メルマガ(~11/10)、Yahoo!チケット(~11/24)で先行受付中です
TM VISAカードでも先行予約受け付け中だと思います
また愛知公演は11/16~20にTank! The Webで先行受付を行います
一般発売は、追加公演は12/6、アリーナツアーは1/17となっています
アリーナツアーは何回か先行を行なうと思います


さらに12/30には「COUNTDOWN JAPAN 14/15」TM NETWORKが出演します
去年の小室さんの出演に続いての「COUNTDOWN JAPAN」です
チケットはすでに抽選予約受け付け中です


他の出演ミュージシャンも全部決まったようです
TM NETWORKがフェスに出られる日が来るのは感慨深いですが、
見たいミュージシャンはこの日他にあまりないんだよなあ…
WOWOWでも一部は放送すると思うけど、セットリスト気になりますね


さて、11/6・7の大阪公演、行ってまいりました
ごく個人的なことなのですが、
私、大阪2日目は1階前方右端にいました
前なのはよいけど、こんな端っこかあ…と、少々残念でした
実際にライブのステージは一部右の方が見えませんでした


と・こ・ろ・が!!


前方の右端・左端には道がありまして、ステージから直接来ることが出来ます
その結果どのようなことになったのか…!
なんと木根さんと小室さんが、
ギターやショルダーキーボードを持って、来てくれたのです!
もう、人を2人隔てて、木根さんや小室さんが楽器を演奏しているんですよ!


もう、もう、興奮!! です!
指使いとか、LEDランプの反応具合とか、全部分かるんですよ
木根さんと小室さんの表情も!!
もう、もう、大興奮!! です!!
これはもう、一生分のツキを使ってしまった気がします


それと、別にこれは私がおいしい思いをしたから書くわけではないですが、
大阪の2公演は横須賀初日と比べると、
メンバーの動きもこなれてきたと思います
特に小室さん、楽しそうに動いています!
これからも国際フォーラムに向けて少しずつヒートアップしていくと思いますので、
参加者は楽しみにしていてください


大阪のセットリストについては、コメント欄に書いておきます
(以下、№はセットリストに対応)
横須賀初日からの変更点がいくつかありました
一番大きかったのは、
19曲目に入っていた「Nights of the Knife」がカットされたことです


これはネット上でもかなり騒がれていて、
横須賀2日目にはすでになくなっていたようです
つまり横須賀初日参加者以外聞けなかった幻の曲となりました
代わりに№18の後のSE冒頭に「Nights of the Knife」のフレーズが入るようになりました
これは横須賀2日目・札幌でもあったのかどうかは不明です


もう一点は、横須賀初日の9曲目とその前のメッセージが№11になり、
代わって本来の10・11曲目が№9・10に繰り上がったことです
なぜかこちらはあまり騒がれていないようです


これは曲よりは、演出上の問題と思われます
すなわち、横須賀初日では、
小室さんが№07・08でショルダーキーボードを演奏した後シンセブースに戻り、
旧№11(現№10)でまたショルダーキーボードを装備し、
№12でまたシンセブースに戻るという流れだったのですが、
おそらくこれだと小室さんの動きが慌しすぎると考えられたのでしょう


そこで大阪では、№8の終盤、
小室さん再登場シーンでショルダーキーボード初登場となり、
その後№9・10続けてショルダーキーボードを演奏するという流れになりました
この変更はよかったんじゃないかと思います


№17は、横須賀初日では「DRESS2」バージョンを下敷きにした新アレンジでしたが、
大阪ではより「DRESS2」バージョンオリジナルに近いものになりました
新バージョン、不評だったのでしょうか
この曲は、映像も少し変わっていました


これは変更というわけではないのですが、
前回の記事のかっとさんのコメントによると、
エンドロールの曲の後にも、もう一曲かかったようです
私は、しまった、それ、聞いてない!と後悔し、
大阪初日、客もほとんどいなくなった会場に居座って確認してました


セットリスト以外にも、演出の変更はありました
横須賀初日では№13のイントロ終わりで使われていた花火がなくなり、
その代わりに№02イントロの前と、№18間奏で花火が使われました


№18では銀色のテープが客席に飛ばされました
1階前方真ん中あたりの方々は、
そのテープを手に持ちながら手を振っていました
なお私は席が端っこの方だったので取れなかったのですが、
心ある方にテープを譲ってもらいました


エンドロールの前には、TM3人とサポートの松尾和博さん・RUYさんが笑顔で観客に手を振る映像がスクリーンに映ります
一種のカーテンコールですね
これは横須賀初日にはありませんでした


以上が私が気づいた主な変更点です
今後も多少の変更はあるかもしれません
また日替わり曲は、これまでありません
今後2会場ある日が大宮・東京くらいしかないことを考えると、
今回は最後まで日替わり曲なしでいくかも知れません
うーん、これは残念です
アルバムで演奏していない曲とか、入れればいいのに…


なお№04の時にスクリーンに出る数字、
「11642」からカウントダウンするのですが、
この数字、Season1・2のパンフ購入時にもらえるHMVの袋に書いてあるものです
この数字は以前コメント欄で触れたところですが
やはり意味があるのでしょう
前回のツアーパンフ裏表紙には「11307」があり、
今回Season2のライブパンフには「11578」がありました


4001=1994.5.19として計算すると、
11307=2014.5.20=Season1ファイナル
11642=2015.4.20=30周年最終日となることは、以前計算しました
同様に計算すると、11578=2015.2.15です
これは「HUGE DATA」ファイナルの日ですから、
やはりこの数字は各期間の最終日を示していると見て良いと思います
ならば30周年全体に関わると思われるHMV袋の数字=2015.4.20は、
30周年の締めくくりとなるSeason3のファイナルとなる可能性が高そうです


ウツ・木根FC会報が2月半ば発送であることを考えると、
Season3のFC優先予約は2月半ばに始まると考えられ、
3月にライブがある可能性は低いです
おそらく日程は2days程度で、大規模な会場で行なわれる予定かと思います
仮にツアーでも、本数は大したものにはならないでしょう


ちなみに今回のライブパンフ、予想通り「humansystem」から「EXPO」のレビューと小室さんのインタビューでした
ウツと木根さんが、どちらも「EXPO」の時に「燃え尽きた」とコメントしているのは、
その後を知っていると、そうだったのかなあと思います
それと今回のアルバムレビュー、全体的に思うところがあるんですが… まあいいけど


おまけながら、11/7には大阪CHEVALのクラブイベントにも行ってきました
小室さんの登場は12時頃からで、1時間以上という出演です
序盤は「try this shoot~genesis of next」「The Spark」「Be Together」
中盤は曲名がよく分からない洋楽ナンバー3曲、
後半はまず浜崎あゆみ「Love Song」と安室奈美恵「a walk in the park」をかけ、
その後は「Self Control」「Get Wild」「Alive (TK Mix)」のTM3連発で締めです


フロア、よく盛り上がっていたと思います
「Get Wild」「Quit30」バージョンでした
終電を逃して電車始発まで飲むことになりましたが、
(巻き込まれてくれた方々、ありがとうございます)
私としてはなかなか満足しました


さて、このブログではこれまで一ヶ月ほど、
ライブレポ以外はほぼ新情報をスルーしてきました
その間、大変多くの情報が放置されたままです
そこらへんを以下で順番に回収していきましょう


まずなんと言っても、
ニューアルバム「Quit30」について触れなくてはいけません
「SPEEDWAY」以来7年ぶりのオリジナルアルバムとなります


ここまで本当に長かったですね
2012年「I am」リリース以来、
アルバムは必ず出すはずと思っていつつ、
思っていたよりも新譜のリリースが少なくて、
少し心配になっていたこともありましたが、
結果的には2枚組22曲の立派なアルバムが仕上がりました


小室さん、「小室哲哉ぴあTK編」のインタビューで、
「もう当分アルバムは作らないだろうな」と言っており、
もしかしたらこれがラストアルバムになるかも…?
まあ、また作りたくなったら作るんだと思いますが


オリコンでは週間19324枚・8位を獲得しました
「EXPO」以来23年ぶりのオリジナルアルバム10位内ランクインとなります
小室さんも札幌でコメントを出し
「TMブレイクのきっかけとなった思い出の地、北海道でこの話を聞き、なかなか感慨深いものがあります」
と言っています
まあ実は4月の「DRESS2」は7位だったんですが…
とはいえ「DRESS2」は初動1.1万枚だったので、売上は大きく上回りました


実は今週のアルバムチャートは、
上位16枚中、2位の嵐以外は全部新譜という激戦週でした
今回の数字は、先週なら2位、先々週なら1位に入れる枚数で、
普段でも3~5位には入れる数字です
巡り会わせが悪かったというべきでしょう


過去のオリジナルアルバムと比較すれば、
2007年「SPEEDWAY」の初動16042枚・12位や、
2004年「Easy Listening」の初動18456枚・13位は上回っており、
その点で以前の活動よりは盛り上がっていることが数字からも明らかです
2000年の「Major Turn-Round」はネット通販限定のためチャート対象外だったので、
再始動後に明示された数字に限って言えば、初動売上枚数の面でも、
一番成功したオリジナルアルバムということになります
ネットDLのセールスも加算すれば、この差はもっと大きくなるはずです


なお初動5位・21483枚の再始動記念シングル「I am」よりは下回っていますが、
これはライブパンフに強制的にCDをつけるという商法も関わっているので、
「Quit30」は実質的には今回はここ10年最大の成果だったと言えると思います


アルバム全曲のレビューは本ブログの趣旨ではないので省きますが、
(実は結構書いたのですが、PCがフリーズして、心が折れました…)
とりあえずアルバム冒頭「Alive」イントロのシンセは気持ちよいですね
EDM臭がこれまでと比べて薄い「Quit30」の中で、
EDMの空気を残した1曲といえると思います
しかもメンバーがTMらしい懐かしい感じの曲というように、
小室テイストもかなり濃厚です


思えば小室さん、2012年以来EDMを追及してきましたが、
ここに来てようやく小室流に消化したEDMにたどり着いたのかもしれません
1986年にモータウンから学んだ音を消化してTMポップスへと昇華した「Self Control」のように…


今回は収録曲22曲中、なんと21曲が小室曲という偏りぶりです
木根曲が「STORY」1曲というのは、今までなかったですね
前作「SPEEDWAY」が、小室・木根半分ずつだったのと比べても、
かなり大きな変化です
それだけ小室さんが曲を作りたかったんでしょうね


「STORY」は、ウツのファルセットが印象的ですが、
みつ子さんの歌詞もよいですね
30年間の活動を振り返り、「長い道のり」「僕らのストーリー」と言っています
「終わりは来ない」というのが、
みつ子さんだけではなくメンバーにも共通の想いであることを願います


一方作詞については、「Quit30」組曲8曲はすべて小室さんですが、
他の新作(リメイク・リミックス除く)4曲は、他の人に依頼されました
3曲はみつ子さんですが、1曲は意外な人が来ました
Disc1ラスト「if you can」の松井五郎さんです
1985年の「アクシデント」に続いて2作目ですが、なぜ今松井さんに…?
ていうか、まだ連絡あったんですね


「if you can」は軽やかでさわやかなミディアムテンポのポップスです
「Here, There & Everywhere」「This Night」「Still Love Her」など、
かつてのアルバムラストのさわやか曲の流れでしょうか
いつかライブでもやってほしいです


「Mission to GO」は正直苦手です
mumo予約特典ではこのカラオケが入っていますが、
こちらの方がまだよいかな
メロディがダメなのかな…
あるいはBメロの展開がべた過ぎるせいか


2011年のイベントソング「Always be there」は、
去年10月のラジオで、小室さんが未発表の坂本美雨バージョンをかけていましたが、
今回ようやく陽の目を見ました
私は4月の小室さんと美雨さんのコラボライブで生歌を聴きましたが、
確かに埋もれてしまうのはもったいないなあと思いました
TMで商品化するとは思っていませんでしたが…


さて、今回のメインはなんと言っても22分の組曲「Quit30」です
ツアー「Quit30」も、組曲を軸に場面が展開します
この曲は、小説を書き終えた小室さんが7月に最初に完成させた曲でした


ではこの組曲、どのような内容なのでしょうか
歌詞を追いながら確認してみたいと思います
まず1曲目「Birth」では、
重苦しい空気の中、TM NETWORKが過去を振り返りながら
全人類を俯瞰する視点を持つことの必要性を説くと同時に、
「When I should I use the power?」と言って、
自らの力をいつ使うべきか悩んでいます


まず前提として確認しておきますが、
TMは30年間地球に潜伏し、人類を調査しています
これは2012年「incubation Period」の設定であるだけでなく、
今回のツアー「Quit30」の設定にも明らかに受け継がれています
そのような中、人類のために何ができるか、TMは悩んでいるわけです


次からの「The Beginning of the End」「Mist」「Glow」は、
いずれも人間関係=humansystemをテーマにしています
TM NETWORKは、おそらく地球上で人間関係を調査しているのでしょう
「The Beginning of the End」の、
「頭使わなきゃ 体使わなきゃ 人と人との付き合い覚えないと」という歌詞は、
TMが潜伏者として人間関係を学習している最中のことでしょうし、
「人という生命 実は本当は 心と体が 心身一体」という歌詞は、
潜伏調査の結果突き止めたことの一つなのでしょう


少し飛ばして「The Beginning of the End Ⅱ」になると、
曲が一挙に明るくなります
おそらくここで物語はハッピーエンドを迎え、
エンディング「The Beginning of the End Ⅲ」につながります


「The Beginning of the End Ⅱ」の歌詞は、
「Birth」と共通するフレーズを使っているのですが、
「Birth」では苦悩していたTMが、この時点では希望を見出しているようです
「When should I use the power?」以下の疑問文の繰り返しも共通しますが、
TMはすでにその答えを見出した上で、かつての問いを復唱しているのでしょう


その上でTMは地球人たちに対して、
「僕たちの役割」「僕たちの永遠」「僕たちの経験」が伝わったかを問います
この時点でTMは30年の任務をやり遂げているか、
もうすぐやり遂げるところであり、
それがファンに届いているか、確認しているわけです


ここまで見れば、組曲が主に扱っているのは、
潜伏者TM NETWORKによる地球・人類の調査の過程ということになるでしょう
TMは当初は途方に暮れていたものの、
長い潜伏期間の間に人間関係を学んだことで、
明るい未来が期待できるという結論に達したものと考えられます


つまり「Quit30」は、TM NETWORKの潜伏調査記録です
小室さんによれば、「Quit30」は「30年で切る」という意味なので(「小室哲哉ぴあTK編」)、
つまり30年間の潜伏の任務を終えて活動を一区切りさせるに当たりまとめられたレポートともいえるでしょうか
その意味で、「Quit30」という組曲のタイトルは、まことに明確です


ただ今回の新作リリースに先立って、
「CAROL2」というキャッチコピーが出されたこともあり、
私はてっきりこの組曲を、キャロルに関する物語かと思っていました
しかしその物語の中心は、明らかにキャロルではなくTM NETWORKです


ただその中でキャロルと関わりそうな曲が、5曲目「Loop of the Life」です
「私」=TMは男女関係を学ぼうとしていますが、
それは「彼女」に「感情」と「相互関係」を教えるためです
そしてその「彼女」の役割は、曲の最後で示されます

この先100年200年
人は地球をどのくらい 俯瞰で心配できるのだろう
彼女はそれを見届ける そして星を守る


100年200年地球を見届け星を守る「彼女」は、
明示こそされないものの、キャロルにほかならないでしょう
キャロルは地球上で何百年も世代交代を繰り返す人類(=Loop of the Life)を見守る存在として、
TM NETWORKによって創造されたヒューマノイドと考えられます
(ツアー「the beginning of the end」の物語)
キャロルはおそらく不死か、極めて寿命が長く設定されているのでしょう


続いて収録される宇宙的雰囲気のインスト曲「Entrance of the Earth」は、
曲調・曲名から判断しえ、
母船で作られたキャロルを地球に送り出すシーンではないでしょうか
そもそも「Quit30」は、「the beginning of the end」インタールード(キャロルの創造と地球への射出シーン)の発展系とのことで(「小室哲哉ぴあTK編」)、
特にキャロルに関わる部分はライブのシーンが念頭にある可能性が高いと思います


つまりTMは、人類について調査した成果を基にして、
「The Beginning of The End」「Mist」「Glow」
地球を見守るヒューマノイド・キャロルの創造という結論を出し、
「Loop of the Life」「Entrance of the Earth」)、
ハッピーエンドということで調査の任務を終了するわけです
(「The Beginning of the End Ⅱ・Ⅲ」


以上のように物語を考えてみるに、問題が一つ起こります
それは、組曲を構成する8曲の曲名が、内容にそぐわないことです
たとえば「Birth」なんて曲名は、
キャロルの誕生を描いているように見えますが、実際にはまったく関係がありません
またTMの誕生を扱っているわけでもありません


3つある「The Beginning of the End」もよく分かりません
たとえば最後のエンディングに当たるⅡ・Ⅲは、
明らかに一つの物語の終わりとして描かれているのに、
「終わりの始まり」というタイトルは不自然です
むしろ「The End of the Beginning」とした方が、
よほど意図するところに近いと思います
一方で組曲のタイトル「Quit30」は、
なかなか良い線行っています


ここらへんのタイトルの不可解さは、
かなり急遽な予定変更が背後にあったためと推測します
というのも、ウツFC会報のインタビューによれば(magneticaのStaff diaryによれば9/16)、
「Quit30」は本来、1枚は「Quit30」組曲+「CAROL 2014」になる予定だったらしいのです


このインタビューの少し前の9/12、
小室さんは「Alive」原曲を「ASOBINITE!」で披露していますが、
lこれはすでに9/10にも宣言されていました
そして「Alive」は9月頭頃、最後の曲として作られたと、
「小室哲哉ぴあTK編」にあります


つまり、ウツのインタビューの時点で、
現在アルバムに入っている曲はすべてできていた可能性が高いです
(リミックス「Alive (TKMix)」の収録まで決まっていたかはまだ謎)
ところがその収録順は、月末までの2週間で大幅に変更されたと考えられます
(10/1には見本CD完成、10/7には収録内容告知)


本来の編成は、1枚が新旧二つの組曲となるというものでした
現状の「Quit30」は、前半3曲11分と後半5曲11分に分割されていますが、
メンバーがしばしば「長い曲」と言っていたように、
「Quit30」は本来1曲として扱われていた可能性が高いです
そもそも「CAROL 2014」「Quit30」を入れたアルバムで、
両組曲がトラック分けされ混ぜられるようなことはほぼ考えられません


ところが9月後半にアルバムの構成が変更になり、
先行シングルを含む新曲集であるDisc1と、リメイク曲・リミックス曲集のDisc2となりました
これによって、本来別々に収録するはずだった一般曲と組曲が混ぜられることになります
さらに組曲が目立ちすぎないように、前半・後半に分けられてしまい、
細かいトラック分けも行なわれたのではないでしょうか


そして、「Quit30」組曲の曲名は、
この時に便宜的に付けられたものではないかと思うのです
「The Beginning of the End」のⅠ・Ⅱ・Ⅲは、
曲の内容というよりは、良いタイトルが思いつかず、
前ツアータイトルから引っ張ってきてお茶を濁したのでは?と思います


アルバムの製作意図を考えれば、当初の構成は筋が通っています
小室さんが30周年の物語を踏まえて、Season2後、
7月末に最初に作ったのが「Quit30」組曲でした
小室さんは、本来はこれを軸にした純粋なコンセプトアルバムを作りたかったのではないでしょうか
しかしすでに先行シングルなども発表されており、組曲だけで終わらせるわけにもいきません
そこで組曲のCDと一般曲をまとめたCDの2枚組みにしようと、小室さんは思ったのだろうと推測します
ミュージカル7曲とその他6曲に分けてLP盤2枚組みで売られた「CAROL」の先例も意識していたことと思います


しかし「CAROL」と違ったのは、
すでに8/22に、1CD盤と2CD盤の両パターンの販売が告知されていたことです
つまり1枚でも購入意欲がそそる内容でなくてはいけません
おそらくこの観点から、組曲2曲だけ(2曲でも40分だけど)のアルバムは中止され、
シャッフルが行なわれたのではないか?
以上が、長々と考察してきた私の推測です


仮にこの推測が当たっているとしても、
avexスタッフの判断は商業的見地から見て正しかったと思います
しかし同時に、小室さんが当初構想していた形で、アルバムを聞いてみたかったなとも思います
まあ自分でプレイリストを作ればよいのですけれども


「Quit30」と同日、「小室哲哉ぴあTK編」も発売されました
意外とTM関連の話が多いです
小室さんインタビューは「Quit30」の話が中心ですし、
ウツ・木根のインタビューも、SPEEDWAY時代のエピソードも含めて、
かなりたくさん入っています
むしろプロデューサー時代のTKのことを知りたい方にとっては物足りないかもしれません


ファンのTK人気投票も、TMがかなり多いです
1位・2位が「Get Wild」「Self Control」だし
これはむしろ、TM以外として制限つけた方がよかったかも
このあと11/15には、小室さんの小説家デビュー作「CAROLの意味」が発売ですね


ここまでとっても長くなってしまいました
まだあるんだよな…
アルバムリリース前のメディア出演ですよね
もう結構前だし、面倒だから、ごく簡単にまとめますね


まずテレビは、10/24「どぅんつくぱ」に出演しました
私、この番組初めて見ました
子供番組の形を取った音楽番組ですね
て、オープニング見たら、テーマ曲がtofubeatsじゃないですか!


演奏曲は「Alive」でした
アルバムリリース以前の演奏でした
3人で向かい合って歌う映像もかっこよかったし、
再始動後では一番良いテレビ出演だったんじゃないでしょうか
多分横須賀初日のライブに臨み、この番組で予習した人も多かったと思います


しかしやっと懐メロじゃない扱いでテレビに出れたよ…(泣)
ただ小室さんのショルダーキーボードが露骨に当て振りで、
もうちょっとそこはかっこつけてほしかったなあ
今世紀初のショルダーキーボードでの出演だったんだし


その他、最後は佐村河内事件で有名になった新垣隆さんが、
キーボードで小室さんと一緒に「Get Wild」を演奏し、
子供たちが合唱するという催しもありました


トークは子供たちや着ぐるみたちとTMが会話するというものですが、
子供から「悪い大人の見極め方を教えてください」といわれた時、
小室さんの返答がリアルすぎて怖かったです


「最初からやさしいよお、みたいな人には気をつけた方がよいと思う」
「結論から言うと、突然やさしくなくなるんだよね。急に変わっちゃうんだよね。急に笑ってたのに、急に怒っちゃう」
子供たち、満面の笑みで、「わかったー!」


まあ、こういうのをネタにできる状態になったということでしょうから、
その点はよかったと思います
あと関係ないけど、不良たちが並んで歌う、北関東少年少女合唱団の「クラリネットをこわしちゃった」がインパクト強すぎました


ラジオでは、「TM NETWORK Produce Super Edition」全五回が完結しました
3人の雑談が聞ける貴重な機会だったし、内容も楽しかったです
ライブのセットリストでもだまされたしね!


ツアーのリハが終了した後の10/27には、
小室さんが午前のTV番組「PON!」に出演し、
その後は3人でTBSラジオ「Kakiiin」とニッポン放送「キキマス!」に出演しました
特に「Kakiiin!」では、SPEEDWAY時代やデビュー当初の話など、面白い話も聞けました
パーソナリティもFANKSのようです
そういう世代になったんですねえ
「キキマス!」podcastで公開されています
その他はキリがないので省きますが、10月終わりにはかなり積極的にテレビ・ラジオに出演していました


ウツ誕生日の10/25には、3人でニコニコ生放送に出演しました
ウツへの誕生日プレゼントはベンガル猫(子猫)でした
番組の内容は主にアルバム全曲解説でした


10/31にはYahoo!ライブトークにも出演し、
過去の質問への回答や、アルバムやツアーの話をしていました
ライブトークでは小室さんが大変饒舌でした
きっと横須賀公演を終えて、のってきたんでしょうね
とてもいいことだと思います


10/23には、木根さんがニコニコ動画に自ら動画を投稿しました
「TM NETWORKの木根尚登が全力でGet Wildを弾いてみた」
「TM NETWORKの木根尚登がひとりでStill Love Herを演奏してみた」
というタイトルです
エアギター事件に対して、ちゃんと弾いていることを明らかにしようとしたものでしょう
こういうのを自分で投稿するのって珍しいと思いますが、
まあ一度見ておいてもよいと思います


あと2,3の話題があります
実はこの話題は結構重かったりするのですが、
「LIVE TOMATO」「TM NETWORK THE MOVIE」です
しかし実は、すでに字数制限にひっかかりそうになっておりまして…


喫緊の話題というわけでもないし、
近日中により詳細が発表されるかもしれないということで、
この二つについては、次回更新時に触れることにします
次回は名古屋公演の後に更新する予定です
小室さんの「CAROLの意味」にも軽くは言及できると思います


それでは、Good Luck!


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