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MyFavourites14 flo jack(m-flo, 1999年)

2012/07/30 04:34
8/26渋谷公会堂のTMイベント応募権獲得のためには、
BD/DVD「Incubation Period」をmumoで予約しなくてはいけませんでしたが、
これが昨日23:59を以って締め切られました


おそらく予約した方には、
近日中に応募要項などがメールで送られてきて、
応募者の中から抽選で参加者(有料)が選ばれることになるのでしょう
ただ渋谷公会堂は2000人程度のキャパシティがあり、
これが埋まるのかは微妙な気もします
まあ、一人2枚申し込めるそうですが…


私はというと、結局予約はしませんでした
行ければ行っても良かったのですが、
8/26の昼に用事があって、13:00開催の同イベントには間に合わないので…
なのでこちらのブログではレポなどできません
ご了承下さい


さてこのイベント、そもそもTMが来るのかという疑問があったのですが、
これについて小室さんが以下のようにtweetしています

8月末の渋谷にはTM NETWORK3人が皆さんへ大事な報告をすべく、揃って出現します。未発表の通信音(新曲ってこと)を持参で伺いますので。


これによれば、当日TMは3人とも現れ、しかも新曲も披露するようです
新曲!? 新曲って明記したよね?
作ってたの!?
うぉおおおーーーーーーー!!


私は当日聞けませんが、会場では披露されるとのことですから、
おそらく年内にはリリースされるのでしょう
ライブやテレビ出演などはウツ木根20周年以後だとしても、
その前にシングルくらいは出しておいて、盛り上げておこうということでしょうか
こいつは、来年の活動も期待できるかもしれませんよ!


さて今回の更新時には、音楽専科社から、
「TM NETWORK ARENA37℃ COMPLETE FILE BOOK」
が届いているかなあと思っていたのですが、まだ来ませんね
まあ、そんな緊急に触れる話題でもないし、
次回来ていたらちょびっと触れようと思います


小室さんは先日7/22に「FNS27時間テレビ」に、結構長く出演しました
地方局のアナウンサーの歌を聞いてコメントするというしょうもない役でしたが、
小室さんは楽しそうにしていましたね
小室ファミリーの曲が好きな宮崎のアナウンサーが「My Revolution」で出る時は、
自らもシンセで参加し、コーラスまで入れていました
ある意味で貴重な映像だったかもしれません


また先日7/15の「Keyboard Magazine Festival 2012」の映像が、
「ニコニコ動画」に上がっています
「Beyond The Time」「Jupiter」「You & Me(浜崎提供の新曲)」「Get Wild」「Vampire Hunter "D"」「CAROL」
と来て、その後長いオリジナル曲を挟み、
「Wow War Tonight」「Many Classic Moments」を演奏し、
シンセを台から外してステージ前で乱れ引きするパフォーマンスを行なった後、
最後に「My Revolution」で締めというものでした
小室さんは来月「FREEDOMMUNE 0」「Weekendless Night」に出演しますが、
どんな選曲になるんでしょうか


前置きは以上です
今回は、久しぶりにMyFavouritesをやります

---------------------------


今回はm-floのデビューマキシシングル「the tripod e.p.」から、
一曲目の「flo jack」を取り上げます
彼らの事実上のメジャーデビュー曲です


m-floというと、
VERBALが2003年にKCOの「Dreams of Christmas」でラップを担当し、
最近では2011年に小室さんの「Years Later」でコラボしたりと、
小室さんとの関わりが見られます
同じavex関係者ということもあるのでしょう


ただ私が好きなm-floはもっと前の、デビュー当初の編成のもので、
小室さんから遡ってm-floに行き着いたわけではありません
当時はラッパーVERBAL、楽曲制作☆Taku、ボーカルLISA3人のグループでした
VERBALは在日コリアン、LISAは日本人・コロンビア人のハーフという、
出自も面白いグループでした
m-floは2001年までにこの編成でオリジナルアルバム2枚をリリースしています


今回取り上げる「flo jack」は、私が始めて彼らを知った曲です
当時テレビでPVを見て、心をつかまれました
まずイントロのシンセが実にシンプルかつ無骨で、
ほとんどリズムトラックのようになっています
この曲では終始このイントロのシンセフレーズが流れ続け、
曲の雰囲気の基本を作り上げていますが、
シンプルかつ無骨であるがゆえに、強烈に頭に残ります


ただ実は私は初めてこの曲を聞いた時、
とても気持ち悪く思った覚えがあります
まずイントロを背景に流れるLISAの歌が、
実に美しくかつメロディアスなのですが、
それがこの無骨なイントロと非常に不釣合いに感じます


その後はVERBALのラップとLISAの歌が交互に展開するんですが、
メロディアスなLISAの歌の後、
勢いよく畳み掛けるVERBALのラップが入ると、
これまた異質すぎて、混ざり合わなさ具合が尋常じゃないです
VERBALのラップ自体はなかなかなのですが、
小気味良いリズム感を備えた当時流行の和製ラップとは違う空気があり、
それが私の違和感を助長したところもあったのでしょう


結局私の感じた気持ち悪さの最大の要因は、
☆Taku・VERBAL(バックトラック・ラップ)とLISAの歌が、
混じり合わずに主張し合っていた点だったと思います
しかし一度聴いた後、その気持ち悪さが気になってしまい、
何度か聴いてみると、調和的に混じらない感じが逆に気持ちよく感じ始め、
最終的には中毒的に聞き続けるようになりました


ここまで「気持ち悪い」と書いてきましたが、
それは必ずしもネガティブな意味ではありません
それまで聴いたことがないタイプの作りだったため、
初めて聴いた時には衝撃が大きかったということです
私にとってこの曲の刺激は、
おそらく同年聴いた中でもかなり大きかったと思います


この曲が決してヘタウマの偶然の産物だったわけではないのは、
カップリングの「been so long」での、
ラップ・ボーカルの見事な連携を聞けば明らかと思います
「been so long」はメジャーデビュー前から存在した曲だそうですが、
バックトラックがよりメロディアスで洗練されたものになっており、
ラップもより歌と親和的なものになっている印象です
つまり彼らはこういう曲作りもできたわけで、
それにもかかわらずあえて「flo jack」を前面に出してきたのです


おそらく「flo jack」で目指したのは、バランスの良い曲作りではなく、
3人の個性を前面に出してリスナーに印象付けることであって、
新人としてはかなり攻撃的なもくろみで作られた曲だったと思っています
マキシのタイトルの「tripod(三脚)」というのも、
3人の個性で成立した音という点とを表現したものだったのでしょう


このようにしてリリースされた「the tripod e.p.」は、
なんとデビュー作にして9位にランクインしました
これはかなりの成果だったといえます


その後m-floは次々とシングルを出しますが、
ダンスを意識した「Mirrorball Satellite」
メロディアスなバラード「Hands」
早口歌詞の「chronopsychology」など、
多様な曲を提示し、その幅の広さを示しました


さらに2000年には1stアルバム「Planet Shining」をリリースしますが、
これは近未来の宇宙旅行というコンセプトで作られたアルバムでした
インタールードとして、機内放送をイメージした楽曲が入っていたり、
ラジオ放送をイメージした「Radio Show」という曲があったりと、
遊び心も効いています


こういう未来志向・遊び心は、2ndアルバム「EXPO EXPO」でも反映されており、
バーチャル万博というコンセプトになっています
インタールードも「正門」「東門」「南門」「中央タワー」「西門」など、
万博での各地点から放送されるアナウンスをイメージしたものとなっています


コンセプト重視とか未来志向とか、なんかTM NETWORKを彷彿させる要素もある気がします
実際に万博をイメージしたアルバムなんて、まさしくTMNの「EXPO」です
「EXPO EXPO」がリリースされた時は木根さんも意識しており、
ラジオで自分たちが本家だとか、
今度対抗して「EXPO EXPO EXPO」というアルバムを出そうなどと言っていました


彼らがもっとも有名だったのは、2001年、「EXPO EXPO」の頃でしょう
このアルバムの前後にリリースされたシングル「How You Like Me Now?」「come again」「orbit-3」「prism」などは、
どれも素晴らしい曲で、チャートではこの頃にベスト10の常連になります
今回も、これらのどれかを取り上げることも考えていました
(出会いのインパクトから「flo jack」にしましたが)


これらは「flo jack」ほどいびつな曲ではなく、
どれもバランス良く作られており、ヒットしたのも偶然ではないでしょう
特に「prism」は大好きな曲ですので、PVにリンクを貼っておきますね
PVは、宇宙旅行中のm-flo三人が見つけた万博に参加するお話です


こうして脂が乗ってきたm-floですが、
2002年になるとLISAが脱退を宣言してしまいます
VERBALのラップとLISAの歌の奇跡のコラボが魅力だったm-floは、
ここで一時期活動を休止します


活動再開は2003年6月、シングル「REEEWIND!」で始まりました
これはボーカルとしてCrystal Kayを迎えたものでしたが、
以後のm-floは固定のボーカルを置かず、
楽曲ごとにゲストボーカルを迎える形式で、「m-flo loves〜」の名義となります
LISA脱退の事情は分かりませんが、1年間のブランクを置き、
☆TakuとVERBALが出した結論がこれだったのでしょう


ただ私は一応3rdアルバム「ASTROMANTIC」を聞いたのですが、
どうもしっくり来ませんでした
LISAのボーカルに慣れて頭が固くなってしまっていたのでしょうが、
以後m-floを追いかけることはしていません(現行ファンの方、すみません)


m-flo loves〜の作品は2008年初めに終わり、
以後m-floは活動を休止させていましたが、
2012/3/14には5年ぶりのアルバム「Square One」をリリースしたようです
今後のm-floは第3期に入るものと思われます


あと今回偶然知りましたが、このアルバムのリリースに当たって、
小室さんがm-floについて語っている記事がナタリーにありますね
「EXPO EXPO」の頃、TMNの「EXPO」のコンセプトに似ていると思ったとか、
当時globeよりも垢抜けていると思ったとか語っています


ちなみにMyFavouritesでは、
最後に関連商品のリンクを貼ることにしているんですが、
「flo jack」は1stアルバム「Planet Shining」の初回限定版ディスクでリミックス版で収録されていて、
通常版には入っていません


ということで…困りました
マキシシングルを貼ることも考えましたが、ここではベスト版を貼っておきます
ただ彼らのアルバムは、遊びの部分も含め、
できればオリジナルで聴いてほしいです
特に「EXPO EXPO」が傑作と思いますので、
聴いたことのない方は、是非御一聴いただければと思います


以上、今回のMyFavouritesでした
次回の更新までは少し間が空き、8月中旬になると思います
すみませんが、どうぞご了承下さい


The Intergalactic Collection
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2003-03-05
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MyFavourites13 使い放題tenderness (Barbee Boys、1988年)

2012/04/05 00:49
武道館追加席の販売が終わった今、
さらに新たな情報が来ました
Live CINEMAのサイトより
TM NETWORK4年ぶりの日本武道館公演を
日本全国および香港、台湾の映画館で同時生中継!!

80〜90年代半ばにかけて日本の音楽シーンを席巻した音楽ユニット「TM NETWORK」。小室哲哉、宇都宮 隆、木根尚登の3人が奏でる音楽は、前衛的かつオリジナリティ溢れるものとして今も根強いファンを持っているが、2008年のライブ“TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!”を最後に、3人揃っての活動は動きを止めていた——。しかし2012年、突如その活動を活発化させるニュースが飛び込んできた。すでに3月20日に開催された東日本大震災復興支援チャリティコンサート“ALL THAT LOVE-give&give-”にてその片鱗を披露。以前と変わらぬ3人の姿にファンの期待が高まる中、4月24日、25日には約4年ぶりとなる日本武道館でのライブが行われることが決定。このステージでは約5年ぶりにリリースされる新曲「I am」が、オーディエンスの前で初めてお披露目される。彼らの人気を裏付けるように、2日間に渡る日本武道館公演のチケットはすでに完売。チケットを手にできなかった多くのファンの声に応え、4月25日の公演が日本全国および香港、台湾の映画館で同時生中継されることが決定した。今再びトップギアで走り出すTM NETWORKのライブを、劇場の大スクリーンでぜひ一緒に体感してください!.

ライブシネマ「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」
開催日 2012年4月25日(水) 19:00 開演
      ※開場時間は各劇場で異なります。
      ※各劇場でのグッズ販売を予定。

場所  日本全国の映画館
     アジア(香港、台湾)の映画館
出演者 TM NETWORK
料金  全席指定3500円(税込)


これによれば、日本・台湾・香港の映画館で、
「Incubation Period」二日目の様子を中継するようです
上映する映画館も発表されていますが、115館あります
こんなにやって赤字にならないのでしょうか?
それとも、採算度外視で、今後の活動につながるものとして計画したのでしょうか


それにしても、武道館チケットがたちまち売り切れ、
追加席も売り切れたということで、
スタッフがまだまだ動員できると踏んだことは間違いないでしょう
当日武道館にいける人は全国の一握りなわけですから、
潜在的にはライブを見たいファンはまだたくさんいるはずです
最近は映画館でのライブ上映というのはたまにやっていますが、
(最近では東京事変の解散ライブとか)
なかなか良いアイデアじゃないでしょうか


そういやあ昔「Camp Fanks!! '89」の最終日にも、
「Closed Circiut」と題して同じことをやりましたよね
あの時は通信障害が起こりまくりで大変だったそうですが、
さすがにあれから20年以上経って技術も進んでいるでしょうから、
今回は大丈夫と思います
M-tresの石坂健一郎さんのtwitterにも
平日の武道館は行けない・・と言う声も多く聞いたので、やってみます映画館にて生中継!25日だけだけど。先日、某アーティストの中継を映画館に観に行って、これはありだ!と思いました。ポップコーン、ビールを買ってコンサート会場より豪華な椅子。全国100館以上とのこと、近所をチェック!

と出ています


ただ私は25日のみ参加で、24日には行けないので…
24日も映画館で中継してください!!!
まあ無理だろうけど… うぅうう24日…
DVDになるのも25日だろうしなぁ
これでセットリストが大幅に変わったりしたら…まあ変わらないと思うけど(思いたいけど)
変わるんなら、両日DVD化してほしいです…それこそ無理かな


ということで「Incubation Period」の映画中継ですが、
4/3〜10にローソンチケットで、4/10〜17にチケットぴあで先行予約をやります
一般発売は4/17〜19、劇場での販売は4/21以後です
まあ満席になることはないでしょうが、
前の方に座りたい方は先行予約しておいた方が良いでしょうね


あと今更な情報なんですけど、
3/15発行の「月刊ローソンチケット」4月号に、
TM NETWORKのインタビュー記事がありました
これによると、「デビュー30周年となる2014年より、2年間(730日)という時間を”タイムマシン”によって巻き戻すという壮大なコンセプトを掲げている」らしいです
ついでに、そこに載せられている小室さんの発言を引用します

TM NETWORKのデビュー時のコンセプトは”究極のフィクション”だったんです。そのきっかけは、ぼくが子供のころからSF小説や、プログレッシヴロック好きだったことが大きいかもしれません。そんなワケで、TMはデビュー時から、『地球の様々な文化をタイムマシンを駆使して研究していた”潜伏者”』という設定でもありました。なのでユニット名がTM NETWORK=タイムマシン・ネットワークだったのです。
難しいことをやろうとは思ってないんです。たとえば『ディズニーランド』や『シルク・ドゥ・ソレイユ』へ足を踏み入れるような気分で気軽に楽しんでくれれば嬉しいです。こんな時代だからこそ非日常的なエンタメ空間を、TMのBESTなヒットチューンとともに提供したいと思っています。
期待に答えられるようなTMらしい新曲が作れたと思っています。みんなの知っているヒット曲もたくさんプレイしますし、TM NETWORKらしい革新的なエンタテインメントを武道館でいっしょに楽しんで貰えたら嬉しいです。


730日を巻き戻す…
何をするのか分かりませんけど、とにかく何か演出があるっぽいですよね
80年代っぽい活動になってきて、嬉しいです


それにしてもLiveCINEMAのサイト、この間の「All That Love」の写真を使いまくりですね
こうして見ると、ステージ結構派手だったんだなあ…
あと小室さんの写真写りが悪すぎですね
ちなみにWOWOWの「All That Love」放映、4/15だけかと思いきや、
5/12にも再放送するみたいですね


LiveCINEMAのサイト、もう一つ注目すべきことに、
ニューシングル「I am」のジャケット写真と収録曲があります
「Roots of The Tree」にはもう少し詳しい情報があるので、こちらから転載します

【収録予定曲】
01. I am  [作詞作曲:小室哲哉]
02. 君がいてよかった [作詞:小室みつ子 作曲:小室哲哉]
03. I am (Instrumental)
04. 君がいてよかった(Instrumental)
.

「君がいてよかった」
今までにないタイプの曲名ですが、これがみつ子さん作詞のやつですね
どんなのになるんでしょうか
ジャケットは、まあまあかなと思います


今日(4/5)は東海ラジオで、ウツのラジオ第一回ですね
私は東海ラジオ聞けないのですが…
地元の方はPCでも聞けますので、どうぞ
たぶん「Incubation Period」の話もしてくれることでしょう
「I am」完成版や「君がいてよかった」もかかるのかな?


以上、近況でした
では本題に入ります
MyFavouritesです

--------------------------


TM NETWORKの武道館ライブに向けてファンの方々が盛り上がる中、
空気を読まずにMyFavouritesをやります!
ただ最近「All That Love」があったこともあり、
今回はTM NETWORKと同じ80年代後半のミュージシャンを取り上げることにしました
選んだのはBarbee Boysです


今回これを選んだのは、前回のBOOM BOOM SATELLITESとも関わります
このコーナー、毎回新・旧交替でお気に入りの曲を取り上げるというものですが、
前回は「新」サイドのかっこいい音楽としてBOOM BOOM SATELLITESを取り上げました
となると、今回は「旧」でかっこいいのを…ということで考えました


今までも「旧」で6曲を紹介してきました
ただ意外と、「かっこいい」という視点で紹介した曲はあまりなかった気がします
あえて言えば、最初に取り上げた「千のナイフ」でしょうか
そんなことで今回の選曲は意味があるかなあと勝手に思っています


さて、お題は決まりました
80年代後半で一番かっこよかったミュージシャンです
このブログを御覧下さっている皆さんからは、
「当然TM NETWORKだろ!」といわれそうです
しかしすみません
私、それは躊躇してしまいます


もちろんTMは外見もよかったし、曲もよかったです
しかし特に80年代については、
彼らの表現するSF的世界は受け入れてしまえば心地よいのですが、
それはどちらかというと、
「冷静に見ると笑うしかない。しかしマジでやられるとそれなりのものに見える気がする」
というものだったように思います


これは決して貶めているわけではないです
むしろ当たり障りの無い表現に陥らず独自の表現を目指していた点で、
同時代のミュージシャンの中でも群を抜いていました
しかしそれは、普遍的なかっこよさではなく、
多分に人を選ぶかっこよさだったんだと思います
その点でTMはBOOWYほどの普遍性は獲得し得ない宿命にありましたが、
BOOWYよりも先鋭的でした


ただそれはともかく、TMは今回の条件では失格です
むしろ、誰が見てもかっこいい!と思えるスタイルで、
かっこいい音楽をかっこいいパフォーマンスで提示していたミュージシャンは…
ということで私が選んだのが、Barbee Boysでした
(ちなみにもう一個候補に挙がっていたのが岡村靖幸)


当時のバンドブームの中で、彼らは明らかに異色でした
それは男女ツインボーカルというスタイルや、
男性ボーカルKONTAがサックスもこなすという器用さだけではありません
中高生が聞くには、あまりにエロくて重いのです


たとえば彼ら最大のヒット曲「目を閉じておいでよ」は、
恋人のいる女性との情事を歌ったものですが、
サビの「でも馴れた指よりそこがどこかわかるから」の部分なんて、
当時他のバンドではできなかった表現だと思います
この歌詞のエロさは、それを男女掛け合いの形で歌うことで増幅されます
この曲はかなり極端ですが、
彼らの曲はこれに限らず、男女間の関係を扱ったものが多いです


これに対応してサウンドも全体的に重みがあり、
「夜」や「闇」を感じさせる作りになっています
たぶん日本語が分からない人が彼らの曲を聞いても、
太陽の照りつける大自然をイメージする人は少ないでしょう
女性ボーカル杏子さんのセクシーな声や仕草、
KONTAのSAXなども、
時に切なく時に妖艶な雰囲気を作っています
当時はアルバム一枚聞き終わると、
聞く前と少し違った気持ちになれました(笑)


当時バンドブームの中で人気のあったSONY系ミュージシャンは、
10代の中高生を主なターゲットにしていましたが、
その中で彼らの歌詞で描かれる世界は、明らかに20代向けでした
この方向性を主導していたキーマンは、
リーダーのギタリストいまみちともたかさんと思われます
Barbee Boysの楽曲の大部分は彼の作詞・作曲です


いまみちさんは中高生に対して容赦無く大人の世界をぶつけたわけですが、
当時このポジションにいたバンドが他になかったことを考えれば、
なかなかおいしいところに目を付けたんだろうと思います


私の場合、彼らの曲で最初に耳に付いたのは、
1986年の「なんだったんだ?7DAYS」でした
何で使われていたのか覚えていませんが、
何かの音楽番組で使われていたと思います


これは付き合って一週間目、
気持ちに温度差のある(男性側が過熱気味の)カップルの掛け合いの歌で、
彼らの代表曲の中では明るく、コミカルな面も覗かせる曲です
ライブでやったら盛り上がること間違いないでしょう
ライブ映像にリンク貼っておきます


この頃は3rdアルバム「3rd Break」がリリースされた頃で、
それなりに名前も聞くようになっていた頃だと思います
翌年になるとかなりメジャーな存在になっていき、
「女狐 on the Run」「泣いたままでlisten to me」など、
代表曲も生み出されていきます


1989年「目を閉じておいでよ」が7位を獲得し、
5thアルバム「√5」が初の1位を獲得し、
52.5万枚のセールスで年間18位を獲得したのが、
セールス面での頂点となりました
翌年6thアルバム「eeney meeney barbee moe」も1位を獲得しましたが、
セールスは30万枚強に落ち込み、
1991年は新作リリースをせず、1992年に解散を宣言します


6thアルバムも4thアルバム「Listen!」よりは売れているんですが、
一度上り詰めてしまったため、
その後何をすべきか見出せなくなったのかもしれません


結局彼らは解散までに6枚のオリジナルアルバムを発表し、
ベスト版もリリースしました
私もオリジナルアルバムは全部持っていましたが、
それでもずっと聞けなかった気になる曲がありました
それが今回取り上げる「使い放題tenderness」です


この曲、1988年にBarbee Boysのシングルとしてリリースされ、
KONTA出演の映画「ふたりぼっち」の主題歌になりましたが、
オリジナルアルバムにもベスト版にも収録されていないのです
今回調べたら、当時発売されたサウンドトラックにリミックス版が入っていました


まあ当時はそんなこと知らなかったので、
アルバムに入るのを待っていたのですが、
結局解散まで入ることは無く…
ていうか、普通アルバム未収録シングルって、
解散後のベスト版とかに入れるもんじゃないの!?


したがって私はこの曲を当時のラジオ・テレビでしか聞いたことがないのですが、
悔しいことにテレビで見た時、すごく気に入ってしまったのです
だから早くCDで聞きたいと思っていたんですが…
この曲のことは今回も気にかかっていたので、
記事を書くに当たって探しました


そしたら! youtube素晴らしいです ありましたYO!!
やっと、中学生時代以来久々、この曲を聞けました!
めちゃ嬉しいです!! マジで!


さらに調べてみると、2007年、
「蜂-BARBEE BOYS Complete Single Collection-」
というシングル集がリリースされ、
その中に「使い放題tenderness」が入っていることが分かりました
うーん、このために買うかどうか…
しかしやっとBarbee Boysのアルバムに収録されたことは嬉しいです


ということで、20年ぶりくらいに聞いてみたわけですが、
やっぱいい曲だ!!!
曲もタイトルも、いかにもバービーですよね
KONTAのSAXが冒頭から入りまくり、
「みつめるのはワイングラス」と始まる当たり、しびれちゃいます
後ろで冷静な顔で楽器を演奏する完璧主義者のリーダーと、
サックスを持ちながら暑苦しく歌うイケメン、エロい仕草のお姉ちゃん
完璧な図だよ! すげー!! かっこいい!


歌詞の内容は、誰にでも愛想を振りまく恋人の女性への苛立ちという、
身勝手な男性の気持ちを歌ったものですが、
この歌詞は今でも十分に通用するんじゃないか、
というか、当時は早すぎたんじゃないでしょうか

型どおりの二人の夜 疑いもなく信じこんで
似たようなmood 似たようなkiss
あたまにくる 吐きそうになる いやだ ooh

誰にでも見せるとびきりの笑顔で
街中のヒロイン

使い放題tenderness 誰にだって say yes けど
俺を見てないから つらいだけ
使い放題tenderness 誰にだって say yes ただ
そうやって笑ってる party doll


TMとのからみでいえば、彼らは2003年の「Live Epic 25」で、
TM NETWORKと共演しています
ただDVDではBarbee Boysの演奏は、彼らの意向でカットされました
その後2008年に復活してフェスに参加し、
2009〜10年には25周年全国ツアーも行ないました
その後は特に動きは無いのかな…?


そういや、2009年に25周年って、我らがTMでもそんな話ありましたね
Barbee Boysもデビューは1984年だから、TMと同じなんですよね
なら2014年にはTMと一緒に30周年ですね
お互い無事、30周年を迎えられるといいなあと思います
…って、ライブ目前にいうことじゃありませんけど(笑


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MyFavourites12 Moment I Count (ブンブンサテライツ、2005年)

2012/03/06 03:29
2/27、TM NETWORKが「SMAP×SMAP」に出演しました!
冒頭の部分以外はSMAPとの合唱だったので、
ウツの歌はあまり聞こえませんでしたが、
最後までフルで演奏しました


番組自体はアニメソング特集という微妙なものでしたが、
番組冒頭に登場するなど特別扱いっぽくて良かったです
字幕では一瞬ですが、
今度の武道館ライブや小室さんの新作の告知が出ていました
番組の視聴率を考えても、
TM復活を世間に知らせる良いきっかけになったのではないでしょうか


今回のTV出演は2008年5月のライブ以来、
3年9ヵ月ぶりの記念すべきTM復活でした
ていうか、ホントに復活したんですね!
実感が涌いてきました


次は3/12〜14の3日間、11:00〜11:30、
TM NETWORKが「坂本美雨のディアフレンズ」に出演します
magneticaのサイトでは、
「4月25日発売予定の新曲がいち早く聞けるかも!?」
という煽りも入れています
本当かな?


さて、4/25リリースの新曲、
小室さんが2曲作っていることは以前触れましたが、
「久々のTM NETWORKの歌詞に期待してください」
小室さんがつぶやいていることを見るに、
少なくともメインの曲は小室さんの作詞と思われます


ところが3/3、小室さんが、
「もちろん新曲は数曲できています。みつこさんも書いていますよ」
というtweetをしました
これを受けてみつ子さんも、
TMの新曲の1曲を、作詞しました。突然依頼が来て次の日にはすでにデモが来て。数日前に仮歌をスタジオで録りました。久しぶりのTMなのでかなり悩んだけど、やはり書けて嬉しいです。

というtweetをしています


これだけでは詳細は図りかねますが、
小室さんが言うところの「数曲」というのは、
シングルになる2曲だけではないのでしょうか?
だとすると、もしかして4月の後の新曲も作られ始めている?
さらに新しいシングル? それともアルバム?


もちろん「数曲」=2曲で、
作詞は小室さんとみつ子さん1曲ずつという可能性もありますが、
色々と妄想は広がりますね
ともかく曲作りは着々と進んでいる様子です


小室さん、「小室哲哉Digitalian」で、今回の復活の話を少ししました
なにやら、ウツが全体的に、見た目だけじゃなくシェイプアップしていて、
言動にも力があって、かっこいいと思ったそうです
現状維持ではなく進化しているとも思ったとか
一方木根さんは相変わらずとか、余計なことも言っていましたが(笑


しかし小室さん、
前回「SPEEDWAY」の時は木根さんを褒めていましたが、
今回はウツなんですね
やっぱり認め合える関係ということなんでしょう


あと同番組では、
新曲がシングルになるとまでは決定していないと言っていました
あれ?
magneticaには「TM NETWORK SINGLE 発売決定!!」とかあるんだけど…
もしかして配信限定の可能性もあるということでしょうか
今の時代なら十分にありそうですけど、なんか寂しいですね


またライブの件も少し
ご丁寧に「All That Love」のチケット販売が終わった3日後、
WOWOWでのライブ放送が告知されました
4/15の21:00からとのことです
で、そのサイトを見てみると…ん?
なんか曲名が書いてある!

米米CLUB
 「Shake Hip!」「浪漫飛行」「君がいるだけで」
TM NETWORK
 「Get Wild」「Be Together」「Love Train」
プリンセスプリンセス
 「世界で一番熱い夏」「Diamonds」「M」


これは決定なんでしょうか?
いかにも演奏されそうな曲ばかり並んでいるんですが
あと順番も、米米→TM→プリプリで決まり?
個人的には米米では「Sure Dance」「KOME KOME WAR」を聞きたいです


最後にソロ話を
3月にリリースされる小室さんソロ作品4作の収録内容が決まりました
まず「Digitalian is remixing」は以下の通り

01. RUNNING TO HORIZON [TETSUYA KOMURO]
02. Vienna feat.Miu Sakamoto & KREVA [Remixed by "Mix Master" Pete Hammond]
03. Go Crazy feat.Krayzie Bone & K-C-O [Remixed by Dave Pensado & Drew Adams]
04. Every feat.Mitsuhiro Hidaka(AAA)a.k.a.SKY-HI & K-C-O [Remixed by ArmySlick]
05. Years Later feat.VERBAL(m-flo) [Remixed by Shinnosuke(SOUL'd OUT / S'capade)]
06. Free My Mind feat. Mitsuhiro Hidaka(AAA)a.k.a.SKY-HI [Remixed by Nick Wood & Big Al]
07. L.W.R feat.Misako Uno, Naoya Urata(AAA) & Wataru Yoshida(Purple Days) [Remixed by Jan Fairchild]
08. Carry On [Remixed by RAM RIDER]
09. Ayrton feat.Naoya Urata(AAA) [Remixed by nishi-ken]
10. THX A LOT / a-nation's party [Remixed by Dave Ford & Ian Curnow]
11. GET INTO YOU SUDDENLY / BALANCe [TETSUYA KOMURO]
12. 背徳の瞳 ~Eyes of Venus~ (Instrumental) / V2 [TETSUYA KOMURO]


事前告知では、今までのソロ作品を広くリミックスするのかと思っていましたし、
実際に「Gravity of Love」「I Want You Back」「Speed TK-Remix」も予告されていたんですが、
実際は12曲中9曲が「Digitalian is eating breakfast 2」のリミックスで、
90年代以前の曲は3曲だけでした
ただ「Digitalian is eating breakfast 2」のリミックスは全部外注で、
過去曲3曲は小室さん自身のミックスです


「Get Into You Suddenly」はかなり意外です
小室ソロ名義でもないんですが… まあいい曲ですけど
注目はやはり「Running To Horizon」「背徳の瞳(Instrumental)」ですね
前者については3/3、
ラジオ「マクドナルド・サウンド・イン・マイ・ライフ」でオンエアされましたが、
賛否はありそうですが面白いかもです
歌は、なんと撮り直したらしいですよ!!(ラジオでコメント)
後者はバラードになるようですが
歌入り版を配信で発売する可能性もあるようです


「Special Live@DOMMUNE」は、
DVDは去年6月のライブをフル収録するようです
音源集はageHaなどの音源を編集したものとのことですが、
曲目から見て、8月と12月のDOMMUNEライブの音源も入っているようです
「Jupiter」は多分12月、
富田勲さんに捧げたあの音源だと思います


ピアノコンサートの音源は8トラック入りで、
TM関係では「Still Love Her」「Seven Days War」と、
「魔物たちの夜」「Vampire Hunter "D"」より)〜「天と地と」が入るようです
基本的にTM・美里・globeの楽曲が中心になっていますね


「Far Eastern Wind -Complete-」の特典音源は、
当初8曲とされていましたが、結局「五常」一曲となりました
ただこの曲、「73分に及ぶ新規書き下ろし楽曲」らしいです
これは小室さん史上最長楽曲ですね
つうか、CDの収録時間を考えても、これ以上の長さは無理でしょう
うーん、どんなんだろう?


以上、なんだか近況がすごい長くなっちゃいました
そういや前回の記事、気持玉が71個もついています(3/6現在)
普段は10個とかそれくらいなのに、一体これは…?
いや、ありがとうございます


では本題に入ります
久々のMyFavouritesです

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今回はBOOM BOOM SATELLITES「Moment I Count」(2005年)です
ちなみに今回の記事タイトル本当は、
「MyFavourites12 Moment I Count (BOOM BOOM SATELLITES、2005年)」
と書きたかったのですが、
ブログの仕様で一定の文字数しか入らないため、
仕方なくカタカナにしました
しかし本文では全部英語で、
BOOM BOOM SATELLITESと書きます


この曲は、彼らの4thアルバム「Fulll of Elevating Pleasures」所収です
今回貼った映像はPVですが、
アートな雰囲気も漂わせ、なかなか面白い作品と思います


ただ本当はこの曲、ライブ映像を載せたかったです
というのも、私は以前CD聞いて彼らのライブに行ったのですが、
その時の彼らはとにかくかっこよく、
特にこの曲の時、私のボルテージは最高になっていたからです
あの興奮を伝える映像ないかなあ…と思ったんですが、
なんか音質が悪かったりで… そんならPVでいいかなと思った次第です


彼らはCDの完成度も高いんですが、
なんといってもかっこいいのがライブです
「Moment I Count」以外では、
「Kick It Out」なんかも素晴らしいです
こちらはライブ映像があったので、リンク貼っておきます
ただこの曲は、ホントに現場で聞いて、飛び跳ねて欲しいです
あと彼らは、ライブの間の仕草がかっこいい!
男だけど、惚れるわぁ…


さて、彼らの楽曲は、
実はデビュー当初、2ndアルバムくらいまでは、
半ばインストみたいなアルバムでした
この頃の曲では、
デビューアルバムの「On The Painted Desert」が好きです
後には基本的にギターの川島道行さんの歌が入るようになり、
曲もエレクトロニカ+ロックだったのが、
次第にエレクトロニカ<ロックになり、現在に至ります



この間、彼らの楽曲の歌詞は一貫して英語です
デビューの場も数ヶ月差ではありますが、
実は日本ではなく、ヨーロッパでした
その点にどれほどの意味を見出すべきかは人それぞれでしょうが、
少なくとも彼らは、日本の歌謡曲界ではなく欧米を見て、
欧米にも通用する音を目指しており、
欧米でのライブを行なったり、
CDの日本・欧米同時発売などを行なっています
同時代の洋楽への着目という点に限って言えば、
かつての小室さんとも共通しているところはあるといえます


彼らは2010年、7thアルバム「To The Loveless」をリリースし、
週間5位という過去最大の成績を上げました
どのアルバムもそうなんですが、この作品も熱いです
冒頭の「Back On My Feet」「Drain」から、飛ばしまくりです
TMファンだと、「Caught in the Sun」を気にいる方もいるでしょう


彼らの活動は去年は控えめでしたが、
去年年末からは対バンライブも含め、積極的に動いているようです
そろそろ次のアルバムも出ると思うんですが…ライブでも新曲やってるし


今、TMがいよいよ再始動という時期に、
あえて彼らのことを取り上げたのは偶然ではありません
このブログを始めた2006年、
TMは過去のものになり、もう活動はないと思っていました
2007〜08年にはTMが復活しましたが、
この時もどんな音楽をしたいのかはあまり伝わってきませんでした
多分この頃の小室さんは、
やりたい音が見つかっていなかったんだろうと思っていましたし、
今でもそうだったんだろうと思っています


2004年のトランスも、
それ自体は一度TMで試みて良いものだったと思いますが、
小室さんはすでにglobeやGaballでは2001〜02年に試みており、
2003年の活動中断の後でもトランスというのは、
結局以前やっていたことの焼き直しにも見えます


一方でglobeでは同時期にスタンダードへの回帰を行なうようになり、
2007年からはTMでもその方向性を示すようになります
インストではアンビエントへの傾斜なんかも見えましたが、
基本的に小室さんは2002年以後、新しい構想を出せていませんでした


そんな中で一ファンとして、
小室さんは今何をすれば良いんだろう?と思いました
そこでトランスと別方向なら、
むしろ純クラブ系の音ではない方向性も取り入れられないかと思い、
そこで思いついたのがBOOM BOOM SATELLITESです
こんな感じで今風のロックを目指すのも良いんじゃないかと考えました


ただそう思って改めて今BOOM BOOM SATELLITESを聞いてみると…
やっぱTMじゃ無理そうな気がしてきました
少なくともこれをそのままやったら、絶対に旧ファンは離れそうです


でもどうでしょうか
ここまで激しくロックを目指さなくても、
こういう方向に近付いてみることはできるんじゃないでしょうか
実際に2008年の「SPEEDWAY and TK Hits!」でもっとも魅力的だったのは、
オリジナル通りの演奏でオリジナル通りの歌という点ではなく、
ロック臭溢れるインストコーナーでした
また去年の小室さんのDOMMUNEライブも、
シンセのみで見事にロックを実現できていたと思います


かつてのTMでも「Rhythm Red」「Major Turn-Round」などは、
明らかにロックサウンドでしたが、
その基盤となっていたのはそれぞれ80年代と70年代でした


特に「Major Turn-Round」は、
電子音を初めてロックに取り入れた古きプログレの世界を再現したものでした
この作品は多分に小室さんの自分史の表現という性格が強く、
新しい音ということはできませんが、それでも魅力的な作品ではありました
やはりTMでやるならば、ロックであっても、
生音のみではなく電子音も主要な要素として取り入れるべきと思います


昔のロックンロールといえば、
一般には電子音の世界と無縁なものが主流でした
実際にテクノポップという言葉はあっても、
テクノロックという言葉はありませんでした


だからこそ80年代バンドブームの中で、
シンセを前面に出したTMはそのセールスにもかかわらず、
輪の中心から外れた位置にいざるを得なかったのだと思います
しかし今ではロックに電子音を取り入れることは常識になっています
そのような今でこそ、TMはロックをやるべきではないでしょうか


…と、TMが動き出す前に、勝手にそう思っています
まあ、4月には全然違う彼らにはまっているかもしれませんけど、
実際に動く前だからこそ、今の内に書いておこうかなあと思いました
動いちゃったらもう書けないし


ちなみにBOOM BOOM SATELLITESは、
ビッグビートに分類されることもあります
こういう分類に意味があるとも思いませんし、
彼らもそういうのを意識してはいないと思うんですが、
ちょっとwikipediaを見てみたら、
日本のビッグビートのミュージシャンとして、
PSY・S、小室哲哉(TM NETWORK、globe)、BOOM BOOM SATELLITESの3組が挙げられていました
え? TMってビッグビート?
誰だこれ書いたの!?


まあそれはともかくとして…
今回はTM NETWORKの今後にかなりの比重をかけてしまい、
そのため肝心のBOOM BOOM SATELLITESの件が薄くなってしまいました
しかし上のリンクのPVを一度再生すれば、
またしばらく脳内に迫力のある音は響き続けるはず!
記事を読み終わったら、もう一度再生をお願い致します


ではまた、次回の通常更新で
「All That Love」の前にもう一回更新できると思います


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MyFavourites11 大きな地震がきたって (CHARA、1992年)

2012/01/06 04:27
あけましておめでとうございます
最近忙しくて更新が滞っており、すみません
第5部、もうすぐ一年経つんですよね
まあ、とりあえず「終了」までは来ましたので、
最低限のところはクリアしましたが、
ホント最低限のところですよね…


とりあえず順調に行っても、第5部は夏頃までは続く気がします
もう見限った方も多いかとは思いますが、
忍耐力のある方はどうぞお付き合いいただければと思います


正月は、ロンブー淳の特番に小室さんが出ていましたね
見なくても何も損しない(見ても何も得しない)内容でしたけど…
現状で小室さんの情報は、
2月のライブDVD・CDとリミックスCDのリリースくらいですが、
多分keikoさんの病気のため、
いろんなものが頓挫しているのだと思います
まあ、無理に曲作って変なものが出ても困るので、
むしろ今はゆっくりしてもらえればと思います


今年はウツ・木根ソロ20周年ということで、
TMファンの方にはそちらがメインになるかもしれません
それで2013年に30周年に向けてTMが活動を開始、
2014年に30周年記念イベント…みたいになれば良い方でしょうか
25周年がぶっとんだ後、いつTMが再開するかと思っていましたが、
もうタイミングとしては30周年くらいしか残っていない気がします


さて、今回は久しぶりのMyFavouritesです

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今回はCharaです
Charaといえば、一般には1990年代後半に一番注目されたのですが、
今回はそれ以前の1990年代前半をメインに取り上げます
具体的には1991年から1994年、
デビューアルバムから4thアルバムの時期に当たります


上にリンクを貼った「大きな地震がきたって」は、
2ndアルバム「Soul Kiss」の先行シングルとしてリリースされた曲です
Charaが一部で注目されるようになっていた頃です
このPVを見たことない方、
まず以下の文章を読まれる前に、PVを再生してみて下さい
かなり予想外の内容かと思います


別に莫大な予算を投じてロケをしているとか、
特殊な演出があるわけではないです
その点では極めてシンプルな作りなのですが、
CDを先に知っていた私は「え?」と思いました


PVといえば普通CD音源にあわせて、
趣向を凝らした映像を作るものなのですが、このPVは逆です
映像は多分スタジオでCharaを撮っただけのものなのですが、
最後の部分を除き、歌がCD音源ではありません
一応CD音源はバックに流しているのですが、
それをBGMにCharaが一人でしゃべったり、
CDにあわせて上から歌をかぶせたりします


このセリフや歌のタイミングは台本があるんでしょうが、
PVを撮りながら生で録音したものと思われます
こういうPVがあったかー!と、やられた気分でした


初期Charaには他にも好きな曲がいっぱいあって、
デビュー曲の「Heaven」
そこそこ知名度を上げた「シャーロットの贈り物」
ソニーカセットテープのCMで使われた「Happy Toy」
その他「Rainbow Gossip」「愛の自爆装置」「罪深く愛してよ」など、
どれも素晴らしい曲です


個人的には3rdアルバム「Violet Blue」が一番好きです
一枚ずっと聞いていて全然飽きない楽しい作品です
本来はここから選びたかったのですが、
今回はPVに負けて「Soul Kiss」からの選曲になりました


残念なので「Violet Blue」からも、
「シャーロットの贈り物」のPVにリンクを貼っておきます
聞いたことのない方、是非聞いてください
歌もそうですが、TMファンならシンセも多分頭に残ると思います


ちなみに2ndの「Soul Kiss」は、オープニングが素晴らしいです
一曲目のタイトルチューン「Soul Kiss (prologue)」
幻想的なシンセ音の中、
「親愛なるパパとママ、私は今日、初めて魂の震えるキスをしてしまいました」
というCharaのセリフが入るだけの短い曲ですが、
このオープニングだけでゾクゾクします


さて、以前書きましたが、
私は「EXPO」の頃からTMNや小室さんには見切りを付け始めており、
メインで聞いていたのはSing Like Talkingになりつつありました


ただ私にとってSing Like Talkingは、
良質なポップスを提供してくれるユニットではありましたが、
70〜80年代洋楽、特にAORやファンクミュージックの影響が強い、
新しさよりは質を重視した音楽という印象でした
その意味で新しさを重視したTMとは別の関心から聞いていたわけで、
いうなればTMとSing Like Talkingは、
私の脳内では並存可能な存在だったといえます


これに対して、私の中のTMの存在感に真っ向から挑んできたのは、
Flipper's GuitarとCharaでした
カチンと来る方もいると思いますが、
彼らの登場によって私の中のTMの楽曲の新しさは、
「80年代の」という限定付きのものになってしまいました


Charaについて言えば、
あえて歌に付けたキュートなクセ、
美人とは言いがたいけれどどこかキュートな表情と仕草、
私が女性だったら、おそらく当時もっとはまっていただろうと思います


私はよく分からない世界ですが、
ファッション誌にもよく出ていたらしいですね
Charaはお嬢様、ぶりっこ、美人、不良など、
従来の単純なアイドル的カテゴリーに収まらない、
不思議な魅力を持つ女性像を開拓したように感じます


Charaは作詞も担当しましたが、
女性の不条理な内面をしっかり歌い上げる歌詞は、
たとえば同時期に女性の本音を歌って大ヒットした「ロマンスの神様」などよりも、
よほど赤裸々で耳を向けさせる内容でした


表現も面白いものが多いです
たとえば「大きな地震がきたって」冒頭は、
「大きな地震がきたってわからないくらいにあたしときたら体中心臓でいっぱい…」
と始まるんですが、
「体中心臓でいっぱい」って表現、自分じゃ思いつかないなあ


そして楽曲ですが、シンセの音色の選び方や音の重ね方などは、
すでに小室さんの後の世代の時代なんだと感じさせるに十分でした
はっきり言ってTMNやtrfと比べても、
この頃のCharaの楽曲の方がシンセのセンスは上と思います


この頃の小室さんはダンスミュージックという畑に移ることを試みますが、
現実問題として、ポップスの土俵で音の新しさをアピールする限りにおいて、
小室さんの時代は終わっていたのだろうと思っています
近未来(一時代先)の音を提示することを命題としたTMNが「終了」したのは、
事務所問題やtrfのヒットなどとは別次元の問題として、必然だったのでしょう
(ただし新しいかどうかとは別に、小室さんの楽曲は魅力的と思っています)


初期Charaの楽曲を実質的に担当していたのは、
プロデューサーの浅田祐介さんです
この方、Charaのプロデューサーとしてプロになった方で、
まさしくこの二人はタッグで音楽の世界に参入したといえます
多くの曲は、歌詞をChara、曲を浅田さんが主に担当していました
私が1994年までのCharaが好きなのも、彼の存在が大きいです


私にはゴシップには興味ないのですが、
初期Charaの音楽的背景を考える上で重要なので触れておくと、
浅田さんとCharaは恋人同士でした
二人は実質的には、
カップルでデビューした新人ユニットだったといえます
だからこそこの時期、
息のあった名作が次々と生み出されたのでしょう
若い新鮮な感覚故の魅力というのもあったのだと思います


Charaの音楽性は1990年代前半と後半で大きく変わるのですが、
そのきっかけは、1994年、Chara出演の映画「Picnic」でした
Charaはこの映画で浅野忠信さんと知り合い、1995年に結婚します
1994/10/10リリースの「Happy Toy」のレコーディング時には、
すでに浅田さんとの関係は切れていたと思われますが、
契約の問題もあり、このタッグのCD製作は行なわれます
しかし翌年、Charaの妊娠もあり、
シングル1枚以外新曲はリリースされません


1996年には映画「Swallow Tail」の主演を務めますが、
劇中の楽曲が劇中のバンドYen Town BandのCDとして、
小林武史さんプロデュースで「Montage」がリリースされ、大ヒットします
これを受けて1997年のCharaは、
「やさしい気持ち」「タイムマシーン」をチャート20位内に入れました


さらに同年、3年ぶりのオリジナルアルバム「Junior Sweet」は、
Chara唯一の一位獲得作品となり、
105万枚、年間23位という最高記録を達成します
おそらくもっともよく知られるCharaは、この時期でしょうが、
このアルバムは大沢伸一さんのプロデュースで、
この頃になると浅田さんはまったく関わりません


もちろんこの頃も良い作品はあるのですが(大沢さん自身好きですし)、
個人的な嗜好としては浅田さんの音使いが好きだったので、
結構残念でした
この頃になると、90年代前半のTMNと同様、
Charaの新しさも歴史的なものとなってしまった感があります
大人のミュージシャンになったということでもあるのでしょうけども…


なお1999年にはCharaとYUKI(Judy and Mary)のユニットchara+yuki名義の
「愛の火 3つ オレンジ」で浅田さんが編曲を担当しますが、
ごく一時的なもので終わりました
この曲は特に好きなわけでもないのですが、
PVはけっこうインパクトがあります
一応リンク貼っておきますね


ではまた次回、通常更新で


Soul Kiss
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記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 17 / トラックバック 0 / コメント 5


MyFavourites10 本能(椎名林檎、1999年)

2011/11/11 12:16
11/5、小室さんが早稲大学の早稲田祭2011のイベント「UBC-jam vol.25」に出演しました
Keikoさんの件もあったので、出演も危うかったようですが、無事実現しました
時事通信がyoutubeにアップした動画では、
「Love Again」「Many Classic Moments」「Get Wild '89」の3曲とトークのダイジェストを見ることができます
多分許可を取ってやっているものでしょうから、消されないでしょう…


またKeikoさんのこともあり、様々なネットニュースにこのイベントの記事が出ています
asahi.comより
 音楽プロデューサーの小室哲哉(52)が5日、東京・早大の「早稲田祭」で単独ライブを行った。先月25日に、くも膜下出血で倒れた妻の歌手KEIKO(39)が手術を受けて以来、公の場に登場するのは初めて。KEIKOらとのユニットglobeの曲など7曲を、シンセサイザーを駆使し、腕を振り上げて演奏。妻への応援を呼び掛け「かっこいい音楽を作っていく」と曲作りへの意欲を改めて宣言した。看病でつらい日々だが、母校の学園祭のため出演を決意したという。
 約3000人の早大生らが集まった「記念会堂」に小室が登場すると、歓声が湧き上がった。globeの曲「Love again」が流れ、KEIKOの歌声がホールに響く。小室はそれに合わせて何台ものシンセサイザーやキーボードを操作して曲を演奏。全身でリズムをとりつつ、感極まったような表情で人さし指を立て、何度も両手を天に突き上げた。
 globeの2曲を含め計7曲を約30分演奏。最後にマイクを持った早大社会科学部出身の小室は「早稲田OBです。(みなの)先輩(笑い)。でも早稲田祭に呼ばれたのは今年が初めてです」と笑顔で話した。
 その後、妻について「KEIKOが急に倒れまして、今日(ライブを)できるかなと思ったんですが、毎日(病院の)先生たちが頑張ってくれて。KEIKOも頑張ってくれてるんで、ファンのみなさんもよかったら見守ってください。応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。
 さらに「大震災があって、僕やKEIKOよりももっと大変な思いをしている人がたくさんいらっしゃいます。僕のようにステージで音楽をやらせてもらっているというのは、すごく幸せなことだと思ってます」と話し、「これからもみなが楽しめる音楽を頑張ってやっていきたい。間違いなく、かっこいい音楽を作っていきますんで、よろしくお願いします」と曲作り継続を宣言した。


小室さんのTwitterによれば、
11/10にKeikoさんがICUから一般病棟に移ったようです
予後は順調のようで、よかったですね
小室さんの「新しいプロジェクト」も予定されているようで、
仕事も再開のモードでしょうか


ウツの「Tour Timesmile」も、早稲田祭と同じ11/5にファイナルを迎えました
日替わり曲は「Detour」「Welcome Back 2」だったようなので、
DVDにもこの2曲が入る可能性が高そうです
年内のステージは、あとは12/23のクリスマスディナーショーだけですね


12/24には木根さんのクリスマスライブもあります
もとICEMANの黒田倫弘さんとのコラボライブのようです
こんなつながりあったんですね
ウツと両方行くツワモノはいるのでしょうか


では今回のMyFavouritesに入ります

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今回取り上げるのは椎名林檎の「本能」です
デビュー2年目にリリースされた4枚目のシングルで、
約100万枚を売った椎名林檎最大のヒット作です


椎名林檎はすでに前年の「歌舞伎町の女王」で知られていましたが、
この「本能」で2位を獲得して以来、
東京事変名義の作品も含めシングル上位の常連になります
歌詞は女性が男性に求める愛欲を歌ったもので、
まさしく自らの「本能」を歌ったものです

どうして歴史の上に言葉が生まれたのか
太陽 酸素 海 風 もう充分だった筈でしょう
寂しいのはお互い様で
正しく舐め合う傷は誰も何も咎められない
紐解いて生命に擬う
気紛れを許して 今更なんて思わずに急かしてよ
もっと中迄入って あたしの衝動を突き動かしてよ


そしてこのPVです
白い壁の中に輸血用の血液パック、
純白のナース服にドギツイ口紅という、
赤白の対比を際立たせた画面の中で、
椎名林檎は何をしているわけでもないのに妙にいやらしく挑発的に映ります


「本能」もインパクトのある表題ですが、
アルバムやビデオでは「加爾基 精液 栗ノ花」「性的ヒーリング」など、
さらに直接的なものが目立ちます
正直、多少やりすぎ感がないでもないのですが、
そのキャラクターを立たせることには大いに成功しています


「本能」では特にエロティックな面が強調されていますが、
肉体的・精神的なものを含め、
男に全力で愛情を注ぐ女性を描くというのが、
デビュー曲「幸福論」以来の初期椎名林檎の得意技で、
その楽曲はひとことで言えば、徹底してラブソングを軸としていました


たとえば「ここでキスして」「シドと白昼夢」「ギブス」などは、
真正面からのラブソングです
おそらくその情熱的かつ媚びないキャラクターは、
当時の女子高校生に影響を与えたものと思います


私が彼女を知った時、徹底して「演技」をしているという感想を持ちました
この場合の「演技」というのは、CDの中であれステージの上であれ、
ある世界を表現しようとするパフォーマンスということです
椎名林檎は音楽という世界の中で、見事に「演技」を完遂しています


しかも「本能」の時の椎名林檎って、まだ20歳なんですよ
20歳でこのいやらしさを表現できるのってすごいことだと思います
ちなみにこの人、テレビでのトークやインタビューなどを見るに、
普段は普通のかわいい女性なんだろうなあと思います


「演技」を重視した邦楽界の動向として、
この少し前から盛り上がっていたビジュアル系バンドがありました
彼らは女性をターゲットに絞った男性ミュージシャンでしたが、
これに対して「演技」する女性として邦楽界に現れたのが椎名林檎だともいえます


ただビジュアル系バンドの表現するものにはだいたい元ネタがあり、
その音や世界は似通ったものが目立ちました
彼らはその中で注目されるために特殊な演出を行なったり、
表現を過激化したりして、他と差別化を図ってはいましたが、
オリジナリティと音楽性双方を兼ねそろえたバンドはそう多くありません
(ここ、すごい反感買うかもしれませんが、私個人の意見として)


こうした有象無象のビジュアル系バンドと比べて、
椎名林檎の「演技」は、よりオリジナリティを感じさせるものでした
少なくともメディアで発信されるメジャーシーンにおいては、
これ以前に同様の「演技」を行なっていたミュージシャンはいなかったと思います


また椎名林檎のソロ作品の作詞・作曲は、
ほぼすべて椎名林檎本人の手に成っていました
この点で当時陳腐になりつつあったTKプロデュース作品群と異なり、
ミュージシャン自身の表現物という印象を感じさせます
実際は少なからずスタッフの意向も汲んでのキャラ設定があったのかもしれませんが、
それを感じさせなかった点は、おそらく正解でしょう


かなり突飛な比較かもしれませんが、
椎名林檎のオリジナリティを備えた「演技」は、
コンセプトや設定を重視した80年代のTM NETWORKとも共通性を感じます
私が椎名林檎を面白いと思ったのは、楽曲自体も良かったのですが、
演じきっているその姿勢に惹かれたところが大きく、
それはTM NETWORKファンとしての出自もあったんだろうと思います


その後椎名林檎は東京事変(2004年〜)のボーカルとして活動し続ける一方、
斎藤ネコとのコンピ作品「平成風俗」(2007年)をリリースしたり、
時折ソロ活動も行なったりしています
今月は新曲「カーネーション」もリリースし、5位に入っています
最近はCMにも出演していますが、30代半ばなのにお美しいですよね


たぶんこの人は、これからもつまらない流行などに惑わされず、
これからも自分のしたい音楽を続けていくんだろうと思います
一度ライブにも行ってみたいです
今やっている東京事変のツアーも行きたかったなあ(チケット取れず)
もしも今月の大阪公演のチケットを売ってくれる方がいらっしゃったら、連絡下さい…


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MyFavourites09 WOMAN・S (PSY・S、1986年)

2011/10/23 14:04
今回はTMに関しては、さしたる話題はありませんね
小室さん作曲のAAA「Charge ▶ Go!」は11/16に出るようです
結構前からCDじゃない形で売られていたようですけど(なんかよく分からないけど)
とりあえず、小室さんの自信作のようです
そういや、春頃には小室さんの楽曲が次々リリースされていましたが、
今回ずいぶん久しぶりの小室新曲ですね


あと11/23リリース予定の「Digitalian is eating breakfast: Remixes」
発売まであと1か月なのに、全然情報が入ってきません
mu-moの特典付きバージョン販売は終了したようですが、
ちゃんとリリースされるんですよね?


では今回はMyFavouritesの記事です

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今回はPSY・Sを取り上げます
リンク先は1989年のNon-fiction Tourの映像です
ライブの時に会場と一緒に体操っぽい動きをするのは、
この曲を演奏する時の定番だったようです
楽しそうですよね


PSY・Sはシンセ松浦雅也、ボーカルCHAKAの男女二人組のユニットです
当時見ていなかったので知りませんでしたが、
この「WOMAN・S」「さんまのまんま」のエンディングテーマだったそうです


イントロから始まって終始曲をリードする気持ちの良いドラム、
ポップでキュートなメロディ、絶妙なタイミングで入るシンセ
シンセポップの傑作だと思います
こだわりのスタジオ音源にもリンク貼っておきますが
シンセの使い方については、同時期の小室さんよりもセンスが良いかもしれません


驚くべきはこの曲、1986年の作品ということです
ライブバージョンで変わっているというわけではなく、
原曲もだいたいこんな感じです
当時は石井明美「CHA-CHA-CHA」やレベッカ「フレンズ」など、
シンセを前面に出したヒット曲が結構出ていた時代でしたが、
その中でPSY・Sはヒット曲こそ出していないものの、
楽曲の質の点では先を行っていた感があります


これ以前でも、1985年の「Brand-New Menu」などは、
当時の曲とは思えない非凡なオシャレさを感じます
たぶん当時こんな曲がシングルとしてリリースされること自体、
相当珍しかったと思います


私が特に好きな曲としては、「WOMAN・S」の他に、
「Lemonの勇気」「ファジィな痛み」があります
何が一番好きかといえば、「ファジィな痛み」かもしれません
ただ彼等の音楽の核がもっとも前面に出ているのは「WOMAN・S」と考え、
今回はこちらを選びました


一方「ファジィな痛み」はPSY・Sが新しい方向性を模索していた頃の曲で、
ポップでありながら全体に漂うアンニュイな雰囲気が魅力です
PVにリンクを張っておくので、興味のある方は御覧下さい


以上、軽く彼等の紹介をしてきましたが、
実は私はPSY・Sのファンというわけではありませんでした
ただ、活動時期や音楽性など様々な面で、
TM NETWORKと似た面と対照的な面を持ち合わせていたユニットだったと思います
そろそろ本編の話題がTMN「終了」に入ることもあり、
その前に一度触れておきたいなと思い、今回取り上げることにしました


彼らは1983年に結成し(メジャーデビューは1985年)、
デビュー当初はライブをやらずスタジオミュージシャンとして活動していました
サウンドは松浦さんが担当し、パフォーマンスはCHAKAさんが担当という形で、
完全に役割が分担されていました
巧みなシンセワークは松浦さんの手によるものです


TM NETWORkも1983年に結成され、
サウンドメイクは小室さんの主導下に行なわれました
デビュー当初はスタジオミュージシャンとしての活動を中心としたこと、
シンセをメインとしたポップス楽曲を制作したことなどは、
TMファンならだいたいご存知かと思います
この点で、TMとPSY・Sの出発点は極めて似ていたと思います


ただTMの場合、ウツの声はあまり「主張」しない点が特徴で、
楽曲の斬新さが主なアピールポイントになったのに対し、
PSY・Sの場合はCHAKAの歌もかなりのアピールポイントでした
声も、耳に残る「主張」する声質でした
CHAKAはジャズシンガーの経歴があったこともあり、
ラジオでお話を聞いたりしても、音楽にもこだわりのある方でした


もっとも異なる点は、おそらくポップスへのこだわりという点です
私は末期はよく分からないのですが、
少なくとも90年代初めまでの松浦さんは終始ポップスを作り続けました
アルバムごとの色はたしかにあるのですが、
ポップスの中でやれることをやろうとしている印象です
これに対して小室さんは、世間に注目されるために常に新しい試みを行ない、
1986年にはファンク、1989年にはユーロビート、1991年にはハウス、1993年にはテクノと、
次々と新たな音を取り入れていきました


この点はどちらが優れているという問題ではないのでしょうが、
松浦さんはポップスを追求する職人肌の求道者タイプ、
小室さんはより柔軟なヒットメーカータイプだったといえると思います


小室さんはスタジオでの音源作成に止まらず、
メディアに対するアピールやライブでの魅せ方も常に意識していましたが、
松浦さんはこの点にそれほどの力を注がず、もっぱら音作りに意識を注ぎました
おそらくPSY・SがTMほどのブレイクを果たすことができなかったのも、
一方で現在まで過去のファンによって評価され続けているのも、
ともにこうした松浦さんの志向によるところが大きいのだと思います。


PSY・Sは1988年にアニメ「City Hunter 2」のタイアップを得て、
シングル「Angel Night」をリリースしてスマッシュヒットを飛ばし、
彼等の代表作の一つとなります
これはTM NETWORKが1987年に、
同アニメのエンディングとして発表された「Get Wild」でブレイクしたことを思わせます
同じSONYグループ所属ということで、PSY・Sにもこの枠が回ってきたのでしょう


しかし私はこの曲については、彼等の作品の中ではあまり評価していません
この曲はアニメの世界観に合わせたハードボイルドの雰囲気の楽曲でしたが、
アーティストイメージと作品の世界観の乖離のためか、
彼らの魅力を全面的に伝えるものにはなっていないように思います
少なくとも「Get Wild」ほど魅力的だとは感じません


ただ小室さんもハードボイルドの世界をテーマにした楽曲は「Get Wild」が初めてだったわけで、
小室さんにとっても「City Hunter」的世界が得意分野だったわけでありません
それにもかかわらず注文に応じて、タイアップ番組の内容に合わせた良曲を作り上げたわけです
つまり小室さんと松浦さんの作る楽曲の幅と柔軟性の差が、
そのまま「Get Wild」「Angel Night」の差となったのではないでしょうか


ただその分松浦さんは自分の土俵では良い作品を作りました
彼ら最大のヒット作「Friends or Lovers」(1991年)は、
TBSドラマ「ママって、きれい!?」の主題歌というタイアップがありましたが、
この曲は昔ながらの典型的なPSY・Sポップスでした
80年代半ばには新鮮だったポップスサウンドも、
90年代の流行の中ではいささかレトロにも聞こえます
しかし流行にふりまわされることのない音作りには、むしろすがすがしさを覚えます


もっともヒットとはいっても、成績は19位、10万枚程度でした
彼らはこの直後、ベストアルバム「Two Hearts」で、
3位、23万枚という、それまでの作品の数倍の成績を上げましたが、
これを最後にメジャーシーンから姿を消していきます
この時代のドラマタイアップの一般的傾向として、
継続的な人気にはつながらなかったわけです


80年代ミュージシャンが90年代初めに次々解散していく中で、
PSY・Sも90年代前半で事実上の活動を終わらせ、
1996年には正式に解散を発表します
この解散は「終焉」と呼ばれますが、
やはりTMN「終了」と同じく、YMO「散開」を意識したものでしょう


松浦さんは、坂本さんと同じフェアライト使いだったことで知られ、
坂本「教授」をもじって松浦「博士」とかと呼ばれたようですが、
(この点も、小室「先生」を彷彿させます)
世代からみてもやはりYMOを強く意識していたんだと思います
この点では小室さんも松浦さんも、
同世代のシンセプレイヤーだったということなのかなあとも思います


あえて年表風に書けば、
70年代終わりから電子音楽の世界に一時代を築いたYMOが1983年に「散開」、
同年にTM NETWORKとPSY・Sが結成、
1984年にTM NETWORK、1985年にPSY・Sがメジャーデビュー、
90年代に入って両者とも活動が停滞し、
1994年にTMN「終了」、1996年にPSY・S「終焉」ということになります
この流れを一望するに、80年代とその前後数年というのは、
シンセポップスにとって一つの時代だったのかもしれません


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MyFavourites08 Stay Gold (Steady&co.、2001年)

2011/09/25 12:44
ウツの「Tour Timesmlie」
昨日の札幌公演でセットリストが変更になって、
なんと「Detour」が演奏されたそうです


これは…!!!
永久に絶対に演奏されない曲と思っていただけに、かなり驚きです
ここだけでも聞いてみたいです
「Crazy For You」といい、
ウツの選曲は結構TMファンのツボをついてきますね


一方9/21福井ハーモニーホールの小室さんのピアノコンサート、
台風とぶつかってしまって、
交通機関の都合で会場に来られない客が出たようです
来られなかった客は、
翌日の富山県民会館公演に振り替えてもらったようですが、
イベンターも良心的な対応してくれますね
まあどうせ会場が埋まっていないなら、収益上の影響はないんでしょうけど…


次は月末の大阪公演ですね
私も初参戦してきます
では今回は久しぶり(二ヶ月ぶり)のMyFavouritesです

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今回はSteady&co.を取り上げます
Steady&co.名義で単独の楽曲をリリースしたのは2001年下半期のみです
もともと永続的なユニットではなく、
Dragon Ashの降谷建志(kj)とBOTSを中心に、
Rip SlymeのIlmari、スケボーキングのShigeoが参加し、
4人で臨時的に活動を行なったものです
BOTS以外の3人はラッパーになります


「Stay Gold」はSteady&co.のデビューシングルに当たります
作曲はSteady&co.名義ですが、
多分降矢さんの関与が大きいのではないかと思います
曲が、降矢さんぽい気がします…違うかもしれないけど


本作を含むアルバム「Chambers」は、
個人的に2001年の邦楽作品でもかなり好きな作品です
基本的なジャンルはヒップホップと言って良いですが、
全曲穏やかなミディアムテンポの楽曲で、
ラップをじっくり聞かせる構成になっており、
アルバム全体で統一された世界を作り出しています
「Stay Gold」はその中でも、
もっともメロディアスで聞かせる作品といえます


こうした作品は、ともすれば退屈になってしまいそうなものですが、
楽曲の質の高さのため、気持ちの良いリズムやメロディを味わいながら、
一時間を過ごすことができるアルバムになっています
当時私はこれを聞いて、早口のラップや攻撃的なビートがなくても、
良質の和製ヒップホップは可能なんだと思いました


もしもまだお聞きでない方で、「Stay Gold」が良いと思った方は、
是非「Chambers」も聞いてみて下さい
損をしたとは思わないはずです


さて、Dragon AshやRip Slymeは、
商業的には日本でもっともヒップホップで成功したユニットです
それだけにその道の方々からはたびたびディスられた(笑)ようですが、
彼らは十分に気持ちの良い音を世紀変わり目の日本に提供してくれましたし、
それが日本の音楽界に刺激となったことは間違いないと思います


さて、「Chambers」について軽くまとめてしまったのは、
Steady&co.に関わったDragon Ash、Rip Slyme、スケボーキングにも、
少しずつ触れておきたいからです
一々詳しく触れるときりがないので、ごく表層的なことだけ触れておこうと思います


本作リリース時、中心になったのはDragon Ashでした
知名度でも彼らが圧倒的でした
彼らはデビュー当初はロックバンドと言って差し支えないグループでした
彼らは2ndアルバム「Buzz Songs」(1998)の頃から知名度を上げていきます
ヒットチャートにこそ登場しないものの、メディアでもかなりプッシュされていたのを覚えています


そうした中、彼らは1999年にブレイクします
特にZeebra・Acoとのコラボシングル「Grateful Days」は、
92万枚、年間13位という大ヒットとなりますが、
個人的にはその前の「Let yourself go, Let myself go」が大好きです
今回はこちらを取り上げることも考えていました


正直彼らは、退屈になっていたTKプロデュース作品や、
初めから興味がなかった女性向けビジュアル系バンドと比べても、格段に刺激的で、
これらを収めたアルバム「Viva la Revolution」は、
当時かなりヘビーローテーションで聞きました


この頃の彼らはヒップホップに傾倒しており、
これらシングルも明らかにヒップホップを意識した楽曲でした
ただ決してヒップホップ一辺倒だったわけではなく、
降矢さんの作るメロディラインも健在ですし、
アルバムにはロック風の楽曲も入っていました


いわばヒップホップ的要素の適度な導入と応用が、
彼等のブレイクをもたらしたのだと思います
ただこの点は、以前からヒップホップ界で活躍していたミュージシャンやそのファンから批判されたようです
まあ、本当にどうでもいいことで騒いでいたように見えるんですが…


Dragon Ashは2001年、「Lily of Da Valley」をリリースし、
さらに降矢さんとBOTSはSteady&co.としての活動を始めます
しかしこの頃を最後に、Dragon Ashはヒップホップから距離を取るようになります
その最初に当たるのが、2002年の大ヒット作「Life goes on」です(年間4位)


Dragon Ashはブレイク時のイメージが強いためか、
ヒップホップユニットという印象を持たれていますが、
最近の作品を聞く限り、そのような評価はもうできません
ロックミュージシャンという方が妥当と思います
もとより一生ヒップホップのみに添い遂げるつもりはなかったのでしょう
ある意味で、いろんなジャンルをつまみ食いする小室さんに近いのかもしれません


Rip Slymeもその道の方々からは大衆迎合的だとか批判されたグループですが、
一般に伝わるエンターテインメント性を和製ヒップホップに付け加えることに成功した点は、
高く評価されて良いと思います
彼らはDragon Ashがヒップホップから離れた後、
陽気で楽しいヒップホップで邦楽界を沸かせました


個人的にはデビューシングル「Stepper's Delight」のバックトラックが、
一時頭から離れないほど好きでした
もともと打ち込みメインの印象的なシンセなどは、
TMファンにも受けるポイントはあったんじゃないかと思います


デビュー当初の彼らは大して売れていませんでしたが、
デビュー数ヶ月後、IlmariがSteady&co.に参加したことは、大きな意味があったはずです
彼らはSteady&co.の活動中、「One」でブレイクを果たすことになり、
翌年の2002年、アルバム「Tokyo Classic」で、
92万枚、年間9位という大ヒットを飛ばします
今聞いても、本作が大ヒットしたのは分かります
とにかくどこを聞いてもパワーがあるアルバムでした


以後も彼らは精力的にライブなどを行ないましたが、
2004年頃には人気が下り坂になり、活動も落ち着きます
個人的には2006年頃、
コラボばかりするようになってからはどうなったかよく分かりません


上記2組と比べると、スケボーキング(SBK)はブレイクできなかったグループです
しかしその作品は決して質が低かったわけではありません
楽曲から溢れるエネルギーはただものではないです
ただ押しもクセも強く、そのため一般の人気が爆発的に伸びることはなかったのでしょう
最大のヒット作は2001年の「Killing Field」(週間10位)で、
Steady&co.の活動期でした
この知名度上昇のチャンスをうまく活用しきれなかったということでしょう


私は初め彼らについて、
デビューシングル「Episode 1」(2000年)で降矢さんとコラボした以上のことは知りませんでした
しかしテレビでたまたま見た「Child's Replay」で彼らの魅力に気付き、
以後アルバム各作品をチェックするようになりました
これ、ホント良い曲ですので、ぜひ聞いてください
本作を収めたメジャーデビューアルバム「magic moment...」は、お勧めのアルバムです


私はそんなに詳しく知っているわけではないですが、
アルバムを聞く限り、彼らは大変器用で多芸なミュージシャンで、
作品ごとに色々な顔を見せてくれます
たとえば上に上げた「Episode 1」「Child's Replay」を聞いていただくだけで、
その幅は分かると思います(両方同じアルバムの曲です)


彼らはラップが印象的なのでしばしばヒップホップに分類されますが、
Dragon Ashと同様、それはあくまでも彼等の一要素です
あえていえばミクスチャーロックってやつなんでしょう
シンセなどを巧みに使いこなした勢いあるオケは実に魅力的です
末期にはエレクトロ路線にも手を出すようになりますが、
これも彼等の多芸さを示すものでしょう


結局いろいろ試した彼らですが、2004年には活動を休止し、
2008年復活したものの、2010年には解散を宣言してしまいました
本来はもっと評価されて良かったグループだと思います


以上、Steady&co.を取り上げながら、
実質的にDragon Ashその他3グループのお話になってしまいました
どれも好きだったんで…
ご容赦いただければと思います


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2001-11-28
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MyFavourites07 パパは金持ち〜君達は天使 (ユニコーン、1989年)

2011/07/24 14:10
毎週小室さん関係の話が入ってきます
まず8/19「FREEDOMMUNE 0<ZERO>2011」小室さんが出演します
これはDOMMUNE主催の東日本大震災復興支援イベントで、
川崎の東扇島東公園で行なわれます


入場は無料ですが、事前に予約は必要だとのこと
またライブはUSTREAMや特設ウェブサイトZOMMUNEから、
ストリーミング配信されるそうです
ブースはいくつかに分かれ、数十組のミュージシャンが出演します
小室さんがシンセに興味を持つきっかけの富田勲さんも出るんですね
小室さんのファンとしても豪華な共演です


また9/30、小室さんのピアノコンサートが大阪森ノ宮ピロティホールで開催されます
今まで九州・北陸で公演してきましたが、次は近畿ということでしょうか
もう時間がありませんが、avexのサイトaTicketで、
先行オフィシャル予約が7/24まで行なわれています


今回の新着情報は以上でした
では今回はおまけ話です

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今回はユニコーンです
以前も書きましたが、私が好きな日本のミュージシャンを二つ挙げたら、
TM NETWORKとユニコーンです
今は「TMN通史」を書いていますが、
「ユニコーン通史」も書いてみたいと思っているくらいです


MyFavouritesコーナーを始めた時も、
当然念頭にあったのはユニコーンでした
ただ取り上げるのが7番目になってしまったのは、
今年彼らが全国ツアーを始めたので、
それを見に行ってから書こうと思ったからです
まあ、すでに先月見に行ってたんですけど、
タイミングの問題で今回までずれ込みました


先月のライブの彼らも、
相変わらずのエンターテイナーぶりを発揮していました
まだツアー中なので伏せますが、ギターの手島さん、
かつての木根さんばりの「パフォーマンス」を見せてくれました
今回は手島さんが全体的にいじられキャラになっていて、
その点でも木根さん化しています


木根さんは年を取ってからかつての芸を封印していますが、
いまだに衰えない彼らの遊び精神を見習って欲しいものです
再結成後のTMに一番足りないのって、
ライブでの遊び心なんじゃないでしょうか
対象限定の狭い内輪話をして盛り上げるだけでは、
エンターテインメント性の面でユニコーンには叶わないと思います


さて、そのツアーでも演奏したのが、
今回紹介する「パパは金持ち」「君達は天使」です
これは1989年の3rdアルバム「服部」に収録されています
一見ライブ映像に見えますが、
途中から出てくる様々なネタ要素から分かる通り、PVです
つうか、こんな曲でPV作るなよ(笑


なんでこの選曲?というご批判は多かろうと思います
彼らの代表曲といえば「大迷惑」「すばらしい日々」でしょうし、
個人的に一番好きな曲は「働く男」です
実際に「働く男」を取り上げることも考えていました


上記3曲は、どれも楽曲としてよく出来ていると思います
しかもどれも全然違う曲風で、
その点も彼らの音楽の幅広さをうかがわせると思います
彼らは当時のバンドブームの中でも、
楽曲のセンスは群を抜いていた感がありますし、
演奏も売りに出来るバンドでした


しかし彼らの最大の魅力ってなんだろうかと考えた時、
「良い曲を作る」とか「演奏がうまい」とかじゃないと思うのです
おそらくそこらへんの要素はこなして当然の前提で、
彼らが最終的に目指したものはさらにその先の、
聞いている者を楽しませるところにあったんだと思っています


もっとも彼らも最初からその境地には達していませんでした
初期のアルバム2作も、当時の楽曲としてはよくできていて、
私の好きな曲もかなりあります
ただ、良い曲を作って演奏することに精一杯だった時期ともいえ、
その意味でこの頃のユニコーンは、
まだ普通のバンドの一つだったといえます


たとえばデビューアルバム収録の「Maybe Blue」という曲があります
ファンの間でも人気の曲で、私も大好きです
これが今回のツアーで演奏され、ファンの間で話題です
というのもこの曲は作曲者の奥田民生さん自身が嫌っていて、
売れてからはほとんど演奏されなくなっていたからです


いかにも若い時に作った、真正面から熱い思いをぶつけた曲ですが、
目指している音楽性が変わった後だと、
その若さが恥ずかしく思えるのでしょう


彼らが新境地を開拓するのは三作目「服部」からで、
本作でユニコーンはブレイクします
有名な「大迷惑」も、本作に収録されています
個人的に一番好きなアルバムは、4thアルバム「ケダモノの嵐」ですが、
この頃の彼らの特徴は、とにかく内容が多彩という点につきます
ハードロックもポップスもあり、ウクレレやオーケストラもあり、
名バラードも多いです


たとえば「服部」の楽曲を簡単に見てみると、
1曲目「ハッタリ」は、
オーケストラ演奏によるユニコーン楽曲のメドレー、
2曲目「ジゴロ」は、
「俺はジゴロ〜」と10歳の子供が歌う和やかな楽曲、
3曲目「服部」でやっとユニコーンの曲になります
こちらはギターの効いたかっこいいハードロックの楽曲です


4曲目「おかしな二人」、曲はポップ的要素の強いロックですが、
奥田民生さんが女性役の歌詞を歌います
ダメ男から離れられない女性の気持ちを歌ったものです
5曲目「ペーター」はベースのEBIさんの作詞・作曲・歌で、
それまでのお祭り騒ぎっぽい楽曲群の後、
雰囲気を一転させる暗い雰囲気のバラードとなっています
これに続く6・7曲目が「パパは金持ち」「君達は天使」になります


他にもシングル曲「大迷惑」「デーゲーム」など、様々な楽曲が入っています
特に「人生は上々だ」は、ホモの一生を歌うというすごい歌詞で、
キーボードの阿部義晴さんが初めてボーカルを取った曲です
曲はどんどんスピードアップして、終盤には阿部さんの歌も絶叫に近くなり、
老人になった主人公が美少年の上で腹上死して曲が終わります
ライブでもこの曲は意味不明のテンションで演奏されますが、
映像はyoutubeとかにたくさん転がっているので是非御一見下さい


こんな感じで、「服部」にはホントいろんな曲が入っているんですが、
全体として聞くとそれらが一つの世界を作っており、実に見事です
「音の博覧会」のコンセプトで作られたTMNの「EXPO」について、
私の評価がイマイチなのは、
「博覧会」的アルバムとしてはユニコーンの方がうまく作っていた、
ということもあります


彼らの魅力としてはもう一個、
お遊びのセンスが実に良いという点があります
たとえば「服部」というアルバムタイトル、
なんで「服部」なのかいまだに分からないんですが、
(「服部」で「はっとり」と読ませるのがロックだとのことですが…意味不明です)
アルバムジャケットも謎です


下に商品のリンクを貼っておきますが、
ジャケはメンバーではなく、お爺さんの顔のアップになっております
この人が服部さんなのかと思いきや、
「第五区七番組副組頭中村福太郎」(後に組頭に昇進)という方で、
別に服部さんではないそうです
結局よく分からないんですが、すごいインパクトのあるジャケでした
しかもこのアルバム、初回限定で巾着袋付き版があったんですが、
その特典、何?


ただ一応全国の服部さんへの配慮もあったようで、
ツアーで服部姓の方をライブに無料招待という企画も行なっていました
会場内に服部さんエリアが設けられていたようです


こういうどうでも良さを演出するセンス、実に素晴らしいと思います
ライブでもどうでもいい演出が色々と設けられましたが、
こういう脱力あふれる企画は、
狙ってもなかなかできることじゃないと思います


後に阿部さんは氣志團をプロデュースしてブレイクさせますが、
これも基本的には同様の「どうでもよさ」の演出が成功した例と思います
民生さんが関わったPUFFYの「ゆるさ」も同様でしょう
「どうでもいい」「ゆるい」と書くとマイナス評価っぽいんですが、
見ている者に余裕を見せ安心感を与える演出といえば良いでしょうか
暑苦しい押し付けがましさがないともいえるでしょう


もちろん彼らは、適当に手を抜いていたわけではなく、
ライブの演出も含め、
実際には大変な努力をしていることは間違いないです
ただそうしたことを表面に出して、
最先端の技術を駆使したとか、体力の限界まで突っ走るとか、
そういうことをあえてアピールしなかったということでしょう


以前見たどこかのサイトで、
「ユニコーンは才能の無駄遣いをしている感じがして好きじゃなかった」
とか書いてあったんですが、
好き嫌いはともかく、その評価自体は彼らの期待通りだと思います
1993年、「オールナイトニッポン」特番で解散発表した時ですら、
番組内のトークは全然悲壮感を漂わせず、
その意味で彼らは最後まで「ゆるさ」を演じきりました


彼らの魅力を以上のように理解すると、
「パパは金持ち」「君達は天使」はまさに適役かなと思いました
まずこの曲、曲名からしてファンをなめているようにしか思えません
なんですか「パパは金持ち」って!


歌詞は好きな娘を口説こうとする息子が、
金持ちのパパに相談するという内容で、
サビは「そうパパは金持ち パパはお金持ち」です
ひでぇ…


しかも途中からサビに女性コーラスが入りますが、
これがプリンセス・プリンセスの奥居香とPSY・SのCHAKAという豪華ぶりです
ゲスト無駄遣いしすぎだろ!


曲も歌も、最初はゆるさ満点の始まりですが、
曲が進むにつれて脈絡もなくサンバ調の音が加わり、
変な盛り上がりを見せていきます


その中で、各メンバーの見せ場ももうけられます
民生さんが「EBIショー!」「阿部ショー!」とメンバーの名前を出し、
各メンバーのソロ演奏を披露する時間となります
ライブでの盛り上げところでしょうが、なぜそれをこの曲で…


そしてこれに直接続く「君達は天使」も、
民生の絶叫も含めて盛り上げてくれます
まるでお祭りで、よく出来た曲と思うんですが、
それなのに歌詞やタイトルが…


何よりも不可解なのが、この曲なんかでPVを作っていることです
「服部」曲でPVが作られたのは、
なぜか坂上二郎が歌うシングル版「デーゲーム」(ユニコーンメンバーも一応観客役で出演)の他は、
先行シングルの「大迷惑」「パパは金持ち」「君達は天使」だけです
実際に当時テレビ番組でもこの2曲を演奏していました


つまりこの2曲は、当時アルバムの顔だったっぽいです
普通ならアピールポイントが絶対おかしいと思うのですが、
こういうところを見極めるところがセンスの良さなんだろうと思います


それともう一点、「大迷惑」についてもちょっと触れておきます
この曲は彼らを有名にした代表曲です
バイオリンも交えた激しいイントロで始まり、
勢いのある歌が終始続きます


PVではオーケストラの楽団をバックに民生さんが絶叫を続け、
最後はステージ上で倒れてしまいます
圧倒されるほどの勢いの良さは、確かに名曲と呼んで良いと思います
そしてこの曲では、彼らは歌詞でも一発狙っていました
主人公が単身赴任を命じられた新婚サラリーマンという点です


当時のバンドブームでは、支持層が中高生だったこともあり、
基本的に中高生の立場で中高生の共感を狙ったものが主流でした
その中でよく出るモチーフに、
子供を圧迫する大人、理解しない大人、汚い大人に対する批判というのがありました
典型的なパターンとしては、
中高生に対して抑え付けられた感情の吐露や自由を求めた行動を促す歌詞が多く、
TM NETWORKの歌詞もその一つでした


これに対して「大迷惑」は、
学生時代を終えて労働者になった人の立場の歌詞です
これは安易に中高生の代弁者のふりをしようとするバンドブームへの一つのアンチテーゼでもあるのでしょう
ユニコーンは以後もこの路線を続け、
「働く男」「PTA」「ブルース」などを、
シングルやシングルカップリング曲としてリリースします


ただこの路線は彼らのイメージを固定させてしまった側面もありそうです
1991年、5thアルバム「ヒゲとボイン」は先行シングルなしでリリースされ、
翌月にタイトルチューン「ヒゲとボイン」がシングルカットされました
会社勤めの男が社長に彼女を奪われる歌詞で、
一連のサラリーマンソングに位置づけられるものです
シンセソロのイントロは大変印象的で、
曲もポップで歌詞もユーモアに富み、今でも人気曲の一つと思います


ただアルバムは全体として肩の力が抜けた作品で、
勢いのあるロック曲やアピール力のあるポップな楽曲は多くありません
その中でタイトルチューンの「ヒゲとボイン」は明らかに色が異なります
たぶんTMでいえば「CAROL」「Come On Everybody」のように、
セールス面を考慮して意図的に入れた売れ線曲だったのでしょう


しかしこの頃の彼らの関心は、
すでに別方向に向かおうとしていたように感じます
たとえば本作には「風」「風U」という曲があります
どちらもアコギとアコーディオンだけで作られたゆるい曲です
「風」の全歌詞は、
「明日は8時におきて公園をジョギングして部屋のそうじのあとは区役所に行くもんね」
「風U」の全歌詞は、
「朝9時にむりやり起きたら雨が降ってるじゃないか予定は明日にして僕は床についた」
というものです


半ば冗談で作った曲なんでしょうが、
この雰囲気、「ヒゲとボイン」全体を象徴していると思います
本アルバムで評価の高い作品として「開店休業」がありますが、
やはり似た世界観です


彼らは「ヒゲとボイン」をリリースする時も、
「前のアルバム聞いたら、勢いあるなあって思った」とか言ってまして、
逆に言えばこの時はそういうアルバムは目指していなかったように思われます
それにもかかわらず、アルバムの顔として「ヒゲとボイン」のような曲を作らざるをえなかったのは、
彼ら自身の目指すものとアーティストイメージの乖離を物語ります


「ヒゲとボイン」以後彼らが目指した方向って、
結局なんだったんだろうと考えてみるに、
極論すると「脱ロック」だったんじゃないかと思います
この場合の「ロック」とは音楽ジャンルではなく、
音楽のバックグラウンドになる精神についていっています


つまりロックって、
結局現状に対する不満や不安を吐き出したり、
現状の不条理さを告発したりして、
それを音楽の形でぶつけるものだと思うのです
この点で言えば、中高生向けに自己解放を促す楽曲も、
サラリーマンの悲劇を歌った楽曲も、
精神面ではロックの範疇で見て良いのだと思います
TM NETWORKの「Seven Days War」だって、
中二病といわれようが(むしろ中二病だからこそ)立派なロックだと思います


しかし「ヒゲとボイン」以後の彼らの作品の歌詞世界では、
基本的に現状が、望ましいものもそうでないものも含めて、
ありのままに受け入れられているように見えます
今起こっていることを前提として生きて行くという姿勢です


たぶんその転換は、
1990年のアルバム3ヶ月連続リリースという謎の企画の後、
翌年のシングル「ブルース」のリリースから始まっています
主人公はやはり労働者で、サラリーマンソングの一つですが、
上司や会社への不満を垂れるわけではなく、
労働の日々を受け入れ、「さんざん働くぜ親方」と歌い上げる点で、
基本的に目の前の現状を生きる男の歌となっています


彼らがサラリーマンソングから脱却するのは1992〜93年で、
名曲「雪の降る町」「すばらしい日々」をリリースしますが、
これらもやはり現状肯定の感覚で作られていると言って良いと思います
「すばらしい日々」の歌詞を抜粋しておきます
僕らは離ればなれ たまに会っても話題がない
いっしょにいたいけれど とにかく時間がたりない
人がいないとこに行こう 休みがとれたら
いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった
暗い話にばかり やたらくわしくなったもんだ
それぞれ二人忙しく汗かいて
すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける


しかし両曲を収めた「SPRINGMAN」リリースの前に、
リーダーの川西さんがユニコーンを脱退してしまいます
理由は音楽性の違いという曖昧な事情以外によく分かりませんが、
この頃の方向性の転換に少なからぬ葛藤があったことは確かでしょう


結局本作を最後にユニコーンは解散して、メンバーはソロ活動に移りますが、
末期ユニコーンの方向性をもっとも体現していたのは民生さんでした
おそらく音楽面での転換を主導したのは民生さんだったのでしょう


1995年の民生さんが、ソロで大成功を収めたのは周知の事実ですが、
それは末期ユニコーンの目指したものが、
音楽史的動向から見ても決して誤った判断ではなかったことを示しています
80年代バンドブームで現れたバンドの中で、
90年代に対応できる可能性をもった数少ないバンドが、
彼らだったのではないでしょうか


ユニコーンは2009年に再結成し、
バンドブーム期の再結成組の中ではもっともうまくやっていると思います
きっとこれからもマイペースで、
ゆるく楽しませてくれる活動を続けてくれると思います


今回は特に書きたかったユニコーン話なので長くなりました
次回は通常更新を行ないます


服部
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MyFavourites06 ダズリングスープ (Shakalabbits、2006年)

2011/06/11 01:02
Roots of the Treeによると、
最近木根さんがよくコラボライブをやっている神谷えりさんと一緒に、
eri kamiya meets naoto kine名義で、
6/22に4曲入りミニアルバム「Love Stories」をリリースするようです
iTunes限定で、CDはないみたいですね


また小室さんが先月出演したチャリティイベント「Friend's Whistle! Act for Tomorrow!」
第二段が7/18、東京国際フォーラムで開催されるそうです
二部構成で、小室さんも第一部に出演するとのことです
(第二部は韓流アイドルイベント)
小室さんは「Digitalian is eating breakfast 2」の曲と、
前回発表したイベント曲「Always be there」を披露するのでしょうか


また以前小室さんのTwitterで打診がされていましたが、
6/13に小室さんがDOMMUNE BRODJとして出演するそうです
まだ詳細は発表されていませんが、
今週中にDOMMUNEのサイトで発表するとのこと
こういうところから声がかかるってのは嬉しいですね


その一方で、イーミュージックプロデューサーの笹原は、
6/8に小室さんを刑事告訴したとかTwitterで言っています
小室さんが執行猶予中という立場(再度罪を犯したら収監)も利用して、
これをネタに示談金を脅し取るつもりなんでしょう


小室さん、350万円くらい借りたら1億5000万返せと言われたみたいですし
かなりふっかけられているんだと思います
告訴は受理されないと思いますが、本当にウザイ連中です
参考までに、飯田橋総合行政書士事務所ウェブサイトの「刑事告訴・告発に関する基礎知識」
正直、警察署や労働基準監督署などは刑事告訴・刑事告発に積極的ではありません。
一度受理をすると一定期間に捜査等を行う義務や検察官へ書類を提出する義務を負いますし、証拠がよほど完備されていないと不十分で捜査が無駄になることも多いためであろうと思われます。
(中略)
実際、刑事事件とするほどの内容でないものを、示談交渉を有利に進めるための手段として利用されることも多く、示談の成立や慰謝料の支払いによって告訴が捜査途中で取り下げられることもあり、そうなれば、時間や労力が無駄に終わってしまうケースが多いのも、受理したがらない要因のひとつになっていると思われます。


それよりも、先々月に判決出ているんだから、
早くイーミュージック旧社員に給料を支払ってあげてほしいです
ではおまけコーナーに入ります

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前回のMyFavouritesでは、
男性バンド+女性ボーカルの古典的グループとしてレベッカを取り上げました
この手のバンドはレベッカ解散後も、いくつか結成されています


その中でおそらく今まで一番成功したのはJudy And Maryでしょうが、
今回は現役のバンドとして、Shakalabbitsを取り上げたいと思います
TMファンで反応する方がいないことは覚悟(?)の上です!


2000年代前半、青春パンクブームってのがありました
(今はこの言い方は聞かなくなりましたが)
私はこれにはあまり興味を感じませんでした
テレビで曲が流れていて、勢いあるなーと思って少し関心持っても、
アルバム単位で聞くと大した魅力を感じないケースが多かった気がします


それはたぶん世代の問題で、
私がすでに青春とか言っている年じゃなかったから当然なんですが、
年を取った爺婆には聞けない代物がかなり混じってたことも事実と思います


で、当時の私は、今回取り上げるShakalabbitsもそれらの一つと考え、
中高生ファン限定の勢いだけのバンドとして勝手に認定していました
彼らはインディーズ時代から注目されていて、
2002年のメジャーデビュー直後には、
後にブレイクする175Rとのコラボシングル「Stand By You!」も出しています
その後も「Monster Tree」などで、結構ヒットチャートにも登場していたんですが、
私は全然眼中にありませんでした


ところがある日、テレビでたまたま流れたPVが目に止まりました
あれ?何このかっこいいやつ?
そう思って注意して曲名とバンド名を見たら、
Shakalabbitsの「ダズリングスープ」でした


勢いで盛り上げるだけじゃない、趣きのある楽曲と歌、そしてアレンジ
すごい雰囲気のある映像
こいつはもしや、結構いけるかも?と思って、
アルバム「嘘を混ぜ込んだ真実のスープ」を聞いてみると…


ごめん! 偏見で判断していました!


先行シングル「ダズリングスープ」だけじゃありません
アルバム全体として、実によく作られた作品なんです
つうか、そもそもパンクバンドというのすら思い込みでした
他の作品も含めて、基本的にはロックバンドで、
曲によってパンクとかスカとか、キュートなポップ風楽曲とか、
いろんなのを手がけることができる多才な方々です


もっとも彼らが一番売れていたメジャーデビュー当初には、
ノリの良い売れ線の楽曲が推され、それで有名になりました
(ちなみにこの頃の曲がダメというわけではなく、
 シングルでは「Pivot」などはよく出来ていると思います)
しかし早くもメジャー2枚目のアルバム「Crimson Square」では、
より落ち着いた大人の雰囲気の楽曲も目立つようになります


そして3rdアルバム「嘘を混ぜ込んだ真実のスープ」では、
20代に対応したロックバンドへの変身が完了した印象です
というよりも、むしろ彼らの本来の姿はこっちだったのかもしれません
今回取り上げた「ダズリングスープ」は、
本作に収録されたリードシングルです


歌詞はボーカルのUKI、曲はドラムのMAHです
歌詞は曲とともに幻想的な雰囲気を出していますが、
けっしてニヒリスティックな内容ではなく、
息の詰まる日常と、それを乗り越えようとする意志を歌っています
最後の箇所では曲調が一挙に勢い付きますが、
これはその意志の強さを表現しているのでしょう

優雅なキャンドル 蛍光色のジェリー バスタブにとろけるわ
まるでインチキなネクロマンシー 未来妄想 宴に酔い
溢れた矛盾に攫われ ふやける体

本日もチューブに揺られ向かう戦地 窮屈なジャングルジム
操作された微笑み交わして 無理難題 飲み込めど
嘆いた破片が剔(えぐ)る胸 そっと引き抜いて

目眩(めくるめ)く 否 散々なアイロニー
すり抜けてゆけ 生きた感触を放て


ちなみに「ダズリング(dazzling)」は、
「きらめく、まばゆい」あるいは「惑わす、幻惑させる」という意味ですが、
歌詞中で「目眩く」というフレーズがあり、
これの訳語と思われます


2番にはアルバムタイトルの「嘘を混ぜ込んだ真実のスープ」のフレーズもあり、
「ダズリングスープ」とはその言い換えのようです
つまりアルバムには真実の中に嘘を混ぜ込んだ音が詰め込まれており、
それが「目眩く」内容となっているということなのでしょう


個人的にはこの次のアルバム「SHAKAKLABBITS」収録の
「グルーチョマルクス公園」が鳥肌モノです
ライブ映像を張っておきますね
かっこいいよUKI…
ちなみにTMファンには少し馴染みのあるトーキングモジュレータを使っています


彼らはインディーズ時代も含めるとデビュー10年を超え(2000年1stシングル)、
すでにベテランバンドというべきかもしれません
CDの売上は漸減しながらも、相変わらず精力的なライブ活動を続けていますし、
ライブではファンも熱い方々が多い印象です


去年はアルバム「Phasemeter Trippin' Bug Shake」をリリースし、
今年4月にかけて全国ツアーをしていました
その熱いファイナル公演はネットニュースでも取り上げられました
きっと今後も、継続的に活動していくことと思います
もしも彼らがこんな曲もやる人たちだと知って興味を持たれ方がいらっしゃったら、
ちょっとCDなんかも聞いてみて下さいね


嘘を混ぜ込んだ真実のスープ
エクセルキュー
2007-03-07
SHAKALABBITS
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MyFavourites05 Monotone Boy (レベッカ、1987年)

2011/05/21 02:49
小室さん(哲哉)がゲストだった5/15の「小室みつ子のGet Wild」
大変楽しい番組でした
相変わらずのみつ子さんの進行役の腕前(笑)のためにグダグダ状態で、
小室さんも昔からの友だちと一緒に雑談をしているような感じになっていました
小室さんが人に突っ込んだり、フォローしたりするなど、
すごいレアなシーンを見ることができました


最後にはセッションライブもありました
「Get Wild」「Carry On」は予想通りでしたが、
他に小室さんのシンセのみでの「Seven Days War」インストや、
みつ子さんボーカル付きでの「Music Survives」「THX A LOT」も演奏しました
普段は2曲程度ですが、小室さんゲストということで多めにやったんでしょうね


特に「Carry On」… 歌う小室さんをライブで見れましたよ!
歌詞が書いてある紙を手に持ちながら歌うのは、どうにかならなかったかと思いますが、
ともかく嬉しかったです


「Get Wild」はリズムマシン無しで、
小室さんの不安定かつ高速bpmでのキーボード演奏のみで、
みつ子さんが歌いました
この困難な条件のため、みつ子さんの歌は演奏からずれてしまい、
小室さんがその場でみつ子さんの歌に合わせて演奏の方を合わせたりしてました


さらに演奏が終わってからは、マイクにリバーブをかけ忘れていたことも判明し、
みつ子さんが超ショック状態になったため、
小室さんの配慮でもう一回やることになりました
(小室さんの演奏は、一回目とアレンジも速さも変わっていました)
つまり実際のライブ演奏は6曲となりました
もう普通のミニライブの曲数ですよね(笑


みつ子さんはもう一個、よりによって最後の曲でも失敗しました
「THX A LOT」では、間奏の後に歌に入るところで、
みつ子さんがうっかり歌に入りそこねてしまい、
小室さんが演奏しながら手を振って、
「サンハイ」という感じで歌に入るところを指示したりとかしていました
終わった後は、小室さんがみつ子さんをなぐさめたり落としたり…


そんなこんなで、本来2時間番組だったはずが、なんと3時間半!
いや、これは演奏曲のせいじゃないですよね
まあ、それだけ時間を忘れるほど、当人たちも楽しかったのでしょう
いろんな意味で伝説になる内容だったと思います


ただ小室さんは出演の後作曲の仕事があり、
ひろゆきさんは飛行機で移動しないといけなかったため、
結構大変だったみたいです
小室さんは、演奏が終わったら則逃げしますと言っていて、
本当に番組終了前にいなくなっちゃいました


それと小室さん、視聴者からの「TMは?」という質問に対し、
3人のタイミングが合えば必ずやると答えていました
つまりやるメドは立っていないということなんでしょうが、
それでも本人は念頭にあるのだと思います
ウツが8月から10月までのソロツアーを発表しましたし、
年末まではTMは無さそうですが、早く実現して欲しいですね


この時の放送の内容は、BARKSにも記事が出ています
写真もありますし、見ていない方は是非ご一読下さい


あと前回とりあげたイーミュージックの脅迫の件について、具体的な内容が分かりました
笹原によれば、2007年5月に木村某が小室さんのマネージャーを名乗る荒木某をつれてきて、
小室さんの「著作権権利」購入を持ちかけてきたことがあり(Twitterその1)、
その件で5/13に佐藤弁護士に接触したようです(Twitterその2


この荒木某とはイーミュージック初代代表荒木和弘で、
木村某とは小室事件主犯格の木村隆か、
逮捕直前の小室さんをマネージメントしていた木村総一郎でしょうか
ここをつっつくといろいろうさんくさいものに気付いたりするんですが、
今回はこれは置いておきます


これってたぶん、イーミュージック設立時の原盤製作・譲契の契約の件ですね
しかし実際にはavexで制作した音源の原盤権はavexが、
SONYで制作した音源の原盤権はSONYが持っているわけで、
仮に小室さんが過去音源の原盤権をイーミュージックに譲ると言ったところで、
実際に原盤権を持っているところがそれを手放すいわれはないはずです


笹原Twitterが丁寧な文面で書かれているのは、
TMファン(私じゃないです)の非難にうんざりしたためのようですが、
一方でイーミュージックの方は、
松浦さんに対して露骨に以下のような脅迫を行なっています
聞いたよ。告訴しないと思ってるの?吹けば飛ぶような業界人という立場を気付かない?僕らは異業種だよ。

「異業種」ですか…
表向きにはavexと同じ音楽関係の会社ということになっているんですけど、
自ら公言しちゃいましたね
どんだけバカなんですか、こいつら


イーミュージックの脅迫文を見る限り、
avexはイーミュージックを放置しているように見えます
実際には法的に問題になりえないレベルのやっかみなのでしょう
このまま、まつはしともの新曲とやらも商品化されず、
事態が沈静化することを望みます


さて、今回はおまけの回です

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今回取り上げるのはレベッカです
まずは全盛期NOKKOの声量とライブパフォーマンスに圧倒されて下さい
TM NETWORKと同じ1980年代のバンドですが、
実はMyFavouritesコーナーで80年代を取り上げるのって初めてですね


なぜ今回レベッカかといえば、
ちょうど本編でT.UTU with The Bandで土橋さんの話題が出たことだし、
今じゃないと取り上げるタイミングはなくなるだろうな…
ということです


レベッカは全盛期がTMよりも少し早かったですし、
ファン層もあまりかぶっていないためか、
指摘されたのを見たことがないのですが、
実はデビューがTMと同じ1984年4月21日です


レーベルはCBS SONYで、別レーベルではありますが、
TMと同じSONYグループです
あくまでもロックバンドではありましたが、シンセもかなり目立っており、
ロックとシンセの共存という点も、TMとの共通点といえるかもしれません
リミックスアルバムやベスト版がやたら多いのも似ています


デビュー当初セールス面で振るわなかった点もTMと共通しますが、
1985年のメンバー変更により、
リーダー・作曲がキーボードの土橋安騎夫さんになってから、
ロック色の強い曲調から、キュートさ・ポップさを前面に出した曲調になり、
彼らの音楽はより広く受け入れられるようになっていきます


彼らはブレイク前から熱いライブでも注目されていたようですが、
この年10月にドラマタイアップを付けた「フレンズ」を大ヒットさせます
この3ヶ月後、
同じくドラマタイアップ付きの渡辺美里「My Revolution」が大ヒットし、
作曲家小室哲哉が注目されるきっかけになったことを考えると、
小室さんの動向はレベッカの少し後を追っている印象もあります


「フレンズ」を含む「REBECCA W」は当時95.6万枚を売りました
セールスが1985年度・86年度にまたがったため1986年度アルバム3位に終わりましたが、
総合売上で見れば実質的に86年度の1位相当の数字でして、
TMの最大のヒット作「CAROL」(66万枚)をはるかに上回ります


ただし「CAROL」も当時のバンドブーム期の中ではかなりの記録で、
BOOWYやThe Blue Heartsも、
オリジナルアルバムで現役時代にこれほどの数字は出していません
このことを考えれば、「CAROL」を上回るレベッカの数字のすごさは分かると思います
(90年代になるとPrincess PrincessやXがオリジナルでミリオンを出しますが)


ましてや80年代半ばといえばCD・レコード売上の低迷期でしたから、
その中でのこの数字は、業界的にはかなり衝撃的だったはずです
80年代後半のバンドブームの主役となったのは、
80年代前半から地道に活動していたミュージシャンたちでしたが、
そのバンドブームの引き金は実質的に彼らだったと言っても良いでしょう


一般にバンドブームの火付け役として挙げられるのはBOOWYですが、
この点では後の影響力と現在の支持者の規模の差のため、
レベッカが正当な評価を受けられていない気がします


彼らの活動はTMの活動にも影響していたかもしれないと思っています
TMが1986年を境にライブを意識した音作り・活動を始める前提として、
公式にはしばしばBruce Springsteenの来日や尾崎豊の影響が挙げられます
しかし両者の音と1986年のTMの間にはあまりにも差がありすぎます


小室さんは1986年の方針を考えるため、
「Dragon The Festival Tour」が終わった1985年末頃、
一人旅をしたといいますが、
この時はまさにレベッカが商業的に大成功を収めていた時でした
彼らがライブに積極的だったことを考えても、
1986年のTMの活動形態に関して意識していた可能性は十分にあると思います
(もちろんFUNKやダンスを取り込んだTMの音はレベッカとは別物でしたが)
実際に小室さんは、当時意識していたバンドとして、
BOOWYとともにレベッカを挙げています


ということで、私は歴史的に見てレベッカの位置は大変なものと思うのですが、
正直に言って、この頃のレベッカはあまり興味ありません
もちろん個人的な好みが前提の話ですが、
その前後のTM作品(「Childhood's End」「Gorilla」)と比べても、
TMの方が音の実験性も完成度も高いと思っています


ですがその後、1987〜88年頃のレベッカは、
ロック、あるいはポップス・キュートというだけでは括り切れない楽曲を、
次々と生み出します
その始まりとなったのが、本章で取り上げる「Monotone Boy」です
若い方で「フレンズ」しか知らないという方は、
別人の作曲と思われるかもしれませんが、両方土橋さんの作曲です


実は私が小学生の頃、この曲を歌うレベッカを「ザ・ベストテン」で見た時、
どう聞けば良いのかすら全然理解できず、
「なんだこりゃ?」と感じたのを覚えています
しかしその後ある時からこの曲の中毒性の虜になりました
ギターを派手にかき鳴らすのだけがロックというわけじゃないと教えてくれた曲です


この後には1989年まで、
「Nervous But Glamorous」「Moon」「One More Kiss」「Vanity Angel」
と、シングルをリリースしますが、どの作品も傑作です
ここらへんの楽曲では、NOKKOさんのボーカルにはセクシーさが、
歌詞には狂気が強調されるようになりますが、
そこらへんがたまりません


今回はこの時期のどの曲を取り上げるか悩みました
「Moon」「Vanity Angel」も考えたのですが、
結局「Monotone Boy」にしたのは、実はTMがらみです


実はこの曲、T.UTU with The Bandの「Live Water Dance」(1994年)で、
日替わり曲で演奏されていました
1993年の「Live Butterfly」ではTM曲が日替わりでしたが、
この時は土橋さんの曲が日替わりだったわけです
もっともこの部分はビデオ化されていません
たぶんウツが歌ったんだと思いますが… どんなんだったんでしょうか


ウツの話はともかくとして、
1980年代後半に邦楽界を沸かせたレベッカでしたが、
まもなくバンドブームの本格化によって、
レベッカを超える人気バンドが次々と現れます
その中でもレベッカを早く飛び越していったのがBOOWYとTMでした


一方でレベッカは「Rebecca W」期のポップさを薄めて行くとともに、
売上も伸び悩むようになります
1989年の7thアルバム「Blond Saurus」は1位を獲得したものの47.4万枚の売上で、
1987年の6thアルバム「Poison」の63万枚から見ると3/4程度となりました
「Poison」は1988年度年間7位、「Blond Saurus」は年間21位で、
この点からも人気の低下は明らかです
バンドブームの最中で人気バンドの勢力交替が起こっていたわけです


この後のレベッカは原点回帰をアピールするためか、
ポップス的要素の強いシングルを2枚リリースしますが、
(ただその一枚「Super Girl」「Blond Saurus」からのリカット)
アルバムはリリースされず、1991年に解散してしまいます
そして土橋さんは、翌年T.UTU with The Bandの一員として、
ウツのアルバムのレコーディングやツアーに参加することになりました


このように末期の作品は、
ファンから見れば解散を控えた終末期ということになりますが、
(実際にNOKKOのテンションも微妙だったという説もあります)
私は「Blond Saurus」とその後のシングル「Little Rock」
いずれもかなりの良作と思っています
いいものを作っていたのにもったいないなぁ…というのが、当時の感想でした


なお今回は取り上げた「Monotone Boy」はオリジナル版未収録なので、
最後に置いておくリンクはベスト版にしておきますが、
オリジナルアルバムとしては「Poison」「Blond Saurus」を是非お勧めします


次回は通常記事の更新となりますが、
たぶん1週間での更新とはならず、少し間が空くと思います
2週間は空かないようにしますが、どうぞご了承下さい


SINGLES
キューンレコード
1993-11-21
レベッカ
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